よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2017年03月

携帯買い替えの時期?

2年間のローンを払い終えたし、そろそろAndroidのバージョンが古くて使い物にならなくなってきたのでスマホを買い換えようかなと思っているのですが、高いうえにどうせまた2、3年で買い換えるのかと思うとなんかもう凄い無駄な気がしてきます。中古の白ロムでもいいかなって。

なんか「MNP引き止めポイント」(通称コジキポイント)とかいうのをもらう術があるらしく、うまいことやればだいぶ値引きされますよと言われたけれどみんなが同じことやってたら通用しなくなるんじゃないのかなぁとかなんとか。

正直、ブラウジングとスマホゲーだけならオーバースペックもいいところだし、そんなたいそうな機種買わなくても良いかなぁと。

ずっと思ってるんですけど、携帯電話もPCみたいにカスタマイズというか、パーツとか選べるサービスがあったらいいのになぁ。

明日はプレミアム?

プレミアムフライデー第二回が明日に控えていますが、まったく何の変化もない……。というか、もう世間的に忘れ去られている気がします。キャンペーン展開するにしても、せめて1年くらいは続けてくれないとねぇ……。

というか、明日は普通にウルトラビジー状態で終電ギリとかになりそう。 お昼に抜け出して秋葉原いけたらいいけど、そんな時間もあるかどうか。

考えるだけで憂鬱です。あーあ、ヤダヤダ。矢田亜希子。

まあある種プレミアムなフライデーではありますけどね。 

朋有り、遠方より来たる。また楽しからずや。

昔やっていたネットゲームで知り合った友人(当時高校生)が大学を卒業し、就職でこっちにくることになったと連絡を受けました。かれこれ6、7年の付き合いになります。年齢差はあるけれど、ネット特有のボーダレスな感じでずっと続いている。

彼は北海道の育ちで、時々オフ会でこちらに来ているときに話はしていたのですが、就職先が私の職場の近くになるというのは何か面白いですね。

よく、ネットの繋がりは偽物だとか、逆にネットの付き合いをリアルにつなげるのは気持ち悪いという意見があり、私自身が古い人間で「ネット世界は怖い」という思想のもとに育った世代なのでそういう話が分からなくはないのですが、結局もういまの時代、ネット/リアルという二分法がすでに陳腐化しているし、人間関係の本質というのはネットだろうがリアルだろうが大差ないのではないかと思います。

むしろ、ある種のバーチャルなコミュニケーションに適応できない人間こそ形式主義的で「遅れて」いるという見方もできるのかな、と。

週末の飲み会が今から楽しみです。 

「道徳」教科書の検定の話。

またしょうもない話になりそうですが、見過ごすこともできない話なので少し。

 ▼「「道徳」教科書の初検定 8社すべてが一部修正し合格」(NHK NEWS WEB)

3月24日 16時06分
 
来年4月から評価を伴う「特別の教科」となる小学校の道徳の教科書に対する初めての検定が行われ、作成した8つの会社の教科書が、一部の記述を修正したうえで、すべて合格しました。
 
今回の教科書検定は、来年4月から評価を伴う「特別の教科」に格上げされる小学校の道徳が24点、高校の日本史など213点が対象となりました。

このうち、道徳は、作成した8つの会社すべてがいじめの問題を内容に盛り込み、一部の記述を修正したうえで合格となりました。

小学1年生のある教科書では、申請段階では、物語に友達の家のパン屋を登場させていましたが、「国や郷土を愛する態度」などを学ぶという観点で不適切だと意見がつけられ、教科書会社は「パン屋」を「和菓子屋」に修正しました。

これについて、教科書会社は「日本文化であることをわかりやすくするため和菓子屋に修正した」と話しています。

道徳の検定では「家族愛」や「生命の尊さ」など22の項目を国が盛り込むよう定めていて、教科書会社の中には、「家族愛」を記述するにあたり、母子家庭の増加など家族が多様化するなか、国が求める家族像とのバランスが難しかったと取材に答えたところもありました。

道徳教育に詳しい中央大学の池田賢市教授は「特定の家族像とか家族愛を取り上げて教えることは、実態とかけ離れていると言わざるをえない。学校現場では、道徳の教科書に書かれた価値観だけでなく、子どもの実態に即して教えるべきだ」と話していました。

一方、高校の「地理歴史」や「公民」の教科書に対しては、3年前から新たな検定基準が設けられ、通説が定まっていない事柄はそのことを明記するほか、政府の統一的な見解などがある場合はそれを取り上げるよう定めています。

今回、これに基づいてつけられた意見は合わせて11件ありました。このうち、1937年に中国・南京で起きた南京事件の犠牲者数について、4点の日本史の教科書に意見がつきました。

ある教科書では「死者の数は戦闘員を含めて、占領前後の数週間で少なくとも10数万人に達したと推定される」という記述に意見がつき、教科書会社は「おびただしい数の中国人を殺害し」と修正したうえで、犠牲者の数が諸説あることを盛り込んで合格しました。

また、関東大震災の混乱の中で殺害された中国人や朝鮮人の数も、日本史の2点の教科書で同様の意見がつきました。

さらに、島根県の竹島や沖縄県の尖閣諸島など領土に関する意見は20件に上り、いずれも政府の立場を説明させるなどの修正が行われました。

 
道徳教育と検定基準
道徳の教科化は、子どもたちの内心を評価することはできないなどの理由で、戦後一貫して見送られてきました。しかし、全国で深刻ないじめの問題が相次いだことや、ほかの教科と比べて軽んじられているなど、多くの課題が指摘されたことを受けて、今から2年前に教科化が決まりました。

小学校では、来年4月から今回、国が検定した教科書を使った授業が毎週1回行われ、子どもたちに対して記述式の評価が行われることになります。ただし、そこで行われた評価は入試では活用してはならないと定められています。

 
教科書に最近の話題や人物
今回、合格した教科書には、AI=人工知能についてや、お笑い芸人で芥川賞を受賞した又吉直樹さんの作品など、最近の話題や活躍した人物の記述も数多く盛り込まれています。

人工知能については、「倫理」のある教科書で1ページの特集が組まれ、どこまで人工知能に判断を委ねるべきかや、人間にしかできないことは何かを問いかけています。

英語の教科書でも、人工知能が搭載されたロボットが人間と戦うSFアクション映画の記述が掲載されました。

また、ことしで施行から70年を迎える憲法については、前回の検定よりも記述が大幅に増えました。ある「政治経済」の教科書では、憲法改正の論点などについて紹介しています。

このほか、「現代文」の教科書では、お笑い芸人の又吉直樹さんが芥川賞を受賞したことを紹介したものや、又吉さんが祖母との思い出をつづったエッセーを題材に盛り込んだものもあります。

また、道徳の教科書では、「夢を実現するためには」という見出しでプロ野球選手の大谷翔平選手が紹介されているほか、元AKB48の高橋みなみさんがいじめ問題に関して子どもたちに向けたメッセージが掲載されています。
 
文科相「質の高い授業を期待」
松野文部科学大臣は、「各学校において、今回の検定を経た教科書を活用して『考え、議論する』道徳を進めるなど、児童や生徒の興味・関心に応じた質の高い授業が展開されることを期待したい」とするコメントを発表しました。

言いたいことが大量にあるので、絞ります。

まず、「物語に友達の家のパン屋を登場させていましたが、「国や郷土を愛する態度」などを学ぶという観点で不適切だと意見がつけられ、教科書会社は「パン屋」を「和菓子屋」に修正」したという話。

もうね、アホかと。

こんな意見だす機関、潰してしまえ。

まず、パン屋がそもそも「国や郷土」と繋がっていないとなぜ言えるのか。地域に根ざして60年とかパン作り続けてきてるお店もあるだろうに、それは認めないんでしょうか。それにどういう理由でNGになったのか知りませんけど、西洋起源のものだからというのならスーツもいかんということになるんじゃないんですか。あと、英語教育とかも愛国的ではないですよね?

もちろんこれは「道徳」の科目内に限ったことなのでしょうが、それなら「道徳」の教科書内には横文字いっさいなし。登場人物はすべて和装にしてください。そこまでやるなら一貫しているけど、そこまでやるといかに馬鹿げた話かわかりますよね……。誰もツッコミ入れなかったのかよ。

戦中の「敵性語」教育と似ている。文科省は「道徳教育」の説明で「道徳科の評価で,特定の考え方を押しつけたり,入試で使用したりはしません。」などとしれっとのたまっていますが、こういうのが暗に思想統制になるわけですよ。

 ▼「道徳教育」(文部科学省)

というか、言説はどんな場合でも「特定の考え」を発することしかできません。完全にニュートラルな言説というのは存在しない。ですから、「特定の考え」を押し付けないためには、さまざまな視点を幅広く許容し、相対化の機会を与えなければなりません。そうしないことを「特定の考えを押し付け」るというわけで、パン屋は愛国的でないというのは押し付け以外の何者でもないと思いますよ。

(その意味では、歴史の教科書が「教科書会社は「おびただしい数の中国人を殺害し」と修正したうえで、犠牲者の数が諸説あることを盛り込んで合格」したというのは、賛否両論あるにしても複数の視点をきちんと載せることをよしとした、という意味で、ある程度良心的な対応であると思います。「南京大虐殺などなかった」というのも、「具体的に○万人殺した」というのも1つの立場、ものの見方であり、学生に材料をあたえて判断は本人に委ねることができるわけですから)

更に言えば、「道徳」が国や郷土を愛する心を養うのは結構ですが、そもそも論としてそれは狭い意味でのナショナリズムの涵養を意味するのではなく、「国際社会に生きる日本人としての自覚を養う」ことが目標であったはずです。

 ▼「現行学習指導要領・生きる力 第三章 道徳」(文部科学省)
 
ことばとしてはっきりと出てはきませんが、いわゆる「普遍的」な規範・規律の習得が意識されており、それはつまり、日本の固有の文化(としての道徳)が国際社会にも通用するある種の普遍性を持っているという確信に基づいてこの教科は設定されているはずです。

私自身はこのあたりのことをもう少しきちんと考えるべき(つまり、固有性と普遍性はほんとうに両立するのか、させていいのか、するのならどのようなかたちなのか)だと思うのですが、とりあえず日本的な道徳、愛国の精神というのはパン屋だと発揮できなくなるような了見の狭い閉鎖的なものなんですか? むしろ、西洋由来のものの中にもしっかりと根づいているような、そういう深い射程を持ったものであるし、だからこそ学校教育で「国際社会に生きる日本人としての自覚を身に付ける」ために学ぶ意義があるのではないでしょうか。

検定によってパン屋を和菓子屋に変えたというのは、形式にこだわるあまり「道徳」というものの本質を見失い、貶める愚行というしかなく、こういうことを平気でやってしまう連中のスジの悪さと、彼らが目指そうとしている「道徳」がひらかれた教育ではない、単なる視野の狭い閉鎖的ナショナリズムなのではないかという恐れでめまいがします。

まあ、こういう話に「言論統制だ!」みたいなことしか言わない人たちが多いのも問題なんですけどね。せめてもうちょっとちゃんと批判してほしい。中道右派みたいな人たちのほうが、よほどきちんとこの問題を捉えている(「愛国」ということの本質を考えている)のかなと、この件をめぐる議論を眺めていて思いました。

これで今後「公共」という科目ができますとか、ホントに日本の教育は大丈夫なんですかねぇ……。教育を政治とごっちゃにしてる気がしてならないんですけど。

寒の戻り。

昨日・今日と東京くっそ寒かった……。羽田あたりでは雪も降ったとかなんとか。26日は最高気温も8度と、都内は3月末とは思えない気温。

 ▼「寒の戻り…東京都心、最高気温は8・1度」(読売新聞オンライン)

 日本武道館のある北の丸公園周辺は、桜のつぼみがほころび始めているが、この日はあいにくの雨。冷たい春雨の中、傘を差したはかま姿の学生たちは、足元を気にしながら歩いていた。

 気象庁によると、26日の東京都心は気温が上がらず、最高気温は8・1度で、1月下旬並みだった。東京では21日に桜の開花宣言があったばかりだが、寒の戻りもあって開花は進んでいない。27日の関東甲信越は気温が上がらず雨か雪。28日以降は暖かくなる。

桜の開花も遅れているようで、うまくいけば入学式シーズンに満開になるかも。

このところ、卒業式に桜が咲いて入学式のころには葉桜という展開が多かったし、寒いのは勘弁してほしいですが、たまにゃぁ良いかもしれませんね。 

佐藤大輔さんが亡くなった話。

うーん、ショックです。

 ▼「佐藤大輔さん52歳=作家」(毎日新聞)

 佐藤大輔さん52歳(さとう・だいすけ=作家)22日、虚血性心疾患のため死去。葬儀は近親者で営んだ。仮想戦記作家として知られ、代表作に「征途」「レッドサンブラッククロス」「皇国の守護者」など。喪主は妹新名裕子(しんみょう・ゆうこ)さん。

佐藤先生は『皇国の守護者』とか『学園黙示録』が有名でしょうか。特に私は『皇国の守護者』が大好きだったので(コミカライズでゴタゴタありましたが)、未完のまま終わるのは非常に残念。いや、ご存命でも完結したかどうかは分かりませんけど、田中芳樹先生みたいな感じで続けて下さるのかなぁとか思っていたので。

こういうことがあると、やはり連載モノは、どれだけ遅筆でも面白ければいいというスタンスがゆらぎそう。早く完結させて欲しい。ハンターなんとかや、十二国なんとかも是非……。

ともあれ、謹んでお悔やみ申し上げます。 

黒の恐怖

バイオテロというか何というか……。

 ▼「ライブ会場でゴキブリ20匹まき散らす…男逮捕」(読売オンライン)

ライブ会場で20匹以上のゴキブリをまき散らしたとして、埼玉県警大宮署は23日、大阪府東大阪市鴻池徳庵町、飲食店従業員の男(33)を威力業務妨害容疑で逮捕した。

 発表によると、男は昨年8月28日夜、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開かれたアニメソングのライブ「アニメロサマーライブ2016」の観客席でゴキブリをまき散らし、運営者の業務を妨害した疑い。

 観客の目撃情報などから容疑者を特定。同アリーナで同じ日に開催されていた昆虫・爬虫はちゅう類のイベント会場でゴキブリが販売されており、そこで購入した可能性があるという。

 調べに対し、男は「ゴキブリをまきました」と容疑を認めており、同署で動機を調べている。

割りと洒落になってないですよね。ゴキブリだからよかった……のかどうなのか、被害を受けた人の心を慮るとよかったとも言いづらいのですが、集団で人がどうこうなるようなことはなかったのもの、本当に命に影響があるような危険物が撒かれていた可能性もあるわけで。

人が大量に集まる場所では常にそういう被害が起こりうるので、もはやいかんともしがたいというのが実情なのかもしれません。とはいえ、なんとか被害を抑える方法ってのは考えておく必要がありそうです。

持ち物チェックとか、お互い面倒でもきちんとしたほうが良いんでしょうね。 

2017年3月・月末エロゲー(前編)の日の話。

今日は月末……ではないのですが、ホントの月末が31日のせいか、エロゲーが前倒し的に大量に発売されました。来週もエロゲーの日があるので、「前編」ということで。

というか、月末金曜日が30日とか31日だとエロゲーの発売日が1週前倒しになることが多いのって、土日が銀行休みだからとかそういう理由なんでしょうか。

閑話休題、本日はまず、大正義クロシェットさんの『はるるみなもに!』 。

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さすがの予約数だったようで、ソフ1号館では「はるみな」だけすべてのフロアで予約引き換えが可能でした。久しぶりの別階引換。

昔は、月末金曜日のソフは5階(エロゲーフロア)だけでなく、3、6階でも予約引換が可能という運用だったのですが、最近は5階だけ、ということが増えました。不慣れな別フロアでの引換をしなくて済むようにレジ数を増やしたとか回転を上げる努力をした、ということもあるのかもしれませんが、予約引き換えに並ぶ人の数も減ってきた印象です。最近は9時頃に秋葉原についても、余裕で先頭集団列に並べますしね……。

まあそんな中、「全フロア」での引換を可能にしているというだけで、いかに「はるみな」が予約を集めているかうかがい知ることができます。これと絡んで、秋葉原のメロンブックス2号店は3/24の1日限定で深夜販売&早朝販売を実施しました。

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まああの狭い店内に大量の人が並んだらパンクするということなのでしょうが、そうなるくらいに予約が集まっていたのでしょう。げに恐るべきは乳袋……じゃなかった、クロシェットさん。

続いて、戯画さんの『フルキス』。

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前作が正直微妙だったので今回どうかなーという感じも抱きつつ、まあ戯画ってそういうブランドだしね、ということで予約。期待も不安も特にない、非常にフラットな心境です。たぶんいちばんにプレイする。なんだかんだでキスシリーズ皆勤賞です。

なお、購入者抽選の景品もイベント参加券も、両方外れました。こればっかりはしゃーないとはいえ悔しい。当選された方、楽しんでらしてください。

お次、『甘夏アドゥレセンス』(コンフィチュールソフト)。舌噛みそうなブランド名です。フランス語でジャムの意味だっけ。「甘い」ニュアンスなんでしょうか。

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「おっぱいには、青春でやりたいことのだいたいすべてがつまっている」というキャッチフレーズで、期待に胸がいっぱいになります。抽選はハズレ。凄い当選率高そうだったんですが……うーん、今日はホントダメ。

そして、恒例ソフトハウスキャラさんの『呪いの魔剣に闇憑き乙女』。

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『勇者砲』の時にも同じこと書いた気がしますが、メインCVに青山ゆかりさんがいません。時間かかりそうだしのんびりやります。目標、2ヶ月計画で……。

そして『神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。』。

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ぶっちゃけ『人気声優』のときにセット予約特典があったから予約した、というところでしたが、ゲーム紹介文を読んでいるとだんだんいろんなことが不安になってくるようなヤバい感じが非常に魅力的です。神様私を助けてプリーズ。

というところ。あかべぇ系、げーせん18はとうとう回避。『水葬銀貨のイストリア』は迷ったのですが、前作『紙の上の~』が世間の評判に反して私にはいまいちピンとこなかったので避けました。それでもまあ評判を聞いてから決めようかなと思っています。

それでは、来週もまだ月末エロゲーの日「後編」が残っておりますが、ひとまずみなさま快適なエロゲーライフを。 

時代は無料

パワプロ、2017に無料アップデートなのか……。

 ▼「【今週の週刊ファミ通】『実況パワフルプロ野球2016』の選手データが2017年シーズン版に!(2017年3月23日発売号)」(ファミ通.com)

2017年4月27日に無料配信される予定の2017年版シーズンデータや、今後追加が予定されている新モードの情報をお伝えする。さらに、制作チームへの一問一答では、今後のシリーズ展開についても明かされる!

嬉しい反面、無料にしちゃうと今後のシリーズは出ないんじゃないかとか心配になってきます。WBCも盛り上がったし、野球ゲームの砦として頑張って欲しいところですが。
 

音と助詞

何か決まった結論を持って書き始めたわけではないのですが、ちょっとおもしろいというか、驚いたことがあったので。

先日、聴覚障害の方と「話す」機会がありました。手話ではなく(多少手話も学んではいるのですが実用レベルではない)、チャットです。ただ、その時彼が、「うまく書けないかもしれないので、日本語がおかしくても許して欲しい」というようなメンションを最初に飛ばしてきたんです。(なお、今回記事にするにあたってご本人の許諾は得ています。念のため)

んで、「あれ?」と思ったわけです。耳が聞こえないのは文字が読めないのとは違います。なぜ、日本語の心配をするのかな、と。そう訊ねると、「聴覚障害の症例の中には、助詞がうまく使えない場合があるんです」というお返事。

その後の会話で特に問題は感じなかったこともありその時は流したものの、気になって調べていると日本音声言語協会で面白い論文を見つけました。

 ▼「聴覚障害児における格助詞の誤用 ―言語学的説明の試み―」(J-STAGE)

PDFで本文が閲覧できます。

聴覚障害をもつ子供が統語的側面に問題をもつことは従来から多くの研究によって指摘されてきた。特に、日本語を母語とする聴覚障害児が文理解や発話の際に格助詞を正しく使用できない傾向があることは古くから知られている

のだそうで、全然知りませんでした……。文字が読めるんだから格助詞もお手の物かと。

調査の対象は児童ですが、具体例として、

 ・男の人がサッカー「で」やっています。

 ・お母さんが男の人「に」褒めた。

のような 例があがっています。論文では、特に聴覚障害を持つ児童が苦手とする助詞の傾向を分析し、文章の構成でどのような意味構造をとり損ねているのか、という検証を行っていますが、細かい話は私の手に余るので省きます。

ただ、文章というのは単に「文字」として読んでいるようでも、音として入ってくることがなければ認識できないことがある、というのは驚きでした。しかし言われてみるとたしかに、私たちは助詞やら何やらをほぼ難なく使いこなしているけれど、その助詞を使う根拠として意味を考えることはほぼ無く、慣れで処理している気がします。そして、その慣れのもとは、常日頃の会話なのかなと。

そうしてみると、論理的には飛躍した話になりますけれど、私たちは日本語を、ただ書くだけでなく声に出して読んだり、あるいは誰かが読んでいるのを聞いたりすることにも大きな意味があるのかもしれないし、読んでみて/聞いてみてはじめて分かることもあるのかな、と。

つまり、エロゲーをやるときには、ただテキストを読むだけでなくちゃんと音声もONにしてスキップせずにプレイすべきなのではないかと、まあそんなことを考えたのでした。(ひどいオチ)
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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