よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2016年11月

『狼の口』が終わった話。

久慈光久先生の漫画『狼の口』最終巻が発売されていましたので購入。

wolfsmunt8

非常に満足です。スイス連邦の独立と、それにまつわるハプスブルク家と農民たちとの確執を描いており、血なまぐさい独立戦争が舞台。案の定全巻通してバタバタ人が死に、残虐グロ描写が飛び交う漫画でしたが、それにふさわしいカタルシスを得られました。

もちろん、細かな不満はあります。

ラスボスにあたる公弟レオポルトの出番が遅く、ほとんどスポットライトがあたらなかったためヴォルフラムに比べて迫力不足だったこと。

一応主人公らしき人物はいるもののひとりの卓越した人物による英雄譚という体裁ではないので、テーマは伝わってくるけれど感情移入がしづらいこと(エンターテインメントというよりは史書を読んでいる感覚になってしまう)。その割に「主役」であるモルガルテン同盟側の主要人物のほとんどがチョイ役&使い捨て状態だったせいで、起きたことの説明は分かるけど通底する流れのようなものは見えてこないこと、などです。

ただ、読んでいるとそんなもの気にならないくらいワクワクする。それは、一本ブレない軸が作品の中心にしっかりと通っているからでしょう。あらゆる描写がきちんとそこ向かっている漫画でした。その軸というのはたぶん、何かを勝ち取るために戦うヨーロッパ的な「魂」みたいなもの。

私たちはいま、「個人」か「社会」か、というような政治思想的な対立をよく議論します。けれどこの時代、個人の自由を得るために人びとが集まり、同盟を結び、国家を作った。個人と社会は地続きにつながっており、個人の生のために社会があり社会のために個人が死ぬという互恵的関係があったわけです。それこそが、ヨーロッパ的国民国家や民主主義の原型の1つでしょう。

そんな小難しい話は抜きにしても、理想を信じ、自分たちの後に何かを残すことを誓い、その目標を一途に目指して戦ったスイス農民の姿は、私はスイス人ではないので勘違いかもしれませんが、憧憬を抱くにじゅうぶんなもの。いまの価値観からどう見えるかはともかく、描かれた世界のなかで間違いなく存在した英雄――それは誰か特定の個人としてではなく理想や態度としてあらわれる――の姿に心が震えます。

本作『狼の口』はと中で打ち切りの憂き目に遭うこともなく、連載開始当初の打ち合わせ通りの形で完結させることが出来ました。

と「あとがき」で久慈先生が述べておられますが、読んでいて「そうだろうな」というのが伝わってくる、読者にとっても幸せな漫画でした。 

老人と車。

最近、お年寄りの運転による自動車事故のニュースが相次いでいます。

 ▼「「本当に悔しい」遺族悲しみに暮れる 立川の車暴走」(朝日新聞デジタル)
 
 東京都立川市の病院敷地内で12日昼、乗用車が突然暴走し、2人の命が奪われた。遺族たちは知らせを受け、悲しみに暮れた。

 立川署には亡くなった2人の家族らが駆けつけた。「まだ40歳手前なのに本当に悔しい」。安和(あわ)竜洋さん(39)の義理の父親(66)は声を詰まらせ、「少しこわもてだけど優しくて思いやりがあった。旅行に行くといつもおみやげを買ってきてくれた。涙が止まらない」と話した。安和さんが勤務する会社の社長(46)は「彼は役員でうちの仕事の要。惜しい人を亡くしてしまった」と語った。

(中略)
 一方、事故を起こした乗用車を運転していた上江洲(うえず)幸子さん(83)は、夫が8月から入院し、ほぼ毎日、見舞いのために車で病院へ通っていた。近くに住む女性(75)によると、夫は高熱が続いて肺炎になり「ここ2、3日が山」と言われていたという。「1人で面倒を見て、疲労がたまっていたんだと思う。11日は徹夜で看病し、『ゆうべは大変だった。お父さんの冬支度を取りに来た』と話していた」と振り返り、ショックを隠せない様子だった。


上の話は老々介護の結果疲れによって引き起こされた、という感じになっていて切ないですが、それとは異なる話としていわゆる「認知症ドライバー」問題というのが取り沙汰されることも増えました。

 ▼「認知障害ある人の運転、高齢男性ドライバーの6割に 国立長寿医療研究センター調べ」(あなたの健康百科)

 超高齢化は社会にさまざまな影響をもたらしているが、交通社会もその一つだろう。国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の島田裕之部長(予防老年学研究部)らは、6月12~14日に横浜市で開かれた日本老年医学会の会合で、65歳以上の男性ドライバーでは6割以上が中等度の認知障害を抱えていることが分かったと報告した。ただ、認知障害があることが即、交通事故につながるかは不明で、島田部長らは認知機能の低下した高齢者と交通事故の関係を検討する調査の必要性を強調している。

ドライビング能力に問題がでるくらいの認知症が発生していた場合はやはり運転するのは危ないと思うのですが、とはいえみんながみんな交通の便が良い都会に住んでいるわけではない。車がないとやっていけない地域に住んでいる人も少なからずおり、むしろ高齢者はそういうところにこそ集中しているのが実態です。

そうなると、免許返納を呼びかけるだとか何だとかしてもあんまり実効性はないでしょう。たとえば車をマニュアル車メインにして暴走を防ぐとか、そういうハード的な解決を模索するしかないんじゃないかなぁ。 

街中を歩いていてもいつ車が突っ込んでくるかもしれない、とかいう状況になったらホント怖いですよやっぱり。 

そういう話ではない。

今日コンビニのレジで、お客さんと店員さんが揉めていました。

やりとりから察するに、賞味期限切れの(正確には賞味期限ギリギリなのでレジを通らない)品をお客さんが持ってきたので店員さんがそれを「販売できない」と言い、お客さんである高齢の女性が「売ってほしい」とゴネているという状況。

店員さんは「規則だから売れない」を繰り返し、お客の女性は「熱を通すから大丈夫」、「私が良いと言ってるんだから売って欲しい。勿体無い」と返すという堂々巡りが展開されていました。

過去に何度か似たような光景を見たことがあります。お客さんの気持ちが分からんではないのですが、正直こういうのって店員さんとかお店の立場をきちんと分かってやれよ、と思います。

まず、賞味期限が切れた(あるいはすぐに切れることがわかっている)品を売って何か不具合があれば、店が責任を取らなければなりません。もちろん、賞味期限であって消費期限ではないから大丈夫だろうとかそういう話も分かるのですが、店側のリスク管理として販売しないことを選んでいる以上、客はそのルールに従うべきです。

また、そのルールをまげて販売を願うのであれば、トラブルが起きないように正式な書類なり何なりを取り交わすのが良いのでしょうが、それはレジ打ちのバイトの権限ではおそらく無理です。最低でも店長、今回の場合はローソンでしたので基本的には本部案件でしょう。

融通が効かないと言われるかもしれませんがそれはチェーン展開のメリットと裏表の部分ですし、ある種そういう規則によって顧客が守られている部分もあるわけです。

確かに賞味期限がまだ来ていない品を購入できるようにする(たとえばその場で同意書にサインすればOKとかにしておく)手段はありえるし、そちらのほうが顧客にとってより「善い」サービスであるという考えはありえます。しかし、それはレジの現場で10分近く粘ってする話ではないでしょう。後からカスタマーサービスに電話するなり投書するなりすべきことです。あと、買う側からするとレジが1つ完璧に止まってぶっちゃけ邪魔です。

穏やかな口調で話していたから険悪な感じはしませんでしたが、ああいうのもじゅうぶん「悪質な」クレームに入ると思うんですよね。自分の都合・権利を主張することを否定するわけではありません。ただ、そういった内容というのは極めて主観的なものになりやすい。だからこそそのやり方には気をつけて、客観的な視点を忘れないようにしたいですね。 

忍び寄るスパイ

アメリカで販売されていたAndroid端末のファームウェアに、SMSの本文や連絡先、通話履歴などの情報を中国のサーバに送信する仕掛けが施されていたようです。

 ▼「Android端末のファームウェアに隠し機能、ユーザー情報を中国に送信」(IT media ニュース)

 米モバイルセキュリティ企業のKryptowireは11月15日、米国で販売されていた複数のAndroid端末のファームウェアに、ユーザーの個人情報を収集して許可なく中国のサーバに送信する機能が組み込まれていたことが分かったと発表した。

 Kryptowireは米軍や捜査当局向けのモバイルセキュリティツールを手掛ける企業。同社によると、米国のAmazonなどのネット通販で販売されていたAndroid端末のファームウェアのコードやネットワークを分析した結果、BLU Products製の端末などでユーザーが送受信したSMSの本文や連絡先、通話履歴と電話番号、端末の識別番号などの情報が収集されていたことが分かった。こうした情報はユーザーが知らないうちに、上海にあるサーバに定期的に自動送信されていたという。 

 問題のファームウェアでは、端末にインストールされているアプリケーションの情報を収集したり、Androidのパーミッションをかわしたり、リモートから特権でコマンドを実行したり、リモートから端末のプログラムに変更を加えたりすることも可能だったとされる。

 さらにファームウェアの更新によって、ユーザーの許可なくアプリケーションをインストールする機能や、位置情報を外部に送信できる機能を追加できていたことも分かった。

 こうした監視活動は商用のFirmware Over The Air(FOTA)を使って行われ、Shanghai Adups Technologyという企業が管理していたとされる。同社は2016年9月時点で上海や北京、東京、米マイアミなど150カ国以上に拠点を持ち、アクティブユーザーは公称7億人以上、市場シェアは公称70%超に上る。Shanghai Adups TechnologyのWebサイトには、同社のファームウェアが、ZTEやHuaweiをはじめとする大手メーカー、携帯電話会社、半導体メーカーなど400社以上の製品に採用され、幅広いウェアラブル端末やモバイル端末、自動車、テレビなどに組み込まれている旨が記載されていた。米紙New York Timesもその旨を伝えている。

 Shanghai AdupsはNew York Timesなどの取材に対し、問題の機能は中国市場に限って使う目的で開発されたもので、手違いで米国のスマートフォンに搭載されてしまったと説明しているという。中国政府の関与は否定している。

 
グウの音も出ないほど完璧なスパイ装置なわけですが、これを「ミスでした」と言われてもかなり説得力に欠けるような……。まあミスだっていうならしょうがないんでしょうけど。というか、「中国市場に限って使う目的」であったとしてもじゅうぶん怖いです。

恐らくは一般人狙いというより重要な国家機密とか、あるいは政府高官のスキャンダルとかを集める目的なのかなとは思うものの、日本で名簿が商売の対象になるように、個人情報というのは集めていればいくらでも利用・悪用できますし商材にもなってしまうわけで、その辺考えるとこういうのは看過できないですよねぇ。

デジタル社会の恐ろしいところというか、国とかが本気になればこういう手段で「監視」も「管理」もできてしまうので、きちんとした対応をいろいろなところで考えていく必要があるのでしょう。 

サドンデス。

すごいMMORPGが誕生したようです。正確には誕生して即死。そして伝説へ。

 ▼「DMMでサービス開始の『カオスサーガ』わずか26時間30分でサービス終了」(GAME PARK)
DMM.comでサービスが行われていたPCブラウザゲーム『カオスサーガ』が、1日と2時間30分でサービス終了となり話題になっています。

『カオスサーガ』は、魔物が徘徊するファンタジー世界が舞台となっているバイラル系MMO RPGです。本作はアジアのゲームをパブリッシングするブライブがDMM.comに提供しており、その大元は中国でサービスが行われているゲームタイトルとなっている模様です。

2016年11月15日12時30分より日本向けにサービスが開始した本作ですが、しばらくした後に緊急メンテナンスが実施、翌日16日15時には突如サービス終了が発表されました。

本作はサービス開始後から、Twitter上で“他MMO RPGの素材を盗用しているのでは”と疑惑の声が挙がっていました。サービス終了の原因については詳しく語られておらず、「本件につきましてお問い合わせをいただきましてもお答えできない場合がございます。」と発表されています。

歴史に名を刻んだのはDMM.com配信の『カオスサーガ』。提供元は「アジアのゲーム力で世界に感動を届ける」がキャッチフレーズの、株式会社ブライブ

braeve

各国の強みが融合し、最適化された結果こうなったわけですね。よくわかります。しかし、感動より笑いが届いてしまった件についてはどうお考えなのでしょうか。

とはいえ、1日でサービス終了っていうのは記憶にないレベルですねぇ……。ここまでの記録は今後も出てこないでしょう。出てこられても困りますが。 

chaos


終了の原因と推測されている「他MMO RPGの素材を盗用」というのは、どうもFF11のようで。

 ▼「【カオスサーガ】サービス開始からたった1日でサービス終了のMMORPGがカオスすぎると話題に!」(まとめまとめ)

うーん、シドとか言い訳のしようもないくらいそのまんまですね。前掛けの模様まで一緒やん。あと、 チョコボ 砂地ダチョウはあかん(笑)。

まあ酷い話ではありますけれど、被害が拡大する前だったのと壮大なネタになったことがせめてもの救いなんでしょうか。 

描かぬが華

『かまいたちの夜』がリメイクされると聞いたのですが……。

 ▼「【先出し週刊ファミ通】『かまいたちの夜』なのに“影”じゃない!? 挑戦的な新作『かまいたちの夜 輪廻彩声』を独占スクープ(2016年11月17日発売号)

 1994年11月25日にチュンソフト(現スパイク・チュンソフト)よりスーパーファミコンでリリースされ、アドベンチャーゲーム史に残る名作として語り継がれる『かまいたちの夜』。同作が大胆なリメイクを受けて復活を遂げる。週刊ファミ通2016年12月1日号(2016年11月17日発売)では、新たなスタイルでゲームファンの前に登場する『かまいたちの夜 輪廻彩声』を独占スクープ。原作の持つゲームシステムのおもしろさはそのままに、小説的に魅せるサウンドノベルのコンセプトからあえて離れ、イラストともに物語を楽しむライトノベル層へ向けたアレンジが施された同作。スタイルを変えても、そのおもしろさは変わらないという原作ゲームの本質的な魅力をお伝えしていく。
 
うーん、「絵」がついちゃうのか……。

イラストがつくことが「ラノベ層向け」という解釈が妥当なのかどうか、私にはわかりません。ただ、昔の「かまいたち」――いわゆる影絵で済ませていた「かまいたち」が持っていた、「見えない」ことから生まれる想像力の楽しさみたいなのはなくなる気がします。

kamaitati

聞いた話だと、最近、「漫画が読めない」子どもが増えているのだとか。どうも、無言のコマとか表情による描写がわからない。全部丁寧にことばで説明されないと、意味を解釈できないので、そういう子どもにとっては一部のライトノベルのように、くどいくらい丁寧な説明がある文章のほうが合っているのだろう、みたいな話を出版社の方が仰っていました。

しっかりしたデータやエビデンスがある話ではないのでなんとも言えませんしそういったくどいくらいの描写が悪いとはいいませんが(好き嫌いはともかく)、もしそういった意味で「ライトノベル的」にしようとイラストをつけたのであれば、「かまいたち」に関しては失敗しそうな気がします。

語らないこと、見えないことによって増幅される緊張感みたいなのが失われなければいいのですが。 

米軍と防衛問題

トランプ氏の大統領就任で、いろいろ動きそうな気配が。

 ▼「米軍駐留費、全額負担を拒否=安倍首相「米国の権益」強調」(時事通信)

 安倍晋三首相は14日の参院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で、トランプ次期米大統領が在日米軍駐留経費を日本が全額負担するよう主張してきたことについて、「日米間で適切な分担が図られるべきだ」と述べ、拒否する考えを表明した。
 首相は「在日米軍は(アジア太平洋)地域全体の平和と安全を守る上で重要な役割を果たし、米国の前方展開戦略の要だ」と強調。その上で「米国のさまざまな権益を守っていくことにつながっていく」と述べ、日本駐留で米国も利益を享受しているとの認識を示した。
 日本は今年度、米軍基地の光熱費や人件費などの思いやり予算に加え、基地周辺の環境対策費など計約7600億円を支出している。首相は、17日にニューヨークで会談するトランプ氏に対し、こうした現状を説明して理解を得たい考えだ。
 トランプ氏が日本の核保有を容認する考えに言及したことに関し、首相は「わが国の原子力利用は平和目的に厳しく限定されている。核兵器を保有することはあり得ない」と語った。いずれも公明党の浜田昌良氏への答弁。 (2016/11/14-16:05)

「日米間で適切な分担が図られるべきだ」というコメントが、果たして「拒否」の姿勢なのかは若干微妙な気もしますが、日米間の防衛体制に見直しがあるとしたら結構大きなことだと思います。

沖縄を中心とする米軍基地問題については、私は沖縄県民ではないので個人的な意見は控えることにして(何を言っても、「お前は沖縄の人の気持ちがわかってない」と言われたら終わりですし)、日本国民という立場で見た場合、在日米軍の問題、あるいは日米同盟の問題を「平和」という視座から扱うことは混乱を招きやすいので避けたほうが良いと思っています。 

なぜなら、論者によって「平和」の定義が異なるせいで話が噛み合わない場合が多いからです。

本来は非常に複雑でデリケートな話ですが、問題点をクリアにするため、あえてかなり単純に整理することをお許し下さい。

たとえば、共産党や社民党を始めとした日本の左翼系政党の言う「平和」というのは端的に言って「日本が戦争をしないこと」でしょう。いっぽう、自民党や民進党の一部が想定している「平和」は、「日本国民が外国からの脅威に脅かされないこと」であると思われます。

要するに、左翼政党的「平和」は戦争そのものを否定しているのに対し、右翼政党的「平和」は戦争になった場合の安全の確保を重視している、というべきでしょうか。

ぶっちゃけた話、よほどネジがぶっ飛んだ人でもないかぎり戦争がやりたいとか、平和を求めないとかいう人はいないでしょう。少なくとも政治家の建前としてはゼロに近いはずです。だから、「安倍首相は戦争をしたがっている」みたいな話をするのは意味がない。「私は平和を求めています」という返しで終わりです。(なのに、その意味のないことを繰り返し声高に叫ぶしかしないうちの選挙区の共産党議員はホントに勘弁してくれと思います。ここだけの話)

いっぽうで、日本の態度が周辺諸国を刺激し戦争を誘発しているとか、日本が戦争とみなしうる現場に参加するということそのものを問題にするという立場はありえますし、論の立て方によっては充分に説得力があると私は思います。

安倍政権がオバマ大統領の時に目指していた日米同盟強化路線というのは、米軍の力を借りて戦争を抑止する、そしてもし戦争が起きた際には米軍の力を借りて被害を食い止めようとする防衛政策です。 この現実的な方法に対して根本から反対を唱えるのであれば、おそらくルートは2つ。まず、たとえ戦争になったとしてもいっさい抵抗せずに死ぬ覚悟で国の防衛という考えそのものを捨てて「戦争をしない」という理想に殉じるべきだという理想殉死論か、国防を考える上では米軍と距離をとったほうが実は安全なのだという比較安全論です。

前者は、そういう立場を唱えるのは自由ですが個人的には論外だと思います。というか、「平和」という旗印に殉じろというのは戦前の天皇崇拝と何が違うのか。「天皇陛下万歳」が「平和万歳」になっただけではないのかという思いを禁じえません(むろん、それを信奉する人にとってはどちらがより「正しき神」であるかこそが問題であり、決して同じ内容ではないのですが)。

後者であればまだしも理性的な話し合いは期待できるでしょう。ただし、その場合きちんとしたエビデンスに基づいた根拠が必要になります。そして残念なことに、米軍との協調路線も反米路線も、明確で説得力のある根拠を提示できていないと私は思っています。

もちろん数多くの「専門家」がそれらしい根拠を述べてはいますが、現実に国政を担っている人たちが国民に向けてそうした議論を展開できてはいない。だから、何を/誰を信じて良いか判断がつかない、というのが正直なところ。

そんなわけで、今回の件を含めた米軍問題は「平和」という理念の問題として扱うのではなく、どのようにして日本を外国の脅威から守るかという防衛手段の問題として考え、議論すべきではないでしょうか。せっかくの機会ですし、そういう話が盛り上がればいいなぁとひそかに期待しています。 

サンクリ行けなかった話。

(´・ω・`)。

いやタイトルの通りで。今日は以前から決まっていたどうしても外せない用事 があって、サンクリ行けませんでした。無念……。

しかもそこまでしてこなした業務もあんまうまくいかなかったっていうね……。

腹いせではないけれど、帰りにコミック版のゴブリンスレイヤー買って来ました。
※1、2話と最新話が無料で読めます。(こちら

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コミカライズしてたの知らなかったんですけど、相当 性交 成功してると思う。是非この路線で頑張っていただきたい。剣の乙女ちゃんの濡れ場(ゴブリン)とかエルフちゃんの健康的な裸体とか期待してます。

連帯責任

こういうのは、もっとガンガンやっていい気もする。

 ▼「USJの人気ジェットコースター緊急停止、32人取り残される 男子高校生が携帯持ち込みで退園処分」(産経WEST)

 大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」で11日午前11時ごろ、ジェットコースターが発進直後に緊急停止し、乗っていた32人が一時取り残された。けが人はなかった。客の高校生の男子生徒が、持ち込みが禁じられている携帯電話を所持していたことが判明し、スタッフが緊急停止させたという。

当然の話として、USJ側の対応というのはマトモであり必要なことです。

物品の所持が禁止されているのは「危険だから」。その危険が確認された以上、たとえばもし携帯電話を落として被害が出たらUSJが責任を問わなくてはなりません。緊急停止によって不満や別の危険が発生する可能性はありますが、両者を天秤にかけてよりリスクが少ない方を選択するのは運営側の権利であり義務です。

自分だけがルールをやぶって許されると思っている、あるいはその結果どういうことが起きるかを考えられていないのは、昨日も書いたように客観性の欠如――自分を客観視する想像力の欠如だと思います。「子ども」のアタマですね。 

まわりがみえない。

今日秋葉原のゲマに行ったところ、2Fのラノベコーナーですごい大声が聞こえてきました。

2人組の男の子が、何やらラノベについて語っていたのですが、まず声がすごいでかい。フロアの何処に居ても聞こえるレベル。さらに、内容がいろいろなラノベの悪口。やれタイトルがどうだ、内容の矛盾がどうだ、長さがどうだといろんな作品の悪口を言っています。また、1人の子は馬鹿でかいリュックを背負っていて、それが通路の邪魔になっているうえに通路で立ち止まって話し込んでいる(必要に迫られて通路を往復したのですが、「すみません」と退いてくれるように頼んでも身体を動かしもしなかった)。最後に、本を取り出しては乱暴に叩いたり折り曲げたり……と、なんかもう酷い感じでした。

別にフロアで会話するのは全然問題ないし、作品の批判をするのも同じ。でかい荷物を抱えているのも仕方ないことだと思います。ただ、お店の中というのは「一応」パブリックな場所であり、そこで周囲にどういう影響を与えているかを考えていない/忘れているというのはちょっとイラッとしました。

私を含め、いわゆる「オタク」がアニメ・グッズショップに来て好きなことに夢中になるのは仕方がないにしても、周りが見えなくなりすぎたり、そのことに対して開き直ってしまうというのはやっぱり端的によくない気がする。特殊事例ではあるものの、よく、コミケ帰りの人のエロ紙袋とか、オタクの「臭い」みたいな話も挙がりますが、根っこは同じではないかなぁと。100人の中に1人しかいなくても、30万人集まれば3000人いるわけですからね。

それらは、オタクの特徴というよりは自分を相対化・客観視できない「子ども」の特徴でしょう。オタクが「子どもの趣味」扱いされるのが私は大嫌いなのですが、そうした評価は内容よりもむしろ外形的な態度によるものなのかもしれませんね。 
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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