よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2015年08月

ぶち殺すぞ?

「ぶち殺すぞヒューマン」といえば、『ヘルシング』。

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 「ぶち殺すぞゴミめら」といえば、『カイジ』ですが。

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リアルでこういうこと言っちゃいけませんわね、というのが今回のお話。

 ▼「声優女性を「ぶち殺す」と書き込み、業務妨害の疑いで逮捕」(TBS NEWS i)

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 インターネットの掲示板に声優の女性を「ぶち殺す」と書き込み、所属する事務所の業務を妨害したとして、22歳の専門学校生が警視庁に逮捕されました。

 逮捕されたのは、東京・千代田区の専門学校生・佐藤豊容疑者(22)です。佐藤容疑者は今年4月、自分のスマートフォンからインターネットの掲示板に声優の女性を名指しして「事務所押し入ってぶち殺す」などと書き込み、所属する事務所の業務を妨害した疑いが持たれています。

 佐藤容疑者は、「声優の女性のファンが自分が好きな声優をけなしたので腹が立った」と容疑を認めているということです。

 掲示板には、この声優の女性を脅迫するような書き込みが他にも数件あるということで、警視庁は余罪についても調べています。(31日10:18)

報道によると、逮捕されたのは東京都千代田区平河町の専門学校生。

毎日新聞、産経新聞はもうちょっと詳し目。

 ▼「声優脅す:22歳専門学校生を逮捕 ネットに書き込み」(毎日新聞)

 インターネット掲示板に声優の三森すずこさんを脅す書き込みをし、所属事務所に警戒などの対応を強いたとして警視庁中野署は30日、東京都千代田区平河町1、専門学校生、佐藤豊容疑者(22)を威力業務妨害容疑で逮捕したと発表した。

 逮捕容疑は、4月22日、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に、自分の携帯電話から「事務所に押し入ってぶち殺す」などと三森さんを名指しして書き込み、三森さんの所属事務所(中野区)に巡回などの不審者対策を余儀なくさせたとしている。

 三森さんは人気アニメ「ラブライブ!」などへの出演で知られる声優。同署によると、佐藤容疑者は容疑を認め、「三森さんのファンが自分の好きな声優をけなしたので、腹が立ってやった」と供述しているという。同署が6月に事務所側から被害届を受理し、捜査していた。【黒川晋史】


 ▼「「ラブライブ!」声優・三森さんを「殺す」とネット投稿 警視庁、22歳専門学校生を容疑で逮捕」(産経新聞)
 インターネット掲示板に声優の三森すずこさんを「ぶち殺す」と投稿して脅迫し、所属事務所に警戒させたとして、警視庁中野署は、威力業務妨害の疑いで、専門学校生、佐藤豊容疑者(22)=東京都千代田区平河町=を逮捕した。

 事務所のホームページによると、三森さんは人気アニメ「ラブライブ!」など多くの作品で声優を務めている。

 逮捕容疑は4月22日、自分のスマートフォンから掲示板に「三森すずこの事務所押し入ってぶち殺す」と書き込み、事務所の社員に周囲の見回りなどをさせ、業務を妨害したとしている。

 中野署によると、「自分が好きな声優を三森さんのファンがけなしたので腹が立った」と供述し、容疑を認めている。事務所が6月に被害届を出していた。

実名も普通に出ちゃっていますが、やったことは三森すずこさんへの脅迫。発端となったのは、どうもこちらの掲示板ではないかと言われています。

 ▼「声優の三森すずこって言うほど

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どうも容疑者の佐藤氏は前田玲奈叩さんのファンであり、会話の中で彼女がバカにされたと感じたことから、三森さんのファンに対して一種の「煽り」としてこのような発言をした……のかな。「ぶち殺す」という表現が、もしかするとインテグラをメス豚と言われてキレたアーカードさんをトレースしているのかなとか……まあ、他の声優さんに対しても同じような発言をしていたみたいで、ちょっとはっきりしたことはわかりませんけれども。

スレッドの中での「逮捕されるわけねえだろ」や「それで煽り煽られ叩き叩かれ状態に成ってるんだ 俺が本当に逮捕されると思ってんのかv??」、「警察も今までの流れ見て判断する」のような発言を見る限り、こういった行為が脅迫にあたるということをあまり深刻に受け止めていない(あるいはほんとうに通報されているとは思っていない)か、されたとしても自分の行為には正当性がある、という感じでいますね。

確かに、同じ掲示板内の通報だけでは逮捕はされなかったかもしれないのですが……。

報道にもある通り、逮捕容疑は「事務所の社員に周囲の見回りなどをさせ、業務を妨害した」という威力業務妨害の疑い。さしあたっては脅迫罪(これ)とかストーカー規制とかではありません。

通報者も、掲示板内の匿名の誰かというかたちではなく、「事務所が6月に被害届を出していた」とのことですから、彼が戦いを繰り広げていた掲示板の「外」の世界で判断されていたわけですな……。

少なくともこの掲示板での彼の発言は、実際に三森さんに危害を加えようとするものというよりは、三森さんに危害を加えるぞ、というアピールをすることで彼女のファンを苛立たせようとするものだったように見えます。そういう意味では若干気の毒というか、ファンやアンチによる過激な発言に釘を刺すための見せしめみたいな感じがなきにしもあらずなんですが、やったこと自体には同情の余地はないかなぁという感じ。

実際アイドルが握手会で刺されたりとかそういう事件が起こっている以上、やっぱりこういう商売の関係者や当人は敏感にならざるをえないわけですし、そこに爆弾持って飛び込んだらそりゃまあこうなります。

最近のネット関連逮捕だと、ちょっと前の秋篠宮佳子様に対する脅迫行為は、皇宮警察に警戒を強化させた「偽計業務妨害」(警察に対する業務妨害)で逮捕。たしか捕まった人が、「警察の業務を妨害するとは思っていなかった」という素敵なコメントを残していました。他に、千葉の小学校に対する脅迫行為を行なっていた人も、これまた営業妨害での逮捕だったはずです。こっちの人も、「いたずらのつもりだった」とかのたまっていましたが、その「いたずら」に対応せざるを得ない人たちがいる時点で、この手の逮捕は発生しやすいんですよね。

明確にそういうことを意図していない煽りであっても、結果的に騒動になることで会社なり組織なりに「被害」が出る場合とんでもないことになったりしますから、変な話ですが煽り文句には気をつけたほうがよろしいかと愚考いたします。

んで、事務所に所属している声優さんなら今回のように速やかに対応をとれるけど、フリーの方だったらどうすんだろうとかそういう懸念もあり。実際には個人に対する場合は「脅迫罪」としてきちんと捕まっている例もあるのですが、個人に対する単なるストーカー扱いだと、なかなか警察が動いてくれないとかいう話もよく耳にしますし、いろいろと難しいところがありそうですね。

ともあれ、ネットももはやかつてのような「無法地帯」ではなくなり、良識とか常識とかが求められるようになってきていますし、そういうのが浸透して似たような事件が続かないことを祈るばかりです。 

ビールの定義が変更されるかもしれない話。

昨日お酒の話を書いたら、なんかタイムリーな感じでこんな記事が目に止まりました。

 ▼「ビール系の税額統一へ、発泡酒・第3は増税 財務省方針」(朝日新聞DIGITAL)

 財務省は、ビール系飲料にかかる酒税の税額を統一し、ビールの定義も約110年ぶりに見直す方向だ。ビールより税金が安い「発泡酒」や「第3のビール」の開発競争が過熱していたが、ビールを減税して名乗れる対象も広げることで、海外で通用するビール開発につなげたい考えだ。

 いまの税額は350ミリ缶の場合、ビールが77円、麦芽比率が25%未満の発泡酒が47円、麦芽を使わないものもある第3のビールが28円。財務省は、全体の税収が変わらない水準の55円を目安に税額をそろえたい考えだ。減税となるビールは小売価格が下がり、増税の発泡酒などは値上がりする可能性がある。年末にかけて与党やビール業界と調整し、来年度税制改正に盛り込むことをめざす。

 発泡酒や第3のビールは、ビールの高い税金を払わないで済む飲料として商品化が進んだ。財務省は開発競争が進むと税収がさらに減りかねないとして、昨年から与党とともにビール系飲料の税額を統一する方向で検討してきた。

要するに、発泡酒だの第三のビールだのを作ってそちらの売上が伸びれば伸びるほど、酒税として入ってくるぶんが減るから税金一律にします、ということですかね。

ビール党の人からすれば、値下がりしてくれて嬉しい。アルコールが入れば発泡酒でも第三のビールでもいいや、という人からすれば値上がりがウザい……という感じになりそう。

お酒の売上を少しでも伸ばすため、価格を下げる工夫をしていたらちゃぶ台返しを食らったような感じですが、それを正当な企業努力とするか、品質を向上させるのではなく「抜け道」を探すような態度こそが日本の酒造業界に悪影響を与えているのだと捉えるかによって、こういう税制改革への見方は変わってくるのかもしれませんね。

個人的には、何というか若干微妙さを感じるのは、「ビールの定義」みたいな話にしないでほしいなぁというところでしょうか。税制の勝手次第でこれまでビールじゃなかったものがビールになるとかいうのは、なんか無粋な気がします。かつての焼酎分類とかと似たような、しょうもないことになりそうな感じがする。

たとえば、いまは発泡酒扱いの一部ベルギービールが「ビール」扱いになるからって、内容が変わるわけじゃない(この辺参考)。でも、いま「発泡酒」扱いになっていて値段がちょっとやすかったりすると、それだけで「これはあんまり美味しくないんじゃないか」みたいなことを言う人がいるわけでして。そういうの、やっぱりもったいないと思うんですよね。

今回、おそらく発泡酒扱いのベルギービールも晴れて「ビール」の仲間入りを果たすわけですが、そういう外形的な制度による分類に頼りすぎるのは、お酒の持ち味を殺してしまうのかなと。国の制度としてそういうかたちをとるのはまぁ仕方がないとしても、お酒メーカーさんとか販売店さんは、「税制上はビール扱い」の品でも一緒くたにビールとせず、個別の特徴とかをきちんと打ち出して欲しいなぁと思います。 

歩き飲みが流行ってるんですか?

今日仕事場の近くを歩いていると、缶ビール飲みながら歩いているサラリーマン風の男性の一団と2度ほどすれ違いました。土曜だから開放感に浸りたい人がいるのかなー程度で見ていたんですが……。

その後ちょっと所要で神田の三省堂へ向かったのですが、そこでも中年男性たちがチューハイやら何やらを飲みながら坂をくだっていたんですね。

で、家のほうに行くとここでも、大学生風の若者がビールを飲みながら歩いていたり、ウイスキーを瓶で飲んでる外国人のおっさんがいた。

先日バスの中でビール飲んでた人もそうですけど、店に入らず帰宅途中とかで持ち運びできるお酒を飲むのって最近のブームなんでしょうか。

一昔前はアル中でもなければお酒は家で飲むか、何人か揃っていればお店に入るというのがスタンダードだった記憶があるんですけど、私の勘違いかなぁ。それとも、最近不景気なせいで無駄遣いはしたくないけどアルコールを入れたい、みたいな層が歩き飲みをするようになったんでしょうか。

すれ違うと酒臭いし、ふらふらしてるから危ないし、お酒入ったテンションで道いっぱいに広がって後ろ向きながら歩いてたりするから邪魔だしで、正直うーんとなるんですけど、まぁその辺は飲み屋でしこたま飲んだ後の酔っぱらいのみなさんも大差ないか。

マナー違反だとかそういう話ではないんですけど、あんまり頻繁に「歩き飲み」してる方々とすれ違ったのでちょっと気になったのでした。 涼しくなって外で飲んでもいい感じになってきたということなのかなぁ。そこまでしてお酒飲みたいと思ったことがないからよくわからないや。

何にしても事故とかには気をつけてください。 

サインコサイン

あちこちで袋叩きにあって、一躍「時の人」となったこちらの方。

 ▼「女子教育「コサイン教えて何になる」 鹿児島知事、撤回」 (朝日新聞DIGITAL)

 鹿児島県の伊藤祐一郎知事が、27日に開かれた県の総合教育会議で、女性の高校教育のあり方について、「高校でサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」「それよりもう少し社会の事象とか植物の花や草の名前を教えた方がいいのかなあ」と述べていたことが分かった。知事は28日の定例記者会見で「口が滑った。女性を蔑視しようということではない」と発言を撤回する考えを示した

 総合教育会議での発言は、25日に公表された全国学力・学習状況調査の結果について、知事の目標設定を問われた場面だったという。知事は28日の記者会見で「サイン、コサイン、タンジェントの公式をみなさん覚えていますか。私もサイン、コサインを人生で1回使いました」と釈明した

口が滑ったならしゃーない(ンなわけない)。

鹿児島のPRになって何よりですね、とはなかなか言いづらいですが、しかしこのコメントだけを見るとあんまり考えずに喋ってる感がひしひしと。

もっとも、これ正確にどういう発言だったのかはちょっとわかりません。幾つかの報道を比べてみると、ニュアンスが微妙に異なります。文脈をわりと丁寧に出してる感じがあるのは産経かな。

 ▼「「女子に三角関数教えて何になる」 鹿児島知事が「口が滑った」と訂正」(産経WEST)

 鹿児島県の伊藤祐一郎知事が、県教育委員らが参加した会議で「高校教育で女子に(三角関数の)サイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」と発言したことが分かった。28日の定例記者会見で、発言について「自分自身も使ったことがないよねという意味。口が滑った」と述べ、訂正した。

 発言は、全国学力・学習状況調査の結果が25日に公表されたことを受け、27日の県総合教育会議で知事としての目標設定について問われた際にあった。伊藤知事は「女性委員に怒られるけど」と前置きした上で「サイン、コサイン、タンジェントを社会で使ったことがあるか女性に問うと、10分の9は使ったことがないと答える」とも述べた。

 総合教育会議は、改正地方教育行政法に基づき、各自治体に設置が義務づけられ、首長と教育委員会が、教育行政の指針となる大綱や学校問題などを話し合う。鹿児島県では5月に1回目の会議を開き、27日は2回目だった。

なお、Twitterの拾い物ですが、南日本新聞(2015年8月28日)がこちら。

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上によれば、発言の真意は「女性にとっては、サイン、コサイン、タンジェントよりも世の中の草花の方が将来、人生設計において有益かもしれないというメッセージ」だった。また、その根拠となる「サイン、コサイン、タンジェントを社会で使ったことがあるか女性に問うと、10分の9は使ったことがないと答える」というのは、伊藤祐一郎氏の経験談である。

別に伊藤氏を擁護するつもりはありませんが、この件に対する「批判」は若干厳しいなぁと感じるところもあります。

今回の件が袋叩きにあっているのは、

1.女性に三角関数のような数学(理論的学問)はいらない、というのが女性蔑視である。
2.女性(の学)は社会の事象とか植物の花や草の名前をやっていればいいというのがジェンダー固定観念である。
3.数学は役に立たない(教えなくていい)というのは勘違いだし、学問を有用性で判断するのはおかしい。

という3つのポイントからであろうと思われます。

「1」と「3」についてはこの人直接言ってはいないので、真意とか底意を深読みした結果、という感じですかね。伊藤氏が言ってるのは、「知り合いの女性は「三角関数なんて使ったことない」と言っており、(それが真であるなら)学校教育というのは生活から程遠い内容を教えている。ペーパーテストに頼らずもっと生活にそくした知識を教えるべきではないか」みたいな話。

三角関数を役に立たない教育の例として挙げたのは、一応「知り合いからの伝聞」ということになっているので、この人自身のアイディアというわけではないんですよね。まあそれをそのまま具体例として言ってしまうのは迂闊ではありますし、事後コメントを見ているとやはりそういう意識ははたらいていたように思われますけれど。

で、そうなるとやはりバッサリとダメなのは「2」でしょうか。

「世の中の草花の方が将来、人生設計において有益」であるというジェンダー観がいかん(つまり、女性=草花、というようなイメージの結びつけ方に問題がある)、という話。

とはいえ、同時に「社会の事象」についても学ぼうと言ってるわけで、女性の社会進出を否定しよう、みたいな前時代家父長制的な発言としてただちに読み取ることは難しい感があります。どちらかというと、「社会のことや自然のこと」という、2つあわせて広く「世間」を意味しているようにも読める。

これもし、主語が「女子に」ではなく「学生に」だったら大きな問題になっていなかったんじゃないかと思います。「学生時代にサインコサインを学んだが、社会に出て使ったためしがない。もっと社会の事象とか、植物の花や草の名前を教えた方がいい」だったら。

もちろんそこに女性という主語をつけたことが差別的だ、という話ですが、なぜその限定がついたかというと、この人が差別意識を持っていたからというよりは、(文脈上は一応)その話をしてくれたこの方の知人だか友人だかが女性だったからですよね。

いやまあ何が言いたいかというと、こういう発言をほんとうに表面だけで「女性蔑視だ」とか「学問を馬鹿にしてる」と批判して、それが許されるってのもやっぱり怖いなぁという話。

もちろんこの方の真意は批判されている通りのところにあるのかもしれないけれど、手持ちの報道内容から見た感じだと、真意なり底意なりは曖昧だと思うし、表現だけの問題だというのならそういう言い方で批判すべきですよね。この人が人間の屑だ、みたいな話じゃなくて。

んー、なんかまとまらなかったけど、伊藤氏を単純に擁護したいわけではなくて、誰かの発言を批判するとき、相手の発言をきちんと読もうという反省はあるのか、みたいな話がしたかったのです。それはもちろん、この記事も含めてですけれど。

KONAMI感

Twitterやまとめサイトで、KONAMIのiOSアプリ撤退が話題になっています。

 ▼「コナミ、一部iOSアプリの配信終了を発表…『ラブプラス』『DDR』『シュウォッチ』など」(inside-Games) 

コナミデジタルエンタテインメントは、一部iOS向けアプリケーションを配信終了すると明らかにしました。

今回配信終了となるのは、『DanceDanceRevolution S (JP)』『SILENT HILL The Escape (JP)』『ラブプラスiM』など、2008年から2011年に配信された一部のアプリです。既に対象アプリを購入・DLしている場合は続けて遊べますが、iOS9環境での動作保証はされないとのこと。

すげぇ。タイトルがびっしり並んで画面に収まりきらない(笑)。

『DDR』や『ラブプラス』、『メタルギアソリッド』、『QMA』など、KONAMIの「看板」とも言えるタイトルが並んでいることから、KONAMI終わった! のような話も聞かれますが、そういうことなんですかね、これ。KONAMIゲームにもスマホアプリにもあんまり詳しくないのでちょっと確かなところは分からないのですが、アップデートだけではいろいろ対応が苦しくなった古いゲームを「切って」いくのは割とよく見かける気がする。このコンテンツを二度と使わないと言ってるわけでもないんだろうし……。いや、事実上「そういうこと」なのでしょうか。

とはいえ配信停止になると購入者が再DLできないし、そのあたりのケアは問題になりそう。 これはKONAMIにかぎらず、スマホゲー全体の問題という感じがします。もっとも、PCでOSがかわると動作保証がなくなるエロゲーに慣れている立場からすれば、「古いスマホをゲーム専用機として残しておけ」という感じになるんですけど。

で、話はかわりまして、妙に気になったのがこの配信停止リストに入っている「僕とちくわと鉄アレイ」。

何でしょうねこれ。タイトルからまったく内容が想像できない(笑)。ので、ググってみました。

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 ▼「僕とちくわと鉄アレイ

なんじゃこりゃ。

時は昔、忍者達が当たり前のようにコンビニで雑誌を立ち読みしていた時代、 忍者達の間で、ちくわ、鉄アレイ、この二つを使用し、ちくわレイなる物を作り出す遊びがあったという。

たぶん。 

ちくわをフリックでポーンして、鉄アレイにドーンすればOK! 

ただひたすらにそれを繰り返すのです。美しく。 

<<ゲームモード>>
【華麗遊戯】
華やかな舞台で行われる優雅な遊び。
優雅にちくわを、威圧感のある鉄アレイにぶつけ、魅力的なちくアレイを作りましょう。
その時得られるのは、心の底から溢れ出す感動でござる。 

【単純作業】
「簡単なお仕事です、忍者求む。アットホームな職場です。」との貼り紙を見て受けて合格して働いてみたらこんな仕事だったでござる。
一個でも失敗したら強制終了でござる。
 
■Q&A
Q.どんなゲームですか?
A.鉄アレイにちくわを投げ、“ちくわレイ”を作る遊びです。

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おお……凄い。まるで意味がわからない。

むしろなんでこんなものを配信しようと思ったのか。対応機種がiPhone/iPod touchのみなので、Androidユーザーの私はやりたくてもできませんが、面白いのでしょうか。

私は今回配信停止の告知を見るまで、誰からも聞いたことがなかったタイトルですが、もしプレイされたかたがおられたら是非聞いてみたいです。なぜ、ちくわを投げようと思ったのかを……。 

『ハイスコアガール』問題が和解した話。

本日(2015年8月26日)付で、スクウェア・エニックスから発表がありました。

▼「和解による紛争の解決に関するお知らせ」(スクエニ)

2015年8月26日
和解による紛争の解決に関するお知らせ

当社と株式会社SNKプレイモア(以下「SNKプレイモア」)との間で生じていた当社の出版物「ハイスコアガール」(以下「本件出版物」)に関する刑事及び民事の紛争(以下「本件紛争」)について、以下の通り2015年8月24日付で両社間の和解が成立しましたので、お知らせいたします。


1.本件紛争の経緯
SNKプレイモアは、本件出版物が同社の著作権を侵害しているとして、2014年5月26日付で、当社及びその役員・社員を大阪府警察に刑事告訴しました。これを受けて、当社は、2014 年10月8日付で、本件出版物がSNKプレイモアの著作権を侵害していないことの確認を求める債務不存在確認訴訟を大阪地方裁判所に提起し、さらに、これに対する反訴として、SNKプレイモアは、2015年3月16日付で、本件出版物の出版差し止めを求める著作権侵害行為差止請求訴訟を大阪地方裁判所に提起しました。
 
このたび、両社及びSNKプレイモアの大株主であるLedo Millennium Co., Ltd.(以下「Ledo」)の間で、今後、各社のコンテンツを利用した新たな協業機会の創出を可能にするため、本件紛争を早期に解決すべきとの合意に至り、2015年8月24日付で両社間の和解が成立しました。なお、この和解に基づき、SNKプレイモアは、2015年8月24日付で上記刑事告訴についての告訴取消書を大阪地方検察庁に提出し、同庁に受理されました。

両社及びLedoは、新たな協業機会の創出を通じて、これからもファンの皆様のご期待に沿うコンテンツの開発・提供に邁進してまいります。

2.和解内容
(1)SNKプレイモアは、上記刑事告訴を取り消します。
(2)当社及びSNKプレイモアは、上記民事訴訟を各々取り下げます。
(3)当社は、本件出版物の出版及び販売を継続することができます。

3.今後の見通し
本件和解が当社の業績に与える影響は軽微です。
 
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
株式会社SNKプレイモア(以下、当社)は、株式会社スクウェア・エニックス(以下「スクウェア・エニックス」)との間で生じていた同社の出版物「ハイスコアガール」(以下「本件出版物」)に関する刑事及び民事の紛争(以下「本件紛争」)について、以下の通り2015年8月24日付で両社間の和解が成立しましたので、皆様にお知らせいたします。


1.本件紛争の経緯
当社は、本件出版物が当社の著作権を侵害しているとして、2014年5月26日付で、スクウェア・エニックス及びその役員・社員を大阪府警察に刑事告訴しました。これを受けて、スクウェア・エニックスは、2014年10月8日付で、本件出版物が当社の著作権を侵害していないことの確認を求める債務不存在確認訴訟を大阪地方裁判所に提起し、さらに、これに対する反訴として、当社は、2015年3月16日付で、本件出版物の出版差し止めを求める著作権侵害行為差止請求訴訟を大阪地方裁判所に提起しました。

このたび、両社及び当社の大株主である Ledo Millennium Co., Ltd.(以下「Ledo」)の間で、今後、各社のコンテンツを利用した新たな協業機会の創出を可能にするため、本件紛争を早期に解決すべきとの合意に至り、2015年8月24日付で両社間の和解が成立しました。なお、この和解に基づき、当社は、2015年8月24日付で、上記刑事告訴についての告訴取消書を大阪地方検察庁に提出し、同庁に受理されました。

両社及び Ledo は、新たな協業機会の創出を通じて、これからもファンの皆様のご期待に沿うコンテンツの開発・提供に邁進してまいります。

2.和解内容
(1)当社は、上記刑事告訴を取り消します。
(2)当社及びスクウェア・エニックスは、上記民事訴訟を各々取り下げます。
(3)スクウェア・エニックスは、本件出版物の出版及び販売を継続することができます。

3.今後の見通し
本件和解が当社の業績に与える影響は軽微です。

両者とも内容はほぼ一緒。違っていても困りますが。

『ハイスコアガール』訴訟問題というのは、SNKプレイモアが「当社のゲームやキャラクターを守るため、今後も著作権などの侵害行為に対して」起こした訴訟。昨年の8月頃のことで、当ブログでも記事としてとりあげました。(『ハイスコアガール』を巡ってスクエニが刑事告訴された話。

で、まあ「よかった」はよかったのですが、あくまでこの発表を読む限りで言えば、諸手を上げてばんざいとはいえないところもあるのではないかと。

結局今回の件、「誰がどう悪かったのか」についてきちんと説明がされてないと思うんですよね。果たしてそれでいいのだろうか、と。だってもともとは、「許諾をとらずに、とったようなことを書いて商業本にしているのは許さん」ということだったわけじゃないですか。許諾をとったのかとってないのか、とっていたのだとしたらなぜこんなことになったのか、そういう辺りは明らかにしてくれないとスッキリしない。(実際には株主総会とか、どこかできちんと説明がされている/される手はずになっているようなら済みません)

この事件に前後して発覚したこととして、セガの許諾も実際はとっておらず、セガが激怒したものの事後承諾のかたちで認められた、みたいな話がありました。その辺考えると、やっぱりスクエニ側としてはうやむやにして終わらせたらいけない問題なんじゃないかなぁ。

「今後、各社のコンテンツを利用した新たな協業機会の創出を可能にするため」に早期解決しましょうって、身も蓋もない言い方をすれば金のために手打ちにしましょうってことですよね。で、その原因について説明しないっていうスクエニ側の対応はどうも……。SNK側も民事だけならまだしも、刑事告訴までしておいてそれはないんじゃないかという。

若干うーんとなるんですよね。いい加減すぎるというか。

あと、この「和解」ってのも曲者で、たとえばこちらの「ネットラジオBS@もてもてラジ袋」さんの記事(『ハイスコアガール』にSNKプレイモアがキビシイ理由)にも書かれている通り、SNKプレイモアはとにかく版権に厳しい態度をとるところなので(上のほうが変わったみたいでその辺今後どうなるかわかりませんが)、今回の件については何とかなっても、今後SNKがらみのネタを使いにくくなるとか、そういう話が出てくるのかもしれません。そういうことがないくらいきっちり話がついたんでしょうか。

という感じでいろんな「疑問」が残るわけですが、ともあれ連載なりアニメ化なりの動きが再開するのは喜ばしいことですし、作者の押切蓮介さんは完全に巻き込まれたかたちに見えるんで、ほんとお疲れ様ですという感じですが、長かった「休止」期間を取り戻すべく活力のある作品が出てくることを祈りたいところです。

ちゃんと使ってくれるなら文句は言いませんけど。

何やら新しい税金ができる方針とのこと。

 ▼「環境省、自然の恵みに国民負担を 新税創設方針」(47News)

 環境省は25日、森や海など自然の恵みを次世代に引き継ぐ活動のため、2016年度の税制改正要望に国民から広く少額の負担を求める新税の創設を盛り込む方針を固めた。保全を担う地域の団体に活動資金を配分することで、地域の活性化に役立てる

 森林や干潟などの自然資源は、二酸化炭素(CO2)吸収や水質浄化、防災や水資源の維持など多くの恩恵をもたらす。だが、経済的価値は十分に評価されておらず、高齢化などによって荒廃が進んでいる。環境省は、この制度を通じて自然保護を国民的運動として進めたい考え。

 創設を目指すのは「森里川海協力資金制度」(仮称)。

正直こういうのは必要なお金だと思うから、方針に対して個人的にはまったく異存ありません。「広く少額」ということですからどの程度なのかにもよりますが、それほど大きな負担にはならないだろうし。

ただ、それもこれも「ちゃんと使ってくれるなら」という但し書きがつくんですよね。ぱっと見ただけで、大丈夫かいなこれ、という感じが。

「保全を担う地域の団体に活動資金を配分」とか、「地域の活性化」とかって、まあ理念としては判らないでもないのですが、不正し放題じゃないですか。本来意図したような用途に使われてるかどうか、きちんと調査できるんでしょうか? それ以前に、どういう判断基準で「配分」が行われるんでしょう。

お金を集めるからには、多少コストが嵩んでもいいからきっちりやってほしい。そういう、「やるべき価値のある」ことはきっちりやりましょうよ。年金システムとかも同じで、お金がかかってもいいからしっかりしたシステム導入して専門の人員を雇っていれば、あんな不祥事おこらなかったんじゃないかという気がするし。

あと、当然こういう環境・自然保護のベースとなる学問的な基礎研究にもお金はまわしてくださいね。でないとホントに意味ないと思うので。

プリメがスマホゲーになる話。

一部界隈で話題になっていましたが、『プリンセスメーカー』がスマホゲーになるようです。ガチャつき。

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▼「プリンセスメーカー

いやー、昔めっちゃハマったゲームですよ。懐かしい。まさかうん10年の時を経て、再びその名前を目にすることがあろうとは。しみじみと趣深いものがあります。

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しかもまさかのポリゴン化。3Dカスタム少女ですな。(静止画だと結構違和感ありますが、動画見ている限りなかなか愛嬌のある動き方をしていて安心しました)

神サマから授かった「娘」を育成するゲームですが、まあいろんな要素が詰まっていて自由度も高く、当時はごく一部の「濃い」人たちがつぎつぎとハマっていった記憶があります。

今になってなぜ、と思わなくもないのですが、逆に今のほうが向いてるかもしれませんね。この前、『カスタムメイド3D』がTwitterで話題になっていたりもしましたが、ああいうタイプの作品は、もともとただひたすら自分の好みの女の子をエディットして、育てて、それを眺めて楽しむというストイックな内容でした。

深く長くハマりこむには、ピグマリオン的な愉しみというか情熱というか、そういうものを燃焼させ続けられなければならず、そういう意味で結構ハードルが高かったところもあります。

しかし、「外」と接続できるとなると話は別です。最近はネットを利用し画像や動画を公開することで、簡単に同好の士を見つけて話をすることが可能。自分の育てた「娘」を披露したり、ダンジョンの攻略法をたずねたり……と、「ドラクエどこまで行った?」とかいうのと同じレベルの会話ができちゃうわけです。

自分の中で楽しみを見つけ、それをセルフ拡大再生産していけるディープな層は放っておいてもハマってくれるので、より広い層に受け入れられるには、Twitterやニコニコ動画といった外部コミュニケーションツールが発達した今のほうが適しているのかも、と。「向いてる」と感じたのはその辺。

まぁ実際どうなるのかわかりませんし、私はとりあえずいまのところやるつもりはありませんが、動向には注目していくつもりです。

トラベリング・オーガスト2015に行ってきた話。

簡単な感想です。22日夜、23日昼、23日夜とあり、私が行ったのは初日の昼。

まず、場所についてですが、東京オペラシティ。新宿の。オサレなところというより、ハイソなところでした。落ち着いていて排他的な感じはなく、そういう意味では、渋谷とかに比べるとまだアウェー感は少なかったです。ただ、やっぱり自分が行くには場違いな感じはちょっとありましたが。ホールスタッフのかたとか当たり前のように正装なので、念のため襟付きのポロシャツで行っておいて良かったなという。まあTシャツとかでも全然気にしなくて良いところだとは思うんですけどね。堅苦しい会合とかじゃないし。

最初は物販に立ち寄ります。既にそこそこ売り切れが発生していましたが、ショッパー(紙袋)を除いてすべて事後通販するとのことだったので、どうしても欲しい、という方も入手は問題なくできると思われます。しかし毎回思うのですが、余っても大丈夫なくらい作れるのと、大半のグッズは後で通販するとわかってるのにガンガン完売が出る辺り、ほんと凄いですね、オーガストさん。

traveling2015a

なお、この写真にもありますが、楽譜集は誤植が発見されたため途中で販売停止に(コンサート前に私は買ったのですが、コンサート後の物販では停止になっていました)。現地でうかがったところ、購入者には後日、郵送等で無料交換対応を予定しているとのことでしたが、正式な決定はHPで告知するということでした。

オーガストの公式Twitterでも「後日掲載」となっているので、連絡待ちで良いと思います。



しかし、誤植あり版はちょっと貴重な感もあるので、交換せずに手元に置いておきたいような(笑)。

物販で3000円ぶんほど購入して(ハンカチとか)、会場内へ。入場時、インスタントオペラグラスをもらえました。トラベリング・オーガスト特別仕様。さすがです。

席はSS席。2階の真正面、前のほうでした。スゲー満足の行く席でした。オーケストラの演奏と同時に、場内のスクリーンに作品の関連映像が映し出されるのですが、それがかなり上の方にあるため、1階からだと見えづらかったんじゃないかなぁ。パイプオルガンの演奏は2階だったんだけど、1階最前列からは物理的に見えない場所だったように見受けられました。

じゃあ上のほうがいいかって言うと、3階席になると今度はステージから遠くなりすぎるんですよね。2階は、オペラグラスを使えば演者さんの表情もちゃんと見えたし、ステージ演出の全貌を一望できる絶妙のポジションだったと思います。

もちろんどの席もその席なりの魅力(たとえば1階最前列の席は臨場感が凄いでしょうし)はあるから、「善し悪し」の問題ではないのですが、私の好みにフィットする席だったということで。

operacity

18時開演のところ17時前にはついていたので、待っている間の暇を持て余し、会場のスタッフのかたとお話をしていました(我ながらいみわからん)。

音響に関して聞くと、このホールは「コンサートホールも1つの楽器」という(有名らしいけど私はよく知りません)コンセプトにもとづき、とにかくどこで聞いても音が大差ないように工夫して作られているのだとか。なので、よくどの席が一番音がいいかというのは聞かれるけど、スタッフとしては「演者さんのど真ん前で音が直接聞こえるところを除けば、どこでも音質は大差ない」というのが答えになる、というお話。

なので、座席の違いは主に視覚効果の違いであり、一般には下の前の席ほど臨場感があって好まれる。とはいえその辺は好み次第だろう、ということでした。

まあそりゃそう言うわな、という感じではあったので答え自体は既定路線でしたが、驚いたのは回答内容のクオリティ。座席案内に立っておられたところお仕事が一段落していたようだったので、いきなりおしかけていきなり質問したのに、パッとメモを取り出し、構造から材質からのもの凄い詳しい説明をしてくださった。半端ないです。お仕事中にもかかわらず丁寧にご対応くださり、ありがとうございました。

そんなこんなで時間になって、いよいよ開演。

プログラムは、第一部が『夜明け前より瑠璃色な』、『FORTUNE ARTERIAL』、『大図書館の羊飼い』。第二部が『穢翼のユースティア』、『千の刃濤、桃花染の皇姫』。面倒なのでプログラムの写真を載せちゃいます。

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歌い手さんとかナビゲーターの声優さんたちは、なんか「オペラ」な雰囲気の格好で出演しておられて新鮮でした。種﨑敦美さんは相変わらずフリートークに激弱な感じで、あっぷあっぷしていまにも溺れそうでしたが、その辺りでいい感じで笑いがとれてました。2日目はもうちょっとこなれた感じになってるのかな……。聞きに行きたかった。

音の感想としては、BGMを聞いてるだけで、ゲームのこと思い出せるのがやっぱり良いですね。作品補正を除けば、『大図書館』の演奏が、疾走感とかあって一番良かったと思います。オーケストラ的には『ユースティア』の演奏が腕の見せどころっぽかったし、演奏時間もほかと比べてかなり長かったんですが、やや落ち着きすぎた感じも。ゲーム補正入ると、『ユースティア』が一番楽しめたんですけどね!

パイプオルガンのソロの中、光の羽根が舞っている演出は凄く良かった。しびれました。

Active Planetsさんが音楽を手がけたのが『けよりな』からということで、どうしてもそれ以降の作品に演奏が集中していましたが、「トラベリング・オーガスト」である以上やはりそれ以前の楽曲ももっと聞きたかったなぁというのは、少しだけあります。

とはいえ、つまんなかったとかそういうのではなく、高い満足度の中で若干リクエストを出したいところがある、というくらいかな。個人的にはですが、ライブよりこっちのほうが(座って落ち着いて聴ける分)体力の尽きてきたおっさんである私には向いてるなというところです。オーケストラの善し悪しとかは全然わからないんで、持ち腐れっぽいですけど。

あ、1日目はお約束の「アンコール」拍手が無かったのも好印象。いや、アンコールがなかったことを良いというのも変な話ではありますが、会場アナウンス的にも「するなよ」感がありましたし、プログラムの通りの予定をきっちりやりきっておしまい、という潔さが、かえって心地よい余韻を与えてくれました。

ともあれこれで前回のコンサート落選のリベンジを果たすことができました。よかったよかった。

次回もあれば、是非参加したいです。 

トラベリング・オーガストに行ってくる話。

今日、明日の2日間はオーガストさんのコンサート・イベント、「トラベリング・オーガスト2015」。

昨年抽選漏れで行くことができなかったリベンジを果たしてきます。

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トラベリング・オーガスト2015

場所は東京オペラシティ。行ったことないので、それだけでも楽しみだったりします、割と。

今回は、コンサートを楽しむためのコラムとかも掲載されていて、すごい気合い入ってますね。

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「予習」として念のため読んでおきました。全10回と号外がいくつか。「TVアニメ化された『月は東に日は西に』『夜明け前より瑠璃色な』『FORTUNE ARTERIAL』『大図書館の羊飼い』、コンシューマーゲーム化された『穢翼のユースティア』 が代表作として挙げられます。」だそうですが、ここまで列挙してるのに名前が漏れてる『Princess Holiday』とかはどこへ行ったのか。

あと、『けよりな』のアニメってありましたっけ。私、記憶にないんですが……。え? キャベツ……? うっ、頭が2つに割れるように痛い……ッ!!

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気を取り直しまして、『千の刃濤、桃花染の皇姫』の楽曲も演奏されるようで、そちらのほうも楽しみです。

で、今年は幸運にもチケットをとることができた……のは良いのですが、夏コミやその後のオーガストさんの動き方を見ていると、どうもチケット余ってるんじゃないかなーという感じ。

キャンセルが出たとかではなく「追加席」ということになっていますが、当日でもこのくらい空きがあります。S席とかも空いてますね。とはいえさすがにSSS、SSは完売のようです。

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(8月22日午後1時の空席状況)

あとから「空き」ができたなら、SSSで申し込んでA席になっちゃった私もそっちに入れて欲しいなぁと思うのですが、まあそれは仕方ありません。

ともあれ、昨年は味わうことができなかったオーガスト音楽の世界を堪能してまいります。

コンサートとか何年ぶりよって話なので寝ちゃわないか心配だ。 
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