よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2015年05月

課金と効率

ブラゲーの『グランブルーファンタジー』をはじめて約一ヶ月になります。実際には20日ちょいですか。

初期戦力を整えるために課金もしたりして割りと楽しんでいるんですけど、グラブル系の「宣伝ブログ」を見ていると必ずと言っていいほど目に入るのがこのことば。

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「課金しなくても楽しめる」。まあその通りだと思います。実際多くのブラゲーには「無課金」「微課金」勢というのがいますし、私もそれで十分楽しめると思う。プレイスタイルについてどうこうという話をするつもりは微塵もありません。

ただ、現実には「軽課金」(軽自動車が買えるくらいの課金)や「重課金」(重戦車が買える以下略)の人が出てきているのも事実で、そういう課金層がソーシャルゲームやブラウザーゲームを支えているのでしょう。据え置き機のゲームですら「ダウンロードコンテンツ」が販売されるこんにち、既に言い古されたことではありますけれど、ゲームの販売形態というのは大きく変わりつつある、いや既に変わってしまったんだなということを実感します。私のホームであるエロゲーはなおもソフトウェアのパッケージ販売が主流ですが、おそらく無関係ではいられないでしょう。

で、つらつら思うのは、そういう販売の方針にしたがって消費のかたちや思想もおそらく変化しているんじゃないかな、ということ。いや、変化しているというとおかしいですかね。変わってない人も多いでしょうから。ソシャゲーとかブラゲーは違うコンセプトにもとづいている、と言ったほうが良いのかな。便宜的に今―昔という対立軸で書きますけど、何かあたってない気はする。

昔(PCFXとかファミコンとかスーファミとかくらいを想定)のゲームで「1本のゲームをいかに長く楽しめるか」というとき、基本的には限られたお金で長く楽しむ、という発想でした。「やりこみ」は時間をかけて研究をくりかえし難しいことをやるというのが醍醐味だった。基本、払うお金は一定(スーファミのソフトなら10000円前後)で、あとはどれだけ遊び倒せるか、みたいな感じだったわけです。

しかし、課金システムを持つソシャゲーとかブラゲーはどっちかというと逆で、時間をカネで買う。グラブルで言えば「課金しなくても楽しめる」というのは嘘ではなく、私が知らないだけかもしれませんが、いまのところ課金しない人には絶対に無理なことは無いはずです。ゲーム内でモバコインと等価のアイテムがあるので、それを集めれば課金したのと同じ効果が得られる。ただし10000円ぶんとか20000円ぶんとか集めるのは結構しんどいし、ヘヴィユーザーがそうするように10万、20万円ぶんの課金ともなるとそれこそ年単位の我慢が必要だろうと思われます。

多くのソシャゲー・ブラゲーにおいて、実質的に可能かどうかはさておき(たとえばモバマスで重課金勢と同じだけの効率でイベントを戦えるだけのマイエナやマイスタを貯めるには数年かもっとかかるんじゃないかと思いますので事実上無理ですわな)、建前としては課金勢と無課金勢との間でできることの差はない。あるのはその「早さ」ないし「効率」の差です。これをして、私は「時間をカネで買っている」と思う。別の言い方をすれば、1つのコンテンツにどれだけお金をつぎ込むかという話になってくる。

ただし、別にそれが悪いことだとは思いません。途中に書いたように、コンセプトが違うゲームだというだけで、どちらが偉いとか偉くないとかいう話でもないでしょう。昔はそんなゲームなかったとかいうつもりもなくて、こと今回取り上げたような話に限っていえば、ゲーセンのゲームってどっちかというとブラゲーやソシャゲーのようなコンセプトで設計されていたんじゃないかと思います。「今―昔」という対立軸が微妙、みたいなことを書いたのはこの辺が原因です。

思いつきで書いているのでそこから更に話は変わるのですけれど、そういう「新しい」(と、敢えて言いますが、実際は「コンテンツ型の」とかしたほうがいいのかな)タイプのゲームってもしかして、作品を終わらせないことができるのかなぁと思ったりもします。だって、1つの作品にお金を集め続けることができるわけですからね。

もしそういう「終わらないゲーム」を作ることが可能なら、凄い楽しそうだなぁと感じます。冒険をする街がずっと続いて、ストーリーもずっと積み重なり、ゲームの中で世代交代が起こるだけではなく、現実のプレイヤーも兄から弟、親から子みたいな感じでアカウントを引き継いだり……。実際それに近いようなのが既にあるか。

ゲームにかぎらず物語が終わってしまうときの、あのなんとも言えない寂しさが、私は好きといえば好きなのですが、それでもやはり味わわずに済むのならそういう世界を体験してみたいとは思います。永遠のネトゲーみたいな。運営会社に対する信用という、いちばん重要な部分がクリアーできる気がしませんけど、課金システムで恒久的に課金とアップデートの継続が可能なら原理的にはそういうことができないかなぁ。

なんかまとまった話を書こうとしたけど拡散しました(笑)。タイトルから遠いところへ来たのもいつもどおりなのでご寛恕下さい。

技術の使い道

よくわからないけど何か凄い気がするテクノロジーって世の中にはいっぱいあって、たとえばこれ

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その名も、「ウルトラソニック・レビテーションマシーン」。超音波を用いてものを宙に浮かせる機械なんだそうです。そう聞くと何やら凄い気がしますが、1g程度のものしか持ちあげられないのがネック。あと超音波なので聞こえないけど空気振動が凄いので、鼓膜がやられないように耳栓しといたほうがいいらしいです(笑)。

普通に考えたら粗大ごみみたいな感じなんですけど、手では触れにくいようなデリケートなものを固定するのに使うとか、何か使い道があるような気がするんですがパッとは思いつかない……。技術としては凄いんだけど……みたいなパターン。

先日ニュースサイトで見ていた「持ち運べる水」も、それに近い雰囲気を感じます。

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 ▼「ペットボトルなんて古い?そのままで持ち運べる「水」がでた!」 (TABILABO)

持つことが出きる水って不思議ですよね。「Ooho!」と名付けられたこの水は、ロンドンにある芸術大学大学院、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに通う3人の生徒によって製作されたもので、プラスチック製の容器を減らす目的で考えられたのだそう。

独創的な発想が評価され、2014年レクサスデザイン賞を受賞し、さらには2015年の「Design to Improve Life」の受賞候補にもなっているようです。
 
飲み方は様々で、噛むも良し、吸うも良し、まるまるひとつ飲み込んでしまうのもアリ。塩化カルシウムと海藻があれば手軽に作れるそうで、丸いプラスチックの型を使えば誰でも簡単に作成することが可能なのだとか。

たしかにオシャレな感じはします。ただ、ビニール袋に入れて水持ち歩くのとどう違うのか……。私の貧相な発想力では、水魔法ごっこをやるくらいしか使い道が思いつかない。ただ、何か面白い使い道がありそうな気もします。

斬新な使い道を思いつくようなアイディアが欲しいなぁと思ういっぽう、こういうのって無理やり使い道を考えるよりは「必要」がどこかで生じたときに、天啓のように使い道が拓けるものだという感じもします。そうしてみると、技術というのも出会いのものなのかもしれませんね。

2015年5月エロゲーの日(2015年5月29日)。

本日は月末エロゲーの日ということで、ざっくりと買い物予定など。現地レポートは書けるかわからない(午後から仕事が入った)ので今のうちに。

まず、予約してるのは以下。

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(OPムービー)

AXL新作『あやかしコントラクト』。いつもどおりのAXLなんだろうなぁと思いつつ、なら買わない理由もないのでいつもどおり購入します。『守護の楯』みたいな確変が起こる可能性もあるし、大ハズレはないだろうし。とりあえずプレイ一番のり予定。ムービーが、派手さはないものの非常にいい感じです。橋本みゆきさんの歌も、繰り返し聞いているうちに思わず口ずさんでしまうタイプのじわじわ系。楽しみですね。

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COSMIC CUTE『love,VAMPIRE FLOWERS』。何年ぶりになったかの早狩武志新作エロゲーです。もうがまんできない!!! ……ですがそこをぐっと我慢。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、神棚に一ヶ月ほど祀ってからプレイする予定。

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わるきゅ~れ『プレイ!プレイ!プレイ!屍』。気が向いた時にヤります。

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Frill『円交少女』。こういうのが、恋泉天音先生のただしい起用だと思います。Frillさんはわかってる。ただ、エロゲーでは陸上部ガールにあんまり良い思い出がないのでその辺のジンクスを払拭できるかが結構問題。蓋を開けてみるまで、箱のなかにはフアンが一杯です。(なんだこのテキトーなコメント)

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Lusterise『光翼戦姫エクスティア』。はじめショップ(青いお店)で予約票見たとき、「Triangleのゲームを間違えて表記してるんじゃないの?」と思ってしまいました。二次元ドリームでお馴染み、最近だと『魔将の贄4』で活躍中の上田ながの先生のソロ作品です。特典小冊子にエレクトさわる先生やらBLADE先生やらといった豪華な面々が名を連ねているので、そっちも楽しみ。

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(OPムービー)

pure more『少女アクティビティ』。マグロ(※ツイッターキャンペーン参照)です。ネタは抜きにして、音楽や映像、公開されているストーリーから予測される内容などが非常にツボ。OPムービーほんと好きです。個人的にかなり期待しているのですが、あんまり期待しすぎるとヒロインがマグロだったときにショックが大きいので必死に自分を抑えています。サントラの発売日が伸びました。

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Black Lilith『対魔忍ユキカゼ2』。正直メガネはどうかと思うんですけど、凜子さんが好き過ぎるので買います。しかし、絵柄がだいぶ変わった気がするというか、凜子のおっぱいデカくなりすぎじゃないですか?

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並べるとハッキリ分かりますね! おっぱいの上側からくびれがなくなって首のラインからべろーんと垂れ下がるような感じになってます。あと、下乳もすごい膨れてる。4年間に成長したのかもしれないけど、前のメリハリのあるボディのほうが好みだったかなぁ。

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Liquid『秘蹟神姫アルカナセイバーERE』。EREとは「エロティック・リマスター・エディション」のことらしい。言ったもん勝ちですね。新作の『痴漢王』を見送ってあえてこちら。『アルカナセイバー』は私がプレイしてきた変身魔法少女凌辱系作品の中でもかなりいい線行ってて、3年くらいインストールされっぱなしでことあるごとにお世話になったすばらしいエロゲーだったのです。お布施も兼ねて。

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LASS『迷える2人とセカイのすべて LOVE HEAVEN 300%』。通常版です。抱き枕カバーはいらない。本編やったし一応……という程度のモチベーション。

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Insync『妄想コンプリート!』。ホントに出るんですね。キャラ1でもうすぐ出せる、という感じのことをおっしゃっていたので『さくらさくら』状態にはならないだろうとは思っていましたが、いざ出るとなると趣深いものがあります。正直興味関心は薄れかけているのですが、予約してるしね、ということで。

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CYCLET『妖神鎮め ~少女の決断、御子の決意~』。和泉万夜氏の単独シナリオだし、ハーフプライスだしということで。『駄作』といい、ここの作品はよくもわるくもとんがっているので期待したいところ。『EXTRAVAGANZA』や『無限煉姦』のような、エログロの果てに染みこむような切なさのある作品だと嬉しいのですが、いかにもな感じのサブタイトルがジンクス的にはちょっと不安かもしれない。

こんな感じです。2桁いってるんで、『攫ノ雌』、『恋想リレーション』、『ふたなりエルフ快楽調教』は評判待ち。『なついろレシピ』はまだ迷っています。ちょうど夏になっていい時期に出るし、季節枠(いま作った)で買っちゃおうかなぁ。話題の『ALIA’s CARNIVAL!』は余裕で見送りです。

購入予定に入っていない注目作は2本。まず、クラウド「ファインディング」でお馴染みホワイトソフトさんの『猫撫ディストーション 恋愛事象のデッドエンド』。正直さんざんユーザーに対して不誠実なことをしてきたメーカーさんがクラウドやってうまくいくとは思えないのですが、果たしてどんな感じになったのか、野次馬的関心で動向を見守っています。

もう1本は、BLACKRAINBOWさんの『麻雀バトルヒロインズ』。まったく情報を集めていないのでテキトーな印象論ですけど、ぱっと見た感じのタイトル、グラフィック、ストーリー紹介、麻雀バトルというネタ、どこを切ってもネタ臭しかしません。今月のマインスイーパーを目指したい人には是非ともお薦めしたい逸品ではないかと思っています。面白かったらそれはそれで儲けモンですしね。

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というわけで、本日も秋葉原に出没していると思います。 雨、降らないといいな。

それでは皆さま、どうぞ良いエロゲーライフをお過ごしください。

『妹のセイイキ』がたいへん大変なことになった話。

シコシコ本日投稿予定の記事を書いていたのですが、えらいニュースが飛び込んできました。fengさんの新作『妹のセイイキ』でキャストが変更になるというお知らせです。



「7/31発売、明日予約開始の「妹のセイイキ」にて大変残念なご報告がございます。ゆかな役の声優、吉住陽菜さんが体調不良で降板されることになりました。」とのことですが、単に今回の作品を降板するだけでなく、吉住陽菜さんがエロゲー声優を引退なさるという話でもある模様。

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▼「名瀬ゆかな役キャスト変更のご案内とお詫び」(feng公式 ※リンク先18禁)

この度、私、吉住陽菜は体調不良により
「妹のセイイキ」の「名瀬ゆかな」役より降板することになりました
また、アダルトPCゲーム声優を引退することになりました

昨年から体を壊し、お医者様と相談しながらお仕事を続けてきたのですが
18禁シーンの収録時に想像以上の負荷がかかり、
このまま収録し続ける事が厳しいという判断によるものです

既に、「妹のセイイキ」は半分ほど収録をしておりました。

本作のゆかなも可愛いくて、なんとか皆様にお届けしたかったのですが
このような事になってしまい、期待してくださっていた皆様、
製作のfeng様、その他関係者の方々、本当に申し訳ございません

是非、新しいゆかなも好きになって頂けると幸いです
末筆ながら、「妹のセイイキ」のヒットをお祈りしております

                                 吉住陽菜

「引退することにいたしました」ではなく「なりました」というあたりからは、そこはかとなく丸山眞男的な「おのずからなりゆくいきほい」を感じるのですがそれはさておき。

体調を大きく崩されていたということで、やはり心配です。半ばまで録り終えていた作品を途中降板というのは、スケジュール的な部分との兼ね合いもあるのでしょうけれど、大きな判断であることは間違いありませんのでよほどのことなのかもしれません。どうぞお大事になさってください。

また、fengさんとしても前作(『彼女のセイイキ』)で人気だった妹キャラを引き継ぐかたちがウリだったということもあり、今後どのような方針になるのか見えてきません。既に代役についてはある程度話がついているのではないかと思うのですが(予約開始されるわけですし)、もしまったく白紙なのだとしたら延期等々もありえないとは言い切れない。(※メーカー公式Twitterで正式に「延期はしない」との告知がなされておりましたのでその旨追記いたします

あと、半分収録済みのボイスの行方はどうなるのか……。予約特典でついたら買います、という人がいるかもしれないしそういう声もちらほら見かけましたが、それはやっぱり交代する声優さんに対してあまりにも失礼な気がするので無いんじゃないかなぁ。

しかし、過去の出演作がエロなしの『彼女のセイイキ』一本しかない吉住陽菜さんの引退でここまで大きな騒ぎになるというのもなかなか凄いことで、それだけ名瀬ゆかなというキャラ、ならびに吉住陽菜さんのボイスが魅力的だったということなのでしょう。あと、吉住さんと双子のように声がよく似た声優さんが何名かいらっしゃるので、テレパス的なものが作用してそちらのほうに何らかの影響があるかも……みたいな心配があるのかもしれませんね。

すごいどうでもいいけど、大人気アニメ『ラブライブ!』で穂乃果が無理して倒れた後、スクールアイドルを引退する、みたいな話があったことをぼんやりと思い出したり。

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あっちはその後電撃復活があったわけですが、さすがにこちらは難しそう。

ともあれ吉住さんにはゆっくり休養をとって体調を整えていただきたいし、『妹のセイイキ』のほうもみんなが満足する内容になって発売されることを祈るばかりです。

「予約」のちから。

といってもエロゲーの予約のほうではなく、予約投稿などの予約です。

割りと便利なので私も予約投稿をよく使っています。実際、この記事も予約投稿でして、書いてるのは朝がたですが夜に投稿されている「予定」です。なにごともなければ。

ブログ記事の場合、事前に書いておいて後から投稿されることのメリットというか意味みたいなものはあまりなく(私が常に定時更新を心がけている、とかなら別でしょうが)、せいぜいが先に書いておいて後から書き足したいこととかが出てこないか、推敲やクールダウンの時間を取る、という程度でしょうか。

いや、もし予約が失敗していると「毎日更新」が途切れるのでちょっとこわい部分もあるのですが。

しかし、アニメの予約なんかの場合は失敗するとおおごとですし、この手の「失敗されると困る予約」というのは世の中けっこうたくさんあります。

そのへんのことを考えるとちょっと見えてくるのは、予約というのはなんというか、あることを最終的にひとまかせにする、ということなんですよね。あるいは何らかの行為を代行するサービスである、と言っても良いのかな。便利になったと感じる反面、実は怖いことなのかもしれないと思うときがあります。自分の手を離れるわけですから。

まあとはいえ、自分が不在でも(それこそ死んでしまっていても)「かわりに」何かを実行してくれるというところにはロマンを感じるところもあり。Twitterの予約投稿で会話しているように見えて実はパソコンの前にはいなかった、とかいうのを殺人のトリックに使うような推理小説とかありませんかね。Twitterだとクライアント表示とかでバレそうだけど、そういう予約を利用したアリバイづくりみたいな話、あったら読んでみたいです。詳しい方でご存知でしたら、ぜひ教えてくださいませ。 

「あかべぇそふとつぅ10周年記念フルカラー画集」の〆切が近い話。

『ぼくの一人戦争』購入時のシークレットシートにて告知があった、あかべぇそふとつぅ&姉妹ブランドの過去作品で各原画家が店舗特典・雑誌用に描き下ろしたイラストを詰め込んだ、全ページフルカラーの画集「あかべぇそふとつぅ10周年記念フルカラー画集」。

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あかべぇそふとつぅ10周年記念フルカラー画集

500ページ超の大ボリューム(イベントで聞いた限りだと700ページ行くかもみたいな?)で、もはや本としての体裁を保てるのか……みたいな感じがするという、人によっては期待度が高いであろう(私は結構楽しみにしています)本。

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こんなふうに使ってはダメですよ。

実は優先受付の期限が今月末までとなっており、そろそろ迫ってきています。

交換の方法は、『ぼくの一人戦争・初回版』に同梱の「10周年記念シークレットシート」1枚を含む、シークレットシート10枚との交換。郵送で、送料はユーザー持ち(着払いで送られてくる)です。

一応受付期間終了後でも在庫分のみの受付はあるようですが、無くなり次第受付終了とのこと。モノがモノだけにそれほど大量に刷るとは思えない(だって、500ページのフルカラー本なんか、いくら大量刷りの割引が効いたとしても一冊いくらかかるか想像するのも恐ろしいですよ……)ので、確実に手に入れたいという人は今のうちに申し込むのが良いかと思われます。

今月末の〆切というのは、シークレットシート10枚を送る〆切ではなくて「シークレットシート交換専用メールフォーム」での申請〆切ですから、もうちょっとでシークレットシートが揃うけど仕事が忙しくて月末までにエロゲー買いにいけない……! というような人でも、申し込んでおくのはアリかもしれません。ただ、もらう気もないのにとりあえず申請……とかしちゃうとその分刷ってしまってメーカーさんにご迷惑がかかる可能性があるから、「冷やかし」はやめたほうがいいかも。(実際にシークレットシートが送られてきてから印刷数を決めるなら余計な心配なのですが)

とりあえず、恥ずかしながら私はすっかり忘れていたのでさっき申し込み済ませてきました。『魂響』のシークレットシート送ろう……。

ノートと板書撮影の話。

なにやら某まとめサイトで、大学の授業を写メで撮影している云々という話を見かけました。

話を聞くと、実際携帯で板書なりパワーポイントなりを撮影している大学生というのはだいぶ増えたらしい。それどころか授業を録音したり、ノートPCを持ち込んでオンタイムで書き起こしたり、更に凄いのになると前の方の席で授業を録画したり。時代は進んだなぁという感じです。

これに関して賛否両論があるのは想像がついたし、だいたいその想像通りの話が多いように見えます。

たとえば、ノートをとるほうが勉強になる(手で書くほうが覚える)とか、難しい話を聞きながらノートをとると覚えられないから撮影や録音のほうが最終的には勉強になる、楽をすることを覚えると授業に来なくなるとか、肝心なのは授業に出ることではなくて内容を身に付けることだろうから記録として残しておいたほうがためになる、といった「勉強にどっちがいいか」という話。

あるいは、そもそも手を抜いて写メで何とかしようというやつはほんとうには勉強しないだろうとか、ノートをとってりゃ満足してるというのは志が低いのであるとかいう精神論。

他にも、教授のやる気が削がれる/文明の利器を認める柔軟な先生が良いとか、写メの音がうるさい/音が問題なら録画や録音なら良いだろう、といった学習環境に関する議論。 

まあこれらについてはいろいろ話が出るのは当然として、個人的には身に付けるということが目標だというのなら、それぞれにあったやり方でやればいいと思います。写メの音をパシャパシャ言わすのはちょっと論外としても、撮影や録画のほうが効率的で自分にあっているというのなら、それをやってもいいんじゃないかとは思う。

ただ、それとは別に、やっぱり授業が「商品」だということも考えないといけない気はします。

こういう言い方をすると反感を買うかもしれませんが、そもそもこういうことが問題になる時点で、教育は「サービス業」になっているのだと思います(そうでないのなら、「師」である教授の指示に全面的に従え、で終わりです) 。そうすると、大学では授業(講義)を通して知識や技術を身につけ、その対価として学生は授業料を払っているということになるでしょう。

写メや録画録音のように、誰でもいつでも閲覧できるかたちで授業を「持ち出す」ことが許されてしまうと、昔の「モグリ」ではありませんが、大学に入らなくてもそこで提供されているサービスを簡単に受け取ることができるようになってしまいかねない。そうすると、授業料を払っている人は馬鹿みたいということになります。大学という制度そのものがそれによって崩壊するという事態が一朝一夕に発生するとは思いませんが、「不正コピー問題」にも似ていて、あり方そのものに対する挑戦、みたいな部分はあるのではないでしょうか。

しかしながら一方で、学問というのは多くの人にひらかれているべきだ、というのも確かです。そもそも身につけた知や技術を大学の内側だけで囲い込むことは不可能ですし、そうすると外に漏れていくのは必然です。というより、外でそういう知や技術を使うからこそ学ぶわけですし。大学というのはあくまで身分(そこで学んだという「学歴」の保障やその授業の内容をある程度身につけたという「単位」の認定も込みで) や設備を提供するものであって、内容についてはオープンであっても構わないだろう、という議論もありえるし実際あるようです。

偉大な哲学者の思想は、彼ら自身の著した書物からだけではなく、彼らの弟子によって記録された発言や講義にも依存している場合が多い。M.フーコーなどは、あのへんの思想家にしては珍しく全コーパスが確定している(する見込みがある)とも言われますが、それには彼の行っていたコレージュ・ド・フランスでの講義の録音が大いに役に立っているのだという話を耳にしました。

板書を写メで撮るのとはレベルが違う問題と言われるでしょうか。でも、「学知」という「商品」がどのような性質のものであるかを考えるうえでは結構共通するところがあるんじゃないかなと思っています。

この辺の話についてはもう少しキチンとかんがえる必要があるとは思うのですが、個人的には、大学が全講義を録画(あるいは録音)しておいて学生ならいつでも学生証を使って閲覧できるようにするとか、そういう「サービス」を行っても良いのではないかなと。あるいはもう、それを一般の人に有料開放してもいいかもしれません。で、学びたい人はご自由にどうぞ、と。そのかわり単位認定(その学問を修めたという認定)は大学に入らないとしてもらえない、みたいな。まあ可能かどうかは別として。

それに大学の恐らく最も価値ある「商品」であるゼミとかはその場で参加しないと意味がないわけですし、講義くらいは今よりもひらかれたものにしても構わないんじゃないかなとか、そんなことを今は考えています。しっかりした話じゃないのでそのうちコロコロ変わるかもしれませんけど。

拍手へのお返事など。

省エネモードで、本日は拍手へのお返事。少し溜まっていたのにいま気づきました。すみません。

明日以降また通常の(なにが通常かよくわからないブログですが)記事にもどす予定です。

>『無限煉姦』のレビューについて
ご感想ありがとうございました。お褒めにあずかり恐縮です。 一部で盛り上がったもののそこまで話題になった作品でもない印象なのですが、いまだに(私の感想に対して)コメントをいただいたり、検索でこちらに飛んで来られる方がおられて、凄いポテンシャルのある作品だったんだなぁと改めて思いました。これから書かれるご感想、楽しみにしております。

>旧作のレビューについて
そのうちやるつもりです、そのうち……。やるやる詐欺をしていてすみません。ただ、「どこから始めよう?」というのが結構悩ましいところでして。私としては1995年以前(Win95以前)も視野に入れたいのですが、さすがに記憶が曖昧だし今更やり直すのも面倒だし、しかも需要が薄そうだよなぁと思うとやっぱり2000年以降くらいなんですかねぇ。

>新作のレビューについて
書きたい気持ちはあるのですが、普段プレイしている時はあまり何も考えずにクリックを繰り返しているせいで、レビュー書く時は2、3回やり直さないと書けないヘタレ性能なのです。最近ゲーム自体が結構たまっているのと1本に時間がかかるものが多いせいで、なかなか着手できず。何本か候補はあるので、どこかのタイミングで書ければと思っています。

>エロゲーのイベント参加について
エロゲー系のイベントに参加するようになったのはほんとうにここ2,3年のことです。1人では心細いので、ツイッターで知り合ったお友達についていく感じで参加しました。最近は慣れてきてソロ特攻余裕ですが……。発売日イベントとかはハードル低いのでその辺に参加しつつ、購入者のサイン会とかでステップアップ。最終的にラジオとかトークショーとかに申し込んでみる、というのが順当な上がり方の気がします。ライブは正直、エロゲー系イベントとは全然雰囲気もやり方も違っているので参考にはならなかったかなあ。メーカーさん主催のミニライブみたいなのは、エロゲーイベントの延長で行けると思います。

あと、キャララ!!は入場無料です。毎回お金払ってたらパンクしてしまう……。電妄トークライブは参加費かかりますね。

>ask.fmについて
存在は知っているけど何をやるのかまったく分かってないのでたぶんまだしばらくはやりません。あしからずご了承下さい。別に私に聞きたいこともないでしょ……。スリーサイズくらいですか?

>ラーメンについて
魚貝系のスープがすきです。担々麺とかも食べられますが、辛いのを食べると体中から汁が出るので大変です。

といったところで。 

「当たり」の日。

私は麻雀だといわゆる「流れ」を信奉していますが、それはあくまで行動指針の1つというだけであって、実際に運の量が行動によって溜まったり減ったりする、という「流れ信者」のようなスタンスではありません。

流れがきていると思って上手く行かなかったり、逆に流れを失ったと思ったのになぜか上手く行くことも多数あり、それについて「流れ」による説明というのは可能ですけれど、反証することもできない(絶対におかしいと証明することができない)以上オカルトにすぎないだろうとは思っています。

ただ、ときどき本当に「流れ」っていう得体のしれないエネルゴーの流れみたなものが存在して、それが来てるんじゃないかなぁと思えるときってあるんですよね……。具体的にはいま。ナウ。

昨日、アクアプラス祭に当選した話をしました。

ブラゲー『グランブルーファンタジー』でゲーム内通貨のガチャを回したらSSR(最上レア)のキャラが出ました。

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この子。クラリスちゃん(CV:佐倉綾音)。雑魚かと思ったら強いらしい。

今朝電車に乗る前ダイドーの自販機でジュース買ったら、ぴろぴろ音が鳴って「7777」の表示。「おめでとうございます 15秒以内にボタンを押して下さい」というアナウンスが流れました。どうやら「当たり」を引いたようです。

クレジットカードのポイントキャンペーンで、少額ですが(100ポイント)当選のお知らせが届きました。

更に、帰りにセブン-イレブンで買い物したら、700円以上購入で1回ひけるクジで、1200円くらいのウイスキーがあたりました。

というわけで、昨日から何やら不気味なくらいいろんなものがあたっています。何か小市民的なラッキー自慢話になってしまいました。

もちろん単なる偶然でしょう。

ただ、その偶然を説明するのに「たまたま」とか「日頃の行い」というのではなく、「流れがきている」というのは何というか、すごく便利かつ適切な感じがするんですよね。 そういうものがあるのかどうかは分からないけれど、あったとしても人間の力ではどうしようもない「流れ」のようなものがはたらいて、それによって結果が引き起こされました、といわれるとああそんなもんかなと思うし、普段通り何も当たらない日々が訪れても、流れがどっか行ったんだろうなという感じで済むわけで。

まあとりあえず、思わぬラッキーの成果(酒)を持ち帰って来たので今日はこれ飲みながら、楽しくエロゲーでもプレイしようと思います。

大アクアプラス祭当選した話。

大アクアプラス祭 -20th Anniversary-の先行申し込み、当落通知が来ていました。

ap20th

大アクアプラス祭

ap20th01

ap20th02

どうやら両日とも当選した模様。イープラスさんでとうとう当選……と思ったら、チケットぴあでした。ぴあさん有能ですわ。

ぶっちゃけ私としては後藤邑子さんとAKKOさんと中司雅美さんを見に行くと言っても過言ではないのですが、それにこだわりすぎてモップ先生から以前言われたありがたいおことばを忘れないようにしたいと思います。

それは、「アクアプラス祭であってLeaf祭ではない」ということ。エロゲーマーの私が期待するような「20周年」の振り返り方ではないかもしれない。『痕』や『雫』は出てこない可能性が高いし、『まじアン』だってお察し下さい。『ナイト雀鬼』なんて期待するだけ無駄でしょう。ただ、それでも「アクアプラス祭」と銘打っているわけですから勘違いしたらいかんよね、と。

なにげに生で水樹奈々様を拝見するのもはじめてなので、そのあたり楽しめる要素はたくさんあります。とりあえず予習とお金の工面だ(切実)。
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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