よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2015年03月

キャララ!!(2015年3月20日)に行ってきた話。

昨日(3月20日)は、秋葉原で開催されている(Views主催)毎月恒例のエロゲーイベント「キャララ!!」の日でした。また参加してきたので、さっくりレポート。Twitterのほうで「実況」をしていたので、あんまり詳しい内容はやらず、感想を含めつつ簡単なまとめをしていきます。

 ▼「キャララ!!」公式ページ

今回は11メーカーが参加。ここ最近ではなかったくらい多いです。やはりGW前の時期に出すメーカーさんが多いということなのでしょうか。いっぽう、参加者の方はここ最近の入りと較べると少なかった。今回私、ちょうど17時くらいに会場に入ったのですが、整理券番号が75番でした。前回は同じくらいの時期に入って130番台でしたから、約半分だった計算。「人が多くなってきたので前に詰めてくださ~い」が今回ありませんでしたし。

なぜ人数が減ったかについて確かなことはわかりませんが、ぶっちゃけメーカーさんの傾向や発売ソフト、イベントの内容といったことより、決算期につき私生活が多忙になりやすい時期であることが大きいのではないかと思われます。キャララ!!の参加者、若い学生さんとかよりは結構お年を召したかたが多いですしね。私もワンオブゼムですが。

以下、登場したメーカーさんを時系列順に追いかけていきます。

1. Purple softwareさん
彦さんとブッチーさんのコンビによるトーク。新作『クロノクロック』のキャラ紹介です。毎月1キャラずつ、シナリオにも踏み込みながら紹介して発売日までに完走、というのを継続中。延期したらどうなるんだろう(笑)。

今回は城之内真琴ちゃん。武闘派ヤ○ザ(経済ヤクザではない)の組長を親に持つという戦闘系美少女で、主人公のクラスメイト。『ニセコイ』かな? どうでもいいけどローマ字表記が「Zyounouchi」なんですね。「Jyonouchi」のほうが私は好みだな(ホントどうでもいい)。

本人も身体能力が高い武闘派で、主人公がまともに戦って勝てる要素はないんだけど、時間を戻す能力を使っていろいろ駆け引きをしながら絡んでるうちに仲良くなって……みたいな話だそうです。別にバトルものになるわけではなく、いろんな駆け引きつばぜり合いの中で深まっていく関係を楽しんで下さいということ。惚れた弱みを衝いていくんでしょうか。まあ、物理的にやっちゃうと凌辱ゲーになりますからね……。

とりあえず開発はきわめて順調。おそらく来月のキャララ!! ではマスターアップ報告ができるだろうとのことでしたので、楽しみに待ちたいと思います。

2.ウィルプラスさん
営業のしんのすけさんが、8タイトルを一気に紹介。そのぶん内容は薄かったです。

今月発売の『Golden Marriage Jewel Days』、『ミライカノジョ』。どっちもマスターアップ。とんでもないトラブルでもなければ出ますね。

『なついろレシピ』は体験版をやってくださいという話。

Guiltyブランドからは2012年に発売された『虜ノ契』のリメイクが出るそうです。この作品、ロングセラーというか3年経ったいまでもリピート購入が定期的に入っており、リピート数ではウィルプラス作品の中でもTOP10に入るのだとか。それなら、新環境対応で動画っぽい演出もつけて作りなおそうということでリメイクが決定。5月発売予定。

同じくGuiltyから、6月に『虜ノ旋律』(トリコノシラベ)が発売。こっちは新作。「虜ノ~」とついているので、一応シリーズものを意識はしているけど詳しくは未だ言えない。3月20日にティザーサイトがオープンするということでした。 →『虜ノ旋律』ティザーサイト

どうでもいいけど「虜ノ」っていうと、アトリエかぐやの『虜ノ姫』とかもあるからややこしいですよね。

ensemble、『乙女が奏でる恋のアリア』FD「君に捧げるアンコール」も6月発売予定。人気投票1位だった久遠佳をメインにしたシナリオに、本編ヒロインたちのASを含めた内容になるそうです。

ensemble SWEET からも1本。第二弾タイトルは『エッチでヘンタイ、ヤキモチお嬢様』。このブランドは、ヘンタイのお嬢様とにゃんにゃんするのを軸にしたブランドなので、またその路線ですということ。サイトすらオープンしていないので、名前だけの公開でした。

最後は、Empressの『Closed GAME』。聖少女ゲー。これも6月です、というくらいの告知でした。

15分の持ち時間で8タイトルはやっぱりキツイよね……。ブランドに差をつけたことになるから紹介しないわけにもいかないし。とにかくたくさんある、というのはわかったんですが、やはり1本か2本をじっくり紹介してくれたほうが頭には残りやすいなという感想です。

3.ALcotさん
新作『LOVEREC.』の話。司会は宮蔵さん。部活動の中で動画を作るという、「クリエイター」の話。これをプレイした人が、ものを作りたいと思ってくれれば良いなと思って作っているそうです。

スタッフは『Clover Day's』とほぼ同じ。ただ、宮蔵さんは社長業が忙しすぎるためシナリオから降板。その結果、シナリオが期日通りにあがるようになったそうです(笑)。なお、開発はほぼ完了。音声録りなどもほぼほぼ大丈夫なので、「延期はしないALcot」でいけそうですという頼もしいおことば。こういうのは日頃の信用が大事ですネ!

あとはヒロインの紹介とゲームの全体的なことについてのお話。

ヒロインではヒトミちゃん(ビデオカメラの精霊)がキーキャラ。一応理想の妹をイメージしたつくりだけど、今作には妹はいない。また、今回ALcotでははじめてとなる正式なハーレムルートを採用(これまでのは正式ではなかったということなんですかね)。賛否両論は覚悟しているけど、ALcotがハーレムを作ったらどうなるかというのをやってみたそうです。

他に特徴のあるところでは、「妄想RECモード」を搭載。作中の素材なんかを使って実際に「動画」を作れるようなシステムをつけているのだとか。そこで作られた動画に関しては、自由にアップロード等してくれて構わないということでした。一応スクリプトとかは多少やらんとダメみたいな口ぶりでしたが、どんなものなのか、楽しみです。lightのASコンテストとかを思い出すなぁ。「ものを作りたい」と思ってくれた人に入り口まで提供してくれるということでしょうか。こだわりを感じます。

4.シルキーズプラスさん。
司会は広報のたまさん。A5和牛ブランドの新作、『根雪の幻影 白花荘の人々』の話から。新CGが公開されたり雑誌記事も掲載開始されたりと、情報がどんどん出ているので注目していてくださいという感じのお話。また、既に音声レコーディングを開始しており、キャララ!! 当日もレコーディングがあったということ。その関係もあってか、上乃院華穂役の春村さゆなさんから、キャララ!! 向けのメッセージボイスを録ってもってきてくださっていました。春村ボイスで届けられるゲーム紹介。すばらしいサービス。ごちそうさまでした。

なお、作品は「複雑な時系列が全部綺麗につながっていく」ような話らしい。『媚肉の香り』あたりを彷彿とさせる感じでしょうか。あるいはエルフ洋館ものみたいな雰囲気を湛えた作品になるのか……いずれにしても楽しみですね。今月27日には、予約者対象にクリアファイルの配布会が行われるそうです。

また、今月末に発売の迫った『なないろリンカネーション完全ガイド』に関する情報も。発売日(28日)には新宿ですめらぎ琥珀先生によるサイン会を実施。購入店舗等をとわず、本を持ってきた人にすめらぎ先生がサインをしてくださるそうです。人数制限もなし。ただ、開始時間は17時からとちょっと遅め。コミケットプラスがあるからなんでしょうか。終わりは20時だとうかがいました。グッズ販売もあり、そこでの購入物にもサインを頂ける。同じ会場ではムーサン・ベリーさんのミニライブや、すめらぎ先生のジークレー展も同時実施。これは楽しみですね。

なんかずっと前から知ってるブランドという感じがするんですが、実はまだ「根雪」で2作目なんですよね(笑)。前作の掘り下げに新作にと精力的なシルプラさん、このまま軌道に乗って良い作品を作り続けていただきたいです。

5.シルキーズさくらさん
SAKURA3号さんと、ひきつづきたまさんが司会。先日発売された『堕ちていく新妻』関連で、アンケートに答えてくれた人への壁紙プレゼントや、初回特典に付属の製品のシリアル使ってホームページから購入者特典をダウンロードできるのでご利用下さい、というコマーシャル。

また、新作は既に動き始めているそうですがまだ公表できないということでした。楽しみに待ちましょう。

6.Glace/Galetteさん
ライターの詠野万知子さん、声優の佐倉江美さんが司会。Massanは原画作業が佳境につき欠席(あとで会場にいらしていたようでしたが)。そういえば氏は広報や営業じゃなくて原画でしたか……。

新作『ロリポップファクトリー』と『恋魂』の紹介。『ロリポップファクトリー』はツイッターキャンペーンなどもやっているので見て下さいという話。『恋魂』のほうも4コマまんがなど更新が始まるので、ウェブサイト見てくださいとのこと。

なお佐倉さんによると『恋魂』の音声収録は既に完了。やり終わるとタイトルの意味がわかるので乞うご期待だそうです。たぶんこういうことなんだろうなという予想はできるのですが……さて、あたっているかどうか。

また、本日のみどころは聖那帆役の佐倉江美さんによる台本朗読。最初は主人公との出会いのシーンを朗読しておられたのですが、まさかのチュパシーン(フェラとは言ってない)生演技が(笑)。笑い声が起こるかと思いきや、度肝を抜かれたオーディエンスがフリーズし、一瞬会場が水を打ったようにシーンとなったのが面白かったです。

いやいや、耳福でした。

7.蛇ノ道ハ蛇ソフトさん
新作『DS9 ディベートスクールナイン』の紹介。司会はディレクターのシロたんさん。ゲストに、出演声優である加賀美こころさん、結城ほのかさん。

憲法系(拳法ではない)という新ジャンルに挑戦するため若い力を集めたかったということで、声優さん9人は全員、これまでに役を持ったことのない新人さん。原画、シナリオライターともメインは初。テーマソングもエロゲー業界は初というフレッシュなメンバーを揃えて、勢いをつけたそうです。別にズブズブの素人ばかりを集めたというわけではないでしょうし、経験豊富なメーカースタッフがそれをバックアップするということなんでしょうが、「ゲームをやっていると声優さんの成長を実感できる」とかシロたんさんがおっしゃってまして、それはクオリティ面で大丈夫なのかという若干の不安が……。

ネタでなければ要するに製品としてまだクオリティ高くなる要素があきらかにある状態で出してるということになると思うんですが、成長を見守るつもりで金を出してくれってことなんでしょうか。正直なのは美徳ですが宣伝効果はどうなんだろう……。

ゲームは学園もの。憲法9条を「護憲派」と「改憲派」にわかれて真面目にディベートをしようという授業が行われるという設定で、本格的に9条問題を扱った。「皆さんそんな社会問題なんか興味ないだろうけど、こういうところから社会的な関心を高めてもらいたいと思っている」みたいなことを言っておられました。「ゲームはあくまでキッカケ」で、そこから本を読んだりしてほしいと。

とはいえ専門的になりすぎてもエンターテインメントではないので、テクニカルな法律論や調整の難しい歴史的背景はすべてカット。「うちにしかできないことをやってやろう」という挑戦をした作品だそうです。ムービーは二種類。パッケージも二種類で、護憲派と改憲派の2バージョン。ただし内容は一緒。そりゃそうですわな。ちなみに護憲派が体育会系。改憲派が文化系お嬢様系。

まあ上から目線で言えば意気込みは買うというか言いたいことはわからんではないものの、正直どうかなあと思います。拳法9条に関する世間のエロゲーマーの関心の度合いは、そんなに高い方ではないでしょう。しかし、それはホントに運動とか学問として9条問題に取り組んでいる人とくらべての話。

ミリオタが一大勢力を築いていたり自衛隊から萌えキャラが出ていたりしているように、オタク系文化と軍事関連は比較的親和性が高いし、一般人との比較で言えば関心は高いというか、「知識はないけど主張だけはある」あるいは「偏った知識と主張を持っている」オタクは多いと思います。

エロゲーでも、『群青の空を越えて』みたいな話がかなりウケて話題になったわけですし。プレイされた方ならわかると思いますが、「萩野理論」みたいなややこしい話も結構ガチで分析して批判ツッコミ入れる人っているわけですよね。だからちょっと、ユーザーの関心を低く見積もってる気がする。藪蛇を心配するというか、どのくらいの層をターゲットにしてるかわからないんですが、すっげーアタリマエのことを「啓蒙」されると、大した知識も持ってないのにインテリぶりたい人とかがいらっとするかもしれません。具体的には私とか。気が短いので。

また、護憲派が体育会系で改憲派が文化系っていう区別もよくわからない。知識人中心の左翼系リベラルと、自衛隊活動などで実際に戦いに身を投じている保守というふうに考えるなら、逆のほうが現実に近いだろうと思うのですが……。そこをあえて外したことに意味はあるのかしら。

憲法9条について気軽に議論したい、というのは大事なことだろうと思います。専門家みたいな人が出てきて小難しいことをいって何も知らない人を馬鹿にするから話が始まりもしない。それはよくないんでしょう。ただ、だからといって無知無分別で好き勝手言うだけではやはり意味がないどころか偏見が満ち溢れ、害悪にもなりかねないわけです。独裁政治や専制政治よりも被害が大きいといわれる「衆愚政治」ということばを、よもやご存じないわけではないでしょう。

ゲームをきっかけにまじめに勉強して欲しい、というメッセージが書かれていたのでそれを信じるしかないのですが、願わくはプレイすることで表立ってはいなくてもある程度知識が蓄えられたりするものであってほしい。ニュートラルな視点を放棄してしたくなるようなものではないと尚よし。いや、どちらかに偏った議論でも構わないのですが、少なくとも嘘や誤解を広めたりはしないという最低限が守られていることを祈ります。

「つまらないテクニカルな法律論や、調整が難しすぎる歴史的背景等」を「潔く全カット」したのが、単にスタッフの力不足や知識不足に対する言い訳であってほしくはない。きちんと取材・勉強して把握したうえで表には出さなかった結果である、というのなら納得しましょう。そうでないなら徹底的にネタにするにとどめて、「みんなが語れるように」のようなことは言わないで欲しいかなぁという思いが微妙に。

「社長が新しいことやりたいと言いだしたとき止める人がいないとこうなる」とおっしゃっていましたが、予約したのでその成果は見届けさせていただきます。ちなみに私は護憲パッケージを予約して結城ほのかさんのサインをいただきました。護憲のほうを予約してたのは偶然なんですが(キャラ絵)、結城ほのかさん面白いキャラクターだったし、なんとなく売れそうな気がする。加賀美こころさんとお二人で頑張って欲しいですね。

8.げーせん18/Unicorn-aさん
萌々香さんが司会。ゲストで声優の蓬かすみさん。『戦御村正』と『戦極姫6』の紹介……だったのですが、『村正』のほうは公表できるような情報がほとんどないということで、『戦極姫6』の内容紹介。

マスターアップは既に終了し、おそらくは予定通り発売できるだろうということ。なお発売当日は購入者抽選会を実施。今回は1等の「戦賞」、2等の「極賞」、3等の「姫賞」を用意。上から順に、1等は声優さんのサイン色紙、2等はサインポスター、3等は布ポスター等いくつかのグッズの中から選んでもらう予定だそうです。

この後、予約者対象でメッセージペーパーにサインをもらえました。非常に丁寧に配慮していただき、ありがとうございました。

9.戯画さん
『シロガネXスピリッツ!』の宣伝と頑宣ちゃんねるの宣伝。ゲストの早瀬ゃょぃさんがはじけてました。

早瀬さんがオーディエンスを1人舞台に召喚し、広報のかたも交えて台詞を読む(オーディエンスは主人公役)ミニイベントが実施され盛り上がりました。オーディエンスの方の熱のこもった演技がなかなかおもしろかったです。私だったら恥ずかしくて立ちすくんでしまうなぁ。凄いです。声優志望の方だったりしたのでしょうか……。

また、ここで早瀬さん、さっき佐倉江美さんが読まれた『恋魂』のエロテキストの朗読を開始。再度チュパ音が会場に響き渡ることとなりました。今度はオーディエンスも心の準備ができていたのか、爆笑と拍手喝采。大受けの中でトークは終了しました。

なお、戯画さんは発売日イベントを実施。購入者にきのこのみ先生のサイン会参加権利が与えられるそうです。先着ではなく、抽選ですね(詳細はこちらを参照)。サイン会の第一部が15時~なので、朝イチとかで行って当選すると、結構待つ未来が予想されます。

なお、戯画ブースには真咲嬢のおっぱいが展示してあったので、モミモミしてきました。空気じゃなくてちゃんとマウスパッド的な感じで作ってあるんですね。ブラは当日買ったみたいなこと言っておられました。

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(ここまでで19時半をまわり、いったん休憩)

10.INTER HEARTさん
マイルドセブンスターさんと今回初登板の「磨羯宮のアドルフ」さんが司会。磨羯宮は山羊座のアレで、アドルフはドイツのちょびひげおじさんをイメージしているそうです。聖闘士星矢的なアカン人か(褒めてます)。ゲストに歌手の保科めぐみさん、ゆりあ*さん、宇佐美日和さん。

『妹どりーむ!』、『ねえちゃん、ごめん出しちゃった!』の紹介と歌のお話。保科さん、テーマソングははじめてだそうでやはり嬉しいのだとか。これまではEDメインでしたからね。

ED曲とテーマソングの決定的な違いといえば、やはりOPムービー等で流れるかどうか、というところでしょう。テーマソングのほうが圧倒的に露出が高くなり、知名度も増しますからね。というか、保科さんテーマソング初というのは意外でした。

『ねえちゃん、ごめん出しちゃった!』の歌はOP、EDとも凄い良かったです。甲乙つけがたいけど個人的にはEDのほうが好み。宇佐美日和さん、声質もいいし技術もあってうまいですね。そして、これを聴くためにはゲームを買わんといかんわけか……。ううむ。買っちゃおうかな。

ゆりあ*さんは前回もおっしゃってましたがガチでサバゲーやっておられるそうで、最近大佐に昇進なさったのだとか(笑)。おめでとうございます、大佐。 イベント告知とかもサバゲー系の話が多かったです。ホント好きなんだろうな……。楽しそうで羨ましいです。

アドルフさんがかなりテンパっておられて微笑ましいトークでした。お疲れさまでした。

11.D:drive.さん
大トリ。プロデューサーのMOKAさんが司会。相変わらずの素敵で絶妙のやる気のない雰囲気です。ゲストは引き続きゆりあ*さんと、歌手の相川なつさん。

まず、リメイクの『なかだしトリロジー』について。予約分でほとんど完売状態なので、パッケージを見かけることはほぼないと思うということ。これ前から繰り返し言われてますね。品薄商法じゃなければ、ホントに少ないんだろうと思います。欲しい人は予約へGO。予約券すらないという場合は、公式通販があるそうです。

引き続いて、『ツゴウノイイアイドル』の話。MOKAさんの手にかかると主人公は「自分がバンドうまくいかなかったからこのアイドルたちにも挫折を味わわせてやろう」みたいな完全な悪人に見えてしまいますが、実際どういうキャラになるんだか。古いアイドルネタとか、『同級生』『スーパーリアル麻雀』など懐かしいおっさんタイトルに関する話が続いてオーディエンスは受けていましたが、声優さんたちはちょっと置いてけぼりに。やっぱり会場の平均年齢高いですよね(笑)。

最後はゆりあ*さんと相川なつさんのライブでおわり。どちらも『ツゴウノイイアイドル』のキャラクターEDテーマ。今回アイドルものということで楽曲数も多いみたいです。歌い手さんのファンの方は注目ですね。

ということで、終了したのが20:40頃。三時間半の長丁場、メーカーさん、ゲストの皆さん、そして会場でご一緒した皆さん、お疲れ様でした。特にキャララ!! スタッフの方は事前準備から含めて恐ろしい拘束時間だったのではないかと。ありがとうございました。楽しかったけど疲れたわ……。

次回は4月17日。なるべく参加できるように頑張りたいと思います。

あ、じゃんけん大会は全滅でした。・゚・(ノД`)・゚・。。 Re:oさんがサインポスターをじゃんけん大会で勝ち取っておられてうらやましでした。おめでとうございます~。

作品の「同一性」保証問題について

先日、衝撃の事実がツイッター上を駆け巡りました。

loveplus

大人気恋愛SLG『ラブプラス』や『ときめきメモリアルガールズサイド』で有名なプロデューサーの内田明理氏と、イラストレーターのミノ☆タロー氏がKONAMIを退職していたというのです。





退職日はそれぞれ、2月15日と3月15日。どうでもいいけどミノ☆タロー氏、「2」や「3」のような単発数字は全角で、「15」のような2桁数字を半角にするのは、もともと校正とかされてた方なんでしょうか。

なお、ミノ☆タロー氏によれば、「退職にあたり、「ミノ☆タロー」のペンネームがコナミの著作物となる為、3月15日よりフリーとして新しいペンネームで活動させて頂く事になりました。」ということだそうで、日付といいお二人で何か新しいことをはじめられるのでしょうか。いずれにしても、これまでのすばらしい作品に感謝するとともに、新天地でのご活躍を祈りたいところです。



いっぽう、上記の報告をうけてKONAMIさんは次のようなコメントを発表しました。

 ▼「『ラブプラス』・『ときめきメモリアル』シリーズに関するお知らせ」(コナミ) 

konami

平素は弊社製品をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

弊社の『ラブプラス』・『ときめきメモリアル』シリーズの制作を担当した社員(内田明理氏、ミノ☆タロー氏)が退職したことで、同シリーズの制作について、お客さまにご心配をおかけしております。

KONAMIの『ラブプラス』・『ときめきメモリアル』シリーズは、お客さまから長年愛され続けている大切なコンテンツであり、今後も制作・提供を続けてまいりますので、ご期待ください。引き続き同シリーズをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

ご不明な点がありましたらコナミお客様相談室までご相談ください。 

要するに、『ラブプラス』と『ときメモ』はこれからも継続して作っていきますよ、ということ。

『ラブプラス』のほうは最近コンテンツが軒並み伸び悩んでいることもあって、実際にこれから新規開発が行われるかは微妙なところではないかと思うものの、一応退社の影響で終焉というかたちにはしないとの言質がとれたので、ファンとしては一安心と言えればいいのですが、 こういう場合かならず問題になるのは、メーカーとクリエイター、どちらがほんとうの意味での作品の作り手なのか、みたいな話。私はこれを、作品の「同一性」問題と勝手に呼んでいます。(本当は継続性とかのほうが良い気もしますが)

たとえば『水月 弐』のように、『水月』とはプロデューサーから原画、シナリオまでほとんど全部変わっていて、内容もほとんど接点がなくても「弐」というかたちでシリーズものであるというアピールがなされ、何らかの「同一性」が主張される場合もあるわけですが、私は強烈に違和感を覚えます。「こんなの「弐」じゃないだろ」という考えが頭をよぎってしまう。タイトルは『水月 弐』であったとしても、そこには「同一性」は失われているのではないか、と。

作品の「同一性」は、果たして何によって担保されるのか。個人的な好みは簡単に言えるものの、どこかで線引きをするとなるとこれはかなり難解な問題だと思っています。

管見では、「同一性」の所在として主張されるのは主に3つ。(1)クリエイター、(2)権利者(タイトル名と言ってもいいし、メーカーや出版社のような言い方をしても良い)、(3)内容、です。

(1)のクリエイターというのはそのままです。その作品に大きく関わったスタッフが作るものが「続編」だ、という立場ですね。(2)も簡単で、タイトルをつける権利を持っているところの意向次第という立場です。任天堂がポケモンに『アニマルマリオ』と銘打っていたら、内容がマリオとまったく関係なくても「マリオシリーズ」と見なす、みたいな感じで良いでしょう。私のホームであるエロゲー界隈だとこの辺に積極的なのは結構あって、たとえばLeafさんなんか『痕』を3本もバージョン違いで出してみたり、初代『WHITE ALBUM』とはかなりスタッフが違う作品に『WHITE ALBUM2』の名を冠してみたりしています。

ただ、(1)と(2)はバッティングしやすく、揉めごとが起きているのも少なからず見かけます。

『ファイアーエムブレム』と『ティアリングサーガ』の騒動のときなんかが顕著でしたが、あるメーカーで人気シリーズを作っていたゲームクリエイター(デザイナー)が退社して別の会社で似たようなゲームを作るというのはままある話です。しかも、版権をもつ元のメーカーがシリーズを継続して販売していたりすると、ユーザーとしては混乱します。メーカー側から出るのがシリーズの後継なのか、デザイナーがつくるものが後継なのか、それともデザイナーの退社とともにそのシリーズは死んだのか。

主力となるスタッフが抜けた時点でもうそのシリーズは終わった、つまり「同一性」は失われたと見なすのがわかりやすい気もするのですが、現在のゲームは多くのスタッフで作るため、隅から隅までまったく同じスタッフで作成されているということはまずありません。そのなかで、主力とみなされる――たとえばデザイナーとか――の影響力というのはどのくらいあるのでしょう。

プログラマーからグラフィッカー、音響担当までぜんぶプロデューサーが個人的な繋がりで引っ張ってきて……みたいな状況ならいざしらず、大手ゲームメーカーともなれば会社の力というのも結構大きいはずです。『ラブプラス』で言えば、KONAMIだからこそ可能だったことというのは確実にあると思う。CM1つとってもそうですよね。

そういった諸々の条件を無視して、一部のクリエイターだけに作品の本質を帰するというのはやっぱりナンセンスではないかと思います。

しかしいっぽうで、その人が抜けたらもう同じ作品とは言えないのではないか、という個性をもったクリエイターがいるのも事実です。宮﨑駿監督なんかどうでしょうね。もし、あと10年くらいして宮崎監督なしで『風の谷のナウシカ2』をスタジオジブリが作ったとしたら、それを認める人と認めない人とで「戦争」が起こる様子がなんとなく想像できます。

エロゲーの場合、シナリオライターがそれにあてはまる場合が多いでしょうか。絵師さんは思ったより含まれない印象。今度リメイクされる『Yu-no』みたいに、原画家が交代してもシナリオが変わっていなければさほど違和感なく同一作品として受け取っている人が少なくないようですし。

ただ、たとえば著者の死後別の人によって続編が書かれる小説があるように、単独のクリエイターの作品ですら、別の人によって「同一性」が引き継がれる(あるいは、引き継がれたと主張される)ことがあります。これなんかは、作品の「同一性」は作家の名前でも出版社やメーカーの名前(つまり著作権)でもなく、上記(3)に書いた通り「作品の内容」によってこそ保証されるという考えでしょう。

結局はバランスの問題であって、どれか1つが「同一性」のすべてを担保しているという考えそのものがナイーブでお門違いという感じなのでしょうが、やっぱり多くの人が「これなら続編と見なしていいかな」という風に納得できるラインみたいなものはあると思う。その辺を見極めるのはもう理屈ではなく個人のフィーリングだとすれば、あとは統計的な仕事になるのでしょう。

これは小さな規模でやってもあまり意味がないので、一度どこかが大きな調査してくれないかなぁ。 

新しいことへの挑戦は難しく、けれどおもしろいという話。

ちょっと私信めいた話……というかほぼ100%私信なのですが、そういうブログなのでご寛恕ください。

本日、私用でちょっとある会合に行ってきまして、まあこれまで何度か機会がありお誘いも受けていたのですが、あまり直接的なかかわりがないため敬遠したいと思ってぜんぶお断りしていました。ただ、あまり断り続けるのもアレだなという若干の申し訳なさと、一度くらい行ってみてもいいかという興味があわさって思い切って参加してきました。

すると、予想以上にフランクで気をはらずにすみ、またこれまでに知らなかった分野の世界をいろいろと知ることができた。あんまり詳しく書けない話なので抽象的でわかりにくいとは思うので恐縮ですが、ひとことで言えば非常に面白かったわけです。

お決まりの「この歳になると」なのかそれとも私の生来の性格ゆえなのかは判りませんが、どうも「新しいこと」を始めるのに躊躇いがありました。それをやることにデメリットがあるからというわけではなく、単にめんどくさい、あるいは他にやりたいこともあるし乗り気になれない。そうしてあれやこれやと言い訳をして、勝手に「どうせこんなもんだろう」と決めつけて、未知なるものへの取り組みから逃げ続けていたところがありました。

いや、いまの言い方でもちょっとカッコをつけているかなぁ。実際、怖かったんだと思います。何かよくわからないけど怖い。あるいは、わからないからこそ怖い。実際今日も現地に行く前には、「場違いじゃないかな」とか、「行ってやることあるんだろうか」とか、「数時間針のむしろじゃないのか」とか、「エロゲーやりてぇ」とか、いろいろ考えて不安になっていた。楽しみな要素ってほとんどなかったと思います。それでよく行こうという気になったもんだ……。 

結局最近の私は、その怖さみたいなのを乗り越えるエネルギーを持てないことが多かったということなのでしょう。停滞とは、そういう小さな立ち止まりの積み重ねの中で、自分に対する言い訳がどんどん上手になっていき、結果として生じるものなのかもしれません。

私にも「知らないことにどんどん挑んでみたい」と思って、考えるより即行動、みたいな時期はあったはずなのですが、新しいことにトライするというのは難しく、実際うまくいかないことも多い。だから、周りが見慣れたもので埋まってくると、自分がうまくやれること、あるいはやれそうなことを見つけてそちらに労力を傾けるほうが楽です。守りに入る、というやつですね。けど、今日その会合に行ってみて、やはり挑戦してみること、未知なるものに触れるということの面白さを思い出した気がします。

そういう気持ちになれただけでも行った甲斐はあったし、更にそこでのいろんな出会いはいまの私にとって活力を得られる有意義なものだったという確信があります。

これからは「食わず嫌い」 をできるだけやめるべく、いろんなことに挑戦していきたいなぁ。とりあえず、まずはエロゲーでやったことないブランドの作品プレイするとか、避けてたジャンルのをやってみるあたりからスタートしてみようと思います。

イベントレポート:「ロッテリア」×「Newtype」×「シンデレラガールズ」コラボレーションに行ってきた話。

明日(3月19日)から、「ロッテリア」×「Newtype」×「シンデレラガールズ」コラボレーションと銘打って、全国ロッテリアにて『アイドルマスター シンデレラガールズ』のコラボイベントが実施されます。

 ▼「ロッテリア × Newtype のコラボレーション企画!『ロッテリアオリジナル アイドルマスター シンデレラガールズ 抽選くじ(商品引換券付き)』

株式会社ロッテリア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佃 孝之、以下:ロッテリア)は、KADOKAWA のアニメ誌 「Newtype」とのコラボレーション企画として、2015 年3 月19 日(木)より『ロッテリアオリジナル アイドルマスター シンデレラ ガールズ 抽選くじ(商品引換券付き)』を全国のロッテリアにて販売いたします。

これに先駆けて本日(3月18日)、ロッテリア西武池袋前店でコラボレーションフロアがオープンしました。目印は、愛くるしい島村さんのロッテリア制服。

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 ▼「ロッテリア×Newtype×シンデレラガールズのコラボレーション企画スタート!オリジナル抽選くじやコラボレーションフロアも登場!

また、こちらではオリジナルラバーストラップ346セット限定予約販売が実施されました。14人のシンデレラガールズが、ロッテリアの制服を着てそれぞれに商品を抱えている、非常に可愛らしいラバストです。これは魅力的。

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 ▼「「ロッテリア」×「Newtype」×「シンデレラガールズ」コラボレーションフロアと、オリジナルラバーストラップ346セット限定予約販売、いよいよ明日からスタート!

「ロッテリア」×「Newtype」×「シンデレラガールズ」コラボキャンペーンについて、
いよいよ明日3月18日(水)より、西武池袋前店でのコラボフロアと
「ロッテリアオリジナルラバーストラップ14人セット」(346セット限定)の販売がスタート致します!

ラバーストラップの画像も公開しましたので、プロデューサーの皆様、
是非ともチェックして頂けると嬉しいです!

しかし、よりによって346セット限定とは……。765プロだったら倍近くあったのでしょうか。相当厳しい数です。あとから再販とかされるんじゃないかな~と思ってるんですが、されなかったら悔いが残りそう。8000円はお高く思えますがセットメニュー込みなので、限定ラバストが1つ500円くらいと考えればそこそこ妥当な価格かもしれません。

幸い池袋という家から近い場所での販売、しかも7時からということはうまくやれば仕事に間に合うよね、ということで、朝6時ごろに着くようにでかけたのですが……。既にロッテリア前には長蛇の列が形成されていました。というかスーツ姿の人多すぎ(笑)。みんな、「仕事に間に合いそうだから……」とか言ってるし! 同じようなことを考えていたプロデューサーさんは多かったようですね。

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到着時の最後尾。ロッテリアは、縦の列をつきあたって更に右に折れたところにある。

一応6時20分より前の列形成は無効と見なすというアナウンスもあったのですが、「近隣店舗の邪魔になるから」というPたちの自主配慮によって、歩道の端にそって通行の妨げにならないようぐるっと建物を周回するように皆さん並んでおられました。一応私は列には加わらず、通行のじゃまにならない駅側に避難。開始時間を待ちます。途中、池袋で1夜を明かしたであろう風俗のおねーちゃんや若者たちが物珍しそうにこちらを見ており、中には酔いが残った状態なのかろれつがまわらない口調で、「なんのれつぅ~? ねえ、なんのれつぅ~?」と絡んでいる人も。さすが池袋としか言いようがない。

そして6時20分頃。列形成が始まると同時に、それまで紳士だったPたちが野獣と化します。

寄生を上げながら明日へ猛ダッシュ。怒涛の勢いでロッテリア前に人が押し寄せ、転倒者が出るなど一時場が騒然となりました。私もうまくひとの中に入ったものの、100円ショップのシャッターに押し付けられたり足を踏みまくられたりと痛い思いをしました。斜め前の人がバス停に激突している姿を見るのは心臓に悪かったです。正直この辺は自制が効いていない私たちPが悪いですね。

ロッテリアの店員さんは、多少まごついていたし見込みが甘かったようなところはあったものの、かなり頑張って場を収集し、きちんと列を誘導していたと思います。秋葉原のショップ店員さんとかならもっと上手くできたかもしれないけど、ロッテリアのスタッフにこれ以上を求めるのは厳しいでしょう……。何度も巡回に来て声をかけ、丁寧に対応しておられたのであまり不満はありません。ホントお疲れ様でした。

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さて、列が形成され膠着状態になってからは平和。途中で整理券が配られ、「整理券を持っていたら本日の閉店時間までに来店してくれれば対応する」旨が伝達されます。当初は整理券を持った状態で並んでいないとダメだったんですが、人が多すぎて回しきれなかったため方針転換したようですね。この辺は不満が出にくい柔軟な対応だったのではないかと思います。

私はもう仕事を午後からに切り替えたので、そのまま待機。抜けた人が多かったのか案外さくさく進み、8時半ごろには入店、手続きを済ますことができました。向かって左のレジがアイマス専用レジ。そちらで、クジを2本とラバスト予約を購入します。

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しまむらさんの胸のところに、幕之内一歩が反射で映って心霊写真のようになってしまった……。

店内は、地下に一歩踏み出した瞬間からシンデレラガールズ一色。階段には、各キャラからのメッセージが書かれており、帰りに読めるようになっています。一番最後は武内Pが挨拶してくれているのですが、どんなメッセージを残してくれているかは、是非ご自分で確かめてみてください(いけない人はごめんなさい!)。

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14人のシンデレラガールズからお別れの挨拶を受けながら退店できるという、地下ならではの粋なはからい。

地下の特設ルームに入ると、でーんと346プロの面々がお出迎え。

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アップで。しまむらさんはかわいいなぁ!!! 笑顔笑顔!!!

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 店内の様子は下のような感じ。一面シンデレラマスターの版権絵でデコレーションされています。楓さんとかもいるよ!

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地味ですが、ライトも346プロ仕様。細かいところにまで配慮が行き届いています。

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店内BGMはこれまでアニメに出てきた楽曲が使われており、店内のモニタに表示されています。今後アニメが進むとともに、曲数も多くなりそうで楽しみです。

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テーブルにはアニメで登場したキャラのイベントグラフィックを掲示しており、椅子にはそのアイドルのシルエットとサインが。あんまりやり過ぎるとネタバレになりそうなので控えますが(つまり、行くと多少ネタバレ食らう可能性はあります)、たとえば、ラブライカ席がこれです。う~ん、あのシーンを思い出して感慨深いですねぇ……。

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なお、武内Pの席もちゃんとあるのですが、彼にはサインがないので「関係者席」扱いに……(笑)。芸が細かいです。というか、わざわざPの席ができちゃうあたりに、武内Pの人気の凄さを感じざるをえない。

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あと、シンデレラプロジェクトに参加してはいないけど城ヶ崎美嘉嬢のテーブルはありました。さすがカリスマJK。

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ちなみに、クジは両方とも、Newtype掲載の版権絵クリアファイル(E賞)でした。・゚・(ノД`)・゚・。 でも、新田さんのクリアファイルがゲットできたからいいもんね! ぶっちゃけこれ狙いだったので、目的はじゅうぶん果たしたと言えます。ただ、私の目の前の人がA賞(タペ)当ててたんで、ちょっと悔しい……。

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あんきら&新田さん。すばらしいクリアファイル。

なお、クジのメニューは「引換券」形式で渡されます。その日のうちにぜんぶ食べる必要はまったくなく、チケットを持っていけばいつでも(期限あり。私がもらったのは7月末日まで。他の店舗はわかりません)交換してもらえるので、安心して大人買いしてください。

非常にいろんな工夫がしてあって、見ているだけで楽しいカフェでした。ただ、何か特別なイベントやエピソードを記載したパネル、パンフレットなんかがあるわけではないので、ある程度見たらそれ以上居座り続けても面白くはないかな……? できれば各キャラクターの紹介とかひと声とか、そういうのもあると面白かったんですが、14キャラはきついか。

とりあえずクジを引くとかしなくても下のルームは使えるようなので、興味がある人はロッテリア西武池袋前店を訪ねてみるのも良いかと思われます。
 

「自主規制」の怖さ

あちこちで話題になっていた残念なニュース。幾屋大黒堂先生(ツイッターアカウントはこちら)がD.N.A.の配信する漫画アプリ「マンガボックス」(最近ゲーマーズとかで折込チラシがよく入ってるあれです)で連載していた『境界のないセカイ』が事実上の打ち切りになった件です。ちなみに『境界のないセカイ』は、「好きな相手が同性だったら?」というテーマのラブコメディ。ガンガンJKで連載されていた『プラナス・ガール』やYJの『ボクガール』のように、根強い人気を誇るジャンルに真正面から挑んだ作品でした。

講談社側の判断で単行本化を取りやめることとなり、収益を見込めなくなったためマンガボックスさんが打ち切りを決定したようです。大黒堂先生ご自身のまとめによると大まかな事情は次の通り。

①「境界のないセカイ」の講談社からの単行本発売はなし
②「境界のないセカイ」のマンガボックスでの連載は15話で打ち切り
③「境界のないセカイ」企画の再建先を募集中
④「境界のないセカイ」以外でもお仕事募集中

何が起きたのか!? と気になって 詳細が書かれているという先生のブログを見に行くと、どうも最近渋谷区の同性婚認可などを巡って活発化している「性的マイノリティ問題」に対する配慮が行われた模様。

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 ▼「「境界のないセカイ」マンガボックス連載終了のお知らせ」(幾屋大黒堂Web支店 @SakuraBlog) 

「境界のないセカイ」は本日公開の第15話をもってマンガボックスさんでの連載を終了することになりました。これまで本作を楽しみにして下さっていた皆様、力及ばず申し訳ありません。

(中略)

分で、「男は男らしく女は女らしくするべき」というメッセージが断定的に読み取れることだと伺っています。(私への窓口はマンガボックスさんの担当編集氏なので、伝聞になっています)これに対して起こるかもしれない性的マイノリティの個人・団体からのクレームを回避したい、とのことでした。

これが顕著にみられるのは本作第5話で、バーチャルリアリティ空間内で女性化した主人公に対して男性の恋人があてがわれ、オペレータが「女性の恋人は男性であることが当然である」ように語るシーンがあります。このオペレータの台詞が同姓を愛する方々にとっては酷いことを言っている、という認識はありました。
だったらなぜそれを言わせたのか。

この作品は男女の性別の行き来が可能になった世界を描いています。その世界ではセクシュアリティに特に疑問を持たない、無関心な人たちは「男(女)が好きなら女(男)になれば良いのでは?」と考える人が比較的多いのではないか、と考えていました。そして物語が進む中で主人公はヒロインをはじめとして性の越境を行った人に触れる中で、こうした無関心から来る考え方にすこしづつ疑問を抱いていき、最終的には多様な生き方に寛容な考えを持たせていくつもりでおりました。ここの描写は背景世界の説明の一部であり、主人公の変化を描く過程の一部でした。

問題となった描写は作品世界内の個人の発言でしか無いこともあるし、それが現実世界において好ましくない意見だとしてもいずれ作品総体としては否定されていく意見であるので、最終的には問題なくなると判断していたのです。 

これを読むと、先生ほとんど悪くないというか、ちゃんと代案まで用意していたのに日の目を見ることがなかったって悲惨すぎる……。通達も一方的だし、問題自体も認識した上で編集さんからはたぶんいけると太鼓判おされていたわけですからね。出版社側の理不尽さ、あるいは編集者の腕の悪さと大黒堂先生の間の悪さみたいなのが伝わってきてなんとも言えず切ない気持ちになります。

さすがに多くの人が「おいおい……」と思ったようで、Twitterのつぶやきは爆拡散。ネットニュースでもセンセーショナルに採り上げられました。基本的に、ほとんどは大黒堂先生に同情的な意見。

 ▼「漫画「境界のないセカイ」単行本化が白紙に 連載打ち切り 性役割に関する「表現上の問題」で」(ITmedia ニュース)
 ▼「「境界のないセカイ」、出版社の判断で連載終了 “表現上の問題”が原因か」(ねとらぼ)

正直講談社の判断には疑問を覚えます。問題が発生してからでもいいんじゃないかという気がするし、そうでなくとももうちょっと話を聞いても良かったのではないかと。大黒堂先生が「講談社さんの判断は守りに入りすぎているんじゃないか」というのもうなずけます。しかし同時に、先生が「講談社さんが萎縮する事にも同情的な気持ちにもなる」とも述べておられる通り、講談社を安易に批判・非難する気にもなれません。

なんせ出版社も商売です。わざわざ虎の尾を踏みに行く必要はないし、世間が敏感になっている状態で、生半可な気持ちで突っ込んで良い話題でもないと判断したのかもしれません。ここでつまらない意地を張ったがために他のどうしても戦わねばならない局面で全力をだせなくなったら本末転倒ですし、講談社の態度は残念ですが、この判断だけをもって講談社を責めるのはやはり違うと思う。もっと厳しい言い方をすれば、講談社に「それでもこの作品を世に届けたい」と思わせるだけの魅力を出せなかった『境界のないセカイ』にも責任の一端はあるのかもしれません。まあそれはあまりにもキツすぎる見方だから私は採用しませんが。

重ねて言いますと、今回の件は講談社が良いとか悪いとかの話ではないと個人的には思っています。では、とりあげた理由は何か。それは、ここに「自主規制」の怖さがあらわれていると思うからです。

「同性を愛する人々にひどいことを言っている」部分があるという理由で単行本化が見送られたということは、この作品が渋谷で行われていたヘイトスピーチと同列にみなされかねないという危惧があったということです。そして、出版社側がおそれ、配慮したのは、嫌悪感もあらわにパートナーシップ条例に対して反対運動を行っていた過激な人たちではなく、むしろ彼らを批判する側の人びとだった。(もちろん第一には、実際に同性を愛する人たちだったりへの配慮があるのでしょうが)

そりゃまあ、良識ある出版社としては嫌悪や差別意識を振り回すテンプレート的な右派と距離を取りたいだろうというのは分かるのですが、それは同時に、リベラル側がある意味で(無言の圧力によって)表現を規制したという皮肉な事態にもなっているのではないかと思うのです。

青少年健全育成保護条例が制定された際、猪瀬副都知事(当時)なんかがよく言っていたのは、条例による指導やゾーニングは表現規制にあたらない、みたいな話でした。そして、これを「見ない自由」をたてにとって支持したのがどちらかというとリベラル寄りの知識人などで、逆にこれに猛反発したのがどちらかといえば保守寄りと見られていたネット民・オタクたちだった。私は当時、これを皮肉だなぁと思ったのですが、今回もその時と同じにおいがします。

当時問題になっていたのは、圧力が発生すると出版社は「自主規制」をしてしまうのではないかということ。そして今回、事実なったわけです。こんなふうに、一方的な正義というのは、制度化されていなくても事実上の規制としてはたらくことがある。そして、自分たちの主張に正義があると信じて疑わない人たちほど、そのように発生する圧力に無自覚です。リベラルの皮肉というのは、彼らが自分たちの正義を掲げてそれを周囲に押し広げる中で、いつの間にかその正義が同調圧力として機能し、全体主義的な傾向を帯びてくるというところです。

まあもちろん、だからといって保守のほうがマシだとかそういうことを言うつもりはありません。ただ、「正義の反対は別の正義」というすぐれた格言(?)が示すように、ある種の自由の追及が強い圧力として機能する場合があるということに意識を向けなければ、バランスを保つことは困難だという意識は必要だと思います。

もちろん、これは私自身にも言えることなんですが(そして、こういう自己言及をすれば許されると思っている私にこそ当てはまることかもしれませんが)。

イベントレポート:Happy light Live ~THE GREAT 15th~に行ってきた話。

2015年3月14日に行われた、lightさんの15周年記念イベント、「Happy light Live ~THE GREAT 15th~」に行ってきました! 場所は新宿のライブハウス、BLAZE。1部2部両方参加です。

総括的な感想としては、凄い楽しかったです。どのくらい楽しかったかは、文字サイズから察して下さい。

ちょっと駆け足気味になりますが、感想など書いていきます。なお、今回のLiveの様子は後日DVD化して販売されるとのことなので、詳しい内容が気になる方はそちらを御覧ください。

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セットリスト完全に覚えるのはムリだったので、とりあえず覚えてるだけの作品。第一部の三番目だけ思い出せない……。何だったかなぁ。セットリスト書いたパンフレットとか売って欲しかったです。1000円とかで。次があれば是非。あと、もし覚えてるかたいらしたら教えて下さい……。

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当日の受付(BLAZE前)。

▼セットリストもどき

第一部(13:30~)

・神咒神威神楽 曙之光
・R.U.R.U.R
・??? (何かあったと思うんだけど忘れました。・゚・(ノД`)・゚・。)
・シルヴァリオ ヴェンデッタ
・群青の空を越えて
・さかしき人にみるこころ
・かみのゆ
・しろのぴかぴかお星さま
・Imitation Lover
・相州戦神館學園 八命陣 天之刻
 [トーク]
・White Angel
・Soranica Ele
・タペストリー
・ひまわり!!
・相州戦神館學園 万仙陣
・Dies irae
(アンコール)
・ぬいぐるまー
・かみのゆ(ED)


第二部(18:30~)

・Electro Arms
・シルヴァリオ ヴェンデッタ
・PARADISE LOST
・ひまわり!!
・まじのコンプレックス
・相州戦神館學園 万仙陣
・Dies irae -Amantes amentes-
・Dies irae
・相州戦神館學園 八命陣
 [トーク]
・White Angel
・どんちゃんがきゅ~
・しろのぴかぴかお星さま
・神咒神威神楽
(アンコール)
・ぬいぐるまー
・BRAVA!!

歌い手は、Ayumi.さん、榊原ゆいさん、五條真由美さん、民安ともえさん、カサンドラさんの5名。lightのテーマソングをおそらく一番多く歌っているであろうWHITE-LIPSさんが来られないのはやはり残念……。ホントに、それが心残りといえば心残りです。ナマで聞きたかったなぁ。

あと、正田卿は開発の追い込みのためライヴにはいらしてなかったそうで……。これも残念です。白スーツか学ランコスプレした正田さんを見たかったぜ。特に女性陣にはそういう方も多かったんじゃないかなぁ。

▼当日の進行とトーク

話を戻しまして。楽曲は基本OP曲ですが、第二部のほうでは第一部でやったのとのかぶりを避けるためか、いくつかED曲になっていたりしました。正直両方でるの微妙かな~とか思ってたんですが、構成から何から全然違っていて、両方出てホントに良かったです。

第一部、第二部ともに最初45分くらいぶっ通しで歌が続きます。トーク一切なし。トークパートになると、司会というかMCの佐藤拓也さんが登場。女性が固められた女性ブロックから黄色い歓声があがります。ついでに野郎どもも大盛り上がりしてました。

第一部と第二部ではトークの「お題」が違っていて、第一部は「私とlight」というお題で、5人の「歌姫」たちが自分とlightの出会いから現在までを語るというものでした。これは面白かった。

榊原さんは2005年の『群青の空を越えて』で若菜役をやってから。五條さんは『ル・ル・ル』のテーマソングから。民安さんは『かみのゆ』から。カサンドラさんは『ヴェンデッタ』から。Ayumi.さんは『light box 2010』のナレーションから(笑)。台本なしにいきなりブースに連れて行かれて収録が始まってビビったそうです。

どのお話も面白かったんだけどぜんぶ書くとキリがないので特に印象に残ったカサンドラさんのお話だけ……。

カサンドラさんは大阪の方ということもあり、ヴェンデッタのレコーディングは京都で行われたのだとか。そのとき、作曲の樋口秀樹さんがおみやげで、唐辛子入りキットカットとわさびチョコを持ってきたそうです。これからレコーディングなのに喉に悪そうな! 後で食べたら美味しかったけど、さすがにその場ではびっくりしたと仰ってました。そりゃそうや……。

歌い手の皆さんが共通しておっしゃっていたのは、「ヨナオケイシさんの曲はドS」ということ。最近どんどんキツくなる、と。しかしそれもこれもすべて正田卿のオーダーによるものなので、結局ぜんぶ正田さんが悪いということで落ち着いていました。この場にいない人に責任をすべて押し付けていくスタイル。素敵です。

第二部は、「服部さんしか知らない歌姫」ということで、lightの服部代表が歌姫たちを褒め殺すコーナーでした。代表がどういう風に歌い手さんを評価しているのか伝わってきて興味深い内容だったのですが、これは歌い手さんたちの反応とセットでないと面白さが伝わらないのでこの場ではカットします。あ、でもカサンドラさんが「大阪のセーラー○ーン」を名乗っていた話は面白かったな。なんじゃそりゃ、という人はDVD買ってく~ださい。

なお、拍手歓声が一番大きかったのは5人の歌姫でもMCの佐藤さんでもなく、代表の服部さんの登壇時だったことを追記しておきます(笑)。

あと、第二部はAyumi.さんがキワドイ衣装から天使の衣装にチェンジしたり、榊原さんが軍服で男装していたりと衣装面でも見どころがありました。実に七割くらいのオーディエンスが第一部からの通し参加だったこともあって、二部は一部より盛り上がり方が激しかったように思います。

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会場に飾られていた寄せ書き。HLCの全国キャラバン時に各会場で書かれたもの。2枚の寄せ書きに、ユーザーの想いが所狭しと書かれている。

▼歌の感想

歌はどれも良かったです。ハズレなしというとハズレる要素があったかのように聞こえて微妙ですが、榊原さん以外必然的にカバー曲が多かったんで多少どうなるかな~みたいなところはあったんですよね。結果的にそれは杞憂で、オリジナルと同じかそれ以上に魅力的に感じる楽曲も多かった。やっぱりライブハウスは雰囲気あります。あと、あんまり印象に残っていなかった曲でもライブで聞くとイメージが全然違うというのがあって面白かったです。『EA』の「g@me:s_t_a_r_t」なんかは、ライブ映えしてすごかったな。ゲームのときと違う雰囲気で聞いて、違う印象をもって帰れるというのは幸せなことです。

構成もよくて、現在から過去のlight作品をぐるっと見渡す感じの曲構成。もちろん全部を完璧にとはいかないにしても、「あ、この曲が入ったのはたぶんこの時期のやつだからかな」みたいなのが何となく想像できるというか。今のファン向けには最近の作品中心にしたほうがウケるんでしょうけど、ちゃんと古い時代のも拾ってくれてるのが心憎い。やっぱり、「声の出演」のところで「西田こむぎ」とか「長崎みなみ」とか見るとグッときたりもするわけですよ。

個別の曲についてはどれも甲乙つけがたかったのですがあえて個人的な順位をつけると、個人的なベスト5は以下。

1位:BRAVA!! 「ジュリエットの魔法」 (5人)
2位:かみのゆ 「かみのゆ -Coming for you-」 (民安ともえ&Ayumi.)
3位:かみのゆ 「恋は花ざかり」 (5人)
4位:White Angel 「White Angel」 (カサンドラ&Ayumi.)
5位:Electro Arms 「g@me:s_t_a_r_t」 (Ayumi.)

ごめん、どう考えてもlightライブ聞きに行ったファンの人たちと違うチョイスになってると思います。神座系一曲も入ってないし……。

「ジュリエットの魔法」は、作詞のAyumi.さんが「ヒロイン5人で歌うことをイメージして作った」と言っていただけあって、ほんとにあのゲームのカーテンコールのシーンが目に浮かぶようなステージでした。大トリの曲だったこともあるのかもしれませんが、会場の雰囲気も最高で、歌い手さんたちも楽しそうで、でもそのなかに、もうすぐ「魔法」が解けてしまうんだなーという切なさがちょっとあって、凄い良かったです。

「かみのゆ -Coming for you-」は前半のコアだったと私は思っています。明るくノリの良い曲で、しかもパフォーマンスに長けた2人がツインボーカルを務めるという必勝布陣。ステージをところ狭しと走り回りながらオーディエンスにマイクを向けて「ぱやぱや~」と言わせてみたり、とにかく楽しかった。この2人の呼吸ぴったりですねぇ。韻を踏んだ歌詞が凄いライブに向いてます。ちょっと緊張してはじけきれない感じだった会場が一気に温まったのを肌で感じた曲でした。

3位にした「恋は花ざかり」 は、Happy light Cafeのテーマソングでもあります。個人的にめちゃくちゃ好きな曲だってのをおいといても、5人で歌うと全然雰囲気が違いますね。ライブで聞くとこんなに良いというのは予想外でした。「恋は蜃気楼」とか「恋は万華鏡」のあたりで、作詞の Ayumi. オリヒメヨゾラさんのセンスが光ります。

「White Angel」は、たぶんほとんど知ってる人いなかったんじゃないかな……。私は15周年記念本でレビュー書いたこともあって鮮明に覚えていたんですが、これOPのアニメーション含めてホントいいんですよ。記念すべき第一作なので来るんじゃないかとある程度予想していたにもかかわらず、「みーつーけたー」というあのイントロが流れて、OPムービーがステージに映しだされたとき、ものっすごいノスタルジーが刺激されて泣きそうになりました。お2人のカバーも完璧で、オリジナルに迫る雰囲気でした。これ聞けて良かった。来た甲斐ありましたよ。

「g@me:s_t_a_r_t」。これさっき書きましたが、ライブ映えする曲でした。後半の一発目で、オーディエンスのテンションがいきなりトップに入りましたもん。Ayumi.さんの歌い方とパフォーマンスがうまかったのもあるんでしょうけど、曲の疾走感がハンパなくて、どんどん加速して駆け抜けていく感じ。

あと、完全に予想外だった「ぬいぐるまー」 (Ayumi.&民安ともえ、カサンドラ&榊原ゆい&五條真由美)もよかったんですが、まああれはネタ枠ということで。lightスタッフの皆さんが、段ボールかぶってちゃんとバックダンサーとして腰パコダンスしてたのが良かった。なお、会場には「ぬいぐるまー」を予想していたのか、紙袋かぶってる人が何人かいたという……みんな凄いな!

▼その他の雑感

榊原ゆい親衛隊というか「榊原ゆい親好会」の皆さんがかなり多かったみたいで、そのTシャツ着てる人が割と目立ってました。彼らが会場をかなり盛り上げてくれていて、手拍子とかサイリウムとかうまく統率とってくれてたように私には見えた。こういう言い方あまり好きではないんですが、いわゆる「民度の高い」ファンという感じで凄いなぁと思ってました。

ライブに関する大きな不満が1つあって、曲の最中後ろで流れているのが基本、OPムービーだったんですよね。歌はぜんぶフルバージョンなので、ショートバージョン前提で作られているムービーだと当然尺が足りなくて、2周、ヘタすれば3周同じ動画がループしているという……。正直、ちょっと飽きました。歌姫に注目して! ということなのかもしれませんが、やっぱりゲームのこと思い出しながら見たいしなぁ。完全に新しいムービーつくるのはムリでも、ゲーム内のCGをちょろちょろっとつないだものが出てくれれば満足だったのですが。とはいえ、それをやるとこの曲数ですから手間も大変なことになりそうですし、仕方なかったのかもしれません。次回があれば、工夫してほしいなと思っているところです。

それから、ちょっと疑問だったのがカサンドラさんの歌う「アララト」の歌詞。

原曲もゲームも好きで聴きまくってるんですが、「僕らが空に夢見た理想は この翼では届かない」のところを、「僕らが空に夢見た希望は」と歌っている気がした。元の歌詞は「アララト」をDL購入したときについてたpdfで見たから間違ってないし、現地の歌の歌詞もたぶん聞き間違いではないと思う……。それが悪いという話ではなく、単に歌詞を間違えたのか、それともカバーにあわせて歌詞が変わったということなのか。どうなんでしょうね。他にもちょっと細かい違いがあったと思うので、もしかするとカバーにあわせて歌詞がリライトされてるのかもしれません。

▼最後に

ラストで服部代表が、「このライブは歌い手さんと皆さん(ユーザー)がlightにくれたプレゼントだと思う。この御恩は必ず作品というかたちで返していきたい」という主旨のお話をされて、それが凄く印象に残りました。さすが長く続くメーカーである、と。

またライブをやりたいとか、イベントで集客しようというのではなく、「作品を作る」というところにちゃんと着地させるというか、一番力を入れるのはそこだ、というスタンスが揺らがないというところにユーザーとしては信頼を抱きます。

ともあれ、ほんとうに充実した4時間でした。あっという間だったな~。lightさんのゲームはほぼぜんぶやってるんで、あれこれ思い入れがあり、どこから切っても私にとっては楽しめるので完全に全時間ボーナスタイム状態でした。ただ、『僕と、僕らの夏』と『Dear My Friend』は入れて欲しかった気もする。ネタ枠使うなら『ドキドキしすたぁパラダイス』とか(笑)。あと、やっぱりWHITE-LIPSさんの歌を生で聞きたいッ……!!

20周年ライブがあれば、その辺を期待したいです。生演奏とかで音のクオリティをあげるのもいいかもしれませんけど、それはそれで大変そう。

そんな感じでなんかまとまらないですがざっくりレポートおしまい。

改めてlightさん15周年おめでとうございました。そして今回のライブを企画してくださったことに心より感謝を。出演者の皆さん、スタッフの皆さん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。これからもlight作品を遠くから応援しています。

いただいたご意見に対するご返信

先日書いた「エロゲーのプレイ本数を重ねて見えてきたもの・見えにくくなったもの」の記事にさまざまなご意見やご感想をいただき、自分の説明のまずさや論の欠点などなども見えてきました。ありがたいことです。

その中で詳しくご意見を書いていただいたブログ記事(「ツゴウノイイ感想」りんごはおかずだよ)をk-pさんご本人からお伝えいただいたので、本日はそのお返事をしつつ、自説を補ってまいります。どうでもいいけどタイトルが素敵ですよね。D:driveに保存とかすればいいのかしら。

>ファクトとして、多くを語るには本数をこなしていないと幅は広がらない
これは、そのとおりだろうと思いますし、私も同じ立場のつもりで書いています。自らの主義主張についてもそうですが、読み手のさまざまな状況も含めた表現が可能になるので、基本的にはバックグラウンドがあるほうが「話に花を咲かせられる」でしょう。過去プレイした作品に対する直接的な言及が1つもなかったとしても、話の内容はまったくかわるはずです。今年のセンター試験国語の問題ではありませんが、リテラシーというやつですね。

>絶対評価と相対評価ってことを言っているのかな
これは元の記事で私が想定していた内容とは、少しズレると思いました。そして、多くの人がこのズレたほうで解釈されているのかもしれないと、投稿後に寄せられた幾つかの感想を見て思っています。つまり、私の言い方がまずかったのでしょう。

私は「2段階の経験」と言っており、これは「2種類」のような意味ではありません。つまり、どちらも経験するということです。また、「経験」という語を選んだ通り、さしあたり評価することとは分けて考えていたつもりです。評価というふうに誰かへの伝達を織り込むならば、やはり本数をこなすほうがクリティカルな表現ができるのではないかと思います。

ただ、評価に関しても実は似たようなことが言えてしまうんですよね。そのことが、話をややこしくしているのだと思います。自分では分けたつもりだったのですが、やはり不十分だったのでしょう。

ちょっと誤解の例をあえて書きますと、たとえば『古色迷宮輪舞曲』という作品がありました。これが、『Yu-no』の内容とそっくりである、下手をすればパクリである、というような批判がありました。実際に似ていたかどうかはおいといてください。とりあえず、そういう批判があった。で、そういう「過去の先例」みたいなものがあるということを、評価に加えるか加えないか、というのは結構大きな問題としてあるだろうと思います。

もういっちょ例を書くと、推理小説を読んだことのない人が、これは斬新だと思って「語り手が犯人になる」という小説を書いた。同じく推理小説を読まない読者がそれを読んで、凄い面白いと唸った。しかしそれはすでに、アガサ・クリスティの『The Murder of Roger Ackroyd』によって既に踏破された頂です。では、そのことをもって彼の斬新だったはずの小説の評価は上がるのか下がるのか……。

これは評価をめぐる問題としては非常に議論のわかれるところであり、さまざまな論点が提出されうるでしょう。ぶっちゃけこれだけで2つ3つの記事を書けると思います。しかし、私が言いたかったのはこういう話ではないということです。

私が考えていたのはそれ(評価)とは別に、既に似たようなものを経験しているがゆえにものたりなさを感じてしまうということ、です。これが「経験が濁る」みたいな話。それは、必ず発生するとは限らないけれどあるかないかで言えばあるだろうし、経験を積めば積むほどそうなる率は高いんじゃないでしょうか。そのときに感じているおもしろくなさというのは、比較だけでは処理できないことではないかなと。

上の例をひっぱると、『Yu-no』をやったから『古色』が面白くなかったというのは、なるほど説明としてはそうかもしれないけど、プレイしてるとき、ずっと『Yu-no』のことが頭に思い浮かんで比べていたんでしょうか? そういうのとは別に、まず単純に面白くないという感想があったんじゃないのか。それが言語化される段階で比較という形をとっているんじゃないのか……みたいな感じになるでしょうか。「2段階」というのはそういう含意のつもり。

最初に「経験が濁って面白さを感じない」みたいなことを書いてしまったせいで、経験が濁ってないと面白いものという印象を与えてしまったのですが、経験が濁ってなくても面白くない、ということはもちろんありえます。そして「比較」という枠におとしこまれることによって、そのおもしろくなさからこぼれ落ちるものがあるのではないか。

という具合に言い直してみましたが、どんなものでしょう。

>シナリオライターの話
正直これは、私の例が悪かったと思います。凄いわかりにくい。謝罪案件です。すみませんでした。一応言いたかったのは上のようなことの発展形のつもりでした。つまり、最初は「おもしろかった」という感想を持っていたのにあとでライターの不正が発覚した場合に「おもしろくなかった」と言ってしまうのだとしたら、それは言語化の段階でいっそう強く変質しているではないか、という感じのことを言いたかった。ただ、私のこの書き方だと、評価の上下の話をしているように読めますよね……。反省。

一応怪我の功名というか、ご指摘いただいた部分は興味深かった。たとえば「このライターさんだからおもらしがあるだろう」とか「このメーカーだからお尻があるよね」といった、事前に情報が入ることによって発生する知識、みたいな観点は私の議論からは抜けていました。といっても、私の議論にはそもそも想定されない(私はプレイ後の言語化の段階で介入してくる知識を問題にしているので、事前の知識は「濁らない経験」に含まれる)のですが。

とりあえず、事前に情報や知識をもっているからこそ楽しめる(掘り下げて考えたり、予想してわくわくできる)ということは否定しません。

>「分かる」と「味わう」の話
ここが最大の難所で、私の主張と何かがずれているなと思っていたのですが、どうも何であるかハッキリとわからず……。頂いたご意見を何度も読みなおして、これかな? と思うところがあったので、ちょっと私見を交えつつ考えを述べさせてもらいたいと思います。

k-pさんがおっしゃっているのは、知識が増えることで味わえることも増える、という主旨だと思うのですが、ここで「味わう」の意味がずれているのが元凶ではないかというのが私の予想です。結論を先に言えば、私の言う「分かる」と「味わう」を足した内容をk-pさんは「味わう」と言っておられるように読める。なので、理屈というか用語のうえではk-pさんを私は噛み合わないのですが、主張内容自体はバッティングしないように思うのです。

とりあえず、「「数こなしゃ良いってもんじゃない」のと同様、「数をこなさなくても良いわけではない」」と書いた通り、私は「分かる」のほうが「味わう」より上か下かみたいな話をしていたつもりはありません。また、「分かる」ようになると必ず「味わう」ことができなくなるという2択のようなことを想定していたのでもない。「分かる」は経験の積み重ねの上にしか成り立ちませんが、「味わう」はむしろいつでもどこでも、誰にでもひらかれているものだと思っています。

ですから、「分からない」よりは「分かる」ほうが良いにきまっている。ただ、「分かる」を強くしすぎた結果、「味わう」を侵食してしまうことがあるのではないか、みたいな話をしていたつもりです。「意図的にバランスをとる」云々と書いたのはそのあたりを意識してのことでした。ただ、読み返すと「分かる」ようになると「味わう」が必ずできなくなるように読める箇所もあるので、私自身はっきりしない考えで書いていたことは確かです。ご指摘いただいて明確に意識することができ、ほんとうに感謝しています。

イメージ的にはベン図みたいな感じになるんですかね。すごいざっくりですけど、下みたいなイメージ。

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で、私が問題にしていたのは「分かる」ことが増えすぎて感想を語りだす際に比較だけになるということへの戒めです。たとえば「寧々はかわいいけど同系列の灯里ほどではないし、下ネタのキレは瀬奈のほうが良かった」みたいなことを言ったとして、なるほど寧々は灯里や瀬奈の下なのだなというのは言えているのですが、それは寧々本人に対する感想になっていないではないか、と。

たとえば私が、「君はA君ほど数学はできないしB君ほど国語はできないよね」と言われたら、それはまあそうかもしれないけど肝心の私はどうなのよ、と言いたくなると思います。逆に、他の人の成績ガン無視で「ホントに凄い! 天才!」とか言われても白々しいでしょうし……。なのでまあ、両者のバランスがとれているのが理想ではあるわけです。

「味わった」経験が「分かる」というフィルタを通った結果、必要以上のものまで分離してしまうのではないか。面白かったとき、あるいは面白くなかったときに、ついつい比較項を探して説明をつけてしまう自分がときどき嫌になる。そんな感じのお話です。だから、「味わう」のほうが作品を楽しめるとか、そういう話ではない。なんかその辺りのところがうまく伝わる表現にできていなかったんじゃないかな、と。

また、私が感じている不安はひとえに私のものだという立場で書いています。全員に通じるとはもちろん思っていませんし、エロゲーの受容はかくあるべし、みたいな話でもない。そこは最初のイントロでことわっていたつもりでした。もちろん完全に私だけの話ならそれこそ「バランスを欠いた」論述ですからお話にならないので、ある程度他の方に「届く」ことを期待していたつもりはありましたが。

と、まあこんな感じでしょうか。厳密に1つ1つのご意見・ご質問に回答するかたちにはなっていませんが、上の内容で直接言及していない部分にも概ねおこたえしたことになるかなと思いますので、こんなところでしめたいと思います。

最後に改めてk-pさんに、ご感想のお礼を。自分の書いていたことを改めて見なおして、言い切れていない部分、自分でもはっきりせずに書いていた部分などを見つめなおすことができました。貴重な機会をいただきほんとうにありがとうございました。

ライブ疲れ。

本日は、以前から楽しみにしていた「Happy light Live ~THE GREAT 15th~」に行ってきました。

思った以上に密度が濃いし、歌い手さんみんな上手だし、凄い楽しいライブでした。オーディエンスも、訓練されたゆいにゃん親衛隊(榊原ゆい親好会っていうんですか? みんなTシャツ着てたんで……)が勢揃いしていたこともあってか、かなり統率とれていた感じ。さすがに愛ライブとかアイドル主人とかのライブと較べると厳しいですが、私が見てきた数少ないエロゲー系ライブの中では群を抜いて盛り上がってました。ただ、バラードになると動きがとまるあたり(とめてるんじゃなくてとまる)、まだ成長の余地はありそうです。

今回のライブの様子はDVDに収録して発売されるということですので、今回参加できなくて悔しい思いをされたかたは、手を出してみてもいいかも。むしろ参加した人が記念に買いそうですが……とりあえず、私は買おうかなと思うくらい良かったです。 

感想とか内容についていろいろ書きたいんですが、さすがに疲れた……!

というわけでその辺は明日以降に回します。溜まってるお返事の類などもちょっと遅れそう。申し訳ありません。

近日中にはレポートと銘打った自慢話を書きたいと思っています。 

万引きは犯罪です。

先日世間を賑わせた、関東学院高校の大量万引き事件。これ、さらりと流されていますが結構衝撃的ですよね……。

 ▼「<万引き>コンビニなど30万円被害 高1計36人 横浜」(Yahoo! ニュース・毎日新聞)

<万引き>コンビニなど30万円被害 高1計36人 横浜
毎日新聞 3月10日(火)23時34分配信

 ◇生徒ら店に謝罪 「登校謹慎」処分で店は被害届出さず

 関東学院高校(横浜市)は10日、1年生の男子生徒計36人が、市内のコンビニエンスストアなどで万引きしていたと発表した。被害総額は計約30万円に上るという。生徒らは保護者や教師に付き添われて店を訪れ謝罪した。学校が登校しながら生活態度を指導する「登校謹慎」処分としたことを受け、店側は被害を届け出なかったという。

 同校によると、2月5日に1年の男子4人が同市西区のコンビニエンスストアで万引きして逃走。制服から同校の生徒と分かり、学校に通報があった。

 店側が伝えた特徴などから4人を特定して事情を聴き、その後も調査を続けたところ、4人を含む計36人が、市内のコンビニやスポーツ用品店などで菓子や文房具、シャツなどを盗んでいたことが判明した。全員が万引きを認め「ほしかったからやった」などと話したが、組織的な行為ではなかったという。

 冨山隆校長は「二度とこのようなことが起こらないよう生徒指導を徹底する」とコメントした。【酒井雅浩】
で、これに対する学校側のコメントがこちら。

 ▼お詫びとご報告 (PDF)
 ▼全校集会の報告 (PDF)

うーん……という感じがします。

「万引き」は、名前が軽いので誤解されがちですが刑法上は窃盗罪にあたり、刑事罰の対象です。つまり、本来は被害者の訴えなどがなくても逮捕・起訴できる案件なのですが、少年法によって未成年者の刑事責任は成人のそれと違うからなのか、あるいは初犯のせいなのか、未成年者の窃盗は被害者との「示談」によっておおごと(警察のご厄介になり、経歴に傷がつく)にならない場合が多いですね。

警察の逮捕歴がつくと、なんだかんだで人生狂います。就職も、結婚も、いろんなところで障害がでる可能性がある。「万引きくらい」と軽く見るつもりは毛頭ありません。ただ、犯罪として最も手を出しやすい部類だということを考えると、たしかに少しは「大目に見る」措置があっても良いのかなとは思います。過ちに気づいて更生するチャンスは必要です。失敗したからこそ学べることというのもあるでしょう。

ただ、それはやはり厳重注意あってのこと。

正直、「登校謹慎」は軽すぎるんじゃないかと。

登校謹慎ってあまり知らなかったのですが、都立高校では結構流通していることばのようです。

 ▼学校の「処分」教えます ~謹慎と停学の違い知ってますか?~

最近では「学校が指導の責任を持つ」ということで
自宅謹慎の形はほとんどありません。
他の生徒よりも早く登校して、他の生徒と接触しないように
会議室などで、一日中、先生と話したり、自習をしたりします。
通常はこれを「登校謹慎」と呼びます
学校によって多少違いますが、携帯電話の使用を制限したり
その期間保護者に預かってもらったりすることもあります。

原則として、全て「無期謹慎」ですが
学校はちゃんとメドを持ってやっています。
「初犯」でなら(以後の日数は、土日を含みます)
カンニングや喫煙、万引きなら3~5日
暴力行為(単純なケンカなど)なら5~7日
軽微なイジメなどなら10日前後というところでしょうか。

なんかこの対応を高評価してる教育評論家の先生もいらっしゃいますが、私的には学校側の調査も処分も、甘すぎると思います。(今回の件の謹慎登校が上記サイトの内容通りではないにせよ)

生徒憎し、相応の報いを受けるべきだ! みたいなことを言いたいんではないですよ。窃盗は、さっきも言ったように刑事罰の対象です。本来なら人生を大きく踏み外すことになるかもしれないわけです。で、やっちゃう人というのはたぶん、その辺のことが分かってない。その重みを伝えるには、学校内で退学にはしない(つまり見捨てない)レベルで最も重たい刑を課すべきではないのかなぁ。

私は、「登校謹慎」というのが原理原則的にこの種の犯罪行為のケアに良いか悪いかという話をしたいわけではありません。たぶん、上に紹介した尾木ママさんなんかはそういうこと言いそうですが、それとは別に社会のルールとか規範に対する意識付けのようなものも必要だと思う。

私が言いたいのは、「登校謹慎」がその学校の(退学を除いて)最高の罰則だったら何も文句がない、ということです。もし、窃盗をしても厳罰に処されず、学校内で比較的軽い処分になったとしたら生徒はどう思うか。「なんだ、この程度か」と感じる人が多いのではないでしょうか。私は、そっちのほうが人生狂わされる生徒が多いのではないかと思います。

それを何とかするのが指導だと言われたらそれまでですが、そもそも指導力がないから36人も万引き犯出したんでしょ。だったら、まずは制度的にきちっと「シメる」対応をするのも一種の優しさ、あるいは責任です。

いっぽう、軽い犯罪だと思っていた万引きによって、学校内で「あと1歩で退学」のような処分を受けたら生徒たちはどう思うか。「これはヤバいことなんだ」という意識が否応なくつくのではないでしょうか。また、周囲も「盗みはダメだ」と意識することでしょう。もちろんそう思わない生徒もいるだろうし、逆にそれが負担になる生徒もいると言われればその通りかもしれませんが、責任ある教育者の態度として厳しい態度をとることが求められる場合もあるのではないでしょうか。

だいたい、高校1年生だけで36人も万引き犯が出るというのは異常事態です。高校は1学年245人だそうですから、およそ15%の人間が万引きに関わっていたということですよ。40人のクラスなら、5、6人は万引き犯がいるという計算。

学校側は組織的な犯行ではないとしていますが、何らかの繋がりはあったと見るのが当然でしょう。中高一貫校なのだから、部活等の繋がりで中学生や高校2年生などに波及していないのも不自然です。その辺をきちっと調査せずに処分だけさきに決めるというのはいかがなものなのか。

それに、学校側から公表された対応履歴にも違和感がのこります。事件が発覚したのが2月5日で、生徒に確認をしたのが2月7日。更に個別面談があったのが2月9日(月)。保護者同伴で店舗に謝罪と精算をおこなったのは更に後。8日は日曜日でミッションスクールなのでお休みするのは仕方ないとしても、発覚から確認までの期間が開き過ぎでしょう。この対応の遅さの原因は、「関東学院中学校の入学試験だったため」だそうですが、正直それはどうなのっていう感じです。今いる生徒の人生にかかわる問題のほうが優先じゃないんでしょうか、ふつうは。

 ▼「36人で30万円!」(はまれぽ.com)

店から通報があった日の翌日である2月6日(金)に対応できなかったのは、関東学院中学校の入学試験だったためとしている。取材中に対応の遅れがあったのではと聞くと、担当者は「ご指摘されても致し方ない」との見解を示した。

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(表は、「はまれぽ.com」より、「学校側の説明による主な経緯」)
 

また、Twitterで行われた学生の「内部告発」によれば、当初学校側はこのことを隠蔽しようとしていたという話もあります。

 ▼「関東学院高校の学年1/3にあたる生徒50人の窃盗・万引き発覚」(突然だが想像してみてほしい)

衝撃の事実カミングアウトします。僕の通っている神奈川県私立関東学院高校(三春台)である学年の50人近くの生徒が万引きしたのが今年2月に発覚しました。被害総額は数百万を超えています。

なぜ発覚したのかというと1人が現行犯で捕まりその捕まった人が他に万引きをしたことのある人の名前を言っていきそしてその名前を出された子がまた…ということで現在学年の三分の一が自宅謹慎になっております。あまりにも人数が多すぎて退学にはなりません。

そして神奈川県警察のトップの方が学校に来て高校生全員集められて「日常の規範意識について」という講演会が行われました。学校の先生たちは生徒に「この問題を絶対に外部に漏らさないように」と言いました。以上カミングアウトでした。

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(ツイートのSS。日付は3月5日。学校の公表前)

発言しているのが学生かどうかはともかく、関係者であることは間違いないようです。学校側の発表する被害総額と食い違うところもあり、学生ならではの「話を大げさにする」傾向などから考えても完全に鵜呑みにはできませんが(「大げさに騒がず普段通りの生活を送って下さい」というような発言を、「外部に漏らさないように」と解釈した、なんてのはありそうな話です)、2月のあたまに起きた事件がここにいたって公表されるというのも微妙な感じです。

はまれぽ.comさんはこの辺にも食い込んだ取材をしていて(ここの取材記事ほんとすごいですね)、「隠ぺいの意図があったのではないのかという質問に対しては「4人の事実が発覚した時点でほかにも同様の行為をしている生徒がいないかを把握し、被害を繰り返さない・拡大させないためにすべきことを優先した結果、この時期の発表になった。隠ぺいなどの意図は一切ない」との回答を得た。」ということだそうですが、入試が終わり、入学手続きが済むのを待っていたと見られても仕方がないんじゃないかな……。

結果的に後手に回り、Twitterでの「内部告発」が先行してしまったのですからイメージは最悪。万引きをした36人も、必要以上の負い目を負うはめに陥ったかもしれません。結果論ですが、これを誠実な態度とは、個人的には言いづらいです。

当然この手のことは学校だけでなく家庭のことにも踏み込んで考えるべきですし、学校側もこの後の「ケア」こそが大切だというのは分かっておられることでしょう。教育の、もっとも難しい局面の1つだと思います。関係者の方々には是非とも、学校のメンツ維持や保身に走るのではなく、生徒本位の対応を期待したいところです。

ほんとうは怖い翻訳サイト

仕事で英文メールを受け取ったりすることが増えてきて、最近翻訳サイトのお世話になることが多いです。と言っても、基本的には単語を打ち込むくらいですが、分厚い辞書に頼らなければならなかったかつてに比べると、ほんとうに便利になったと痛感します。

ところが最近、翻訳サイトを巡ってこんな記事を見て驚きました。

 ▼「翻訳サイトでの翻訳結果に関する注意喚起

さて、自分が翻訳ツールやサイトに入力した内容が、検索サイトで検索することがが可能だったらどうしますか?

私も英語は得意ではないので、翻訳ツールのお世話になる事が多々あり、こんなことが起こったら困ります。

今回確認したものは、検索サイトにて 翻訳サイト名 + キーワード  を入力した場合に、翻訳サイトに入力したと思われる文章や翻訳結果が記載されているページが検索サイトで検索結果として表示されてしまうものです。

確認したのは、ilovetranslation(http://www.ilovetranslation.com/)と言うサイト。

ilovetranslation + 企業名・人物名・製品名 などのキーワードで検索サイトで検索した場合に利用者が翻訳サイトで入力した内容と思われるものが検索結果に表示されてしまいます。中には、製品の型番と金額が記載されていたり、メールアドレスや役職、実際のメール本文がそのまま表示されるなどの検索結果が出ました。

ひええ。

つまり、プライベートな内容から仕事の重要な機密事項まで、 下手に翻訳サイトにぶち込むとだだ漏れになる可能性がある、ということですよね。もちろんこちらの翻訳サイトはきちんと「Involved in the translation results improvement plan」というチェックボタンを設置しており、サーバーに検索結果を保存しないようにきちんとできるわけですが、気づかない人も多そう。

もっとうがった見方をすれば、非常に高性能な翻訳サイトをつくれば、そこにメール本文をまるごと入れる人も何人かはいて、そこから重要な情報を拾うことができるかもしれません。ちょっと英語が苦手だな~みたいなお役人がいる官公庁のデータなんかが入力されたりしたら……。

まあちょっと想像が飛びすぎたかもしれませんが、よくよく考えてみると文章をネットに入力する(サイトに送信する)って実は凄い怖いことかもしれませんね。翻訳サイトに限らず、気をつけるようにしよう。
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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