よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2015年02月

エロゲー発売日イベントでの撮影で注意したいいくつかのこと

昨日(2015年2月27日)は月末エロゲーの日でした。

『サノバウイッチ』や『ぼくの一人戦争』といった注目タイトルが目白押しだったこともあり、かなりイベントが盛りだくさん。当日のレポートも近いうちに書ければと思っているのですが、そんな中でちょっと気になることがあったので、そのことを先に記事として書くことにいたします。

当日、幾つか行われていた発売日イベントや予約者対象配布イベントのうち、ゆずソフトさんの『サノバウイッチ』やWhirlpoolさんの『鯨神のティアスティラ』の発売日イベントブースには「撮影禁止」のプレートが掲げられていました。しかし、にもかかわらずその様子を撮影している人が結構な数いたんですね。(外国からの観光客の方も多かったですがそういう人を除いてもぱっと見気になるくらいには)

私は一応、撮影をしていいかどうかを尋ねてから撮らせてもらうのを原則としているし、なるべくその原則を貫くようにしています。鼻持ちならない真面目さ自慢だと思われるならそれでも構いませんが、そういうわけではなく、自分が撮影したことによって何かトラブルが起きたり、スタッフさんに不都合が生じたりしてイベントが今後行えなくなるような事態になることを恐れるからです。

実際過去に、私は不注意で失態をやらかしたことがあり、以来なるべくこの手の行為には慎重であろうと考えているし、ツイッターやブログに載せる場合にはなおさら臆病になってしまいます。

とはいえ、「撮影禁止」というのはレイヤーさんの顔がわかるような至近距離での撮影がダメなだけで、遠景を撮るくらいなら問題がないのかもしれませんし、あるいは逆に、会場(ソフマップ)の都合で何が何でも撮影はダメなのかもしれない。そのことを訊ねようにも、誰に訊けばいいのかわからない、ということもあるでしょう。

その辺の話が気になるけど、ユーザーがいくら考えても解決するわけがありません。そこで、この日イベントを行っていたブースをまわって、メーカーさんに直接お話しを聞いてみました。 私にしては珍しい、突撃取材記事です。

あ、ちなみに何度か言っていますが、私はレイヤーさんに興味があってブースを撮影したいのではなく、エロゲーブースの様子をレポートしたくて撮影をお願いしているのでこういう問題が発生しています。レイヤーさんを撮影したい場合は素直にご本人に訊ねてください。それが礼儀だと思います。

さて、幸い、ほぼ全てのメーカーさんからお話をうかがうことができました。お忙しいところ、丁寧に対応してくださった各ご担当者様、ほんとうにありがとうございました。

ただ、「この話をブログ等に載せて良いか」と訊ねると(それこそ念のため確認しました)、全メーカーさんとも「名前を出すのは控えてほしい」とのこと。ご説明いただいた理由はいくつかあって、自分が直接メーカーの人間ではないスタッフだからだとか、幾つかのメーカーとの合同イベントで自分は1社の人間だから、あるいは、あくまで個人の見解であって会社のオフィシャルな見解ではないから(それが欲しければメールなりで問い合わせてくれ)、他には正式な取材ではないし間違った記載がされてもチェックできないから困るから、という感じ。

ただ、「こういうことを言っていたメーカーさんがあった」という程度なら書いてOKという風に言っていただいたので、 ざっくりとまとめていきます。

▼撮影許可について
どのメーカー関係者さんも、基本どんなかたちでも撮影するならひと声かけてほしい(至近距離はもちろん、遠景であっても)ということでした。主な理由は2つ。1つは配布会なりを行っているレイヤーさんや声優さんが顔出しNGの場合があるから。もう1つは、ブースに「流してはいけない」画像が貼ってある場合があるから。主に、エロ度が強いものがそれで、撮影してSNS等に流れ、証拠として残ってしまうことでさまざまな問題を呼びこむ可能性があるようです。そういう場合、取材であるというなら撮ったものを見せてもらえるのである程度受けることもあるが、一般人の撮影はそうもいかないので、事前の確認は是非してほしいと。

あるメーカーさんは、原画家さんや声優さんが来ていてサインをしているとかいう状況でなければ基本許可はだすし、そういう場合はそもそも撮影禁止札を立てる。それ以外のときには撮られていても見咎めることはしないけど、やっぱりひと言あるとありがたいとおっしゃっていました。

ただこのあたりのことについては、最近だいたいの人が撮影前にひとことことわってくれるようになっており、マナーの向上を感じる、という声が結構聞かれました。


▼誰に許可をもらうか
次にポイントなのが誰に許可をもらうかですが、これは原則、レイヤーさんや声優さん(売り子さん)に訊ねるのが良いそうです。なお、レイヤーさんが複数おられる場合は一応全員に確認をとってほしい(ある人はOKである人はダメということがある)とのこと。

この辺りのルール、実際には完全にメーカーの方針次第なのだそうですが、イベント時の「動き方」について売り子さんに一任している場合と、売り子さんをメーカー側で管理している場合があります。前者は売り子さん本人に許可をいただくのが当然です。後者は、売り子さんが直接判断できないためメーカーに問い合わせる必要がありますが、とりあえず売り子さんに訊いておけばその場でメーカー側の責任者に話を持って行ってくれるでしょう、と。

たとえば今回の発売日イベントでは、ほとんどのレイヤーさんが撮影に応じてくださいました。また、記事の冒頭で述べたブースの「撮影禁止」は、売り子さんが顔出しNGだから最初からしかるべく対応したのだとのこと。売り子さんの都合ではない部分――たとえばショップさんや地域の都合でNGという場合もあるけれど、そういう場合もたいていはじめから「撮影禁止」になっているので、許可云々の話にはなりませんね。

ということはユーザーからすれば、許可を出す権利が売り子さんだろうとメーカーだろうと、売り子さん本人のところで確実に事足りるということです。


▼撮影されて「これは困る」ということはあるか
当たり前ですが、無断で撮影されて問題が発生すると困る。既に上であげた通り。

あと、忙しいときにやってきてレイヤーさんにポーズを要求したり……みたいな、他のお客さんに迷惑になるパターンや、通行人の動きの妨げになって渋滞を引き起こしたり、ぶつかってトラブルになったり、ということがあるのも困るとのこと。特に一般人の方とのトラブルになるとクレームが入ったりもするようで、イベントの存続に関わる可能性もあるのだという声も聞かれました。

たしかに、秋葉原のイベントの場合特に道幅が狭い公道で実施されるところへもってきて、みんなエロゲー買って大荷物抱えてますからね……。一般人からすると邪魔でしょうがないだろうという……。同じエロゲーマー同士でも、ぶつかって倒れて箱が潰れたとか、怖いなぁと思います。

他には、イベントに来ている他のお客さんや、まったく無関係な通行人、あとショップ店員さんなどの顔が写っていると(直接困るというわけではないけれど)トラブルになる可能性があるので怖い、ということでした。できれば写らないよう工夫してもらうか、写っていたらモザイク加工などの処理をして対応してほしいそうです。


▼撮影についてどう考えているのか
時間の都合もありこの話は全部のメーカーさんには訊けませんでした。ただお返事をいただいた限りだと、SNS等に流してもらえるなら販促になるし、基本的には歓迎というのがほとんど。概ね好意的な感触でした。これは勝手な想像ですが、ネットにアップロードする場合は、どういう特典が配布されているのかとかどこでやっているのかとか、そういう情報とセットで流すと喜んでもらえそうです。

あと、ちょっと誤解があったのか、男性スタッフしかいないと申し訳ない気持ちになるというご回答もいただきました(笑)。大丈夫、私はどっちかというとブースの方に興味があるのでそれで十分というか、レイヤーさん撮りにきたのだと思われないぶん遠慮せずにすんでありがたいくらいです。


ということで、簡単ながら聞いてきた話をまとめてみました。特に目新しい話もなく、凄い常識的なところに終始した感があります。「そんなん知ってるわい」と感じられる方のほうが多いかな……(笑)。

また、取材自体も中途半端というか、本来なら売り子をしておられたレイヤーさんや声優さんにお声かけし、お話をうかがえればよかったのかもしれませんが、それはもう公のメディアの取材同様しっかりした準備と打ち合わせのうえでやるべきことで、個人が思いつきでやっていいことでもあるまいと思ってやめました。

とはいえやはり、これまで漠然と意識していた守るべきルール、守りたい最低限のマナーみたいなものがはっきりしてきたというのは、自分の中では意味があります。今回秋葉原でのイベントを開催しておられた幾つかのメーカーさんという限定がつく話ではあるのですが、他の場所や他のメーカーさんでも全く通用しない話というわけでもないでしょう。

メーカーさんが頑張ってイベントをしてくださっているので、ユーザーとしてもこういったイベントが少しでも楽しいものとなり、また長く続いていくよう、できるだけ配慮をしていけたらなと思っています。

神はおっぱいに遍在する。

迷っているうちに、今日を迎えてしまった……。

え、何をかって? これですよ、これ。

 ▼「LOVELY×CATION THE ANIMATION 犬吠埼 綾 等身大ちっぱい(おっぱい)マウスパッド【仮称】

ayapai
 夢が詰まった“おっぱい”に対し、“ちっぱい”は希望に満ち溢れている!
そんな無限の希望と煩悩が詰まった究極のグッズ、等身大ちっぱい(おっぱい)マウスパッド【仮称】が遂に誕生いたしました。

原画家・唯々月たすく氏が描く、流麗でどこかあどけなさを漂わせる豪華描き下ろしイラストを使用!!

「おっぱいが好き!」それは、男性なら誰もが抱く感情でしょう。
その形や大きさの好みにはいろいろあり、まさに十人十乳です。

等身大おっぱいマウスパッドを称する以上、「おっぱいは大きくて当然!」と思う方も多いでしょう。大きい事はいいことだ。確かにその通りです。

しかし、控えめな胸に注がれるひたむきな想いやこだわり、それもまた一つの愛の形です。

「小さなおっぱいには精霊が宿る」

そんな伝承があるかどうか…というか勝手に今でっち上げましたけど、とにかく「控えめだからこそ表現できる、胸がキュンとなるような甘酸っぱい触感」にこだわりました。

M.J.Originalの新素材「M.J.SupreSoft」を使用し、それを包み込む2WAYトリコット生地の張り具合にも細心の注意を払い、試作を重ねた末に完成した絶妙な触感を、心ゆくまで味わっていただけますと幸甚です。

あああああああ綾ちゃあああああん!! んあああああああああああぁぁぁおぁおあぁお!!


……取り乱しました。

好きなんですよ犬吠埼さん(CV:愛原ちづる)。フォルダにお写真がいっぱい収めてあるくらい。マジ天使。ああ、でも天使のおっぱいに神が宿っていいのだろうか。まあいいか。どうでも。

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まいぷりちーえんじぇる・綾たん。

ともあれ、1人2個までの完全受注品。お値段は税込みで21,000円! 相場的に高いのか安いのかわからん……。ただ、出費額としては馬鹿になりませんね。バカになれば買えそうですが。そして、本日2月27の12時から50個限定で先行受注販売が行われます。う~~~ん、迷う! 先行ってことは今後のイベント(たぶんコミケ?)とかで受注はあるんでしょうけど。どうすっかなぁ。

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ホント、できることならセーブしたいですわ。

「控えめだからこそ表現できる、胸がキュンとなるような甘酸っぱい触感」とか何言ってるんだかまるで意味わかりませんが、正直凄い惹かれます。今日は月末エロゲーの日だというのに眠れない……。

ほら、TKBとか透けてるし! てるし!!

ayapai

それはそうと、注意のところの「本商品に「乳首」は造形されておりません。予めご了承ください。」というのが妙に生々しくて笑ってしまった。おっぱいマウスパッドってこういう注意書きがデフォなんでしょうか。

まあまだ時間はあるし、あと11時間くらいうんうん悩んで、擦り切れた脳みそで最終的な判断をくだすことにしようと思います。

それは謝るべきことなのだろうか?

今朝職場に向う駅(東京メトロ)で、車いすの方のために昇りエスカレーターを止めて「ご案内」をしているところに遭遇しました。そのとき、駅員さんが側を通る人たち(つまり、階段で昇らざるをえない人たち)に「申し訳ございません」と謝っていた。で、私はふと思ったんですよ。「それ、謝る必要あるのか?」と。

これまでも同じような場面には遭遇していたのですが、ホントにふと、という感じです。なんで謝るんだろう、と。

いやまあ、気持ちは分かるんですよ。お急ぎのところ、駅側の都合で足止めしちゃってごめんなさい、ということですよね。通路も狭くなるし。あと、朝の通勤時は人の数が凄くてイライラしてる人もいるだろうから、そういう人を爆発させないように下手に出てるっていうのは解るつもりです。

ただ、それを駅員さんが言っちゃうってのはどうなんだろうなぁ、と。

私としては、駅のような公共施設が車いすの方や何らかの障がいをおった方のためにサポートをするのは当然であると思います。その前提の部分を否定されるとどうしようもないのですが、一応メトロ側も当然のつもりでサポートしているものと仮定させてください。

そうすると、そのメトロを利用する乗客も、やはりある程度そういうサポートに協力するのは当然であって良いと思う。マナーでもルールでも構いませんが、電車の中では携帯電話で会話をしないとか走り回らないとか、優先座席はなるべく譲るようにしようとか、そのレベルで良いと思う。

「申し訳ない」と車いすを使っているご本人が言うなら良いんですが、駅員さんが謝っちゃうと、彼らは他の乗客に対して謝らなくてはいけないこと=「迷惑」なことをやっているということになる。そして車いすの方は、そういう「迷惑」をかけている、ということにならないでしょうか。

もちろん、「申し訳ありません」が謝罪なのか(つまり、単にすみません、くらいの意味を丁寧に言ってるだけというつもりではないのか)とか、ほんとうに「迷惑」に対する謝罪なのか、あるいは謝罪する理由は駅側にもあるのではないか(たとえば、本来用意すべき専用エレベーターを設置していないなど、駅側の「車いすの方へのサポート体制」が不十分な結果他の人にも影響を与えたことを詫びているのかもしれない)ということはもう少し精査する必要があるのかもしれませんが、とりあえず私の中では上のような考え方は比較的矛盾なく導き出されるように思えるし、実際そんなふうに解釈可能なことを「代弁」して言っているのだとすればそれはやっぱ問題があるとも思う。

で、結論としてはやっぱり運営側はそういうのが「迷惑」だとか思わせないほうがいいんじゃないかなぁ。普通に「ご理解とご協力をありがとうございます」でいいじゃないか、と。

そうすれば、お礼を言われた側はまあ気持ちよく階段を昇れるし、多少イラッときても表に出すのはなんとなくかっこ悪い感じになるし、何より車いすの方のためにエスカレーターが止まることが「迷惑」なことではなく「良いこと」だという意識にも繋がっていく……。

そんなふうに考えたんですけど、考えすぎですかね。 

レビュー&攻略:『無法恥態~格闘美少女達の淫辱バトル~』

muhoutitai

ブランド: Devil-seal 
定価: ¥2,000 (税込¥2,160)
発売日: 2015/01/30
ジャンル: 淫辱バトルADV
原画: 神藤みけこ
シナリオ: hatsu
OHP: 無法恥態

※攻略は本記事の末尾。

《ブログ用評価 S~D》 (S=非常に良い A=良い B=普通 C=やや難あり D=む~り~)
絵: A (安定しているし構図もエロい)
話: B (キャラが立っているし話としてもまとまっている)
演: C (戦闘等での盛り上がりが一切ない。エロの演出もいつものアニメがつくだけ)
H: A  (シチュエーションと声優さんの勝利)
他: B  (低価格帯であるというあたりを考慮)
総合: B  (絵柄が気に入って凌辱OKか、強いヒロインを屈服させる系の話が好きならお薦め)


ストーリー (げっちゅ屋さんより)
IMG1 各所からの不良たちを集め、まとめて更正させる目的で作られた矛峰学園。創立当初の目的とは大きく離れ、今では日本最強の学生を決める場所となっていた。勝った者には賞賛と称号を、負けた者には絶対的な屈辱が与えられる。

そして今、二人の美少女格闘家がそれぞれの思いを胸に秘め、その門をくぐり抜けた――

「プロレスこそが最強である」という亡き父の意思を受け継ぎ、自らの力でそのことを証明し続けている姫神響。一方、編入してきた理由を「退屈な毎日に飽きたから」だと平然な顔で言ってのける天賦の格闘センスを持った藤城菖蒲。プライドを折られ辱めを受け、それでもなお立ち上がり、彼女たちは学園最強の名を手に入れる事ができるのか。

ぶつかりあう白と黒のカリスマ。 獲物を狙う男たちの魔の手。
最強の称号を賭けた淫辱バトルが今始まる―― 

格闘少女凌辱もの。「淫辱バトルADV」となっていますが、セックスバトルがあるとか戦闘シーンにあわせたゲームがあるということはなく、ごく普通の凌辱系ADVです。あとどうでもいいけど、たぶんキャラモチーフはいま新作で話題の『DOA』だと思う。あと『一騎当千』が混ざってるかな。見たまんまですね。

冷静沈着で、無法地帯となった学園の中でも秩序を重んじ、圧倒的な力によってそれを可能にしている姫神響と、おなじく圧倒的な力を持ちながら縛られることを嫌う狂犬・藤城菖蒲がぶつかり合い、敗れた側が辱めを受けます。更にその背後には、かつて菖蒲を辱めた謎の男の存在があり、2人を狙っている……という展開。

ストーリーはありがちながら読ませるものがあるし、Hシーンの質もなかなか。普通に良いゲームだったと思います。これまで数多くのSealゲーをこなしてきましたが、上位10本に入りそうなくらい。 

今回スタッフがなにげに豪華ですよね。

メインライターのHatsu氏は、『隠恋ぼ』や『LOあんぐる!!』などのロリゲーから『かみぱに!』のような巨乳ゲーまで幅広くこなすオールマイティー型のライターさんで、正直「これは無理やろ……」みたいな設定からでもキッチリ話を仕上げてくるという印象がありました。本作もその例に漏れず、Sealの半ば「丸投げ」のような設定をきちんと読めるものにしておられたし、またシチュエーションをうまく配置しながら、イベントのなかでキャラを見せていく手法でキャラを立てていたのが良かったです。

あと、テキストが普通に読みやすい。セリフに不自然さがあまりないし、誤字脱字も少ない(Seal比)から違和感感じない。個人的にはこのへん凄い大事。「既に、藤城の身体は、彼の舌によって丸裸にされていた」みたいな表現をDevil-sealで見ることになるとは思わんかったとですよ。

原画の神藤みけこ氏はLilith系やアトリエさくらあたりでのお仕事もあり、抜きゲーでは(私の中で)結構認知度高いし、絵買いも辞さないレベル。特に同じDevil-sealから出た『くノ一葵、悪ニ堕チル』が好きです。そしてさすがはSeal系列のブランドだけあってCGの質はかなり高いし、今回はCV大当たり。メインのお二人はともに『対魔忍アサギ』シリーズで活躍されているだけあって、バトル系の凌辱Hはお手の物。日常会話なんかでもキャラの味が出ていて、非常に良かったと思います。

抜きゲー枠なのでこのままHシーンのほうに突っ込んで触れていくと、敗北したヒロインの屈辱的な様子や、それでも折れない強さ、また堕ちたときの様子なんかがきちんと描かれていて実用性高めです。タイプ的にはクリムゾンてんてーの作品に近いのですが、あちらが堕ちのプロセスに強烈なこだわりを見せるのに対して、本作はどちらかというと堕ちる前と堕ちた後のキャラ立てを丁寧に行い、そのギャップで勝負している感じ。

不満点としては、そのプロセスの部分があまり丁寧に描かれないことと、堕ちた後の描写が少ないことから、ヒロインたちを凌辱しきった、あるいは征服しきったという気分になりにくく、またヒロインたちのエロさもMAXに到達する前に終わってしまったような感じがするところ。それでも菖蒲は輪姦されるシーンの屈服セリフとかがあってわりと頑張ってましたが、響のほうはやや唐突感があったかなぁ。強さを残したまま淫乱堕ちするのはいいんですが、過程がないせいで中途半端な印象をが否めません。

もちろん低価格帯のソフトなのであまり無茶は言えないというかお値段なりではあるのですが、キャラクターのバリエーションもそこそこあるし、冒頭のメインキャラとは関係のないHシーンは、この作品の世界観でもっとやれたんじゃないかという可能性を匂わせるものでした。こういう路線、あるいは同じキャラでもいいので、ミドルプライスからフルプライスの作品が出たら……と期待せずにはいられません。たとえば、今度は学校間の抗争にして、今回のヒロインたちはその中の勢力の1つにするとか。獅子堂先輩も出番増えそうだし。ダメですかね、Sealさん……。

というような、続きを望みたくなるくらいには好感触な作品。私は満足しました。強いヒロインを屈服させる、二次元ドリーム系の話が好きなら割とアリな線だと思います。


【攻略】
選択肢は3箇所。EDな4種類。ヒロインがそれぞれ「1人」で戦いを挑んだ後、タッグを組むと、ラスボスへの勝利の道が開けます。
※なお、下記攻略は確実な再現を約束するものではありません。誤りなどあればご指摘ください。

《響END》 今は答えを急く時ではない → 面白そうだ、乗ってやる → やはり姫神響
《菖蒲END》  それでも己の信念を貫く → 姫神など余裕だ。男の力は借りない → 藤城菖蒲を徹底的に
《雌犬END》 今は答えを急く時ではない → 姫神など余裕だ。男の力は借りない → 一人だけなんてもったいない
(それでも己の信念を貫く → 面白そうだ、乗ってやる → 一人だけなんてもったいない も可)
《逆転END》  それでも己の信念を貫く → 姫神など余裕だ。男の力は借りない → 一人だけなんてもったいない

▼選択肢1
それでも己の信念を貫く
今は答えを急く時ではない

▼選択肢2
面白そうだ、乗ってやる
姫神など余裕だ。男の力は借りない

▼選択肢3
やはり姫神響
藤城菖蒲を徹底的に
一人だけなんてもったいない

以上です。

ハイパー(ざる)セキュリティー

職場のPCがとうとう、Windows8で統一されました。

約二週間が過ぎ、私はやや頭を抱える事態に遭遇しています。

これまで職場のPCは、各自にIDとPASSが発行され、必要に応じて個々人が使う、というシステムでした(ちょっとわかりにくいかもしれないのですが、たとえば8人チームのところに4つPCが置かれていて、各チームで自由に使うというものです。個人のPC持ち込みは可)。ただ、その際問題になっていたのがアカウントの貸し借り……というか、PCを落とすのが面倒な人が放置して立ち去り、再ログインするのが面倒な人がそのまま他人のアカウントで継続して使うという状態です。

私からすればこんなおっそろしいことはないだろと思うのですが、それを恐ろしいと思わない牧歌的な人たちの集まりなので悪用しようという人が出ることもなく、これまで数年間ほんとうに奇跡的に、特に目立ったトラブルも起きませんでした。いや、起こっていたことに気づいていないだけかもしれませんが……。(ブラウザの履歴などを見ることは可能だったりします)

ただ、警告してもいっこうに改善されない、このルソーも真っ青な平和的自然状態に業を煮やした資産部セキュリティ課の皆さんが強硬手段に出ます。今回Windows8が導入されるにあたり、PCを一定時間使わない場合ログアウトする設定にしました。

これは効果覿面で、多くの同僚たちが四苦八苦しながらPCをいったん落とし、IDとPASSを打ち込んでいる姿を見かけるようになり。セキュリティ課の皆さんのドヤ顔が目に浮かぶようでした。


……そう、最初の一週間は。


一週間を過ぎたあたりから、誰が思いついたのか知りませんが、PC前のデスクマットのところに、白い紙が挟まるようになりました。そこに書かれているのは、IDとPASS。どうやらログアウト画面になったときのユーザーのIDに適合するPASSを打ち込めば、いちいちログアウト後にPCを落としてユーザーIDを入力する手間が省ける、というすばらしい真理に気づいたようです。これで、PCログインに浪費されていた約20~30秒の時間が短縮され、飛躍的に仕事の効率があがることは確定的に明らか。

とうとう社内に、「アカウントの貸し借りはやめましょう」だの「パスワードを他人に教えないでください」だのというあまりにもあんまりな注意文が配布され、給湯室には貼り紙が貼られる事態とあいなりました。

セキュリティ課の面々はいまごろ、想像を絶する悲しみに襲われていることでしょう。

ソフトがどれだけ進化しても、最終的な砦は人間だということを痛感しております。

しかしまあ、ほんとどうしてこうなった……。早く何とかしないとと思うけれど、騎士ブロントならこうおっしゃることでしょう。時既に時間切れである、と。

あっぷりけ『花の野に咲くうたかたの』発売前イベントに参加してきた話。

2日連続のイベントレポートです。

昨日、2015年3月27発売予定のあっぷりけさんの新作『花の野に咲くうたかたの』の発売前トークイベントが秋葉原で行われました。14時からだったので、モバマスのイベントが終了すると同時に秋葉原へブーメラン。もうちょっと横浜の街を堪能したかったのですが、こればっかりは仕方ありません。

 ▼『花の野に咲くうたかたの』発売前イベント

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入り口に展示されていたCGパネルボード。撮影は許可を頂いて行いました。 

スタッフの方にうかがったところ、 イベントの内容をTwitterやブログに掲載しても良いとのことだったので、ちょこっと紹介して参ります。

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出演はプロデューサーの憲yukiさん、シナリオ担当の桐月さん、声優の有栖川みや美さん、歌手のAyumi.さん。

イベントのメインは、『はなのの』に桜花役でご出演の有栖川みや美さんに、名前を呼んでもらったボイスを頂けるという「スペシャルボイスプレゼント」(※現在、別途キャンペーン中)。直接その場で呼んでもらえるわけではなく、登録して後日(作品発売日)以降にダウンロードという形式です。

会場は、秋葉原廣瀬無線5Fのイベントホール(14時~)。私はモバマスイベントの後だったので13時半ごろに到着したのですが、既に100人をゆうに超える人数が並んでいて、列が階段を伝って1Fにまで到達していました。これ締め切られるんじゃないかな……と不安になるも、幸い無事に入場。最終的には150は超えてたんじゃないかな……。かなり大人数になり、予定されていたAyumi.さんのライブスペースが変更になったり、スタッフの方も驚いておられました。

会場に入るときに、各自呼んでもらいたいボイスを登録。また、中では憲yukiさんが今月末に発売される『ぼくの一人戦争』原画の有葉さんからのメッセージペーパーを配布しておられました。イラストまでついて豪華ですね。

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司会進行はAyumi.さん。いきなり桐月さんが憲yukiさんを本名で呼ぶというトラブルが発生しましたが、その後は台本がしっかりしているようで、割とさくさくと進んでいきます。

まずスタッフによる制作秘話的なトーク。

桐月さんから、本作の企画は『黄昏のシンセミア』収録時に始まっていたことが明かされます。ずいぶん年季が入っていたのですね。なんでも、キャストさんとの雑談からアイディアが膨らんでいったんだとか。その「キャスト」はどう考えても有栖川さんでしょう、という感じで、Ayumi.さんからツッコミが入ります。『デス○ート』バリの計算で、「私は新作品のヒロインになる!」とかやってたんじゃないの、みたいな。

今回、声優キャストの決定権は桐月さんにあったけれど、自分がシナリオを書いているときの脳内音声とのかみあわせというのは結構難しいので、第三者に決めてもらうのがいいだろうということで憲yukiさんと相談のうえ決定した。ただ、メインである桜花のCVは有栖川さんという意向を桐月さんのほうから伝えていたようです。これについては、普段「キャピキャピ」系が多い有栖川さんに低音キャラはどうなの? という憲yukiさんの懸念もあったけれど、最終的に当初の意向に沿うかたちで決定。

……なんか情報だけ書くと味も素っ気もない感じがしますが、現場のトークとしてはとてもおもしろかったです。呼吸とかテンションとか、内容だけでは伝わらない雰囲気が。その辺文章でお伝えできない未熟さが悔やまれます。

閑話休題。

続いて、キャラクターの話に突入。メインヒロインである桜花のイメージを訊かれた有栖川さん。「もうちょっと幼い感じかと思っていたけど、おねえちゃんっぽかった。最初のイメージと違って、プレイヤーに近い感じだった」(要約)というコメント。Ayumi.さんに、ポスターとか体験版からただよう「ぼっち」臭を指摘されてわきゃわきゃしておられました。

各キャラの印象について桐月さんから、ポスターに描かれたキャラ順番にコメントがあったので箇条書きでまとめます。

麗奈 :おなじみの、「距離が近い幼なじみ」。ただし、いままで書けなかった要素を取り入れた。男友達に近いけど、ちょっと捻っている。

汐音 :幼なじみ枠だけど王道に近い。麗奈、道隆との3人が物語の中心なのでこの3人の雰囲気を味わってほしい。麗奈とならんで桜花と関わりが多いヒロイン。

涼子 :懐いているかわいい後輩。年の近い後輩というのは、自分の中でレア

雫 :年上の先輩。元イメージはずばり、『コンチェルトノート』の星華。頼りがいがあり、桜花がでてこない外(学校とか)での道隆たちの相談役。

各スタッフさんのお気に入りキャラは、桐月さん、有栖川さん、Ayumi.さんが桜花。憲yukiさんだけは涼子。さすが ロリコン 紳士。太陽が東から上って西に沈むのと同じくらい当然、という感じでした。憲yukiさんには好きなキャラとか訊く必要もなかったのかもしれません。

桐月さんからこのとき、物語の中心である桜花がスキじゃないと話がつくれないというお話があり、憲yukiさんからも「作品を読んでいると、桐月さんが桜花を好きなのが伝わってくる。桐月さんはメインキャラの立て方が本当に上手だし、それだけ愛を感じる」という主旨の賛意が。有栖川さんは、普段落ち着いた雰囲気の桜花がときどき「わたわた」するときの、普段見せない表情が好きだ、ということでした。

ビジュアルに関しては、桜花はほぼ一発決まりだったそうです。『コンチェルトノート』の莉都、『黄昏のシンセミア』のさくやも一発だったようで、オダワラハコネさんはその辺「勘がいい」(憲yukiさん曰く)というか、これしかないと思わせるキャラを描いてくれるということでした。ただ、その辺はテキストの力というか、イメージを喚起しやすいしっかりした設定の力もあると思うというAyumi.さんの弁があり、私もその通りだろうなぁと思います。

ともあれ、桜花が作品の中心でありかなり力も入っているので、桜花を見て気に入ればプレイして損はないと憲yukiさんは自信を持って断言しておられました。

お次は、桐月さんからオーディエンスへの質問。

あっぷりけの作品はどこからプレイしている? という問い。当日の客層を見て(失礼ながら)古参の人が多いんじゃないかなと思っていたのですが、『見上げた空に~』以来ずっとという人から、本作がはじめてという人まで万遍なくちらばっていました。

逆にオーディエンスからの質問もあったので、再び箇条書き風に(文章考えるのめんどくさいし読みにくいだろうということで、手抜きですが許して!)。

Q :有栖川さんに。もし本作で他のキャラを演じるとしたら誰?
A :雫先輩。桜花も知的だけど、アタマ良い役をやりたい(笑)。くーるびゅーてぃーに生まれたかった

Q :桐月さんに。幼なじみが必ず出てくるけどこだわりがあるの?
A :ある。幼なじみは自分にとってファンタジーで、手に入らないからこそ憧れるところがある。こだわりを持って書いている。Twitterでも長々語っているので気になったらそれを見て欲しい。

Q :憲yukiさんに。OPの雰囲気がだいぶ変わった。Ayumi.さんにオファーを出した理由は?
A :Ayumi.さんには前から歌ってもらいたいと思っていた。ただ、これまではブランドイメージがあるのでなかなか「顔」となるOPは方針を変えづらかった。今回は雰囲気をあえて変える目的もあったのでOPを大きく変え、歌もバロック和ロック調にしたので、チャンスと思ってAyumi.さんをキャスティングした。非常に好評で、お願いして良かったと思っている。
Ayumi. : オファーが来たときには既にサイトが公開されていて、やたら可愛い絵が載っていたので(自分の歌と雰囲気があわなくて)ヤバいと思った
 
Q :桐月さんに。あっぷりけでの次回作の構想はあるのか?
A :ある。……これ言って良かったんですか? (今更確認。憲yukiさん、詰まりながらも頷く)あります。あまり踏み込んだ話はできないが、今回はこれまでのあっぷりけ作品と違い、明るく楽しくを貫く、というのを目指した。ということは次回は……? というところで。

最後は、Ayumi.さんから歌について。

体験版範囲のテキストを貰って歌詞をつくったそうです。キャッチフレーズである「色」をメインにして、見えない色があるからこれまで見えていた色の意味にあらためて気づく、みたいなニュアンスを込めている。だからというわけではないが、歌詞も2番、3番と行くに従って「色」がどんどん見えてくる構成にした。具体的に作品との繋がりを言えば、桜花との出会いでいろいろなヒロインと出会って世界が色づき、満天の星空になる、みたいな感じ、というのが要約でしょうか。

レコーディングは実は、去年の秋ごろ、10月には終わっていたそうです。えらい早いな……。ゲームの発表がなくていつになったら言えるのか……とヤキモキしていたとおっしゃっていましたが、そりゃそうですね(笑)。歌いやすい歌詞というのも考えたけれど、ロックな歌なので歌詞を埋めたほうがカッコイイということでやった結果、すごい難しい曲になった。ただ、歌詞を含めて見どころは多いのでカラオケとかに入ったら歌って欲しい、ということでした。なお、3番までのフルバージョンは、プレミアム初回限定盤付属のサントラに収録予定。

この後、Ayumi.さんによる主題歌フルバージョンのミニライブがあり、最後はじゃんけん大会で〆でした。ライブはすごいカッコ良かったです。「芸人じゃなくて歌手」というだけのことはある。ただ、途中ちょっと噛んだので、ご本人は「このままでは歌手じゃなくて芸人になってしまう~」とへこんでおられました。

じゃんけん大会は、(なぜか)有葉さんの直筆サイン色紙とか、メッセージペーパーの原本、有栖川さんのサイン入りシークレットカード、バレンタインチョコ、桐月さんのサイン入り文庫本&同人誌、Ayumi.さんのサイン入りCDなどなど、豪華なグッズがずらり。あと、博多通りもんX5(笑)。

40人くらいに何か1つはあたる計算だったのですが、私は全敗でした……。もう運の確変は終わってしまったのでしょうか。みごと賞品をゲットした皆さん、おめでとうございます!


最後に、売上が伸びていけば「発売後イベント」もやりたいと思っているので、是非応援してください、とのこと。また、『ぼくの一人戦争』のほうも売上があがればまたあかべぇライブができるかもしれないし、あわせてよろしく! という宣伝で締め括りとなりました。「一人戦争」、まだ早期予約特典色紙が残っているお店もあったし、あまり順調じゃないんでしょうか。宣伝は凄く見かけるんですが、今月は大正義ゆずソフトさんが控えているし、厳しい戦いを強いられているのかもしれません。

最後に憲yukiさんと「腕ずもう」したい人は居残り、というアナウンスがあったのですが、私は残らなかったのでどんな感じだったか判りません(笑)。ご存知のかたがおられたら是非教えてください。

というわけで、簡単ながらイベントのレポートでした。思ったより長くなってしまった……。まあそれだけ内容が充実していたということです! キャスト&スタッフの皆さん、あと一緒にイベントに参加した皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

実はこの後Twitterのお友達とお会いして更に楽しい時間を過ごすことができまして、こういうイベントで出会いの機会があるというのも嬉しい話ですね。是非、発売後イベントも実施してほしいなぁと思います。そして、今度はじゃんけん大会勝ちたい。・゚・(ノД`)・゚・。 ともかく発売後イベント目指して応援するぜー。

最後にバナーを貼り付けておしまい。

花の野に咲くうたかたの 応援中!

 お疲れさまでした。

「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 01 Star!!」発売記念グリーティングお渡し会イベントに行ってきた話。

タイトルが長い!

本日は、 先日当選した「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 01 Star!!」発売記念グリーティングお渡し会イベントに参加してきました。アニメイト横浜店の1回目(12時~)です。

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ゲストは、本田未央役の原紗友里さん、双葉杏役の五十嵐裕美さん、赤城みりあ役の黒沢ともよさん。

挨拶は「こんにちは」だったのですが、すかさず五十嵐さんから「アイドルなんだから業界挨拶でいいんだよ」みたいなツッコミが入り、原さんが「おはようございます! アイドルやめませんでした!」とひとこえ。笑いと拍手に包まれて和やかな感じでスタートします。

この後第二回お渡しイベントと、夜のライブイベント(私が落選したやつね!)が控えていることもあるのでトークは控え目、お渡し会も一瞬で終わりますという情緒のないアナウンスがあったのですが、それを吹き飛ばすような楽しい開幕となりました。この辺の落として上げる感じは、スタッフさんとの打ち合わせの賜物でしょうか。

トークはほんの少しと言いつつ、さすがはプロの声優さん、かなりいろんなことを話してくださってめちゃくちゃ盛り上がりました。どんな内容だったかを、少しだけ時系列にそって紹介したいと思います。

まずは世間話。お三方とも既に、名古屋・大阪・仙台でのお渡し会を昨日終えられてきたということで、まずはその話から。

今回横浜会場第一回は約180人(スタッフのかたは170人とおっしゃっていましたが、整理券番号180の方がおられました)が参加で10人ほどの立ち見を除いて全員着席だったのですが、名古屋と大阪は立ち見だった模様。仙台はその場で座る(たぶん地べた)指示が出て、みんな座っていたそうです。

だいたいどんな話をしたかしていく中で、面白かったのは原さんの大阪会場。大空直美さん、桜咲千依さんがご一緒だったところ、さくらんぼのアクセサリーをつけていた緒方智絵里役の大空さんが「智恵理だけに、チェリーで~す」と一発芸をかましたところ会場が静まり返ったというお話。まあ実際には笑いに包まれたのではないかと想像しますが、他会場の楽しそうな様子が伝わってきました。羨ましい。

名古屋の五十嵐さんは『Star!!』がMステで4位になった話で盛り上がったようです。でも、『杏のうた』のほうが売れてるもんねとモバマスCD売上レコードホルダーの余裕をちらつかせていました。

やっぱりMステで取り上げられるというのは特別のようで、アニソンが入るとMステの空気が微妙になるとか、タモさんに何か反応してほしい、という自虐ネタを振りまきつつ、ホントの評価は自分たちとファンが分かってくれればいいのだ、という感じで綺麗にオチ。

この流れで、次に『Star!!』の感想の話に移ります。

お三方のお話を要約すると、モバマスの曲はどちらかというとみんなでワイワイ歌う、ライブで盛り上がる系の曲が少なかった。『お願い!シンデレラ』くらいだし実際あれが看板曲となっていたけど、『Star!!』はそれに並んでいける曲だなという印象。あと、本家アイマスっぽい、『READY!!』とかの流れを受け継いだ曲じゃないか、というお話でした。五十嵐さん曰く「本気で売りに来たな、という感じ」だそうで。

この辺で10分以上経過しており、トーク時間が少なくなってきたのでスタッフさんが慌て始めます(笑)。

最後にということで、アニメのこれからの見どころを各キャストからひとこと。

黒沢さんは、みりあと莉嘉(妹ヶ崎ちゃん)とのわきゃわきゃした絡みを堪能してほしいということ。何か毎回、自由に喋ってくださいという時間を貰っているのだそうです。アニメ的にも力を入れているところなんですね。

五十嵐さんは、杏がこれから活躍を始めるようなのですが具体的な話をするとネタバレになってしまうので言えない! ということ。ただ、未央との絡みで男前な杏が見られたりするので、見どころはたっぷりですという期待が膨らむコメントでした。

原さんは、「1番の見どころはこの前終わっちゃった!」(第七話)ということでしたが、じゃあその七話の見どころは……と訊かれ、「弟くんが出てきたのが良かった」と斜め上のコメント。五十嵐さんが即座に、「ショタメガネだし?」というツッコミを入れますが、「ちょっと大きすぎてショタではない」との返し。弟くんは、姉ちゃん大好き~みたいな感じではなく「自分で言えよ」みたいなことを言ってくるちょっと邪険なところがリアルで良かった、みたいな話でした。

まあ未央はこれからアイドルとしてまっすぐ進んでいくから活躍はむしろ増えるだろうし、そのへん楽しみにしていてくださいとうまくまとまった……かな。たぶん。

最後、アニメのセリフをみんなでひとことということで「フライドチキン!」を全員で叫んでお終い。お渡し会に移りました。

お渡し会は、一応キャストの方にひとことご挨拶をする機会はあったものの、前にたって10秒ほどでスタッフさんに後ろから叩かれて次へ……みたいなほとんどベルトコンベア状態でした。ただ、200人近いオーディエンスに1人ずつ声をかけていくというのは大変なんでしょうね……。声優さんたちが何度か休憩をとりながらになり、結局全員終わるのに40分以上かかっていたようです。

私も簡単ながら応援のことばをお伝えしましたが、短い時間だと何言って良いかわかりませんね……。うまく伝えられなかったのでちょっと残念です。

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いただいたカードはこちら。

アニメ系のイベントって行くのはじめてだったのですが、普段のエロゲーイベントとはまた違った雰囲気でカルチャーショックを受けました。モバマスはアイマスの歴史を一部引き継いでいるところがあるので余計にそうなのかもしれませんが、拍手が凄い揃っていたり、キャストのセリフに対してオーディエンスから打てば響くような反応があったりと、練度みたいなものの凄さを感じました。

慌ただしいイベントでしたが、横浜まで行ったかいのある楽しい内容でした。キャストの皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。かえすがえすも夜からのイベント落選したのが残念ですが、今回のお渡し会落選した方もおられるわけで、楽しんでおいて残念がるのは贅沢ですよね。

また似たようなチャンスがあれば積極的に狙って行きたいと思います。

シンデレラガールズのスペシャルイベント落選した話。

当選記事ばっかり書いてたから落選記事も。

 ▼「スペシャルイベント」(THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 01 Star!!発売記念) 

応募方法:
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 01 Star!!【初回限定盤CD+Blu-ray】に封入されるシリアルNO付応募券に記載されているシリアルNOを、専用URLにて2月19日(木)23:59までにご登録いただいたお客様の中より抽選で1,000名様をイベントにご招待いたします。

日時:2月22日(日) 19時開演 ※終演予定時刻 21:30頃
会場:横浜bayhall
出演:
 福原綾香(渋谷凛役)/ 原紗友里(本田未央役)/ 黒沢ともよ(赤城みりあ役)/青木瑠璃子(多田李衣菜 役) /  五十嵐裕美(双葉 杏 役)  / 高森奈津美(前川みく 役) /大坪由佳(三村かな子 役) / 松嵜麗(諸星きらり 役) /  大空直美(緒方智絵里 役) / 内田真礼(神崎蘭子 役)

応募期間わずかに3日、1000人参加可能ということで、3口くらい応募すりゃいけるだろ……とかなり余裕をかましていたのですが、いやはや、油断大敵ですね。昨日15時になってもメールをもらうことができませんでした……。。・゚・(ノД`)・゚・。。

初代のアーケード版からずっと追いかけてる方とかと比べると全然ですが、それなりにアイマス好きでCDとか映像とかも買っているし、モバマスはとくに好きなキャラ多いので、死ぬまでにライブに正直一度くらい行ってみたいなという思いが最近くすぶっています。 

大きなハコでの本気ライブは当選もサイリウムとか覚えるのもお値段も難しいけど、ミニライブなら気楽かな~とか考えていたので、割と残念。まあ気合と根性と信心が足りなかったということですね。

当選された方は是非楽しんでらしてください!

昨日のキャララの話なんかはまた後日にできればということで。 

レノボの中はキケンがいっぱい!? 「Superfish」の危険と対策

あっ、漏れちゃった……。

というタイトルからの連続ネタが分かる人がどのくらいおられるかはさておき。

昨晩、私をPCに詳しいと勝手に思っている(まあ彼よりは詳しいでしょうが)友人から電話がありまして、「レノボがウィルスに感染していてやばいらしいんだけどどうすればいいの?」みたいなことを訊かれました。何のことかサッパリ分からず、怪しいメール添付ファイルを開いたか変なサイトでも見たのかと思ったのですが、グーグル検索をかけると、レノボのアドウェア問題が凄く話題になっていました。

ウィルスってこれのことか?

 ▼「レノボ製PCにセキュリティーリスク - プリインストールのアドウェアが問題に」(Wireless Wire News)

レノボ(Lenovo)製パソコンにプリインストールされている「Superfish」というアドウェア(広告配信用アプリ)にセキュリティ上の問題が見つかった。このアドウェアが原因で、ユーザーがブラウザ経由でセキュアサイトにアクセスする際に使うパスワードなど重要な情報が第三者の手に渡る可能性が指摘されている。(中略)

「Superfish」がインストールされたパソコンでは、 本来ならベリサイン(VeriSign)のような機関から発行されるべきSSL認証を「Superfish」が勝手に発行してしまう。上記の例では、バンクオブアメリカ(BoA)のウェブサイト(www.bankofamerica.com)に対して、Superfishが発効した認証が発効されている。このやりかたで「Superfish」は暗号化されたセッションにも広告を挿入し、やりとりされる情報の中味も把握できるようにしていると、The Vergeでは説明している。

さらに、本来ユーザー以外には非公開であるはずの情報が広告目的でレノボとSuperfish開発元(同名の企業)に渡ってしまう問題に加えて、この仕組みが悪用されると、ユーザーがオンライン銀行口座の利用時に使うパスワードなどが第三者の盗まれてしまうリスクがあることも指摘されている


 ▼「レノボ、PC製品に危険なアドウェア「Superfish」をプレロード」(C/NET)

 Lenovo製のデスクトップまたはノートPCを所有するユーザーは、「いかなる種類のセキュアなトランザクション」にも端末を使用してはならないと、専門家が警告を発している。Lenovoがアドウェアをインストールした恐れがあるためだ。

 2014年9月から2015年1月までの間に、Best BuyやAmazon.comなどの消費者向けのオンラインストアや小売店で販売されたLenovoブランドの端末は、セキュアなインターネットトラフィックを乗っ取るアドウェア「Superfish」に感染している可能性が高い

 Defconのセキュリティ責任者としてセキュリティを研究するMarc Rogers氏は、ブログで同アドウェアの問題の範囲と規模を詳細に説明している。同氏は米ZDNetに対し、消費者は直ちに自分のコンピュータが感染しているかどうかを確認する必要があると述べた。

とりあえず、下記サイトで急いでマシンの状態を確認してもらいました。レノボ使ってる人はクリックするだけなので飛んでみてください

 ▼「Superfish CA test

「Good, Superfish is probably not intercepting your connections.」と出たらセーフ。「YES, your connections can be tampered with!」と出たらアウトです。

ソフト自体はインストールされていなかったものの、トラブルはこのことでどうやらビンゴだった模様。とりあえずPCにトラブルが起きるとなんでも「ウィルス」って呼ぶのは50代以上の中間管理職にのみ許された特権だと思うのですが、どうもこれアンチウィルスで対策可能になってるみたいだしウィルスでもあながち間違ってないのか……とかいう感想はおいといて、割とヤバそうな感じですね……。

要するにLenovo(中国のPC・スマホメーカー)製のPCにプリインストールされている「Superfish」というソフトが、かなり悪質かつセキュリティに危険をもたらすようなものである、ということのようです。記事を読んでいるうちに、ちょっと前似たような話を聞いた記憶も蘇ったのですが、調べてみるとどうも、2014年1月頃から指摘され始め、去年(2014)の夏頃話題になった事件が再燃している状態。イギリスの公共機関の一部がレノボ製品の利用を禁止したとかいうやつですね。

今回出てきた「Superfish」は、IEやGoogle Chromeを使ってWebページを閲覧する際、強制的に広告を表示させるというソフトで、SSLを含むあらゆるトラフィックに原理的には割り込めるような設計になっているようです(ただこの辺はブラウザ依存で、たとえばFirefoxは大丈夫みたい)。幾つかの記事やサイトでは「アドウェア」として扱われていますが、明らかにただの広告掲載と比べると比較にならないくらい危険度が高いので、正直マルウェアと呼んでも良いような気がします。

下に掲載したツイートを見ると、ホントか嘘か知りませんが、昨日にはデータを暗号化・復号化するシークレットキー(プライベートキー)を見破ったという人があらわれて公開なんぞはじめたりとめちゃくちゃな感じになっています。この辺になってくると私も不勉強でいまいち自信がないのですが、「Superfish」はマシンのルート証明書も発行できるので、「Superfish」が信頼するセキュリティ証明書をつけた悪意のあるデータがばらまかれたときに死ぬしかない、という状況になるんじゃないのかな……。



本家レノボのほうでは既にSTATEMENTを出して「Superfish」のプリインストールを止めたことを伝えています。日本のレノボ製品にも同じものがインストールされているのかどうか知りませんが(友人のには入っていた模様)、レノボ使ってるけど大丈夫だろ~と油断せず、確認して、入っていたら除去するほうが良いと思われます。入れっぱなしにしておくことに害はあってもメリットはほとんどありませんから。

とりあえずの削除には、アンチウィルスソフトが対応してくれているみたいですし、それが厳しいという人は有名なSpybotあたりを使うと良いのではないでしょうか。ときどき、この手のソフトを「殺す」時にはIObit Uninstallerを使うと良いみたいな記事を見かけますが、IObit Uninstaller自体もマルウェアみたいなものなのでやめた方がいいと思います。
 
ただ、これ「Superfish」をアンインストールするとSSL通信覗かれることはなくなるけど、既に発行されたそのPCのニセの安全証明(SSL認証)は消えないんじゃないかという心配があったり。そこんとこどうなんだろう。この辺の記事を読むと、「To make matters worse, it appears that deleting the Superfish software doesn’t remove the certificate (and threat) from a Lenovo machine.」ってなってるから、やっぱり多少問題は残りそうですね。上に張ったサイトでも軽く触れられていました。

ともかく、上のツイートで暴かれたシークレットキーが本物なら、「Superfish」をアンインストールしてもこれから怒涛の攻撃に晒される可能性があるということです。

また同じ記事の中で、「Superfish technology is purely based on contextual/image and not behavioral. It does not profile nor monitor user behavior. 」という専門家のコメントも紹介されています。「Superfish」はスパイウェアじゃないですよ(行動を記録したり追跡するわけでも、個人を特定できるわけでもない)ということのようですが、パスワードを盗られる等に発展する可能性を考えると悠長なことは言っていられないでしょう。

PCの知識がある人ならレジストリから「Superfish」がらみのルート証明全部削除とかできるのかもしれませんが、面倒ならWindowsを再インストールするほうが早そう。逆に、そのくらいやらないとダメなレベルで危険度が高い状態におかれているということは知っておいたほうが良いです。

なお、レノボマシンでリカバリーディスクとか使うと初期インストールの「Superfish」がまたついてくるので、アンインストールしなおすことも忘れずに……。「Superfishを完全に削除するための確認済みの唯一の方法は、(Lenovo以外のイメージから)「Windows」を再インストール」することだけというのは、決して大げさな表現ではないようですよ。

論理的ゾンビは成仏しない

先日記事を書いた、「ロジカルシンキングができない人々」のお話。

 ▼「ブログ記事「ロジカルシンキングができない人々」を巡るあれこれ」 (2015年2月11日記事)

ブログ主である自由人氏が、更に追加記事を書いておられました。これがまたみごとな記事でして、既に油を注がれて勢い良く燃え上がっていた火に火薬を近づけたような感じで、冬の夜空を自爆の炎が鮮やかに彩るかたちとなりました。「一度事件が起きた場所で続けて同様の事件が起きる可能性は低い」という記事について、3度目の着火が行われるというのは実に皮肉なことです。

 ▼「誤解を解く難解さ【あるブロガーが嵌まった罠】」(生きた経済ブログ)

ただ、正直を言えば私は、この件に関しては触れないつもりでした。ツイッターでもそのように言っていたのですが、今回拍手でコメントを頂いたのでお返事ということで少しだけ書くことにいたします。

この件についてもう触れないつもりだったというのは、自由人氏が論理も何もかも捨てて自分を守る態度をとったからです。

最新記事(「誤解を解く難解さ」)における氏の説明はこうです。

「大前提を書いておくと、私がここで考えた確率というのは、一般的な(批判者が念仏のように批判している)宝くじの当選確率とは違う」。

そもそも、自由人氏は「宝くじを起点にして確率論を考えたのではなく、殺人事件を起点」にして確率を考えているのに、ほとんどの人がその部分を無視して曲解している。

秋葉原の通り魔事件の後で、「あなたは次回、通り魔事件が発生するのは秋葉原だと思いますか?」という質問をすれば、「はい」と答える人は「おそらく皆無に近いだろう」。

だが、「確率的には、東京の秋葉原で起こる確率も、大阪の日本橋で起こる確率も同じ」だから、「次回の殺人事件が起こる確率はどこでも一緒なんですよ」という(自由人氏への)批判を行う人の意見は「確かに正しいし、私も否定していない」。しかし、「私(自由人氏)が言っている確率はそういうものではない」。

自由人氏が述べたかったのは「「1:多数」の確率」である。言い直せば、「 「今回の事件が起こった都市」と「今回の事件が起こった都市以外の全国全ての都市」の比較においての確率。(注意:また曲解する人がいると思うので、予めお断りしておくと、「全国全ての都市」というのは個々の都市のことではなく、全てを含めるという意味)」(原文ママ)である。

このあと、自分にも書き方が悪いところはあったが、それは前回の「補足」で説明を尽くしたということと、にもかかわらずそれを誰も理解してくれなかったという話が続きますが、もういいでしょう。

氏がここでおっしゃっている「確率論」は論理的には妥当だと思います。(ただ、「秋葉原の通り魔事件の後で、「あなたは次回、通り魔事件が発生するのは秋葉原だと思いますか?」という質問」を多くの人が否定するかは判りません。模倣犯等の可能性もありますから)

しかし、こういう話にしてしまったら氏が最初に主張していた、「「犯人が逮捕された地域は安全」という確率的事実」は消し飛んでしまいます。氏がずっと繰り返していたのは、私が読む限り、「一度犯罪が起きた都市では二度目の犯罪が起きる確率が低下する」ということです。その後の「補足」で出されたサイコロの例にしても何にしても、「続けて」とか「再び」ということばが必ず出てきていることからも、そう読めるというのは無理のない結論だと思います。

しかし、今回氏が説明しているのはそういう繰り返し、二度目であることという条件なしで成り立つ内容です。つまり、立論自体が別ものに入れ替わってしまっています。

加えて言うなら、氏が今回主張しておられる内容はご本人も言っておられるように、議論する必要もないくらい当たり前のことです。そして氏は、「こんな当たり前のこともわからない人がいる」という怒りとともに最初の記事を書かれたのでした。ところが、氏が批判している「事件の被害者が通っていた同学校の児童らはボランティアと警察官が見守るなか保護者同伴で登校」するという行為は、「「1:多数」の確率」をわかっていないことによって行われている、という推測が妥当かというと、まったく妥当だとは思いません。

おそらく集団登校している児童の保護者らも警察関係者も、「和歌山県紀の川市」と「他のすべての地域」とで事件が起きる可能性を比べたら「他のすべての地域」のほうが高いということを認めるでしょう。しかし、それを認めても彼らは集団登校をやめないと思います。なぜなら、彼らが比較しているのはせいぜい「和歌山県紀の川市」と「他の1都市」でしかないからです。

自由人氏が監視・保護者つき集団登校を仮想敵としているのなら、その仮想敵の理論を取り違えています。そして、そのうえで自分の理論を採用すべきだというのなら、相手が乗っかっている理論(感情論と断じるのではなく)と自分の理論を比較して、なぜ自分の理論が正しいのかを述べなくては話が進みません。

つまり、「誤解を解く難解さ」で展開された自由人氏の確率論というのは、これを主張することに何の意味もなく、逆に主張することによって自分が誰もいない空間に向かって必死に大砲をぶっぱなしていたと告白しているようなもの、ということです。まだ最初の立論通りなら議論の余地もあったのですが……。

結局、当初の立論を破綻させても今回自由人氏が優先させたのは、「自分は間違った論理を言ってはいない」という主張です。実際にどうなのかは氏にしか判りえないことですが、傍から見れば少なくともそのように見えます。

傍観者からすれば氏と議論する意味が消失します(当初の立論は破棄されたことになるし、氏が新しく採用した「確率論」はあまりにも自明すぎて何ひとつ議論する意味も価値もない)し、氏はそんなふうに無意味だけど正しい理屈を繰り返し、ただ自分が間違っていないということを主張するだけになるでしょう。

実際、今回「誤解」として説明された内容を見て行くと、やたらと感情的なタームが目につきます。そして、分かってくれない読者が悪い、という論調が露骨なくらい繰り返されています。ときどき見られる反省や留保も、間違ってはいなかったが配慮が足りなかったとか説明が足りなかったというかたちで、自分が間違っていたということは是が非でも認めまいとする強いこだわりに貫かれていることがわかる。

あまり他人の内面を推し量るのはいい趣味ではないのかもしれませんが、それを承知で申し上げるなら、おそらくこの議論は氏の中で既に「勝ち負け」の問題となってしまっており、負けないための自己保身が続いているようにも見えます。こうなると決して倒すことはできないアンデッドのようなものです。

ただ、それを責めるのはあまりに酷かなとも思う。私はこういう「炎上」をしたことがないので判りかねますが、自分に対してあちこちから刃が飛んでくるというのは想像するだに恐ろしい状況だと想像します。そういうことを考えると、自分のプライドを守ろうとするのは仕方がないことではないか……。それゆえ、もうこれ以上つついてもあまり意味がないと思うのです。

ここまでしてきたような分析が既に氏に対しては批判的なものとなってしまっているわけですが、私は個人的に自由人氏を屈服させたいとも思わなければ、氏に何か重大な社会的責任があるとも思わないので、「もういいじゃないか」という感じです。今回の騒動から何か教訓じみたことを引き出そうもないし。

あえて気になることを挙げれば、こういう騒動はどんな風にすれば解決、あるいは「救い」が与えられるのかな、というところくらいでしょうか。それは「罠」にはまってしまった論者の誇りだけでなく、溺れかけた犬を更に棒で叩いて沈めようとする「衆人」の業も含めて(結局、私もその1人だという批判は甘んじて受け入れようと思います)。
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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