よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2015年01月

エロゲーのイベントで書いてもらったサイン入りグッズのオークション出品に関する話。

昨日『ハルキス』のサイン会のお話を書いたのですが、友人がその件でブチ切れておりまして……。と言っても私にではなくて、どうもオークションにそのサイン入りイラストシートがヤフオクに出品されていたようなんです。

 ▼「ハルキス 直筆サイン入 イラストシート みことあけみ お兄ちゃん」(ヤフオク)

harukiss_yahoo

名前が「お兄さま」になっています。しかもこの方2品出品していますので、まあそういうことなんでしょう。

さて、お怒りだった友人には申し訳ないのですが、こういうのが即座に「悪」かというとなかなか難しい。ヤフオクの規定に反しているわけでもありませんしね……。しかし、「善」かといえばそれはもちろん違うでしょう。ちょっとややこしい話になるかもしれませんが、一応私なりの立場というか、こういう事態に対するスタンスについて考えを書いてみることにします。

ちなみに「こういう事態」というのは、今回の『ハルキス』サイン会を想定しています。条件を先取りして箇条書きすれば、

 (1)購入者に抽選でサイン会参加資格が与えられた
 (2)サイン会は特設会場で、直接作家さんとお会いして行われた
 (3)HNか本名を記載義務のあるサイン会だった
 (4)サイン転売などに関するアナウンスは特になかった

という感じ。購入者に抽選でサイングッズがあたるとか、そういうのは除外して考えてください。サイングッズ一般の話ではないです。

▼法的にはどうなの?
まず、私の友人がしきりに主張していたので法的根拠みたいな話から入りましょう。彼は、しきりにこれが「転売と同じで違法だ!」みたいなことを言っていましたが、本当にそう言えるのでしょうか? なお、チケット転売なども含めていわゆる「ダフ屋行為」を巡る違法性云々の話は以前とりあげたので今回は省略します。ご関心のある方はこちらをご覧になってください(「東京駅100周年の顛末と転売について」)。

東京都の迷惑防止条例を見ると、次のように書かれています。

東京都条例第103号
第二条
一 何人も、乗車券、急行券、指定券、寝台券その他運送機関を利用し得る権利を称する物又は入場券、観覧券その他公共の娯楽施設を利用し得る権利を称する物(以下「乗車券等」という。)を不特定の者に転売し、又は不特定の者に転売する目的を有する者に交付するため、乗車券等を、道路、公園、広場、駅、空港、ふ頭、興業場その他の公共の場所(乗車券等を公衆に発売する場所を含む。以下、公共の場所という。)又は汽車、電車、乗合自動車、船舶、航空機、その他の公共の乗り物(以下、公共の乗り物という。)において、買い、またはうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラ又はその他の文書図画を配り、若しくは公衆の列に加わって買おうとしてはならない。

二  何人も、転売する目的で得た乗車券等を、公共の場所又は公共の乗物において、不特定の者に、売り、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは乗車券等を展示して売ろうとしてはならない。

赤字で強調したように、「不特定の者」に転売するために「買う」こと自体が条例違反になります。今回の場合、「お兄(さま)」という名前の部分がオークション出品を意図した記名であったのか、それとも本人のハンドルネームかニックネームが本当に「お兄(さま)」なのか、といったところで転売目的の有無を判断することができそうですね。実際私の友達であだ名が「アニキ」という人がいたし(金本選手じゃないです)、いないともいいきれないラインでしょう。

ダフ屋行為が条例等で取り締まられる根本にあるのは、「本当に手に入れたい人がそのものを入手する公平な機会を失う」という公平性の毀損です。今回のように上限人数が設定されている場合、自分が手に入れる目的以外で参加する、ということはその違法性を問われる可能性はあるのではないかと思います。(参考:「転売目的のチケット購入は「ダフ屋行為」!」)

いや、「購入しているわけではない」からそもそもダフ屋行為にはあたらないという見方もできるでしょう。たしかに、東京都の迷惑防止条例では明確に「買う」という語が使われていますので、今回のような購入者への抽選は、厳密には処罰の対象とならないようにも見えます。

しかし、これについては第四条のような例があるので、今回は遊技場ではありませんが理念的にはこちらのほうが適用されるのではないでしょうか。

(景品買行為の禁止)
第四条 何人も、遊技場(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和二十三年法律第百二十二号。以下「風適法」という。)第二条第一項第七号の遊技場をいう。以下同じ。)の営業所又はその付近において、遊技場の営業者が遊技客に賞品として交付した物品を転売し、又は転売する目的を有する者に交付するため、うろつき、又は遊技客につきまとつて、これらの物品を買い集め、又は買い集めようとしてはならない。

無料の交付物であっても「転売目的」で集めれば条例違反になるわけです。

まとめると、オークションへの出品自体の違法性が問われることはない。たとえば、私が「OYOYO様へ」というイラストカードを出品してもそのことが問題視される可能性はほぼありません。どちらかといえば問題視されるのはそれが「転売目的」か否かというところ。極論を言えば、ショップ特典の転売目的でエロゲーを購入することも迷惑防止条例違反となり得る

ただし一般にはこの「目的」の証明というのは非常に難しい。買った側から横流しで売り払ったとしても、「本当は特典を活用するつもりだったけど重たかったから売った」みたいな言い訳がいくらでもできるからです。ただし、今回の場合は本名、またはHNを書くところに「お兄(さま)」という【固有性が薄く、広く一般に通用するであろう名前】で申請しており、それが本当に出品者の名前としてよく用いられているものなのかを検討すれば、違法性を問うことは可能ではないか、という感じ。

まあそんなめんどくさいこと誰もやらないでしょうからグレーの域を超えないという結論になるかと思いますが、心情的には「限りなく黒に近い」といったところです。


▼マナー的にはどうよ?
これに関してはぶっちゃけ微妙です。

同じエロゲー系サイン会で言えば、たとえばういんどみるさんのサイン会に私は2度ほど参加しましたが、そのたびに転売の可能性があるので「上様」や「お兄ちゃん」のような記名はNGとするという主旨の説明がなされています。特殊な名前の場合は身分証を提示してください、と。複数回参加したわけではありませんが、『ラブリケ』のときのあかべぇさんや『つり乙』のときのNavelさんのサイン会も方法はさまざまですが「転売を防ぐ」という意味では似たような感じでした。「本名限定」にしたり、下手をすれば裏に住所を書いて、というパターンもあります。

こういうのはメーカーさんとかサインをなさるクリエイターさんの意向が大きいみたいです。原画家さんやライターさんが転売をものすごく嫌ってるとか(民安ともえさんなどは、転売禁止の明記を条件にサインを提供なさっている、というようなことをおっしゃっていた記憶があります)、あるいはメーカーさんがファンの公平性を損なうことを気にされる場合、イベントの諸注意に書き、開始前に再度注意し、記名の方法などで物理的にも制約をかける等々の対処をする。

そういう観点からすれば、今回の戯画さんのサイン会は特に注意も書かれていないし現場でもなかったので(私がいない期間では注意があったらすみません)、特に問題視されていないとも取れます。いや、イラストボードに記名があること自体転売を防ぐ目的だ、と言われるかもしれませんが、それは記念ということでサービスとして書いてくださっているのかもしれないし、まあ判りませんんね(記名なしでも良いか訊ねてみればすぐ判断つきますが)。

ですから、マナーについては一般論的な話はできず、参加されるクリエイターの方やメーカーさんの方針にしたがうというのが最低限、という結論になるでしょうか。実際自分がサインする立場になったことがないので何とも言えませんが、折角その場で書いたサインを即座にオークションに出されると、「ああ、私のサインいらないのに金になるから来たんだ……」とか考えていろいろ微妙な気分になりそう。

ユーザーの私個人としても、正直言えば面白くはありません。

今回のようなイベントでのサイン会というのはスタッフやクリエイターの方と直に接する貴重な機会です。主催側・ゲストさんともにいろいろな予定の合間を縫ってイベントを開催してくれているわけです。もちろんメーカーさん側の販促活動ではありますが、金銭だけでははかれないコミュニケーションの場としてひらかれているのだと思う。単に販促したいなら、サイン入りグッズだけくじ引きとかにすれば交通費も会場費もかけずにできますし、もっとうまいやりかたはいくらでもありますからね。

だから、営利目的でそういうイベントに参加するというのは、たとえるならボランティアで貰ったものを売り払うとか、友人からプレゼントされたものを質屋にぶちこむとか、そういう類の失礼さ(配慮のなさ)や場違いな感じが垣間見えてしまう。

とはいえ、それはあくまで私が面白くなく感じるというだけのことでしかなく、マナーとして設定するような話ではないでしょう。「ファンのありかた」みたいな話をもちだして「自治」を始めるのは、それがかえってもっと別のややこしい問題を招いてしまうことが多いので、できれば避けるべきではないかと思っています。


▼ユーザーの立場としては?
私の別の友人に、特典グッズを売り払ったり、コミケでは転売などにも手を染める人がいるのですが、自分のような金欠気味の人間が好きなものを買うためには特典売却などの費用はどうしても必要なのだ、ということを常々言っています。

そしてそういう人にとってはサイン会抽選券というのは追加特典をゲットするチャンスであり、可能ならば売り払いたいということになるのでしょう。

また、どうしてもサインが欲しいけど参加できなかったという人にとってはありがたいことなのだと思います。

どちらも私が同じ立場に立つことはありませんが、理屈は分からなくはありません。

ただ、そういうのを蛇蝎の如く忌み嫌う人もいるので、そのあたりの方とは結局のところ平行線というか水掛け論しかできませんよね……。まあ各人が意見を言うのは自由、というのが落としどころでしょうか。


▼個人的な感想も含めたまとめ
法的にはグレーに近いけど「転売の意図」を証明するのが困難だし、そもそも証明できたとしても実際に条例などで処罰されるかといえばそういうことはないと思います。ユーザーの立場としてはいろんな意見・考えがありえるのでどれが良いとか悪いとか一元的な話はしづらい。

そうなるとあとはもう、主催側の意向に任せるしかないでしょう。ただ、個人的にこういうあからさまな転売(「お兄(さま)」とクリエイターさんに書かせるような)は礼を欠いていると思うし、参加した立場としても自分たちの好きなものがバカにされているようで面白くない。また、自分がこういう人たちが当選したせいで抽選に漏れて参加できなかったとしたら非常に不快な思いがします。

なので、転売を阻止するような手段を講じるか、転売禁止等のアナウンスがあるイベントだと気持よく参加できますね。

それにしても冒頭のオークション、即決4000円になってるけど買う人いるんでしょうか。

2015年1月雪のエロゲーの日の話。(『ハルキス』のサイン会とか)

雪が降っていた。 秋葉原の中を、真っ白い結晶が埋め尽くしていた。 数日ぶりに訪れた白く霞む街で、 今も降り続ける雪の中で、 俺は一本のエロゲーと出会った。

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雑コラですまん!

……かどうかは知りませんが、ともあれ本日は2015年一発目の月末金曜日、エロゲーの日でした。

しかし、東京都内は朝から生憎の雪。うおおおお。さみいいいい!!! 北国の人は笑うかもしれませんが、最近まで暖かかったから気温差も凄いし、靴も雪耐性あるのが無いんですよ……。気温はいつも以上に低いし足場はぐちゃぐちゃだし、ビル風にのって雪がびょおびょお吹きつけてくるしでコンディション最悪。一部では電車も止まったり遅れたりしていたようで、これでは多くのエロゲーマーも二の足を踏んで外出を控えるかもしれません。大事な新年一発目のエロゲーの日からこんなことになるとは今年は不吉な気配がする……。そう、雪に不慣れな東京のエロゲーマーが秋葉原にたどり着く凍えてしまい、下の画像のような未来が……。

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とかなんとか思っていたのですが、朝9時前に秋葉原につくと、ソフマップアミューズメント館前には既に人が並んでいました。さすがエロゲーマー。雨ニモマケズ雪ニモマケズ、児ポ法にも都条例にも負けない丈夫な身体を持っています。ただ、さすがに今日は人数が少なかったですね。キラータイトルが少なかったことに加え、この悪天候ですから仕方がないのかもしれません。



あと、なんか朝に雪の中並んでいる様子をツイートしたらえらいRTされてました。どの辺が世間の皆さまの琴線に触れたのか、いまいちわかりませんが。

雪の影響もあり寒空の下お客さんを待たせないようにするためでしょうか、ソフマップさんは9時45分くらいにオープン。私も数本のソフトを引き取って、そのまま発売記念イベントまわりに出かけました。

まず、戯画さんから発売の『ハルキス』。『ホチキス』以来続く学園恋愛ADVのシリーズで、コンシューマ化もされている現在の戯画の主力の一角。全体として見ても今月の目玉です。

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アキバ☆ソフマップ1号店の前で配布会と抽選会が行われていました。抽選会のほうは、先日触れたみことあけみ先生のサイン会。棒くじを引いて赤色がついていたら当選というもので、あっさり当選することができました。やったぜ!

12時~12時半までに整列するグループに割り振られたので、ぶらぶらと時間を潰してから会場(☆1号店7Fのイベントスペース)へ。会場は下の写真のような感じでした(許可をいただいて撮影しています)。私のグループはだいたい30人くらいでした。12~14時までのサイン会ですから30分で30人だとしたら1部120人程度。ただ、13時半以降は人がほとんど来ていませんでした。13時半で整列を打ち切ったのか、13時半~14時のグループには応募者が少なくクジもハズレが相次いだのかはよくわかりません。ただ、見ていた感じ13時半~14時の整理券もあったような気がします。あくまでも想像ですが、もしかするとこの天気の影響もあって客足がやや伸びにくく、後半のブロックは定員に達さなかったのかもしれませんね。

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みことあけみ先生は相変わらずたいへん丁寧に文字を書いてくださり、頭が下がります。あと今回はなんかちょっと絵が加わってました(笑)。ひとことふたことお話する機会もあったので、差し入れをお渡ししたりちょこっと昔の作品のこととかをお話ししたり。最近でたラノベの挿絵のことも言おうかと思ったけど、業種が違うとはいえ他社製品の話を戯画のスタッフの方もおられる前では言いづらいのでグッと我慢。握手を求めて嬉しそうにしている熱心なファンの方もおられ(みこと先生は男性です)、トークなどは無かったもののなかなか熱気のあるサイン会でした。

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こちらが頂いたサイン入りイラストボード。大事にいたします! ソフマップ&戯画のスタッフのみなさん、みことあけみ先生、そして会場でご一緒したユーザーのみなさん、ありがとうございましたヽ(=´▽`=)ノ。

他にもいろいろとイベントを周りましたのでそちらも。Regulusさんの処女作『1/7の魔法使い』は発売記念イベントで、購入者にラノベ(初回特典でラノベがついてくる)の着せ替えブックカバーを配布しておられました。また、ブースには声優さんの寄せ書きも展示してあり。この人数だと置いてあるだけで存在感放ってますね……。

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MOONSTONEさんの新作『夏の色のノスタルジア』もイベントを開催。こちらは、マイクロファイバータオル(メーカーさんは「モバイルクリーナー」と称しています)。開催店舗も秋葉原だけでなく、北海道から九州まで幅広くフォローしていて、気合のほどが伺えます。シナリオライターの呉氏と以前イベントでお話した際、『何処へ行くの、あの日』のファンだということをお伝えすると、最近はあんな感じの暗い話は売れなくて作れなくて少し残念、というようなことをおっしゃっていて、今作はその「今は難しくなった」昔の雰囲気を意識しているというようなことも小耳に挟んでいるので、非常に楽しみにしています。

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MOONSTONEさんのブースで配布されていたモバイルクリーナー。鮮やかな青に黄色の向日葵が映える。

他にも配布会やら何やらありましたが(今から実施されるものも)、主要なのはこんなところで。午前中から昼過ぎ頃まではひどかった雪も、13時頃からは雨にかわり、次第に雨足も弱くなって動きやすい天気になっていました。正直もうちょっと早くやんで欲しかった! やっぱ雨/雪の中大荷物を抱えてエロゲーショプを回るというのは色々と苦労が多くて大変なのです……。

とはいえそんな悪天候をものともせずに秋葉原を闊歩する人もいっぱいいたわけで、まだまだエロゲーの火は簡単には消えなさそう。全国に根を張る数多くのエロゲーマーに乾杯しつつ、本日はこの辺で。

アイギスにおにぎりくんが来てしまった話。

私がぼちぼち遊んでいるブラウザゲー『千年戦争アイギスR』(18禁)。

タワーディフェンスとしてのクオリティーの高さもかなり高く遊びがいがあるのに加え、いろんなキャラのHシーンが見られるというのが割りと良い感じです。ただ、ぶっちゃけそこまでキャラに魅力がないというか、ほとんどのゲームでどんなに使いづらくても女性ユニットを優先的に使う私が性能優先で男キャラを使うくらい色気が薄いゲームなので「エロゲー原画家さんとのコラボでもしてくれないかな」と常々口にしていたのですが……。

aigis

とうとう来てしまいました。しかもおにぎりくん

\(^o^)/オワタ

レアリティーブラック(最高レア)ということは、課金でガチャ回しまくっても出るかどうか……。しかしこれはもう、輪姦回さないわけにはいかないでしょう。とうとうアイギスに廃課金する日が来てしまったようです。

どれだけ生活費を切り詰めれば、グレース嬢をお迎えすることができるのか。想像するだに恐ろしい。天国への扉の前にいる気持ちというか、死刑台への階段を登ってる気持ちというか、なんかそんな感じです。

heavensdoor

ただ、アイギスってことは基本凌辱はなくて王子とのらぶらぶ系Hなんですよね。ときどき縛ったり叩いたりしてるけど、まあイメージプレイレベル。ガチ凌辱は見たことありません。しかしながらおにぎりくんは個人的に凌辱でこそ輝く絵師。中途半端な和姦など甘えッ!

……と考えれば諦めもつくかなと思ったんですけどちょっと自分をごまかせそうにないので、とりあえずモバコイン買ってきます。買ってきます……。

[コンビニ]λ............トボトボ

konrad
お前は呼んでない。

月末エロゲーの日を前に、とんでもないことになってしまいました。恨みますよ、ホント。

『ハルキス』の発売日イベント詳細が決まってた話

今月末に戯画さんから発売される『ハルキス』。村上○樹ファンが静かに怒りを発しそうなタイトルですが、発売日イベントの詳細そのうち発表します~ということでなかなか出ないなと思ってしばらくサイト見ないでいたら、いつの間にか更新されていました。

 ▼「ハルキス 発売記念 購入者限定 原画家みことあけみ先生の抽選サイン会」(戯画)

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抽選サイン会ではありますが、3部制とは……。しかも2時間X3回ですよ。スゲー。

たぶん休憩時間とかほとんどなくて先生キリキリ舞だろうなぁと思うのですが、わざわざ出向いてサイン会してくださるのはたいへんありがたいことで、感謝感激雨あられ状態です。

ただ、前回みことあけみ先生のサイン会に参加したときの感じだと、先生もの凄い丁寧にサインしてくださる(遅いということの婉曲表現ではなく、いちいちサインしたあと立ち上がってお辞儀しながら手渡ししてくださったので文字通りの意味で「丁寧」です。もちろん時間もかかりますが)ので、1回120人X3みたいにアホみたいな人数を捌けるわけではなさそう。

というわけで案外狭き門になるのかなという予想もありつつ、当日こっちもどこまで「頑張る」かが悩みどころ。一発で引き当てられれば良いのですが……。

前回(『キスアト』)の有紗(CV:あじ秋刀魚さん)が凄い良かったので、今回もあじ秋刀魚さんキャラ狙いや! と思っていたら、ほわほわ系ではなくて毒舌系キャラだったのでちょっと意外。罵倒キャラか……絢辻さん(『アマガミ』)みたいなの大好きな私としてはご褒美ですよ!

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今回の秋刀魚枠、兵藤天音嬢。「観賞用美人」らしい。

ソフマップさんで予約しておいて後になって気づいたのは、トレーダーがCDと特典を兵藤さんで用意していたこと……。残念ながらトレーダーさんのほうは既に予約分切れていたので、当日朝イチ突撃するかどうか、という感じ。当日分どれだけあるかわかりませんが、一応チャレンジしてみるつもりです。

というわけで色々準備不足が露呈していますが、月末金曜日、うまくいけばいいな。 

梱枝りこ先生のサイン会当選してた話。

先日発売された梱枝りこ『ありすorありす~シスコン兄さんと双子の妹~』。発売記念イベントとして、とらのあなとGAMERSでサイン会が企画されていましたが、ゲマさんのほうのサイン会に応募したところ当選していたようで、当選通知のはがきが到着していました! やったねぱうぱう~♪(久々の)


 ▼「『ありすorありす~シスコン兄さんと双子の妹~』1巻発売記念 梱枝りこ先生サイン会

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開催日は2015年2月7日(土)。行けるかな……行けるようにがんばろう。新年の運試しのつもりで1枚はがきを送っただけだったので、当選すると思ってなかった……。素直に嬉しいです。

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当選通知のはがき。

実は『学☆王』と『しゅぷれ〜むキャンディ 』しかやったことのない不真面目なファンなので、コミックスのほうはきちんと読んだうえでできればラノベも買って予習してからサイン会に臨みたいと思います。と言っても、トークショーとかもなしでベルトコンベア式にサインするだけかなとも思うので予習が活きる機会があるのかわかりませんが、礼儀として。

今回のイベント案外知られてなかったのか、結構なファンの私の友人がチェック漏れしていたようで悔しがっていました。他人の怨嗟の声を聞きながら自慢するのって気持ちいいですね(笑)。

それはさておき、私はフォローしていないので告知があったのかどうか存じませんが、ご本人のTwitterとかチェックしてれば……と思わないでもない。 私の場合は店頭でたまたまイベント情報見ただけです。こういうのはバナーキャンペーンとかも同じで、マメにチェックしてる人が強いですねぇ。

まあ何にしても新年早々幸運に恵まれたので、この調子で一年間良いことが続くよう祈りつつ。ここがピークとかではありませんように。。。 

新聞にまつわるリテラシー

イスラム国の写真の件で取材を受けた田巻源太氏が、自らの意図と異なった記事を書かれた、ということでブログに経緯を掲載しておられます。

内容は会話調で書かれているものの全てを録音していたとかそういうわけではないでしょうから、正直相当恣意が入っているでしょうし、全面的に田巻氏の発言を信じるのもどうかとは思いますが、またコメントを求められた専門家ができあがった記事に対して違和感を覚えたという概要がおおよそ妥当なものであるとすれば、その内容は日本の報道機関――主に新聞ですが――の質や理念について問題を提起するに十分な内容となっており、全文に目を通す価値があります。

 ▼「共同通信社さん配信の報道に関して。」(映像屋のざれごと) 

その後、21:07ごろに再度お電話をいただき、記事化された文章を聞かせてもらいました。
その時点で、「太陽光でこの影の出方はあり得ない」という文章になっており、
「いやいや、そんなことないんです。太陽光でも、カメラの後方に光源があって、そこそこ広角目で撮ったら、ああなるんで、外で普通に撮ったことはパッと見否定できないです。」
と伝えたところ、
「そうなんですか、そこも書いておかなければいけませんね」
という返答で、この日は終わりました。

翌日、友達から連絡が、「新聞にこんなののってる!」と東京新聞さんの記事を写真で送ってくれました。

「太陽光は原則こうした影はできない」

と、僕がコメントを出したようにしか読めない文章でした。

(中略)

さすがに、自分の発言と乖離した文章が一人歩きしていることに、合点がいかず、共同通信社の記者さんに電話しました。
「あのー、僕、太陽光でもああいった影出る可能性あるっていいましたよね?」
と。

回答は
「そうですよね、おっしゃっていましたよね。
でも、あのあと政府関係者からも合成の疑いがってコメント出ましたよね。なので、それに沿わない部分は書く必要なくなっちゃいまして。
それに、ちゃんと”原則”って追加したんで、太陽光下で100%出ないってことには読めない文章になってますんで」

はい?
政府の発表と違う部分は削除?
「原則」ってつければ、違う場合も許容される?

もう、なんか悲しくなってきました。
ただ単に、噂に真実味を持たせるためだけに、映像作っている人間なら誰でもよかったんでしょうね。
肩書きと実名が欲しかった。合成の疑いを否定しないコメントだけ載せる。

なんのための取材なんだろ。

マスメディアの恣意性を揶揄した有名な風刺画があります。下の絵ですね。

media

この絵を見るたびに、単なるメディア批判だけでなくてメディアの哀しい限界のようなものも感じます。だって、この事件の全体を、カメラはうまく写すことができないんです。全体を写そうとすれば遠ざかるしかないけど、遠ざかったら細部が見えない。細部を写そうとすると、全体が見えなくて意味がわからない。下手をすると誤解を招いてしまう。

今回の件は新聞ですが、やっぱりマスメディアの一種ということで似たようなところがあって、田巻氏のコメントを誠実に記事にすると、飯の種にならん、という部分があったのかなと思うところがあります。

マスメディアは学術媒体ではありません。だから、厳密さというのがそれほど求められないと言われればそうかもしれない。「マス」という語が示す通りそれは大衆向けのものであって、専門的でわかりにくい部分なんかをわかりやすく解きほぐして視聴者に届けるのが仕事とも言える。

その立場からすると、今回そのとある新聞の記者が 田巻氏のコメントを「原則こうした影はできない」と《要約》したのは嘘でも捏造でもなく解釈の範囲内ということだったのではないか。田巻氏の怒りに反して、私はむしろこの記者から、ある種のマジメさすら(少なくとも田巻氏のコメントを理解するだけの「勉強」はしているし、発言の原型を残すように努力している)感じる部分があります。

あとこういったら何ですが、今回のなんてまだ「マシ」なほうだろうという気もします。発言を決定的に歪めているわけでもないし、さきほども述べた通り一応元の発言に気を使いつつ「嘘ではない範囲で」ことを収めようとしているんですから。やられた側からすれば、たまったもんじゃないでしょうけど、ひどいマスコミはもっとひどいし、哀しいことにそんなのがゴロゴロしてますから……。

と、擁護のようなことを書きましたが、こんなしょうもないことを書いている時点でいかに今回の新聞の件がレベル低いか、という話でもある。

専門家にコメントをとったけど、そのコメントをそのまま使うのは難しい。かといって、勝手に「解釈」を加えると内容に誤解が生じるかもしれない……。こういった事態にあたって新聞はどう対処すればいいか。簡単です。記事を書いた後、一度その専門家に目を通してもらい、OKかどうかたずねる。そうすれば少なくともその専門家が納得して記事を出したことになるし、内容に何か問題があればその専門家の責任です。

というか、コメントをとるというのは本来そこまでやるのが当たり前だと思うんですよね。名前出してその人のコメントを載せるのであれば、新聞の側はその人に対して責任がある。今回のように「俺の意図したものと違う」という話になるのは、その道で商売をやっているプロとして情けないことだと思います。

また当然、読者に対しても不誠実ですよね。自分たちの力だけでは書けない部分を専門家の協力によって補って記事にしたはずなのに、その内容が十分なものかどうかを検討せずに載せているわけですから。正直、こういう態度の延長に朝日新聞の捏造事件とかああいうのがあるんじゃないのかなぁ。

印刷に間に合わせないとダメだからチェック入れてもらってる時間がないとか、載せたい内容からかけ離れるかもしれないとかいう話があるかもしれませんが、そこをやりくりすんのがプロだし、どうしてもダメなら載せなきゃ良いんです。調べたことを裏とらずに、あるいはどうもウソっぽいと思いつつ「ページ数の都合」とやらで載せている本と、きちんとした手続きを経られたものしか載せない本とならどちらが信用に価するか、比べるまでもないでしょう。

まあこういう記事が平気で跋扈するのは、読者がクオリティーに対して無頓着なのも悪い(良質な記事が必ずしも生き残るとは限らない)面もあるのかもしれませんが、基本的にメディア側のほうが情報の段階的に需要者より上にいるわけですし、ある種の啓蒙的な役割を果たす義務があるんじゃないかと私は思っています。その観点では、新聞がこういう信念なき無責任な記事を書いているということが、一般大衆のリテラシーを著しく低下させていると思う。だって、「ホントかどうかわからないことをホントらしく書いている記事」を読んでいて「ホント」と「ウソ」の見分けがつくようになるワケがないじゃないですか。

インターネットが普及した現在、新聞などのメディアは正直速報性に関して、正直TVやネットには対抗できなくなっています。とっくの昔に。なればこそ、「遅くなる」というのを逆に利点として活かして、時間をじっくりかけて記事の精確さ・クオリティーの部分で勝負すべきじゃないかと私は思う。ネットの「早い」けれど「不確かな」情報とは違い、きちんと裏を取り、精査して、「新聞に書いてあることなら大丈夫」と誰もが信頼できるような記事を書くというところに活路はあるのではないか、と。 

それをしないのは、早さへの中途半端なこだわりがあることと純然たる「手抜き」のせいだと私は信じているのですが、それとももう、新聞社にはそういう精確さ、誠実さをクリアするだけの力が残っていないのでしょうか。もしそうだとすれば、もう完全に未来はないのかもしれません。

『なないろリンカネーション』メモリアル音楽CD発売記念ミニライブに行ってきた話。

本日2015年1月25日、秋葉原アソビットシティの地下イベントスペースで、『なないろリンカネーション』(2014、シルキーズプラス)の音楽CD発売を記念してムーサン・ベリーさんのミニライブ&特典イベントが行われたので行ってまいりました。

 ▼「なないろリンカネーションメモリアル音楽CD発売記念ミニライブ開催!」(シルキーズプラス)※リンク先18禁 

入場は先着順で無料。中でCD買うとCDジャケットと同じ絵柄のマイクロファイバーハンカチが特典でついてきて、会場でムーサン・ベリーさんのサインをいただけるという感じ。当然買って来ましたよ!

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左上にムーサンさんからいただいたサイン。勿体無くて使えないのが問題といえば問題である。

11時45分くらいに現地に到着。出遅れたかな、と思ったのですがそれほど混雑した様子もなく、現場には10人前後がいただけでした。12時少し過ぎたあたりから入場開始。中はパイプ椅子が用意してあり、着席でのライブでした。


現地の様子はムーサンさんのツイッター参照ということで。



会場の正確な人数は数えていませんが、30人弱だったんじゃないかと思います。今日はリスアニとかあるから、ライブ勢はそっち向かってたんですかね。ちょっと少ないかなという感じでしたが、人数満タンで弾かれずに済んだしゆったりとしたスペースで鑑賞できたので個人的には満足。

オープニングはシルキーズプラスのたまさんとムーサンさんのトークでスタート。ニコ生ネタの話が結構多くて、見てなくてごめんなさい状態。なんでもニコ生ではたまさんがメイド服をお召しになっていたとか……。さすがに秋葉原に着て来られなかったということでしたが、あれですね。次は是非ということで.。゚+.(・∀・)゚+.゚。

あと、宣伝告知のあった「ななリン」Art WorksのドラマCD、まだキャラ決まっていないと言いつつ会場の雰囲気ではコトリンと芙蓉さんっぽい気配がぷんぷんしていましたが……。

わがままは言いません。是非BB梓さんでお願いします。

いやまー、人気とか人気とか人気とかスケジュールとか大人の事情があるのは分かるんです。分かるんですが。・゚・(ノД`)・゚・。。 私の周りでは超人気なのに、梓さん……(´・ω・`)。

閑話休題。

そのニコ生で募集していたというムーサンさんの「アダ名」についてトークが移ります。いろいろあった候補の中で、ムーサンさんは「ムー様」がいたくお気に入りだったようで……。「女王様っぽい」とやる気満々。しかし、たまさんの可愛い方向推しにゆずるかたちで、最終的に「ムーぽん」に落ち着きました。可愛くて良いのではないでしょうか。「ムーミン」とかだといろいろ引っかかりそうですし。ただ、ムーサンさんは女王様のほうに未練があったようで、「ときどきムー様って呼んでくれてもいいよ」みたいなことをおっしゃっていました。

そんなこんなで時間になったので歌に。曲は以下でした。

 1.リンカネーション
 2.Day Dreamer
 3.満月にて
 4.Your ray send me
 (アンコール)
 5.Fictional love

ムーサン・ベリーさんのライブはこれで発売日後のイベント、電気外祭りの日のライブハウスライブ、キャララのミニライブにつづいて4回目になりますが、いつ聴いてもホント上手いですね。いや、これはお世辞とかヨイショじゃなくてホントに。ご本人、CDと違って駄目だなーと思った人? みたいなことをオーディエンスに訊いておられましたが、CDと遜色ないどころか生で聴くほうが圧倒的に良いです。ライブ行ったことない人は機会あったら無理やりでも行ってみるべし、というレベル。

特に今回は座った席が凄い良くて、スピーカーの向き的に音響バッチリのところだったのでいつになく堪能いたしました。ただ、素人耳だと前回のキャララのときのほうが声の調子が良かった気がする。気のせいの可能性高いですが。

どの曲もすばらしいんですが、やっぱゲームから入った人間としては「リンカネーション」と「Your ray send me」が思い出補正も手伝ってお好みランキングでは頭ひとつ抜けてます。「リンカネーション」はいわゆるサビの入りっぱな、「暗くても~」とか「悲しくて~」のとこが良いですね。「Your ray send me」は逆で、サビに入る前の「君の影淡く……」のあたりがスゲー好きです。抑制を効かせながら静かに溜め作ってる感じが個人的にツボ。

全体の感想としては、歌の合間にちょくちょくムーサンさんのふんわり系トークが入って面白かった。歌はできるだけ機械で歪ませずに、生の声にこだわっているとか、「満月にて」の吐息はムーサンさん自身の声で、いろいろなバージョンを試して何度かリテイクした(それだけ音にこだわって作った)とか、歌詞つくるときに作詞のBlack mist island(黒霧島)さんにアレな写真送りつけたとか、微妙な制作秘話(?)っぽい話もチラホラ。こういう話が出たのなにげに初めてだった気がするので、とても興味深く聞けました。

他にもオーディエンスに質問ありますか~? みたいなフリがありましたが、シャイなオタクボーイである私たちはなかなか手を挙げず……すんません。お一人、「リンカネーションの歌詞と曲はどちらが先にできたのか」といういい感じの質問をしておられました。お答えはほぼ同時だったけど、歌詞が最後は早かったということです。

あとトークの中で変態Mおじさん(ヤバイ)が颯爽と登壇されていました。音響の……とおっしゃっていたので、立蔵さんなのでしょうか。芙蓉さんへの熱い想いを語ろうとしたあたりでたまさんにストップかけられていました。なむなむ。

msan02
スタッフロールではこういう感じに……。

そんな感じで、あっという間に13時になって握手会&サイン会をやって解散。とても楽しい時間を過ごすことができました。

ムーサンさん、シルキーズプラスさん、いつもこういうイベントを開催してくださりありがとうございます。生で歌を聴けるというのも貴重でありがたいですが、エロゲーマーとしては作品の世界により深く触れたり、スタッフの方に直接感謝をお伝えする機会をいただけるのがやはり嬉しいです。

ともあれ今後の展開に期待しつつ、これからも応援しております。あらためまして、会場スタッフのみなさん、 シルプラスタッフのみなさん、ムーサンさん、あとライブを一緒に楽しんだユーザーのみなさん、本日はありがとうございました。

クロネコ、メール便やめるってよ

ヤマト運輸さんの「メール便」が廃止されることになりました。

 ▼メール便廃止のお知らせ(ヤマト運輸) 

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 ▼「ヤマト運輸、メール便廃止へ 利用者のリスク回避できず」(朝日新聞デジタル)

ヤマト運輸は22日、1997年からサービスを提供してきた「クロネコメール便」を今年3月末で廃止すると発表した。郵便法で日本郵便だけに扱いが許されている「信書」にあたる文書を客がメール便で送ってしまい、郵便法違反容疑に問われる危険を防げないためだという。

 信書は、法律で「特定の受取人に差出人の意思または事実を伝える文書」と定められている。だが、ヤマトによると、この定義があいまいで周知も不十分なため、顧客がクロネコメール便で信書を送り、書類送検されたり事情聴取されたりした事例が2009年7月以降に8件あった。

 ヤマトはこれまで総務省に対し、ルールの明確化を求めてきたが、受け入れられなかった。このため、「お客さまが容疑者になるリスクをこれ以上放置することはできない」と判断し、サービスの廃止を決めたという。

 ヤマトによると、クロネコメール便の2013年度の取り扱い実績は約21億通。約9割を占める法人客向けには、内容物の事前確認ができる新しいサービスを4月から始め、移行を促す。残りの個人客は、「宅急便」のサービス拡充で対応するという。

うーん、何かと便利だったんですが。同人誌送ったりするのに。オークションなんかをしておられる方には、相当な痛手なんじゃないでしょうか。また、うちにくるメール便は大半が会社や企業からのものなので、その方面の方の打撃も大きそうです。朝日の記事にも、利用客の約9割が法人って書いてますしね。大規模輸送には非常に便利だったんじゃないかと。

ここに書かれている通り、利用者が「信書」違反により刑事罰の対象になるリスクが高く、それを防ぐためというのは非常に真摯な対応に見えますし、仕方なかったのかなという感があります。

ただ、個人的にはそれ「だけ」ではなく、利益率や人的な負担の問題なんかもあるんじゃないかと思っています。利用者にとってとてつもなく便利だったということはそれだけ配達側にとって負担も大きかったでしょう。ネット販売などの増加により運送業界の人手不足が取りざたされる中、20億冊という大量の取り引きをしている割に、価格はほとんど据え置きでしたからね……。最近は税率アップなどもあり、輸送費が地味にかさむ機会が増えていただけに、これまでどおりの安価なサービスを無理に続けるのは難しかったみたいなところもあるのかな、と。わかりませんけど。代替サービスの価格を見れば、こたえはおのずとでるのでしょうか。

yamato
出典:Response.jp

なお、代替サービスについては「薄い宅配物をポストに投函する」代替サービスと、「新しい宅急便サービスの拡充」という2つの方法によって補う予定のようです。前者の価格は未定。後者は最低400円台からになる模様。

 参考:「なんとクロネコメール便が2015年3月31日で廃止へ、原因は一体何なのか?」(Gigazine)

こればっかりは、「いまのうちにメール便で出せるものを出そう!」とか言えない類のものですから、座して時を待つしかなさそうです。それにしても残念ですねえ。

エロゲーのプレイ本数を重ねて見えてきたもの・見えにくくなったもの

もういい加減過去に遡るのも億劫な数の記事になってしまったが、以前2度ほどエロゲーとプレイ本数の関係について書いた記憶がある(dtiblogの頃だったかもしれない)。そのたびに、もう少し考える、次も考えると言ってきたことについて、少し考えを整理できたので改めて書いてみたい。

こういう話は妙なことをウダウダ考えている頭でっかちな人間だからこそ出てくるのかもしれないし、本当はもっと単純な解決が望めるのかもしれないが、このブログを見てくれているような(結構高齢の)エロゲーマーの方の何人かには届く部分があるのではないかと密かに期待もしている。



いい加減私も30半ばになり、プレイしたエロゲーの本数も結構な数になった。小さいものや途中でリタイアしたものをあわせれば4桁には届いていると思う。 若いころ、特に20代前半は、「有名どころのエロゲーをやりつくしてやる!」くらいの勢いで本数をこなしまくった。だが歳を重ね、プレイしたエロゲーが増えるにつれ、「数こなしゃ良いってもんじゃない」という考えは強くなってきた。経験が濁るというか、どこかで見たような展開、見たようなヒロイン、見たようなセリフ……そんな風に感じてしまい、プレイ時の感情の振れ幅が小さくなった。それに、ほとんどの作品のヒロインの名前を忘れてしまったりもする。こちらは単に、記憶力が低下しているだけかもしれないが。

とはいえ、当然得たものもある。それはひとことで言ってしまえば知識というやつだ。量をこなした。あれもこれもやった。似ている作品、元になったであろうネタ、そのライターや原画家の以前の作品……そういったものを参照して、判断する力というのは随分ついたと思う。

私はエロゲーについて「語る」人間なので、このことは非常に大きい意味をもつ。なんだかんだ言って、数をこなしたからこそ語れることというのはあるからだ。知識量の面でも、「これだけやったんだからちょっとくらい偉そうなこと言っても許されるだろ」という気持ちの面でも。

けれど、心に残ったかそうでないか・面白かったかそうでないかというのは、本来特別そうした知識がなくても判断できる。私はオペラを人生で2度しか見たことがないし、宝塚歌劇団の講演は1度きり。どちらもズブの素人。それでも、それぞれ面白かったかどうかくらいは言える。ところがエロゲーのように大量にやってしまうと、「面白かったけどあれと比べるとちょっと劣るかな……」とか、「つまらないけどもっとつまらないのもあったし、まあ頑張ってるかな」のように、ついつい比較の視点が入ってきてしまう。それはおそらく、1作品に抱く独立した感想から少し変質している。「経験が濁る」というのは、言語化するとそういう感じだろうか。



ある作品をプレイすれば、誰しも作品に対してそれ自体への感想なり評価なりを持つだろう。しかプレイ本数が増えれば増えるほど、作品自体への感想に付随する比較の視点の存在感が大きくなりがちだ。「たくさんプレイしている人のほうがエロゲーについて分かってる」というような素朴な信仰が時として見られるのは、そんな事情があるのかもしれない。

私たちがエロゲーをプレイし感想を抱くとき、2段階の経験をするのではないかと思う。作品を単独で味わう経験と、それを比較の中で位置づけるという経験である。

比較の視点というのは一種の競争というか、競技じみたところがある。「Aという作品とBという作品を比べればAのほうが上だ」。「こういう視点ならBのほうが上だ」。そんな風に勝ち負けを競う話である。けれど、実はその競争は、基準を何にするかということで大半は結論が決まってしまうし、その基準の選び方は恣意的なものとならざるを得ないのも事実だろう。

こういう評価スタイルがもっとも典型的にあらわれるのが、ランキングであったり点数制であったりという「目利き」の領域だ。「これとこれとこれを並べたら、こういう理由でこれが1番になる」というふうに判断する世界。私もこういう書き方を結構するし、また需要があるのも理解している。

だが、人は必ずしも比較だけでものを考えているわけではない。味も良く値段も安く栄養価も豊富な身内の手料理があるとわかっていても、ジャンキーで高くて身体に悪そうなファミレスのハンバーガーががどうしても食べたくなる時はないだろうか。AよりBのほうがあらゆる比較で優っていたとしても、好きなのはBだ、ということはありえるし、それほど珍しくもあるまい。同じように、ある人の点数やランキングを見て、その評価にまったく異論はないが、自分にとっては1位の作品より10位の作品のほうが「好き」ということはじゅうぶんあり得る。

それに、そもそも比較によって表現されるのは感想ではないのではないかもしれない。たとえば私が私の経験から比較して「これは85点」とか、「AよりBが上」と言ったとして、そのときやりとりされているのは、厳密に言えば作品の感想というよりも単なる考え方でしかない。私の採点と判断を聞いた友人が深く納得をしてくれたとしても、それはその友人が単に私の考えを理解し納得したというだけであって、彼自身が作品を面白いと思ったわけではあるまい。だとすれば、比較が表現しているのは極論考え方のプロセスだと言える。さすがに低く見積もり過ぎではあると思うが。

いっぽうの作品を単独で味わうというのは、比較に先立つ経験だ。

たとえば、ある作品でシナリオライターが公表されていた人間と違っていたとする。そのとき、比較の視点は「(理想の)公表通りの作品」と「(現実の)嘘を含んだ作品」を並べ、容易に後者を劣ったものとみなすだろう。だが、たとえライターが「偽物」であったとしても作品それ自体としてはじゅうぶん楽しいということはあり得るはずだ。そして、感想というならこちらのほうがそれらしい。正しいかただしくないか、1位か1位じゃないか、80点か79点か……そういう確かな基準はないけれど、自分は「好き」。そういう範囲に入る話というのはきっとある。そして、そういう視点も棄ててはならないとと思うのだ。

もちろん、「一切混じりけなしに」作品だけを味わうというのは不可能である。エロゲーは1本もプレイしていなくても、漫画やアニメや小説や映画といったものをこれまで見たことがないというのはほぼありえないし、だとすればそうした諸々のものとの比較は否応なしに発生する。ただ、「ABCDEFとあって、その中で並べたらこうなる」という話とは違ったかたちで作品を捉えることならば、かろうじて可能だと思う。

ただ、感想や批評を書く側からすればこれはめっぽう書きにくいし、自分が読む側にまわったことを考えても、きわめて読みにくい。このあたりをうまく表現するような批評なり感想なりを書くことができれば……と思っていろいろ試してもいるのだが、どうしても難しさを感じてしまう。



少し話を戻そう。プレイ本数を重ねれば、よく「分かる」ようにはなる。しかし、よく「味わえる」ようになるかというと必ずしもそうではないだろう、というのがいまの私の感想だ。思い出に残る作品を幾つか挙げろと言われると、多くの人のチョイスが自分がエロゲーマーになって間もない頃にやった作品に比較的かたよるのは、そのあたりにも原因があるのではないだろうか。

勘違いしないでほしいのだが、私は何も作品を単独で味わうほうが比較するのより偉いとか、そういう話がしたいのではない。「数こなしゃ良いってもんじゃない」のと同様、「数をこなさなくても良いわけではない」。ただ、それぞれ得られる内容が違っていてどちらも別の価値を持っているということが言いたいのである。

そして困ったことに、この2つは両立が難しい。「味わえる」状態だとなかなか「分かり」にくいし、「分かる」ようになると「味わい」にくくなる。

意図的にバランスをとるのは更に困難だ。だから、まだエロゲーに慣れていない人はまず、目の前にある作品を存分に味わい尽くしてほしいと思う。なんだか上から目線の言い方になるので恐縮だが、その経験は下手をすればいましかできないような、とても貴重なものかもしれないから。

いっぽうすでに「分かる」方向に片足を踏み入れてしまった私は、なんとかその相対化を意識的に取り除いて素直に「味わう」術を取り戻したいと思っている。本数を重ねると味わいが薄くなるというのは寂しいことだから。しかし、果たしてそんなことが可能なのか、あるいは可能だとしてどうすれば良いのだろうかという不安はある。いまだによく判らないままであるが、私はどうしても小難しいことを考えてしまうので比較を「忘却する」ことはできそうにない。なのでとりあえず、自己反省で自分にかかっているバイアスを見つめなおす方向で行こうかなと思っている。

声優は2度生まれる

ネタの都合上具体的なことは書きづらいのですが、きっかけはこのツイート。



「明けて本日1/22は、中原茂さん、青山ゆかりさん、朴璐(王路)美さん、田中美海さん、『Wake Up, Girls!』片山実波さん、『ツキウタ。』花園雪さん、『DYNAMIC CHORD』KYOHSOの英時明さん 他のお誕生日です。皆さま、おめでとうございます!」

おめでとうございます(というかめっちゃ多いな)! で、1月22日が青山ゆかりさんのお誕生日だったのかー。あれでも、去年の12月にお祝いしたような……。と思って過去の記録を見返していたところ。



明けて12/2は、池田秀一さん、友永朱音さん、仁後真耶子さん、水瀬いのりさん、『ドラえもん』ドラミちゃん、『ケロロ軍曹』日向夏美さん、『キューティクル探偵因幡』ロレンツォさん、『東京喰種トーキョーグール』ウタさん 他のお誕生日です。皆さま、おめでとうございます!

どうやら見間違い。私がずっと、友永朱音さんと青山ゆかりさんのお誕生日を同じ日だと勘違いしていただけでした。ゆかり教育の徒としては恥ずかしいというか、もはや人間失格レベルかもしれません。ぐぬぬ。ま、まぁあれです。おふたりとも「122」という数字なのでついうっかりしてしまったんですね。(・ω<)テヘ。

ちなみにTwitter拝見した限り、友永さんのお誕生日は12月2日で間違いないようで。

というわけで長年の勘違いが解消されたというお話でした。
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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