よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2014年09月

TVアニメ「大図書館の羊飼い」第一話先行上映会&トークショーの話

明日9月21日から、秋葉原のゲーマーズさんで再びオーガストミュージアムが開かれます。ここでしか購入できないオリジナルグッズなどもあるようで、楽しみですね。中でも、個人的な目玉は初日のトークショーと『大図書館』アニメ先行放送。

▼「TVアニメ「大図書館の羊飼い」第一話先行上映会&トークショー」 

daito_event

【日時】:
2014年9月21日(日) [一回目]【開場】11:30【開演】12:00 [二回目]【開場】14:00【開演】14:30

【ゲスト】:
米澤円さん(白崎つぐみ 役)・仙台エリさん(鈴木佳奈 役)・種﨑敦美さん(小太刀凪 役)

【開催内容】:
TVアニメ「大図書館の羊飼い」第一話上映会&トークショー

【参加方法】:
AKIHABARAゲーマーズ本店店頭にて、上映会当日9月21日9:00より先着でイベント参加券を無料配布致します。

つぐみと鈴木と小太刀ちゃんが来るんですね! これは行かないわけにはいきません。なお、イベントに関する注意書きの詳細は以下。

※時間帯はお選びいただけます。
※入場時に別途座席抽選を行います。
※参加希望者数によっては抽選での配布になる可能性がございます。予めご了承ください。
※参加券の数には限りがございます。なくなり次第配布終了となりますので、ご了承ください。
※参加券の第三者への転売やオークションでの出品・転売を固く禁止致します。
 譲渡・転売された参加券は無効とさせて頂きます。
 また、イベントへの参加をお断りする場合がございます。
※当日、ご本人確認をさせて頂く場合がございます。予めご了承下さい。
※いかなる機材による写真撮影、動画撮影、録音行為は禁止します。
※イベントの進行に関することはスタッフの指示にご協力頂くよう、お願い致します。
※当日の事故・混乱防止のため、イベントでは様々な制限を設けさせていただくことがあります。
 予めご了承ください。
※トラブルやゲストの都合により、予告無くイベント内容が変更、中止となる場合がございます。
※イベント当日お手荷物をご確認させて頂く場合も御座います。
※上記イベントは、諸般の事情により変更・延期・中止になる場合がございます。
 予めご了承ください。
というわけで、明日は早朝から並ぶ覚悟で秋葉原に参る所存です。レポートを書けたらいいな。 

久々にキャララ!!に行ってきた話

2014年9月19日の『キャララ!!』に行ってきました。

色々面白いお話はあったのですが、中盤以降ちょっと知り合いの方と話し込んでしまってイベントを離脱気味だったので、『なないろリンカネーション』で話題のシルキーズプラスさんとこのお話をちらっとまとめたいと思います。

「ななリン」は現在、ソフマップ1号館の横のスペースに見栄えのする巨大パネルを展開していて、なかなかCMにも力が入っている。elfさんの姉妹ブランドだったころは流通の影響もあってか、ここまで大きな宣伝やイベントが実施されることもなかったので、なかなか新鮮です。

nanarin_CM
ソフマップ横の巨大パネル。色合いの清潔感とキャラのアピールが魅力的。

まず初回特典のCDについて。

nanarinCD
すめらぎ琥珀先生の描きおろしジャケット付き。

これはほんと初回のみなので欲しい人は予約してね! まだ間に合うよ! というわかりやすい宣伝が。あんまり予約集まってないんでしょうか。ちょっと心配です。

発売日には、秋葉原や日本橋(大阪)で購入者対象のサイン色紙抽選会。(公式告知

nanarin_event01

サイン色紙は200枚くらい用意してあるので結構当選率は高いはず……というお話でした。ただ、場所が3箇所あるのですけど(げっちゅ屋さんは15~17時のみ)、各店舗でどのくらい用意するんでしょうね。なお、大阪(メディオ)は0時から先着配布の模様。どうしても欲しい……! という方は、大阪に行かれるといいのかもしれません。

そして、10月1日には発売記念イベントが開催。秋葉原のソフマップ1号館8Fのイベントスペースで、すめらぎ琥珀先生のサイン会(18:00~)、ならびに主題歌を歌うムーサン・ベリーさんのミニライブ&御苑生メイさんと藤咲ウサさんによるトークショー(18:30~)という内容。メイさんやウサさんに「このセリフを言って欲しい!」というのがあれば、書いてきた内容を受付で渡すと検討してもらえるとのことでした。

なんで平日やねん! という感じですが、どうやらシーズン的に他の日程がおさえられなかった模様……。人によってはギリギリ会社or学校終わってから間に合うかな? という時間なので、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

告知がメインで作品の内容については余り触れられなかったのですが、スタッフの方が少しお話になっておられた中で印象に残っているのは、「体験版の後から、本当にいろいろなことが待っている」ということと、「絶対に心に残る内容」だという力強いメッセージ。切ない系を期待して良いのでしょうか。テンション上がってきました。

よくできた作品、おもしろい作品というのはたくさんであってきたし、これからもたぶんあるのでしょう。けれど、「心に残る」作品というのは数が少ないし、作り手の方が良いと思っているものでなければそうならないと私は信じています。そういう意味でも、「ななリン」には期待するところが大きくなった。

サイン色紙もサイン会も、参加したいなぁ。できればゲームをコンプして10月1日に行きたいですね。

また、発売日の夜からカフェトリオンプで「電妄トークライブ」に出演なさるそうで、そこでは「次回作の話」などもできれば、ということをおっしゃっていました。既に新作に向けて動き出しておられるのでしょうか。楽しみです。
 
という感じで、駆け足でしたが「ななリン」についてのレポートでした。もうあと一週間で発売ですか。楽しみですね。

なないろリンカネーション 梓

嬉野さん人形が来た話

だいぶ事後報告になりますが、嬉野さん人形(ぬいぐるみ)が届きました。

ダンボールに入って。

namamono

残念ながら「生物」の表示はありませんでした。


uresinodoll

こういうのって基本、車に乗る人が搭載するものなのかなーと思ったりもするのですが、まあ我が家にも置き場所があるので大事にしたいと思います。 

フィギュアとかは余り興味が無いと言いつつ、秋葉原とかいくとデキの良さに、思わず欲しくなってしまう時があります。ねんどろいどとか。可愛いですよね、あれ。

ただ、そもそもの置き場所がないこととか、いずれ捨てる時のことを考えるとどうも乗り気になれず……あとお値段。いいな、と思うのには割とお高いのが多い。 

その割に今回買ってしまったのは、ぬいぐるみだから、というのが大きいです。フィギュア差別ではないけど、ぬいぐるみはやっぱり長持ちしますからね。色あせたりもするけれど、10年、15年くらいは簡単に保つ。うちの実家には、母が昔買ってもらったというぷ~さんと何かよくわからないキモいウサギのぬいぐるみがいまでも元気な姿で飾られています。

ぬいぐるみを大事にしていたら、そのうち私もヌイルグム王国へたどり着けるでしょうか。いや、別に行きたくないですけど。 

「好き」と「凄い」は違うという話。

レビューを書いていたり、あるいはそれに類するものを書いていると、「好き」であることと「凄い」ということの違い、というのが1つの難問として出てきます。いや、別に難問でもないのかもしれませんが、少なくとも私にとっては、結構深刻かつ面倒くさい問題です。

「好き」というのは、私にとっての価値、つまり主観の問題です。

「凄い」というのは、誰かと共有できる価値や意味、つまり客観的に判断できることだと思ってください。

論文ならば、この「凄い」の部分がなければならないのかもしれません。 その論文が何を明らかにしていて、そのことが学問的にどういう意味を持つのか。また、その論文の結論によって今後どういう展望が開けるのか。そういうことが言われていなければならない。だからこそ、論文にとっては先行研究(他の人が何を言っているか)というのは重要なわけですね。既に言われていることを繰り返しても仕方ないですから。

私は原則、表に出す文章にはこの「凄い」部分がどこかにあるべきだと思っているし、それが大きければなお良いと思っています。文章というものが、他人に読ませる(読まれる)ものである以上、そこにはひらかれた価値があって然るべきではないかと考えている、あるいはそういう信仰を持っているからです。単に自分の「好き」の話がしたいのなら、日記とか、それこそチラシの裏――が寂しければ、せいぜいごく親しい身内にだけしておけば良い。

ただ、価値そのものや表現方法が形式的にある程度外的に決まっている論文と違い、多くの文章というのは受け手によって価値が左右されるというのが難しいところです。少しずれるかもしれませんが、Amazonのレビューでしたら、「同じような意見がいくつもある」ということは、購入者にとっての参考になるでしょう。同じものを書いたら余り意味が無いとみなされる論文とはちょっと違いますよね。

「あなたの論文はどう凄いの?」と聞かれて、「私の想いが溢れてます!」という「だけ」なら、論文としてはおそらくアウトです。しかし、ゲームや小説のレビューだったら? 「そんなに好きな人がいるなら、買ってみようかな」と思った人にとっては、じゅうぶんに価値のある情報となるでしょう。

いや、むしろ一般的には、どう「凄い」かなんてどうでもいい場合が多いのではないでしょうか。これはそういう態度をバカにしているとかではなく、単純にニーズの問題として。

たとえば、あるビールが非常に美味しいとする。そのビールの味が過去にないものだとか、材料がどうで製法がどんなものだとか、素材間の相性が良いだとかいった専門的なことは、うんちくとして、あるいは権威付けとしては重要かもしれませんが、実際にビールを飲み、楽しむ人の大部分にはわからないし、聞いて「なるほど」と思ったとしても、本質的なところでは気にする必要ないところではないか、と思うのです(それが本当であるかどうかは関係ない)。つまり、多くの読み手にとっては「凄い」よりも「好き」が伝わる文章のほうが、望ましい情報を受け取りやすいのではないか、という。

このまま結論まで走っても良いのですが、ここで少し話をねじります。

読み手にとって「良いレビュー」というのが、自分の望む情報を受け取りやすいレビューであるとします。 とすれば当然、ごく少数でも「ある情報を望んでいる人」がいれば、その情報を提供してくれるレビューはその人にとって「良いレビュー」であると言えます。

たとえば、私は凌辱系ファンタジーであれば触手が出てくるかどうかを非常に気にしますし、ヒロインが処女かどうかを気にする人というのもいます。妹が実妹か義妹かで評価が180度変わるという友人や、NTRゲーで恋人に見られる展開があるかどうかがポイントだ、という友人もおりました。

そういうピンポイントな視点を持った人のニーズに応えるレビューというのは、もちろん多くの人が読んで面白い場合もありますが、えてして他の人にはどうでもいいこだわりに見えたり、あるいはそもそも、何にこだわってるかわからなかったりするものです。

私などは、他の人のレビューを読むとき真っ先に気になるのが、その作品を褒めているか貶しているか、具体的にどこをどう面白い/つまらないと言っているか、その話はその作品にぶつけるのが妥当な話か(作品内で言われていることに沿った内容になっているか)、といったところで、その説得力を読みながら確かめることが多い。だからこそ、「凄い」の部分がある文章が良いと思うし、自分もできればそういうものを書きたいと考えてきました。

しかし、最近とみに感じるのは、しっかりしたレビューというのはそのレビューが訴えたい相手(想定読者)のようなものがきちんとおかれていて、それに向けて書かれている、ということ。だから、「私にとって」あるレビューがピンと来ない(趣味にあわない)というのはもちろん重要なことではあるのですが、もうひとつ、そのレビューが想定しているであろう読者にとってはどうだろうか、というのを考えながら読むと面白いな、と。

それは別の言い方をすれば、そのレビュアーが何を評価軸としているかを確かめながら読むということでもあります。自分が「これぞ」と思うこだわりを持って、それ以外を排除しながら読むというのも1つのスタイルだとは思うのですが、私はどうも、「自分はこう思うけど他の見方もあるよな……」と考えてしまうタチなので、こっちのほうが性に合っているんだと思います。

それは同時に、自分がレビューとかを書くスタイルにも影響していて、書き方に幅をつけたいな、と。もちろん自分のこだわりが一番でる部分というのはありますから簡単にはいかないのですが、少なくとも想定読者をきちんと立てて、そこに向けて情報をクリアーに伝えられるような書き方をできるようになりたいと思う。その中で、自分なりの書き方も作り上げていきたい。

最初の「好き」と「凄い」の話に戻すと、ともすれば、「好き」であることを「凄い」と書いてしまったり、あるいは逆に「凄い」ということを「好き」としか言えなかったりということが多々あります。そういう表現のもどかしさみたいなものを踏まえつつ、自分の書き方・読み方をアップデートしていけたらなぁと思っています。 

『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』の感想とか

ラノベ系レビューです。本日は、七沢またり『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』(KADOKAWA/エンターブレイン)。上下巻完結です。

yuuaru

 ▼「勇者、或いは化け物と呼ばれた少女」(小説家になろう)
※七沢氏曰く削除しないということなので、完結編が全話読めます。

小説投稿サイト「小説家になろう」出身の、いわゆる「なろう」小説です。なんか余り世間的には評判のよろしくない感じがしますが、私は結構「なろう」小説好きだったりします。以前感想を書いた『竜殺しの過ごす日々』みたいなのは決定的に文体があわないのがあったり、玉石混交なのは間違いないですけど、多くの「有識者」のみなさんがおっしゃるほどワンパターン展開じゃないし、異世界転生俺TUEEEしてればウケてるわけでもないと思います。むしろワンパターンの「洪水」があったからこそ、そこからの差別化をはかろうと各著者いろいろな工夫を凝らしている感じ。いまが爛熟期という見方もありますが、スタイル的にはまだまだ未成熟(未熟ではなく)な領野なので、これから勢いは落ち着きながら変化成長していくのではないかなぁ。

と、話がズレました。ともかく本作はその「なろう」小説。しかも、『死神を食べた少女』の前日譚にあたります。 その辺の情報を聞いて敬遠する方も多いかなと思ったので、ちょっと「食わず嫌いは勿体ないかもしれませんよ」というアピールで筆を執りました。

コミカルな箇所もあるのですが、全体の基調は暗い話です。人によっては「鬱本」に分類するかもしれません。私は、途中のエンタメ感満載の展開や妙に余韻の残る終わり方もあって「鬱」にまでは感じませんでしたが、いろんな意味で残酷な(変な言い方ですが同時に優しい話でもあるんですけどね)話だなぁと思いました。 若干のグロ描写もあるので、その辺ダメな方は回れ右してご退室の方向でお願いします。

BOOKデータベース登録情報によればあらすじはこんな感じ。

魔物は、殺して殺して殺し尽くす。

かつて少女は“勇者"と呼ばれ、賞賛された。
そして“化け物"と呼ばれ、恐怖された。

魔物を殲滅させるまで、
少女の足は止まらない。
殺して殺して殺し尽くす――
それが、勇者の宿命。

過去を失い、
新たな仲間を得ても、
少女の目は魔物を追い続ける。

理由は、ただひとつ。
「私は、勇者だから」

『死神を食べた少女』七沢またりの最新作!  (BOOKデータベース)

さて、この物語の主人公は「勇者」という少女です(この紹介にも一応意味があります)。数多くの世界を救ってきた彼女ですが、その力ゆえに怖れられたり、あるいは人の欲望に晒されたりして摩耗しています。とはいえ余り深刻な感じではなく、最初は単なる皮肉屋のような感じ。

その彼女が、流れ着いたある街で冒険者として生活をはじめ、紆余曲折を経て新しい仲間たちとパーティー(全員女)を組んでダンジョンを踏破し、実績をあげていきます。 基本的には「勇者」であることが周囲から冗談ととられている少女が、問答無用の実力でさまざまな事件を解決する中で街で認められていく話だからある種のサクセス・ストーリーなのですが、最初にも述べた通り、まとわりつく空気感が割と重たい。

たとえば、「勇者」が戦う相手の多くは、単なるモンスターより街の人間であることが多い。迷宮で初心者を食い物にしている盗賊崩れだったり、よくわからん実験や儀式のために人間を殺し回っている狂人だったり。1つ1つの事件がなかなか重たいし、救いのない話もあります。

また、その相手も単なるゴミみたいな悪党だけではなく、読んでいる側からすると気持ち……は無理にしても事情がわからなくもないところはある。娘が死んでしまったので生き返らせようとしたとか、コンプレックスをこじらせたとか、ある種どうしようもないかなという辛さの中で、自分の目的しか見えなくなって「狂った」連中が結構出てくるんですよね。

そして、そういう連中を通して見えてくるのは、「勇者」も実は似たり寄ったりではないか、ということ。つまり、「勇者」は「世界を救う」(そういう表現であったかどうか忘れましたが)ことが目的で、それしか見えていないわけです。たまたまベクトルが周囲の人に迷惑をかけない方向だっただけで、壊れているという意味では彼女もじゅうぶん壊れている。そして、彼女と共に戦う仲間たちもまた壊れていきます。

この辺が実にうまくて、その壊れ方に読者を共感させる力がありました。単に「こいつ頭おかしいだろ」じゃなくて、どこかで道を誤った感じがあるんだけど、ハッキリとどことは言えない。心情的にはむしろ分かる気がする。私はそんな感じで読んで行ったので、非常にハラハラしました。彼女たちが壊れていくのが辛いし、でもそうせざるをえないのもわかるし……という。幸せになってほしいなぁと思って読んでいたのですが。

最後どうなるかは読んでのお楽しみとして、後味悪くはないです。ただ、「勇者」たちが世界を救ったとして、彼女たちは救われているのか? という問いはしっかりと投げかけられている感じがする。この終わり方は果たして救いたりえているのか。彼女たちは幸せだったのか。そんな問いがどうしても出てきてしまう。

書かれた順番は逆ですが、ストーリーとしてはこの後が『死神を食べた少女』になります。こちらも割と切ない話。ただちょっと最後の方ごちゃごちゃしたところがあって、読後感がほんとうに少しだけ損なわれたところがあったのが残念でした。『勇者~』はそこをうまく余韻を持たせるかたちで纏めてるなぁと思いました。私的にはこっちのほうが好みです。あるいは、動かしようのないあとの歴史が決まっている話だからこそ出てくる味なのかもしれません。

心情的な方向にばかりスポットをあてましたが、ダンジョン探索型の冒険モノとしてもなかなか。WEB版作中の職業システムやアイテムを見ていると、たぶんもともとドラ○エ(ドラゴエではない)をベースに考えられていたのだと思うのですけど、その辺を取っ払っても世界観がしっかり構築されているし、主人公たちの成長や事件解決の爽快感などはエンタメ作品として見てもじゅうぶん面白い。

あまりうまい紹介になった感じはしないなぁ。まあ、WEB版は上記リンクに貼った通り全話無料で読めますし、百聞は一見にしかずというやつで、ご関心があればご覧になってみてください。

べんりツール

先日、「Snipping Tool」が話題になっていました。

VISTA以降のWindowsに標準搭載されている、「Print Screen」を押すよりも簡単に画面をキャプチャできる便利なツールです。 

 ▼「Snipping Tool を使用してスクリーン ショットをキャプチャする」 (マイクロソフト)

場所は、(Win7なら)「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」 にあります。

もちろん、「動いている画面の一瞬」を捉えるような動作には向いていないし、そもそも「自分を撮る」ことができないので、Print Screenとの棲み分けはきちんとできているのですが、静止状態の画面をキャプチャするにはこっちのほうがかなり使いやすい感じだったので、いままで知らずに過ごしていたのがもったいなかったなぁという感じ。

同じようにWindowsに標準搭載されているのにあまり知られていない(ような気がする)ものとして、「天気予報」があります。

Windows7から、デスクトップガジェットとして天気予報が追加されるようになりました。クリック2回ほどで簡単に表示されます。

 ▼「簡単!Windows 7でデスクトップに天気予報を表示する方法」 (nanapi)

私も、画面の右端に常に表示させていて、結構お世話になっています。割と予報がコロコロ変わるのがある意味難点ではありますが、PC前に座って作業することが多いので、いちいち天気予報サイトを検索する必要がないのは助かります。PCゲームをしながら、「今日出かけようかなぁ……」とか考えることも多いですからね。

XPの時は外部のソフトをインストールしなければいけなくて、それがウザくて結局我慢していたのですが、標準搭載されているなら使いやすい。予報・気温と向こう3日ほどの予想も表示されます。

長いこと使っているわりに、意外とWindowsって「知らなかった機能」がいっぱいあって、使いこなせてない感が満載なんですよね。使い込もうとすると不満も多いらしいのですが、まず機能をきちんと把握していきたい……。 

静かな暗殺者

代々木公園から一気に拡大の傾向かと思われて、幸い9月の涼しさと雨のお陰で止まった感じのあるデング熱ですが、まだまだ油断はできません。蚊の恐ろしさを示したこのグラフ。直接の引用はビル・ゲイツ氏のブログからで、出典元はWHO。

 ▼「The Deadlist Animal in the World」 

 wdla
世界の動物が1年間で人間を殺す数

蚊、ヤバいですね。記事によると、マラリアで毎年60万人以上の人が死亡しています(WHOによると、2012年のマラリアによる年間死者数は約627,000人)。パナマ運河の建設中には数万人の犠牲者が出たとか。他にも黄熱病や脳炎(日本脳炎とかありました)。あと、今話題のデング熱(dengue fever)なんかも蚊が媒介する伝染病です。

デング熱はここ数十年で患者が30倍に増えたとも言われており、現在では世界の約40%の人に罹患の危険性があるのだとか。このままいけばネズミ算式に感染の可能性は高まっていくでしょう。なんせ蚊って世界中にいますからね……。

蚊は繁殖力と分布範囲がえげつないこともあって、ヒューマンキラーNo.1の座をキープしているようです。ただ、お返しというわけではありませんが、たぶん地球上で蚊を一番殺しているのも人間でしょう。なんせここまで「殺られて」いるのですから人間だって黙っているわけではない。

近年注目されているのは、放射線などによって不妊化、あるいは致死遺伝子をもたせた蚊を放ち、蚊を絶滅……とまではいかなくともその数を減少させようという研究。ハエの駆除などで実績のある「不妊虫放飼」のアレンジですね。日本では沖縄でハエを相手に凄い成果をあげています。

ただ、蚊には非常に難しいらしい。「さいえんす徒然草」の「飛べないメスの蚊はただの虫けら」という記事によれば、蚊の不妊虫放飼には次のような困難があるそうです。

1.従来の方法で不妊化することが難しい
 通常、昆虫の不妊化は蛹期に放射線を照射することで行われる。しかし蚊の場合、蛹の時期は水生生活(オニボウフラ)なので、扱いが困難で大量に処理できない。

2.蚊の個体群サイズは幼虫期の資源獲得競争に規定されている
 蚊の幼虫(ボウフラ)と蛹は水中で生活する。ネッタイシマカの場合、人工的な水溜りに卵を産み付けるが、これらの生育環境は限られている上に狭く餌資源も乏しいので幼虫同士の資源獲得競争が激しい。一方で、メスは一回の吸血―産卵で潜在的に沢山(数百)の卵を産み落とせる能力を持っているので、成虫の繁殖力を大幅に減らしても次世代の個体数に関してあまり影響は無い。つまり、蚊の個体数を減らすには成虫期ではなく幼虫期の個体群にインパクトを与えることが重要である。しかし、従来の放射線による不妊化では大抵の場合次世代は胚性致死(卵から孵らずに死んでしまう)になるので幼虫期で競合することは無い。

3.メスを放飼することはできない
 もしあなたの家の近くにできた怪しげな施設が、血を吸うメスの蚊を毎日大量に放出し始めたら、迷わず最寄の行政機関に苦情を申し立てるにちがいない。従って放飼する蚊はオスだけでなければならない。雌雄の区別が明確に分かるのは蛹か成虫期だが、これを人間の手で区別してより分けるのはいずれにしても労力が必要だ。

4.健康なまま放飼することが難しい
 不妊虫放飼法にとって重要な点は、放飼するオスが野外のメスの獲得に十分競争力が無ければならないということだ。ヨレヨレの草食系オス蚊をいくら放しても、野生のオスたちに「へっ、見ろよあのオカマ」と鼻で笑われるだけで野外のメスと交尾する確率が低くなる。とくに蚊のオスはこれまで不妊虫放飼が行われてきたどんな虫よりもか弱く、不妊虫生産工場での様々な扱いで弱ってしまう。

また、絶滅するまで何度も何度も蚊を放ち続けねばならないというのも、実際問題手間や費用を考えると面倒なところです。

そこで更に発展的な手段として、蚊の遺伝子を組み換え、雄の蚊が生まれやすいようにして、徐々に蚊の勢力を削いでいく方法の研究が進められているようです。これだと、世代を重ねるごとに蚊が勝手に減っていくことになりますね。

とはいえ、変な遺伝子操作によってとんでもない事態が引き起こされる可能性というのは当然あるわけで、その辺への懸念もささやかれてはいます。まさか『テラフォーマーズ』みたいなことはないと思いますが、かえって面倒な事態を招いたらあまり意味が無いですからね。

上記記事で「問題は遺伝子組換えの昆虫を野外に放すということに対して社会的な理解が得られるかどうかだ」と述べられている通り、この辺のことを不安視する声が大きいというのはわかります。蚊が人間を殺す以上に残酷な、悪魔の所業と言われても仕方ないかもしれない。しかし、世界中でやはりこれだけの被害が出ていることを考えると、こういう研究の成果がうまく出てほしいというのも分かる気がするのです。

おもらしの恐怖

Gmailのパスワード500万件漏洩の話が先日話題になっていました。

 ▼「5 Million Online Passwords Leaked, Check Yours Now」 (lifehacker)

According to the Daily Dot, nearly 5 million usernames and passwords associated with Gmail accounts have been leaked on a Russian Bitcoin forum. Here's what you should know.
(中略)
Note: We've removed the link to the password checker tool due to some controversy surrounding it. Your best bet is to just change all of your passwords right now. If you really want to use the tool, there are plenty of links to it on other sites.

Gmail本家から漏れたわけではなく、別のサイト経由のようで、英語圏、ロシア語圏、スペイン語圏中心という話もありますが、日本も注意しておくに越したことはありません。ただ、上記サイトにも書かれているように、「パスワードチェックサイトは使わない」ようにしたほうが良いと思います。これ幸いと情報を集めに来るやつらがいるので、そっちのほうがかえって危ないかもしれない。

一応Gmailログインして、お知らせとか警告来てないか確認。不安ならパスワード変更。他のパスワードと一緒のパスワードを使っている人は……まあ気になるなら全部変更でしょうか。パスワード統一すると便利ですけど、これがあるから怖いですね。自分の不注意じゃなくても情報が漏れてしまうパターン。まあ、パスワード全部統一している人というのは安全性より利便性をとる人ですから、絶対漏れたとわかっている場合を除いて積極的に変更しないとは思うのですけどね。

漏洩といえば、日本最大のおもらし事件となったベネッセのアレ。どうやら500円の金券を配ることになったようです。

 ▼「ベネッセ、情報漏洩3504万件に 補償は500円の金券 情報セキュリティー企業と共同出資会社」(日本経済新聞)

 ベネッセホールディングスは10日、顧客情報の漏洩事件を受けて、情報セキュリティー企業のラックと共同出資会社をつくると発表した。顧客情報のデータベースの保守や運用を手がける。漏洩に至った経緯や今後の情報管理体制の強化について同日、東京都内で記者会見を開き、原田泳幸会長兼社長は「ご心配をかけ、深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 漏洩があった件数は当初に比べて増え、約3504万件(実態の件数では約2895万件と推計)に上ったと説明した。10月下旬までに漏洩対象の顧客に手紙を送る。補償として500円分の金券を用意することも明らかにした。

500円かよ!? というツッコミの前に、「漏洩があった件数は当初に比べて増え、約3504万件(実態の件数では約2895万件と推計)」という方が驚きです。酷いことになりましたね。唯一、「子供への支援や学習環境の確保などを目指した基金も設立」という部分は評価できるんだかできないんだかわからないけどまあ頑張ってくださいという感じで……。結局お金でどうこうできる問題ではないですから、自社利益ではなく社会貢献で償っていくという方向性は正解かどうか知りませんけどアリだとは思います。

そういえば漏洩系で最近怖いなと思ったのは、これ。

 ▼「盲導犬 「絶対に許せない!」に要注意!

初めて訪れるサイトに対して、フェイスブックからの情報提供承認のアラートが登場しているからだ。フェイスブックに慣れている人ならば、ピン!と気づくはずだが、この情報サイトの運営者に、フェイスブックに登録しているあなたの、【公開プロフィール】【友達リスト】【メールアドレス】【誕生日】【いいね!】などの情報がすべて伝えられてしまうのだ。たった、1回あなたが「OK」を押してしまうだけで…。

フェイスブックに慣れていない人にとっては、このアラートの意味はいまひとつピン!とこず、思わずOK!を押してしまう。
「私も絶対に許せない!」などと、思わずエールのコメントを書き込んでしまっている。そして、自分の友達にも知ってもらおうと思い、シェアしてしまう。そんな人たちが、数千人もいる。

このページをfacebookで運用している人が、もしも万が一、悪意をもっていたとすると、あなたは、フェイスブックの友達に対して、とんでもない情報を提供したことになっているのだ。

私はfacebookをやってないんでアレですが、要するに「盲導犬虐待許せん!」とボタンをポチリすると、自分の持っている情報が見知らぬ人に提供されているということですね。これ怖いのは、自分の情報だけではなく友達の情報なども伝わっているということでしょうか。

一部携帯アプリなどで、電話帳情報に勝手にアクセスできるタイプのものがありますが、自分が気をつけていても親兄弟や友人がその辺のセキュリティ意識に無頓着だと、そちらから自分の情報が漏れている……なんてこともありえるわけです。

SNS等を利用する際には、自分だけでなく他人の情報も預かっている、という意識をもっと強く持ったほうがいいのかもしれません。また、携帯電話を落とせば、大量の電話帳データが誰かのもとに伝わるかもしれないわけで、「個人情報を入れたストレージを持ち歩いている」のと大して変わりません。そう考えると今は、誰もが「ぷちベネッセ」になる可能性がある時代なのです。ホントにこれ、怖いことですよね。

Purple Softwareさんがライブやるらしい。

Purple Softwareさんが1stライブを実施するようです。

 ▼「Purple Software 1st.Live

purple_live

会場は、ディファ有明。日時はコミケ初日。うわー。狙いすぎでしょうこれは……。比較的大きめのハコなので、チケット手に入ることを祈りつつ応募したいと思います。

 ▼「チケット受付はここ

プレミアムチケットは抽選らしいです。一般・立ち見であわせて1000席くらいですか。倍率が読めないけど、結構な数なので入れると良いなぁ。『WA2』のときとかヤバかったですからね。でも、転売屋の参入とか考えるとそんな簡単でもないんだろうなぁ。

「あると!」の曲とか来るのかわかりませんけど、Purpleさんの曲は好きなものが多いので楽しみ待ちたいと思います。

「信者」のススメ

エロゲーやってると時々、「信者」ということばが出てきます。ライター信者、ブランド信者……etc。ここで言う「信者」というのは、それが好きで無条件に買う人、みたいなニュアンスだと思っていたのですが、先日友人たちと話をしていて、「「信者」は批判をするのか?」みたいな疑問が出てきました。

私は常々、「信者だからってなんでもかんでも全肯定ということはなくて、ダメなものはダメというのが(ちゃんとした)信者なんじゃないの」みたいな風に思っていたのですが、別の友人が言うには、「そんなのは信者ではなくてファンである。信者というのは全部鵜呑みくらいのヤツを言うんじゃないのか」と。

その後あれこれ盛り上がったんですが、結論としては「どっちでも良いのかもね」みたいな感じに落ち着きました。

その時、ちょっと話題にしたのは、「信者」を「忠誠」に置き換えてみるとわかりやすいかもしれないね、と。たとえば、三國志をもとにした『蒼天航路』という漫画で、呂布の軍師をつとめた陳宮という男がいます。この漫画の陳宮はかなり忠義の人として描かれている印象でした。

呂布軍が下邳に籠城すると決めたとき、陳宮はその選択が愚かであると悟りながら、君主である呂布に従います。それは、呂布に惚れ込み、呂布が呂布らしくあることにこそ価値を見出していた陳宮の忠誠でした。

tinkyu00

tinkyu02
tinkyu03

滅びを悟っても、主君のやること、やりたいことを全力でサポートする。「信者」の話に置き直すと、私の友人が言っていたような、「全部鵜呑み」パターンにあたるかと思われます。

いっぽう、三國志つながりでいくと、対照的なのが袁紹配下の軍師、田豊。彼は曹操との決戦を前にした主君・袁紹の方針にことごとく異を唱え反対し、その結果疎まれて投獄されてしまいました。結果的には田豊の読みがあたり袁紹は大敗をするのですが、そのことで田豊が内心自分をあざ笑うであろうと考えた袁紹に殺されてしまいました。三國志の注釈者である裴松之は、「主君を誤ったがために忠節を尽くして死ななければならなかった」
と書いているそうです。こういう諫言コースも、また1つの忠誠のパターンであり、私の考える「ダメなものはダメ」という「信者」像に近いところがあります。

ただ、いずれにしても共通するのは、自分が惚れ込んだ(これと決めた)対象に最期まで付き合うということであり、またそれを自分の信念に基づいておこなっているというところ。陳宮にしろ田豊にしろ、何も考えずに主君のいうことを鵜呑みにするキャラだったらせいぜい「狂信者」か「太鼓持ち」ですし、単に不満症で主君に喧嘩売ってるだけの人物だったなら「アンチ」扱いだったでしょう。

そう考えると「信者」というのは、自分のある種の偏りを自覚しながら、どんなことがあってもその対象を見捨てない覚悟を決めた人、ということになるのかもしれません。少なくとも、批判をしたら「信者」じゃないとか、駄作を褒めるのは「信者」じゃないとか、そういう表面的な態度として簡単にあらわれる部分の問題ではないのかな、と。もし態度としてあらわれることがあるなら、それは最期のときだけでしょう。

ただまあもちろん、そういう態度が良いか悪いかは別問題ですけどね。
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
 ▼OYOYOの新着レビュー

ご意見、ご感想があればメールフォームからお寄せ下さい。面白かったよ! という時は、彼女に拍手してくれると喜びます。


記事検索
応援バナー(1)
シルキーズプラス A5和牛 『バタフライシーカー』

あけいろ怪奇譚
バナー(3)
AXL新作第12弾「恋する乙女と守護の楯~薔薇の聖母~」 2016年2月26日発売予定!
発売中応援作品
メールフォーム
Twitter
応援バナー(2)
『夏色ラムネ』を応援中!


もっと!孕ませ!おっぱい異世界エロ魔法学園!

情熱FX大陸