▼「恥辱の女騎士「オークの出来そこないである貴様なんかに、この私が……!!」」(ルネ)
異種姦凌辱は私の好むところであり、ファンタジー、特に女騎士恥辱系といえば三度の飯より大好きなわけですが、これはちょっと、「なにか違う」感じがするんですね。何が違うのか。キャラクターをよく見てください。
ヒロインのミルドレッド嬢。
巨乳を通り越して爆乳です。まあ、それはそれで全然構わないのですが、問題はこの鎧ですよ。たぶんこれが私の中で、「なにか違う」と思ってしまう原因。
参考として、姫騎士と言えばこの方、アンジェリカ姫に出てきていただきましょう。
『姫騎士アンジェリカ~あなたって、本当に最低の屑だわ!~』のアンジェリカ姫。
お分かりでしょうか。
そう、露出が少ないですよね。アンジェリカ姫のほうが。
姫騎士・女騎士凌辱モノ、特に「くっ、殺せ……!」から「いぐぅ」へと華麗に推移する恥辱快楽堕ち系のそれには、この露出度というのが個人的に重要だと思っています。何というか、防御力高そうじゃないとダメなんですよ。色んな意味で。
まず、羞恥心薄そうじゃないですか。「私は自分が女だと思っていない」とか言いながら、実はしっかり身体を隠しちゃってる恥ずかしがりやさんなのが良いんです。そのほうが恥辱プレイの味わいが増すじゃないですか。
次に、脱がす楽しみが減ります。はだけてない胸元をはだけさせることに、よろこびを感じないオークがいるだろうか、いやいない(反語)。最初からあんまりにも胸元ぱっくり空いてたら、これはなんか楽しみ半減なわけですよ。やっぱりそこは、がっちり守りを固めていて欲しいわけです。征服の醍醐味を味わいたいわけです。
ルネさんといえば『戦乙女ヴァルキリー「あなたに全てを捧げます」』とかがあって、この辺は清楚な凛々しさの中にかすかに漂う淫靡な雰囲気のバランスが絶妙で、非常にわかってる感じがしていたんですが、最近の、最初から露出ブーストかかって過剰に性的なキャラ造型には、あまり乗っかることができません。
『戦女神ヴァルキリー』のヒロイン。防御力高そうです。
他にも、Liquidさんから発売されている『魔将の贄2』のヒロイン、アーシスさんとかは、私の中では「わかってる」分類。
『魔将の贄2』アーシス=アンバルド。彼女は姫将軍。
やっぱり、ガード固い相手が恥じらいながら肌を見せていくのが良いんです。「こいつはなかなか面倒くさそうだ」という相手が快楽に堕ちていくのがたまらんのです。キャリアウーマン凌辱モノだったら、しっかりスーツ着込んでいてほしいのと同じ理屈です。たぶん。動きやすさを考慮して肩当てを外しているくらいならいいんですけど、胸元をがばっとあける意味は無いでしょと。道着姿の女剣士が、サラシも巻かず胸元をはだけていたら、うーんってなりませんか。
これが別に、苦痛系とかリョナとか、単なる凌辱の延長ならその辺は問題にしないんですけど、やっぱり「恥辱」がコンセプトである以上、その恥じらいを最大限に引き出す環境であってほしいなぁと。
エロゲーではないですけど、ロマ剣2(『ロマンスは剣の輝き2』、フェアリーテール)のリーナ嬢とか、あのガード固くてガチガチの娘さんが、敵にさらわれた挙句、裸同然のエロい下着に着替えさせられて生贄に捧げられそうになるから興奮するのであって、あれが最初からDQ3の女戦士みたいに、痴女まっしぐらな鎧着てるようなキャラだったら、あそこまでドキドキしないわけですよ。
…………まあ、完全に趣味の話になってしまいましたけど、とりあえずそんな感じで、いまいちピンと来ませんでした。このままだと見送りかな……。