連日の時事ネタ。
▼「「黒子のバスケ」、TSUTAYAから撤去 脅迫状届く」(朝日新聞DIGITAL)
-----引用開始-----
「黒子のバスケ」、TSUTAYAから撤去 脅迫状届く
2013年10月29日12時56分
レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は29日、人気漫画「黒子(くろこ)のバスケ」に関連するすべての商品を、全店舗の店頭から撤去すると明らかにした。全国にある1400店舗以上が対象で、11月3日までに撤去を完了する予定だという。
同社広報室によると、11月3日までに商品を撤去しなければ、客の生命、身体に危害を及ぼすという内容の脅迫状が今月15日に届いたためで、「脅迫状の内容と、これまでの他社の対応を総合的に判断して中止を決めた」という。
一方、三省堂書店、ジュンク堂書店、紀伊国屋書店にも脅迫状が届いたが、いずれも撤去はしないとしている。
TSUTAYA店頭から撤去されるのは、販売・レンタルしている漫画本やテレビアニメのDVD、CDなど。28日に撤去を決め、同日から順次、作業を始めているという。
「黒子のバスケ」をめぐっては今月15日、コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンに、関連商品の玩具つき菓子に毒を入れたという脅迫状が届き、同社が店頭から商品を撤去した。
-----引用終わり-----
一応事実関係としては、脅迫状自体は15日頃に届いていたもので、今回騒動になっているのはそれを受けて「撤去」が決定されたから。
うーん。『黒子のバスケ』は、2012年のコミケでも「脅迫」がおこなわれ、サークル参加や頒布物が禁止されるという事件がありました。今回は一般書店、しかも複数の全国チェーンが相手ですから、規模や影響を考えるとなんかエスカレートしてる感じが……。
[参考] ▼「コミックマーケット83における『黒子のバスケ』サークル・頒布物対応に関する緊急のお知らせ」
MSNニュースによると、今回の「脅迫」の内容は、「客に危害を加える」というものだったそうで、店舗にダメージを与えるとかでないところがいやらしい。
▼「「客に危害加える」と脅迫状…黒子のバスケ、ツタヤから撤去」(MSN産経ニュース)
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「客に危害加える」と脅迫状…黒子のバスケ、ツタヤから撤去
2013.10.30 07:17
週刊少年ジャンプ(集英社)に連載中の人気漫画「黒子のバスケ」の作者らに脅迫状が相次いで送られているが、今度はレンタルビデオ店も標的になった。レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は29日、「黒子のバスケ」に関連するすべての商品を全国の約1450店舗から撤去すると明らかにした。「撤去しないと客に危害を及ぼす」という内容の脅迫状が届いたためで、同社は「客の安全を第一に考えた」としている。(サンケイスポーツ)
作者への恨みからか、それとも愉快犯なのか。いずれにしても卑劣な犯罪だ。
CCCによると、脅迫状は15日、東京都渋谷区の本社に郵送で届き、「11月3日までに撤去しなければ、客の身体生命に危害を加える」などと書かれていた。同社はその日のうちに警視庁に相談し、脅迫状を任意提出。そのうえでレンタルや販売している単行本全24巻、アニメ版のDVD、CDなどの撤去を28日から始めた。11月3日までに完了させるとしている。
同社は撤去を決めた理由について「脅迫状の内容と、同じように脅迫状を送られた他社の対応を総合的に勘案し、客の安全を第一に考えた」とした。過去に脅迫によって店頭から商品を撤去したケースも「知る限りない」(広報担当者)という。被害額は定かではないというが、累計約2300万部を発行している単行本など人気作品の全商品の撤去は、大きな痛手だ。
一方、紀伊国屋書店、三省堂書店、ジュンク堂書店にも関連商品の撤去を求める脅迫状が同時期に届いたが、いずれも現時点では商品の撤去はしないとしている。
黒子のバスケをめぐっては、昨年10月、作者の藤巻忠俊氏(31)が在籍していた上智大学で、藤巻氏を中傷する文書が液体が入った容器に貼り付けられた状態で置かれているのが見つかった。この事件を皮切りに、関係先に脅迫状が次々に送りつけられた。
当初は藤巻氏に恨みを抱いていることを記した内容だったが、その後はイベント会場などにイベントを中止するよう要求する内容に変化。脅迫はさらにエスカレートし、今月に入るとコンビニエンスストア大手の「セブン-イレブン・ジャパン」や報道機関などに「(黒子のバスケ関連の)菓子に毒を入れた」とする脅迫文が届き、セブン-イレブンは店頭から菓子を撤去した。
警視庁捜査1課は威力業務妨害容疑で捜査しており、一連の事件が同一犯によるものかなど調べている。
-----引用終わり-----
実際TSUTAYAに届いた脅迫状の中身については、月刊『創』の編集長・篠田博之氏が何度かに分けてものすご~く詳しい記事を書かれていますので、気になる方はそちらをご参照ください。本文内容の写真もアップロードされています。一応篠田氏の記事を参照しつつ要約すると、「今年度の明治節の翌日」(11月4日)までに「黒バス」関連のアイテムを撤去しないと、「火もしくは銃弾で処罰する」、「あるいは客を巻き込む形で危害を加える」というもののようです。
▼「「黒子のバスケ」、TSUTAYAから撤去 脅迫状届く」(朝日新聞DIGITAL)
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「黒子のバスケ」、TSUTAYAから撤去 脅迫状届く
2013年10月29日12時56分
レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は29日、人気漫画「黒子(くろこ)のバスケ」に関連するすべての商品を、全店舗の店頭から撤去すると明らかにした。全国にある1400店舗以上が対象で、11月3日までに撤去を完了する予定だという。
同社広報室によると、11月3日までに商品を撤去しなければ、客の生命、身体に危害を及ぼすという内容の脅迫状が今月15日に届いたためで、「脅迫状の内容と、これまでの他社の対応を総合的に判断して中止を決めた」という。
一方、三省堂書店、ジュンク堂書店、紀伊国屋書店にも脅迫状が届いたが、いずれも撤去はしないとしている。
TSUTAYA店頭から撤去されるのは、販売・レンタルしている漫画本やテレビアニメのDVD、CDなど。28日に撤去を決め、同日から順次、作業を始めているという。
「黒子のバスケ」をめぐっては今月15日、コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンに、関連商品の玩具つき菓子に毒を入れたという脅迫状が届き、同社が店頭から商品を撤去した。
-----引用終わり-----
一応事実関係としては、脅迫状自体は15日頃に届いていたもので、今回騒動になっているのはそれを受けて「撤去」が決定されたから。
うーん。『黒子のバスケ』は、2012年のコミケでも「脅迫」がおこなわれ、サークル参加や頒布物が禁止されるという事件がありました。今回は一般書店、しかも複数の全国チェーンが相手ですから、規模や影響を考えるとなんかエスカレートしてる感じが……。
[参考] ▼「コミックマーケット83における『黒子のバスケ』サークル・頒布物対応に関する緊急のお知らせ」
MSNニュースによると、今回の「脅迫」の内容は、「客に危害を加える」というものだったそうで、店舗にダメージを与えるとかでないところがいやらしい。
▼「「客に危害加える」と脅迫状…黒子のバスケ、ツタヤから撤去」(MSN産経ニュース)
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「客に危害加える」と脅迫状…黒子のバスケ、ツタヤから撤去
2013.10.30 07:17
週刊少年ジャンプ(集英社)に連載中の人気漫画「黒子のバスケ」の作者らに脅迫状が相次いで送られているが、今度はレンタルビデオ店も標的になった。レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は29日、「黒子のバスケ」に関連するすべての商品を全国の約1450店舗から撤去すると明らかにした。「撤去しないと客に危害を及ぼす」という内容の脅迫状が届いたためで、同社は「客の安全を第一に考えた」としている。(サンケイスポーツ)
作者への恨みからか、それとも愉快犯なのか。いずれにしても卑劣な犯罪だ。
CCCによると、脅迫状は15日、東京都渋谷区の本社に郵送で届き、「11月3日までに撤去しなければ、客の身体生命に危害を加える」などと書かれていた。同社はその日のうちに警視庁に相談し、脅迫状を任意提出。そのうえでレンタルや販売している単行本全24巻、アニメ版のDVD、CDなどの撤去を28日から始めた。11月3日までに完了させるとしている。
同社は撤去を決めた理由について「脅迫状の内容と、同じように脅迫状を送られた他社の対応を総合的に勘案し、客の安全を第一に考えた」とした。過去に脅迫によって店頭から商品を撤去したケースも「知る限りない」(広報担当者)という。被害額は定かではないというが、累計約2300万部を発行している単行本など人気作品の全商品の撤去は、大きな痛手だ。
一方、紀伊国屋書店、三省堂書店、ジュンク堂書店にも関連商品の撤去を求める脅迫状が同時期に届いたが、いずれも現時点では商品の撤去はしないとしている。
黒子のバスケをめぐっては、昨年10月、作者の藤巻忠俊氏(31)が在籍していた上智大学で、藤巻氏を中傷する文書が液体が入った容器に貼り付けられた状態で置かれているのが見つかった。この事件を皮切りに、関係先に脅迫状が次々に送りつけられた。
当初は藤巻氏に恨みを抱いていることを記した内容だったが、その後はイベント会場などにイベントを中止するよう要求する内容に変化。脅迫はさらにエスカレートし、今月に入るとコンビニエンスストア大手の「セブン-イレブン・ジャパン」や報道機関などに「(黒子のバスケ関連の)菓子に毒を入れた」とする脅迫文が届き、セブン-イレブンは店頭から菓子を撤去した。
警視庁捜査1課は威力業務妨害容疑で捜査しており、一連の事件が同一犯によるものかなど調べている。
-----引用終わり-----
実際TSUTAYAに届いた脅迫状の中身については、月刊『創』の編集長・篠田博之氏が何度かに分けてものすご~く詳しい記事を書かれていますので、気になる方はそちらをご参照ください。本文内容の写真もアップロードされています。一応篠田氏の記事を参照しつつ要約すると、「今年度の明治節の翌日」(11月4日)までに「黒バス」関連のアイテムを撤去しないと、「火もしくは銃弾で処罰する」、「あるいは客を巻き込む形で危害を加える」というもののようです。