よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2013年07月

ad:libさんの新作の話とか

『ボクラはピアチェーレ』などでお馴染み、ad:libさんの新作の情報が公開されました。

第三弾作品のタイトルは、「ドコのドナタの感情経路」。絶賛制作進行中のようです。

公式サイトはこちら

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第三弾作品「ドコのドナタの感情経路」制作進行中!

お伽噺系青春ラブコメディ「ドコのドナタの感情経路(かんじょうるーと)」。
作品紹介ページは只今準備中です。
続報お待ち下さい。
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データは以下のとおり。

原画・キャラクターデザイン Moo℃団
構成・脚本 後里歩、毘沙素
音楽制作 i.o.sound
制作 アドリブ
製作・販売 ホビボックス

ad:libさんは『ボクラはピアチェーレ』がとても気に入っているし、『アオリオ』もそんなに悪くなかったので、今作も期待したいところです。特に音楽関係は、私のような素人でも「おお……」と思う曲が多く、雰囲気にもマッチしていてナイス。

「お伽話系青春」というのが何のことやらよくわかんないものの、とにかく「青春」をコンセプトにする、というのはブレないですね……。過去2作品が、何とは言いませんけれどアニメ・ラノベから多大な影響を受けている感じがあるので、その流れとタイトルから、『ココロコネクト』をリスペクトした、精神入れ替わりのような内容になるんじゃないかな~、などと想像しております。

なにはともあれ、詳細の発表を楽しみに待ちたいところです。

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真夏の袖

暑い日が続きますね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

私は毎日アホのようにがぶがぶ水を飲み、お腹を下し、食欲をなくし、汗は出るので水を飲み、ますます食欲がなくなり……という悪循環を続けております。

夏になると困るのが、服装。私服は適当でも良いんですけど、フォーマルな格好に迷います。最近はどこもクールビズOKというか推奨であるにしても、どこまで崩していいか、とか。あと、クールビズはちょっと気を抜くと、すぐだらしない格好に見えちゃうという欠点も有る。

結局私は、長袖のシャツを腕まくりしていることが比較的多いです。利点はいくつかあって、まずフォーマルな場にも対応しやすい。次に、日差しが強いときに一応日光をシャットアウトできる(私は肌が弱いので、焼けるとちょっと面倒なのです)。また、冷房がガンガン効いた場所では袖をもとに戻すと、多少冷気が緩和される……というわけです。

ただ、腕まくりは多少不恰好だし、どんなもんかなぁと悩んでいたらこんな記事を見つけました。

長袖シャツ、まくって着用」(読売オンライン 2013年7月16日)

以下、例の如くのデリート対策で少し引用します。

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 夏の仕事着に「クールビズ」スタイルが定着してきました。スマートに着こなすのは意外と難しいもの。3回にわたり、男性向けの服の選び方、着こなし方を紹介します。

 まずは、シャツ。半袖よりむしろ、長袖シャツの袖をまくって着ることを薦めます。夏しか着ない半袖より、上質な長袖を通年着用した方が経済的です。素材は綿100%のものが、汗をかいてもベタつきにくく、快適です。洗濯がしやすい形態安定加工のシャツを選ぶ人がいますが、ポリエステル混紡で汗がベタつきやすいため、夏にはあまり向いていません。

 鹿の子地の長袖のポロシャツもお薦めです。首回りに襟の立ち上がりを作る台襟がつき、袖口にカフスがついているタイプです。アイロン不要で、ジャケットを羽織ってもしっくりきます。一般的なポロシャツより、きちんとした印象になります。

 スラックスはウール100%の素材のものがいいでしょう。暑いと思われがちですが、夏用の薄いサマーウールなら、吸湿性、速乾性に優れ、意外にさらさらした肌触りです。シワもとれやすいのが特徴です。汗をたくさんかくので自宅でスラックスを洗いたいという人は、ポリエステル混紡の洗濯可能なタイプのものを選ぶといいでしょう。

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どうやら、腕まくりもきちんとやりゃファッションとして認められるようで、ありがたい話。まああんまりだらしなくまくるのは良くないんでしょうけど。

あと、さらっと書いてある「素材は綿100%のものが、汗をかいてもベタつきにくく、快適です。洗濯がしやすい形態安定加工のシャツを選ぶ人がいますが、ポリエステル混紡で汗がベタつきやすいため、夏にはあまり向いていません。」というのは完全に同意。ポリエステル入ってるとべたつく貼り付くで、個人的にはいいこと無しだなーと思ってます。最近はTシャツで綿100じゃない「サラッと感」をウリにしたものが増えましたが、あれは逆効果だよなぁと。

カジュアルな格好の時も、半袖にこだわらず、長袖を腕まくりで出かけていいのかもしれません。今度から場合によってはそうしようかな。

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これはひどい、選挙の話

あんまりこういうことを書くつもりも無かったのですが、ひっどい記事をみかけたので。

ハフィントンポストのこの記事。 
三宅洋平氏、なぜ17万票獲得で落選? 参院選挙制度への疑問広まる」(2013.07.23)

先日行われた参院選で、緑の党から立候補した音楽家の三宅洋平氏が、17万を超える票を集めたのに落選したことをもとにして、「民主的な選挙」のあり方について問題提起をしているのですが、素人の私でも首を傾げたくなる内容。ちょいと引用します。

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三宅氏の得票数は17万6970票で、これは当選した自民党の渡邉美樹氏の10万4176票や、丸山和也氏の15万3303票より多い。社民党で唯一当選した同党幹事長の又市征治候補の15万6155票よりも多かった。得票数が多いのになぜ落選なのか。これは、2001年から参議院の比例区では「非拘束名簿制」という制度を採用しているからだ。知恵蔵2013には、次のように書かれている。

非拘束名簿式では、政党は当選順位を決めずに候補者リストを提出し、有権者はそのリストの中から候補者を選んで名前を書くか、もしくは政党名を書いて投票する。政党の総得票数は政党に投ぜられた票と候補者に対する票を足したものである。(コトバンクより)

つまり、政党名での得票と個人名の得票の合計で、各政党の当選者の人数がまず決まる。その上で、個人名の得票が多い人から順に当選するというシステムなのだ。しかし、緑の党は政党名と全候補者の名前を合わせても45万7862票。辛うじて1人を当選させた社民党の125万5235票の半分以下だったため、当選できなかったというのが真相だ。しかし、この制度自体が「大政党に有利な制度だ」と、ネット上では参議院の選挙制度に疑問を呈する声が広がっている
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(強調はOYOYO)

以上です。高校で「政経」をかじった人なら、「あれ?」と思うのではないでしょうか。

まず、「得票数が多いのになぜ落選なのか。これは、2001年から参議院の比例区では「非拘束名簿制」という制度を採用しているからだ」という部分。ここは、相当分かりにくい書き方になっていると思います。投票システムなんてよう知らんわ、という方のために、少し端折りながらではありますが、説明してみましょう。

▼非拘束名簿式
非拘束名簿式というのは、比例代表制度の中のシステムのひとつ。政党の得票数に応じて議席を各政党ごとに割り振った後で、各政党内の個人得票数に応じて当選者を決めます。

これだけだと解りにくいかもしれませんので、衆議院総選挙で採用されている「拘束名簿式」と比較してみましょう。比例選挙と選挙区選挙の違いがわからん、という人はごめんなさいですがググってください。

「拘束名簿式」というのは、投票前にあらかじめ当選する順番が決まっている比例選挙の方式だ、と思って頂ければOKです。比例というのは政党が獲得した票数に応じて議員の議席を分配するシステムですが、その時「どの党に何議席いけば、誰が当選するか」が公示されているわけですね。

たとえば、エロゲー党が次のような「名簿」を作成したとします。

1位 :伊頭遺作
2位 :ランス
3位 :伊藤誠
4位 :丸城戸サド
5位 :ダークス

で、エロゲー等が2議席を獲得した場合、遺作さんとランスさんが当選して、残り三人は落選する、というわけです。本当は重複立候補とかもあってもうちょっと複雑なシステムなんですが、今回は「非拘束名簿式」が本命なので、概ねこんな感じでOKだということにさせてください。

で、参議院で採用されている「非拘束名簿式」というのは、「非」拘束、ということばからも分かる通り、名簿を予め決めない方式です。じゃあどうやって順位付けがされるかというと、個人の得票数をカウントして、その順位にあわせて議席を割り振るんですね。

投票したことのある方はお分かりでしょう。参議院と衆議院では、比例の投票の方式が違います。衆議院の比例は政党名しか書いてはいけないのに対し、参議院では政党名か個人名、どちらを書いても構わないということになっています。

これも具体例を示してみましょう。以下、A党、B党、C党から3人ずつが比例に立候補したと考えて下さい。A党(100)というのは、「A党」に入った票が100票ということです。

[例] 5議席を分配
A党(100) 一宮(5) 二宮(10) 三宮(3000)
B党(500) 松田(10) 竹田(90) 梅田(30)
C党(2000) 甲田(100) 乙田(1000) 丙田(1500)

A党の総得票数は、100+5+10+3000=3115票。
B党の総得票数は、500+10+90+30=630票。
C党の総得票数は、2000+100+1000+1500=4600票。

これを「ドント式」と呼ばれる平均算出法にもとづいて計算し、議席を割り振ると、A党:2議席 B党:0議席 C党:3議席 という分配になります。「非拘束名簿式」というのはここから、A党であれば個人得票の順に、三宮氏と二宮氏が当選し、一宮氏は落選する、というシステムのことを言います。

要するに、熱烈に応援したい個人がいる場合はその人に投票すれば良いし、特に応援したい人はいないけどある政党の政策に信頼を置いている人は党に投票する。逆に、党の政策には賛成だけどその党から嫌いな人が立候補している場合は(たとえば今回であれば、自民党には入れたいが渡邊美樹氏には入れたくない、など)、そのメリット・デメリットを比較し、自分で投票先を決定できる。

以上が、「非拘束名簿式」のちょっとだけ詳しい説明になります。

▼ハフィントンポストの分かりにくい記事
で、ここまで理解すると「非拘束名簿式という制度を採用しているから」三宅洋平氏が落選した、というのが「なぜ?」と意味わからなくなるのではないでしょうか。直接には因果関係が見えませんよね。

おそらくこれは、相当内容を補って考えないといけない部分だと思います。

記事で言及されているのは、上の例で言えば、B党の竹田氏は二宮氏より個人得票数は多いのに落選しているのがおかしい、という話です。本当におかしいかどうかはおいときまして。

つまり、ライター氏が言わんとしているのは、こういうことです。
①個人で大量得票している候補者がいる。 (この場合三宅氏)
②その候補者は、個人得票数が当選した候補より多いのに落選した。 (渡邊氏らとの比較)
③個人得票数と当選結果がズレるのは、政党への投票と個人への投票が合さる制度のせいだ。
④その制度の名は「非拘束名簿」制である。

当選した候補者より得票数が多い三宅洋平氏が落選したのは、民意が反映されていない。彼より得票が少ない候補者には、党に入った大量の票が結果的に回ってきているから当選したのだ。これでは、大きな政党がバックについている候補者ほど有利ではないか――ハフィントンポストの記者氏はおおむねこんな感じのことを言ってるのではないかと想像します。

こう解釈すれば、「得票数が多いのになぜ落選なのか。これは、2001年から参議院の比例区では「非拘束名簿制」という制度を採用しているからだ。」という文はなんとか理解できるでしょう。

しかし、これをもって三宅氏の落選は「民意を反映していない」かのような論調で書いてみたり、あるいは「「非拘束名簿式」は大政党に有利」のようなことをのたまうのは、明確におかしいのです。

▼記事への批判
まず、比例代表制というのは、本来「政党」に対して議席を割り振るものです。その点で、個人を選ぶ選挙区制とは異なっている。「非拘束名簿式」で個人名を書くのは、あくまで政党に対する信任を得た後の、その政党内部での争いのためです。

だから、ライター氏が挙げている、三宅氏個人の得票数が「社民党で唯一当選した同党幹事長の又市征治候補の15万6155票よりも多かった。」というのは事実ではあるおのの、三宅氏が又市氏より人気だったということを、単純には意味しないわけです。なぜなら、「社民党」という党名を書いた人は勿論、社民の他の候補の名前を書いた人も、大前提としてまず(三宅氏よりは)社民党に議席が行って欲しいと思っていたわけですから。つまり、125万5235票が又市氏のバックについているとも考えられるんです。

こういうことを言うと「いや、純粋に三宅氏だけを応援している人が17万人もいたのだし、個人に投票するつもりで入れた人を無視するのはよくない」とか言われそうなのですが……。それについてはハッキリと断言しておきます。ンなもん、投票のシステム知らない人が悪いです。第一、17万票ってさも多いように言われてますけど、選挙区の当選者の得票数見れば、そんな多くないんですよ。

今回の選挙区の当選者の得票数を見ると、鳥取の舞立さんが16万票、高知の高野さんが16万票、徳島の三木さんが18万票。島根の島田さんが20万票、激戦と言われた岩手の平野さんが24万票。当選ラインが10万票台の選挙区は片手で数えるほどしかありません。「純粋な個人票」として見た場合、三宅洋平氏が当選できそうなのは、高知か鳥取。それもどちらも県内だけから16万人なのに対して、三宅氏は全国で17万ですから、言うほど大人気でもないです。30万票くらい一人で獲っていたらさすがにちょっと凄いかもしれません。

▼比例は大政党に有利なのか
そして根本的な問題として、比例が大政党に有利か否かという話。

これは、普通逆ですよね。

A党を見ていただければお分かりの通り、党内に一人、大量に票を集める「客寄せパンダ」がいるだけで、他の候補者も当選することができます。つまり、比例代表制というのは、政党の力よりも個人の力が活きやすい選挙方法なのです(だから、タレント議員が担ぎ出される)。

もちろん、資金や情報量などで大政党が有利というのはあるでしょう。あるいは、もっと大政党と小政党の差が出にくい、うまい平均算出方法はあるのかもしれません。しかし、現在行われている、日本の他の選挙制度(小選挙区制や大選挙区制)と比べたとき、もっとも政党の力の差が出にくいのは、やはり比例。

政経の授業などでもやることですが、比例代表制というのは大政党に有利な「小選挙区制」に対抗して、当時の野党が(つまり小政党連合が)オプションとして付け加えた制度です。それが、単純に「大政党に有利」なワケがないじゃないですか。

比例が小政党にとっていかに有利かということは、選挙区で惨敗した社民であっても、又市征治氏が何とか比例で当選していることから明らかでしょう。本当に比例が小政党にとって不利なら、社民当選しないよね……。

で、そういう基本を押さえた上で、なお「大政党に有利だ」と論拠をあげて主張するなら、これ新しい視点ないし興味深い知見の提示ということになる。実際、ドント式以外の平均算出方式を紹介し、現在日本がドント式を採用していることを批判する人は見かけます。ただそれなら、「比例が悪い」という言い方はしないはずですよね。あくまで比例選挙は維持したままで、計算方法を変えるという話なんですから。

実際、この人が拾ってきてる「ネット上」の「参議院の選挙制度に疑問を呈する声」とやらは、まったくそんな気配がありません。単に制度の基本を押さえていない無知に由来する誤解か、根拠なき印象論か、政府を批判するためにわざとやってる確信犯かのどれかです。(そもそも何と比較して「大政党に有利」なのか書いてないので、私の批判が的を外している可能性はあるのですが、それなら比較対象を書いてもらわないと話になりません)

ライター氏としても、「選挙制度がおかしい」「大政党に有利だ」「自民党の圧勝は民意を反映していない」みたいな結論を匂わせることができれば、何でも良かったんじゃないかなぁという感じがする。これが素人ならまだしも、プロの報道機関がやることじゃないよなぁ、とちょっと残念。

あとどうでもいいけど、「非拘束名簿式」が正式名称であって、「非拘束名簿制」という表現は滅多に聞かないんですが、どうなんでしょうね。

▼他の人の反応とか
で、こういうこと指摘している人いないんかいなと思っていたら、kojitakenさんという方が、私以上にはっきりした内容を、簡潔にブログに書いておられてました(こちら)。ってか私より明らかによくご存知っぽいので、、kojitakenさんの記事をご覧になったほうが良いかも。17万票で当選できる選挙区はありますけどね。

この方も書いておられるとおり、本当に怖いのは、こういういい加減で適当な記事が配信されているということもさることながら、それを批判的に読解せず、鵜呑みにする人があまりに多いということのほうでしょう。「大政党批判」を行うために、論拠はそれらしければなんでもいい、と考えてしまう、自分に都合の良い理屈だけを選びとって自己反省しない態度です。

結局、政治がいまいち上手く回らないのも、マスコミが国民をナメ切った記事を書いてのうのうとしていられるのも、それを受け取る側が適切なリテラシーを持たないからだ、という側面は、全てではないにしろあるのでしょう。

私たち「若い世代」は、少子高齢化のせいで人数では勝てないんだから、もっともっと知識をつけて、「量より質」で上の世代と政治的に渡り合っていくしか無い。その部分だけは割とマジで、頑張って行きたいなぁと思っています。

まあ偉そうに言って、私もあんまりよくわかってなかったりするんですけどね。いい加減な知識振り回してる感もあるし……ハハハ(笑いごとじゃない)。

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レビュー:『瞳の烙淫3 ~双眸の洗脳調教~ 』

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タイトル:『瞳の烙淫3 ~双眸の洗脳調教~ 』(WendyBell/2013年6月28日)
原画:金目鯛ぴんく
シナリオ:charon、須々木鮎尾、卯月一葉、髪ノ毛座
公式:「瞳の烙淫3」OHP
定価:8800円
評価:D (A~F)

関連
批評空間投稿レビュー (ネタバレ無し) ※外部リンク

※具体的な長文感想・内容紹介は、批評空間さまにて投稿しております。



▼評価: コンセプトがややパンチに欠けるか
正直いまいちでした。やってることはこれまでと大きな違いがあるわけじゃないし、相変わらず金目鯛ぴんく先生の絵は抜けるし、実際私も何回かオカズにしたんですけど、まあそれ止まり。ヒロインのタイプやシチュエーションを器用に入れ替えていて、表面的な新しさは演出できているんですが、内容的にこれまでのシリーズをどこかで超えているかというと疑問。単体として見ても押し出しが弱く、「ただダラダラ陵辱してるだけ」の、残念な内容でした。もちろん絵柄やシチュが好みに合えばワンランク・ツーランクあがるのは抜きゲーですから当然でしょうが、数多ある催眠調教ゲームの中で、これを選ばねばならぬ、というだけのパワーは持ち合わせていないと思います。

▼雑感
「瞳」に宿る力を使って主人公がヒロインたちを支配していくシリーズの第三弾。今回は正統派の催眠能力でしたが、桁外れに強い力でした。それだけに、主人公が明確な意図をもって能力を使わない本作は、単に能力に振り回されているようにしか見えなかった。

かといって宗也(主人公)がハメを外して暴れまわる爽快な話になっているでもなし、場当たり的に能力を使っているようにしか見えません。ストーリーが弛緩しているせいで、陵辱のほうもモチベーションがあがらず、作業的にキャラを犯すだけになってしまいました。

Hシーン自体は主に数の面で強化されているし、前回やや不評だったと予想される、各キャラの個別ルート問題(前回はほとんどのキャラに個別ルートがなかった)も解消されている。また、キャラ自体は結構魅力的だし、シチュエーションもバラエティがあって悪くはないだけに、もったいない感じがします。

シリーズのファンとしては少し寂しい出来。次回に期待ですね。


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『恋咲く都に愛の約束を』と『戦刃乙女』の発売記念サイン会に行ってきた話

本日は、久しぶりに秋葉原でpomさんと合流。

珈琲貴族さんのサイン会に並んだのですが……。その帰りに、2013年7月26日に発売されたHeartsさんの新作、「こいそく」こと『恋咲く都に愛の約束を』のサイン会が実施されるということを教えて頂きました。

「こいそく」は、昨日まで全くノーチェックで買うつもりが無かったのですが、パッケージの絵があんまりにも魅力的だったので衝動買い。

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「こいそく」パケ絵。眼の色も含めて補色を取り入れた、鮮やかかつさわやかな配色が見事。

11時からの配布だったので10時45分くらいに現地に向かったところ、30分くらいから列形成が始まっていたようで、かなり後ろの方に。私はギリギリで整理券をもらえたのですが、私より更に少し遅れたせいで、私に情報を教えてくれたpomさんの前で整理券が切れてしまうという悲劇に……。100入ると思っていたら、70人だったんですね。キツイワー。

まあそこで「じゃあ私のぶんを差し上げますんで行って下さい」などとは言わず、「ごめんなさいね」と言いながらちゃっかりイベントには自分が行くのが私です。18時からの「第三部」に参加してきました。(一部と二部については「オフィシャル告知」参照)

会場はソフマップ1号館の7F。サインをしてくださるのは、「こいそく」の原画を担当された、なつめえり先生とうらび先生。そして同日『戦刃乙女』を発売なさったでぼの巣製作所のメイン原画家・山本和枝先生の三名。豪華です。

スタッフさんも作家のみなさんも砕けた感じで、始終和やかムードでイベントは進行。サインの時にひとりひとりのユーザーと、割りと長く話をしてくださいました。

私はなつめえり先生に、「パッケージがすごく良かった」とお伝えしたところ、今回のパッケージはえり先生がはじめて一からデザインされたのだとおっしゃっていました。パケ絵とかって絵師さんじゃなくてメーカーの人から指定が来ることが多いので、うまくいって良かったです、とのこと。

私には細かい傾向とかわかりませんが、メーカーさん視点と作家さん視点だと、やっぱり色合いやキャラの配置なんかは変わってくるんでしょうかね。

うらび先生には、オススメキャラをうかがってみたのですが、「お姉さんキャラが大好きなんです」というお話。このラインアップだと 一色ヒカル 藤多このみさんですかね、たぶん。

山本先生には、ファーランドシリーズからの熱い思いをぶつけようとして微妙に失敗。その節は失礼いたしました。

そんなこんなでサインを頂いて会は終了。帰り道で大雨に遭って酷いことになりかけましたが、色紙だけは雨から守り抜きました。

ともあれ、お忙しい中時間をとってくださった三先生、企画してくださったメーカーの皆さん、ありがとうございました。楽しいイベントでした。できれば次回はもうちょっと整理券の枚数を増やすのも考慮にいれて欲しい……。

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スク水洗車

ねとらぼさんの、「スクール水着の女子が車を洗ってくれる「スク水洗車」サービス、秋葉原に登場」という記事を読みまして。いやあ、この発想は無かったっていうかバカですねえ。(褒めてます)

公式サイトは「こちら」。 (※外部リンク)

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これは車も大喜びかと思いましたが、よく考えたら車は人間の女の子に洗ってもらっても嬉しくないですね。女の子に洗ってもらって喜ぶ人間の心理を考えると、むしろ車に洗ってもらえるシステムこそ至高なわけで、「洗車カー」という他の車を洗う車を作ってみたらどうなんだろうと。これ最強という気がします。

なおこのサービスは、7月25日から8月30日までの夏休み特別企画だそうで、現在絶賛予約受付中。お値段は、1台1万円(ツーショットチェキ1枚・ワンドリンク・認定証付き、所要時間は30分)。場所は「千代田区神田須田町2-21 S3倉庫」。

洗車を考えておられる方は、試してみてはいかがでしょうか。ってか、レポート期待したいです。車持ってたら行ってみるんだけどなぁ……。

とか言ってたら、レポート出てました。

【超速報】本日オープン「スク水洗車」に行って来た…っっ【アキバの夏の風物詩】

ああうん、別に行かなくてもいいかな……(手のひら返し)。いやべつに、スク水幼女を期待してたとかそういうわけじゃないですよ。ただ、フツーに磨き方がプロの仕事じゃないっぽいので。あと、スク水に名札ついてないし。

スク水洗浄実行委員会公式イメージキャラクターの須田ちゃんはちょっとかわいいけど。

そういえばスク水といえば、これを思い出します。

妹のスク水を発掘したんだけど」(ももんがニュース速報)

全国の妹さんは、自分のスク水がいつの間にかお兄ちゃんに着られているかもしれないと、頭の片隅に留めておくことをオススメいたします。

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レビュー:『どらぺこ! ~おねだりドラゴンとおっぱい勇者~』

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タイトル:『どらぺこ! ~おねだりドラゴンとおっぱい勇者~』(ALICESOFT/2013年6月28日)
原画:八重樫南
シナリオ:よーいちろー
公式:「どらぺこ!」OHP
定価:7500円
評価:B (A~F)

関連
批評空間投稿レビュー (ネタバレ無し) ※外部リンク

※具体的な長文感想・内容紹介は、批評空間さまにて投稿しております。



▼評価: 優等生的な作品
フルプライスというには安く、ミドルプライスというには高い、なんとも中途半端な価格ながら、お値段以上には楽しみました。ギャグ、シナリオ、エロと、どこから切っても隙が無い。惜しむらくは、手堅くまとまりすぎて突き抜けたところが無かった点でしょうか。


▼雑感
基本を押さえつつも、それだけにとどまらない、いろいろな工夫やアイディアを盛り込んだ一本。しかもそれを破綻させることなくきっちりまとめており、見事という他はありません。

やっぱり、見た目からして力ありますもんね~。パッケージはこの時期に相応しい青ベースで配色が上手。ショップで並んでた箱の中ではかなり目立っていました。

絵師にいま勢いのある八重樫南さんを起用したり、金髪キャラを消して最近流行りと評判の銀髪キャラをメインに持ってくるあたり、マーケティング・リサーチもしっかりしてるんだろうなぁというのが見て取れます。

プレイアビリティを非常に考慮したシステムも好感触。セーブを開く必要が無いので、ゲーム中無駄な中断感を味わわずに済みました。すごろく形式でイベントを選択するゲームスタイルは、辞めたいときにはいつでもすぐやめられるし、しばらく時間を開けて続きをしても、前の話をいつでも呼び出せるという点でとても親切。

内容も、単なるバカゲーかと思いきや、なかなか読ませるシナリオでびっくり。王位をめぐる手に汗握る陰謀劇や、世間知らずの王子が「現実」を知りながらもまっすぐに成長していく様子がしっかりと描かれています。

ヒロインも皆キャラが立っていて、また見せ方が巧い。表面的な態度と内に抱える悩みのギャップで最初のイメージを揺さぶりながら、物語の中でキャラを再構築していきます。セキエイとか最初は微妙に感じていたけど、最後はどの娘もすごく魅力的になっていました。

このクオリティの作品ならマッタク文句無し。肩の力を抜いて楽しめる、優秀なエンタメ作品です。

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レビュー:『魔法剣姫アークキャリバー ~魔族降誕~』

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タイトル:『魔法剣姫アークキャリバー ~魔族降誕~』(Triangle/2013年6月28日)
原画:斎藤なつき、夕暮ぱいろ
シナリオ:反事象桂林
公式:「アークキャリバー」OHP
定価:8800円
評価:B (A~F)

関連
批評空間投稿レビュー (ネタバレ無し) ※外部リンク

※具体的な長文感想・内容紹介は、批評空間さまにて投稿しております。


▼評価: 老舗メーカーの新機軸?
いや、非常に良かったです。今風にいうと、チョベリグって感じ? みたいな。正直前作『エクストラステージ』のときはもうダメかとも思っていたんですが(レビューは《こんな感じ》に書いてましたけど)、見事に復活。『セイクリッドグラウンド』以降、「魔法戦士」を含めた作品の中でもトップクラスじゃないでしょうか。相変わらず一歩物足りないのはご愛嬌。あと、ディスクレスは諦めました。もう好きにしてェ……。

▼雑感
批評空間さんへのレビューで書いたとおり、塗りの変化やシチュエーションの変化が目立ちました。

具体的に向こうで触れた部分を示すと(画像表示できるのはブログのいいところですね!)、たとえば瞳だとこんな感じ。ハイライトがはっきりと小さくなっているし、瞳の塗りもだいぶ変わっています。肌の塗りもぱっと見で判りますよね。

フェアリーカノン  アークキャリバー
左が『フェアリーメイズ』のフェアリーカノン。右が本作のアーク・エテルナ。

あと、乳首がどうこうって言ってたのは、このシーンです。比較で『ヴァンパイアクルセイダーズ』の時の画像を載っけます。左側が『VC』、右が本作。

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©Triangle (画像はTriangle様OHPに掲載されているものです)

全然違いますね。まあこんな風に描かれてる乳首は本作でも2枚くらいだったんですが、それでもやっぱり、だいぶ印象が変わります。構図も、キャラ全体を見せようとするのではなく、局部にクローズアップするようなものが増えていました(上の絵のように)。

トータルで見ると、妊娠・産卵のようなハード陵辱要素を導入したことと、それによって変身ヒロインが下品になるのではなく、屈辱に耐える強さや気高さを際立たせ、かえって魅力的に見せることに成功しています。以前のソフト陵辱路線が良いという人も少なからずおられそうですが、そっちは「魔法戦士」でやってもらうとして、これはこれで良いでしょう。

たぶん、別ブランドの『MONSTER PARK』あたりで掴んだ客層をこちらにも流そうという試みではないかと想像するわけで、だとすればかなりイイ線行ってると思います。

Triangle本家の作品については、ちゃんとした感想だけじゃなくていろんなところで話題にしているんですが、個人的に不満なのは、シナリオ面の力がやや弱く、キャラに愛着がわきにくい点。『スイートナイツ』くらい続けば、じわじわと魅力が伝わってくるものの、最近の単発完結型だと、どうもテンプレ的なキャラクター像しか見えてこず、キャラに魅力を感じない。

この魅力というのはもちろん、「こいつを屈服させたい」という感じの魅力です。単にかわいいから好きでもいいんですけど、それは絵だけである程度足りているので、追加で欲しいのはバックボーンのほうですね。本作についても、その点は相変わらずでした。

ただ、シリーズを続けていけば将来的に伸びそうな気配はするので、是非ともラグノ先生(※本作の主人公です)にはイブリルとアークキャリバーの三人を使って人間界を支配、法剣を奪って返す刀で魔界を滅ぼし大魔王として君臨した後、異次元への門を開いて魔法戦士たちの世界へ侵略を開始し、メッツァー卿(※魔法戦士シリーズにでてくる主人公の一人)あたりと派手にドンパチやらかして欲しいと思っています。

いやぁ、期待も股間も膨らみますねぇ。

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VenusBlood-GAIA-が発表された話

九尾さんから新作、『VenusBlood-GAIA-』が発表されました。

----------参考リンク----------
・ 「9+2+3 blog」はこちら。

OHPはこちら。
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いやー、わくわくします。今度のシステムは拠点防衛型になるようです。「ABYSS」の後継という形ですかね。ABYSSがゲーム的にはかなり好きだったので、楽しみ。

キャラが全体的に可愛らしく、塗りがだいぶスッキリしたというか、綺麗な感じになってる気がします。ドロドロの触手陵辱もので、この系統は大丈夫なのかちょっと心配なところもありますが、いまんとこ九尾系の作品は、シチュとコンセプトで外れたことがないので、信頼を置いています。

コンセプトは「20%増しの面白さ」だそうで、前作『VBF』からいろんな要素が2割増しになっているんだとか。あまり複雑にしなくてもいいので丁寧な作品を……と言いたいところですが、毎度シリーズを重ねるごとに飛躍的な進歩を遂げてきたVBだけに、今作も期待しちゃう。

というわけでまだまだ明らかになっていないことはたくさんですが、非常にテンションがあがるお知らせでした。

VBG
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わかりにくい選挙の話

参院選が終わりました。

全体としてみると、自民圧勝。ねじれが解消するのは悪いことではないのかもしれないんですけど、やっぱり自民に「抵抗」できる場所が減るのは、現在の政局を見ると、一概に良いことばかりとは言えない。参院選も終わり、政権を盤石のものとした安倍内閣がどういう動きに出るかが注目されます。

いまんとこ自民党の実質的なストッパーをつとめているのが政府与党の一角を占める公明党オンリーという意味分かんない状態なので、野党の議員さんには頑張って頂かないと困る。ただ、いたずらに与党を攻撃したり、「政権とらないとやれることがないから当選させてくれ」って有権者に訴えるんじゃなくて、とにかく現存勢力で、できることをやってほしいなぁ。

難しいとは思うんだけど、天下国家の「いま」じゃなくて「さき」を見据えた政策を出す一方で、そのためにいまできること、果たすべき役割を主張できる人材が少なすぎると思います。

東京は、丸川(自)、武見(自)、山口(公)、吉良(共)、山本(無)の5名。私が投票した鈴木寛(民)は落選です。比例では今回民主には入れなかったけど、選挙区だと党じゃなくて人に入れざるをえないので、うちの選挙区だと鈴木さんしかいなかった。TPP問題、表現問題にもしっかり言及していて、なにより教育(つまり、若者に対する投資)に積極的表現規制に関しては強固に反対を貫いているし、理論も実績もある。

で、こういう人が駄目ってのは、若者にとって生きやすい社会を主張しても、選挙的には全くの無駄(民主党だから入れないってのは、結局そういう政策の内実を見ていないということですからね)ってこと。今後、「若者のため」になりそうなことを主張する政治家は、ますます減っていくでしょう。こりゃもう残念通り越してホビロンと言わざるを得ない。

鈴木寛氏と最後の議席を争った武見さんが、そこまで悪いとは言わないにしても、鈴木寛を落とした東京有権者の判断というのは、ある意味今回の参院選を象徴する一幕であるように思います。

それにしても、東京選挙区で山本太郎さん通っちゃうとはなぁ。話題性で言えばすずかんより、こっちのほうが高いんでしょうか。

共産の吉良さん(30歳)とあわせて30代の議員が2名、東京から出たというのも「政治の若返り」を考えるうえで朗報ととらえる向きがあるのは賛成です。そして、選挙に打って出るエネルギー、「本当のこと」を堂々と言う姿勢、政党に所属せず戦い抜く心意気など、支持を集める理由はわかるし、そこで「風」を期待するのもわかります。しかし、政治に必要なのは庶民レベルの知識と感覚で政治を運営することかと言われると、やはりNOでしょう。庶民「感覚」を持っていてそれを反映させられることと、本当にただのパンピーレベルなのとは別問題です。

この人は比例じゃないから「タレント候補」の弊害という視点で批判している人はちょっと違っていて(タレント候補の弊害は、比例で個人得票をとって同じ政党の他の議員を通してしまうこと)、問題はやはり「原発問題」以外にほとんど何のアピールもしてない人を(つうかそもそも、肝心の原発問題にたいしても一般人に毛が生えた程度の知識しか無い人を)、国政に送り込んでしまうという選挙民の意識だと思います。

もちろん、それだけ原発が大きな課題だと言えばそのとおりなんですけど、この人を国政に送り込んだ人は、原発以外の問題をどう考えてるんだろう……。それも含めて、この人に任せていけるって本当に判断したんでしょうか。具体的にどういう活動を期待しているか聞いてみたい。

まあなっちまったモンは仕方ないんで(というか、私の選挙区ですので責任無いとはいえないんですよね。参ったなァ)、あとは何とか国会で活躍してくれることを祈るしか。ただ実際問題、この人が通ったことで「原発反対」にものすごい訴求力があることはわかったと思うので、有権者の意識の反映としては悪くない広告塔なのかもしれません。そのために国会議員として給料払うかってのは別だと思いますけどね。

あと、どうでもいいこととして。

1)あっ、あっ、あっ出るっ! (出馬)
2)ねぇ……早くいれてよぉ……。 (選挙活動)
3)あっ、イクッ、イクッ! (投票)
4)もう、無理っ! あっ、あっ、あ~っ! (落選)

こうしてみると、選挙もエロゲーもたいしてかわんないですね( ´ー`)y-~~。ま、今回の選挙はクソゲーでしたということでひとつ。惨淫選、なんちって……。

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