よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

2012年07月

『イエスタデイをうたって』の話

sing yesterday08
冬目景『イエスタデイをうたって』 8巻
(集英社、2012年7月19日)

新 刊 キタ━━(゚∀゚)━━!!!

というわけで、私が大好きな漫画のひとつ、冬目景さんの『イエスタデイをうたって』、待望の新刊が発売されました。

7巻がでたのが2010年11月。6巻が2008年11月でまるまる2年かかったことを考えると、ビジネスジャンプ誌の休刊などがあった中で無事に発売されたことを喜ぶべきなのでしょう。ちなみに、1巻が出たのは1999年3月19日。もう13年も続いているということより、13年経ってもまだ巻数が1ケタであるということのほうがオドロキです。

さて今回、8巻の内容の話はいたしません。

本作はあらすじには何の意味も無いと同時に、あらすじが全てでもあるからです。

「あらすじに何の意味も無い」というのは、本作では登場人物たちの具体的なエピソードとそれにまつわる心情描写こそが面白さなので、その具体性に踏み込むこと無しに語られる筋は抜け殻のようなものであるということ。

一方「あらすじが全て」というのは、この作品の筋立てはそれぞれに片思いをする登場人物たちがどういう関係を結ぶか、というところにあるので、「誰と誰が良い感じになってデートしたけど結局別れた」みたいなことを書いたら、ほとんどネタバレ状態になってしまうということです。

しかも、大変な遅筆に加えて物語の展開も亀の歩みなので、何巻かまとめて買う、という人がリアルにいる。そういう人にとっては、7巻読んでるのが前提となるようなことを言ってしまっても大変なことになりかねないわけで、そんなの気にするなと言われてもそれこそ4年、5年待った楽しみをおじゃんにするというのはさすがに寝覚めが悪いし……などと考えているともうめんどくさいから具体的な話はせずに「とりあえず読め」でいいや、と。

シリーズをご存じない方の為にちょっとだけ説明すると、この物語の軸となる登場人物は、フリーターの魚住陸生(うおずみ りくお)、リクオの大学の同級生で都内で化学教師をしている森ノ目榀子(もりのめ しなこ)、陸生を好きな少女・野中晴(のなか はる)の3人。ちなみに、表紙はずっとハルちゃん(7巻のみ陸生が登場)。

これまでの展開を見ると、この3人「友達以上恋人未満」の関係の中に周囲の人が入ろうとしたり、あるいは3人の外で起こっている恋愛が描かれたりする中で、結局陸生たちが自分の心の在処を探る、というような話になっています。

単に恋愛だけの話というわけでもなく、それぞれ自分がどう生きるか(リクオはカメラの仕事をやりたい、ハルは家庭の事情、榀子は他界した想い人のことで、それぞれ彼らなりに深刻な事情を抱え、「前にすすめ」ずにいる)ということも同時に描かれています。

ただ、私が本作を好きなのはやはり恋愛絡みの部分。

奥華子さんの名曲「恋」ではありませんが、「どうして あたしじゃ駄目なの? どうして あなたでなくちゃ駄目なんだろう」という感じです。あきらめることもできた。自分を好きだと言ってくれる人もいる。それでも、「あなたでなくちゃ駄目」という想い。それを、燃え上がるような強烈さとしてではなくて、本当に些細な日常の1場面だったり、あるいは他の人との付き合いの中で感じる違和感だったりという小さな感情の揺れとして捉えているのが、たまらなく魅力的です。

燃え上がるような恋というのは、「この想いだけは本物だ!」という勢いで押し切れるところがあるのですが、本作のように静かで微妙な心の動きとして描かれる恋というのは、「この想いって勘違いかもなあ……」という感覚が常にまとわりついている。そうやって疑いを積み重ねながら、やっぱりどうしても消えない想いを手探りで見つけようとする。

「万葉集」を研究した伊藤博は、「恋ふ」というのは目の前には存在しないものを求める気持ちだと説明しています。そして、「恋」は「孤悲」(コヒ)と書いた。誰かを想う気持ちは、その相手がいない孤独・悲しみの中においてこそ、最も強く見出される。「恋」の観念ってそんなものかもしれないなあ、と思います。だからこそ、「この人じゃない」ということによって自分の想いを確かめているリクオたちの煮え切らない不器用な「恋」が、逆に強く輝いて見えるのかもしれません。

というわけで、本日は『イエスタデイをうたって』の話でした。また明日。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

レビュー:『~淫蟲和伝 怪蠱録~ 』

kaikoroku00
タイトル:『~淫蟲和伝 怪蠱録~ 』(48Te/2012年6月29日)
原画:熊虎たつみ
シナリオ:若林浩太朗、瑞守ねおん
公式:http://www.yatanootori.com/48te/kaikoroku/index.html
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無し
定価:3000円
評価:E(A~E)

※具体的な内容に踏み込んだ長文感想(内容紹介)は、批評空間さまにて投稿しております。ご関心あれば上記リンクよりご覧下さい。

◆評価について
Yatagarasuブランドはデビュー当初から応援していますし、以前にも書いた通り『ObsceneGuild』のユーザーキャンペーンで原画のTEL-O氏のサイン入りポスターとか頂いている恩もあるので心苦しいのですが、駄目なものは駄目、ということでこの評価。糞ゲーだと書きましたが、作品それ自体は普通より手を抜いたADVという感じで、言うほど酷いわけではありません。ただ何というか、作品に対する姿勢が駄目だと思いました。

超絶上から目線で恐縮ですが、なぜそう思ったのかは批評空間の感想に書いてありますので、ゆえあるものか言いがかりかの判断は、お読み頂いた皆さまにお任せ致します。

◆攻略
回想をひたすらクリックすれば全部埋まっていきます。特に選択肢があるわけでもないので、省略。

◆雑感
忍者、巫女、剣士の3人を触手でビョルビョルする……という話は私のストライクゾーンど真ん中なのですが、思ったより触手シチュが少なく、村人やら領主にやられるパターンが半分くらいを占めました。また、触手の描写が結構いい加減というかあんまり気合い入っていなくて拍子抜け。ぶっちゃけ看板ほどターゲットとなる層を絞り込めていない気がします。

いつぞや、「ニッチな層狙いのエロゲーは最低売上が確保できて楽そうに思うかも知れないけど、ニッチになればなるほどちょっとした趣向の違いでそっぽを向かれるからそのぶん大変なのだ」みたいな話を聞いたことがありますが、ホントにそんな感じ。

システムは「回想型ADV」という名前の通り、ひたすら回想シーンを選択するだけ。感想にも書いたとおり、Hシーンの間を繋ぐストーリーパートは一切無く、したがってそこで使われるべき立ち絵や背景画像もありません。かなり思い切ったことをやったと評すべきか、そうとう手を抜いてコストダウンしたなと言うべきか難しいところですが、私は後者と判断しました。

その判断の正否を抜きにしても、圧倒的に描写が不足していてちっとも興奮しません。たとえば薙結は、「強さ」と「使命感」をきちんと出さないと堕ちた時のエロさが出ないタイプですが、日常パートがまったく無いので、単にひたすらボコボコにされていいように犯されるだけのキャラになってしまっている。Hシーンの連続でいくにしても、最低限示すべきキャラの性質というのはあるはずで、それを悉くすっとばしてHだけ描かれてもなぁ、という。

たとえるなら、エロ小説で挿絵のあるページだけを抜き出して並べただけの作品になっていました。そして、「それで良い」と開き直っているような宣伝文句をひっつけているのが、他の多くのADVに対して失礼である(その部分での創意工夫を余りに軽く見すぎている)というのは、感想で述べた通りです。

なお、マニュアルがどこにあるか非常にわかりにくいので、写真撮ってみました。先日の記事で書いた新しいカメラ(S100)買ったせいで、使いたくてウズウズしてます、すみません。

392ef14d.jpg

さて、どこにマニュアルはあるでしょう?

これがケースをひらいたところなのですが……。まあこの写真だと判りにくいかもしれません。ちょっと拡大してみます。

6c2fce40.jpg

ケースの隙間、白い部分に注目。


はい、というわけでどうやらパッケージイラストの裏に、何やら文字が印刷されているのが見えます。何のメンションも無しにやられても、こんなの普通気づかないだろという……。

kaikoroku03

引っ張り出すとこんな感じ。経費削減なのかエコなのか知りませんが、ちょっと不親切だなと思います。いやまあ、マニュアルついてるだけ立派という考えもできるし、正直あってもなくても大差ないようなマニュアルなのですが、なんでこんな風にしたんでしょう。それとも私が知らないだけで、このパターンっていま流行っていたりするんでしょうか?

付け加えるなら、黒いボックスではなくて『ChuSinGura-忠臣蔵-46+1』のように、透明のパッケージにしていれば見落とすことは無いし、いちいち紙をとりださなくてもマニュアルを見られたのに、と思います。これはさすがに普通の感想ですよね……?

ってなわけで大変残念なことになった本作ですが、好みのシチュエーションを出してくれそうなのでブランド自体は応援していますし、本家Yatagarasuさんの『古色迷宮輪舞曲』も楽しみにしています。ただ、作品自体はやっぱり良くなかったのではないかということ。聞いてもらえる、もらえないにかかわらず、そのことはユーザーとしてきちんと意見しておきたいと思います。

というわけで本日はこれまで。また明日、お会いしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

攻略:『アオリオ』

関連記事:レビュー:『アオリオ』(2012年7月18日)

※なお、この攻略は当方の体験であり、かならずしも100%の成功を保証するものではございません。ご了承ください。

◆選択肢一覧
(1) 特にあの人、名前はなんて言ったっけ。
 同じクラスの……
 眼鏡の……
 部長の……
 大人っぽい……

(2) そう言って二人の視線が俺に向けられる。
 あるかもしれない
 そんなの全然ない

(3) もしかして、私のこと好きなの?
 違います
 うーん、どうだろう……

(4) ここで二手に分かれる訳だけど……。
 このまま家に帰る
 寄り道をして帰る → 4-Bへ

(4-B) うーむ……。
 いい匂いのする方へ行ってみよう
 本屋に行こう
 雑貨屋にでも行ってみるか

(5) 佐藤君はどう思う?
 部長の提案に乗る
 まきの反論に乗る

(6) 御木本先輩?
 嬉しいのかな?
 嫌なのかな?

(7) さて、どうしたもんかな
 やっぱり帰ろうかな
 ゲーセンでも覗いてみるか
 まずは服を買わないと
 漫画の新刊、そろそろかな

(8) 俺? うーん、そうだなぁ
 部長たちについて行く → 8-Bへ
 本屋に寄って行こうかな
 疲れたから真っ直ぐ帰る

(8-B) だ、だって……
 部長の言うことはもっともだ
 大木先輩は優しいな……

(9) 俺は、そうだなぁ……
 御木本先輩と食器類
 野々村さんとお菓子
 部長と飲み物の調達
 大木先輩と食料の調達

◆攻略
松沢 由佳
 (1)部長の……
 (2)そんなの全然ない
 (3)うーん、どうだろう……
 (4)寄り道をして帰る → いい匂いのする方へ行ってみよう
 (5)部長の提案に乗る
 (6)嫌なのかな?
 (7)ゲーセンでも覗いてみるか
 (8)部長たちについて行く → 部長の言うことはもっともだ
 (9)部長と飲み物の調達

大木 遥
 (1)大人っぽい……
 (2)そんなの全然ない
 (3)違います
 (4)寄り道をして帰る → 雑貨屋にでも行ってみるか
 (5)部長の提案に乗る
 (6)嫌なのかな?
 (7)まずは服を買わないと
 (8)部長たちについて行く → 大木先輩は優しいな……
 (9)大木先輩と食料の調達

御木本 更紗
 (1)眼鏡の……
 (2)そんなの全然ない
 (3)違います
 (4)寄り道をして帰る → 本屋に行こう
 (5)まきの反論に乗る
 (6)嬉しいのかな?
 (7)漫画の新刊、そろそろかな
 (8)本屋に寄って行こうかな
 (9)御木本先輩と食器類

野々村 真紀
 (1)同じクラスの……
 (2)あるかもしれない
 (3)違います
 (4)このまま家に帰る
 (5)まきの反論に乗る
 (6)嫌なのかな?
 (7)やっぱり帰ろうかな
 (8)疲れたから真っ直ぐ帰る
 (9)野々村さんとお菓子

シーン数は各ヒロイン4シーンずつ。CGは合計81枚(差分なし)。ヒロインごとにCG枚数が割り振られておらず、配置もわりとバラバラなのでキャラ別CG枚数を数えるのは断念。筋トレのCGが真紀・更紗には無かったりと、ちょっと境遇にばらつきがあるのは残念でした。

というところで本日はこれまで。また明日、お会いしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

レビュー:『アオリオ』

a3f11982.jpg

タイトル:『アオリオ』(ad:lib/2012年6月29日)
原画:Moo℃団(なべち、てってち、ぎんぱち)
シナリオ:後里歩、毘沙素
公式:http://www.adlib-software.com/aorio/
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ感想
定価:8800円
評価:C(A~E)

※具体的な内容に踏み込んだ長文感想(内容紹介)は、批評空間さまにて投稿しております。ご関心あれば上記リンクよりご覧下さい。

関連記事:攻略:『アオリオ』(2012年7月19日)

なお本作とは直接関係ありませんが、感想を書いている途中、同ブランドの処女作『ボクラはピアチェーレ』のテーマソングを歌っておられたKANAさんが、昨年6月に亡くなっておられたことを知りました。とても素晴らしいヴォーカルに惹かれていたので、ショックです。今更ですが、謹んでご冥福をお祈りします。(i.o.soundの告知

◆評価について
『ピアチェーレ』がなかなか良かったこともあって購入した本作。更紗先輩の話次第では余裕のBだったんですが……。個人的にそりゃないわ、ということでC。それでも内容が比較的好みなので内心の評価は高めです。

とはいえフルプライスで攻略ヒロイン4人はやはり少ないし、シナリオのボリュームはどちらかといえば少なめ。共通ルートも長めと、やりごたえはいまひとつ。このブランドならでは、という魅力的なセールスポイントをもう少し確立できないと、「ちょっと雰囲気あるブランド」で終わってしまいそうな感じがあります。応援しているので頑張って欲しい……。

◆雑感
批評空間さんに投稿した感想は、ほぼ完全に真紀についての話です。理由は二つあって、まず真紀ルートは前作『ボクラはピアチェーレ』をやっていないと通じにくい部分が多かったように思ったから。前作の登場人物が結構物語に絡んでくるし、真紀の態度が完全とは言わないまでも、それと対応しているように見えるところがあります。

もう一つの理由は、どうも真紀ちゃんの悪評を良く耳にするから(笑)。私の友人も一人ぶつぶつ文句を言っていましたが、まあ感覚的にそう取れちゃうのは否定できないとしても、彼女相当良い娘ですよ……。私としては、真紀ちゃんとっても健気な娘説をとりたいんだけど、ということでカウンターアーギュメントのつもりで。

今回は個人的にもの凄く頑張って真紀の話を読んだつもりなんですが、他の人には心底どーでもいい話かもしれません。でも、彼女がどうしても悪い奴には思えなくて、むしろなんか健気でいじらしく思えちゃったんだからしょうがないのです。それに、書いたとおり文面通りにはとれないというか、結構「なんでそういうことするの?」っていうのがすぐにはわからない言動が多くて、流し読み出来ないタイプのヒロインだったのは確かじゃないかなあ。

全体に関する感想も軽く書いてありますが、由佳と遥については「等身大」という表現がぴったりきそうな、本当に何も特別なことが起こらない物語が個人的には好みでした。多くの物語は、ドラマチックな事件に頼ってキャラを表現しようとしますが、それはドラマを描いているのであってキャラを描いているわけじゃない、と思うことがあります。もちろん、その逆もあるわけですが、そもそも人物を描くことが目的の作品が多い(事件を描くのが目的となると推理小説とかになる気がします)ので、そっちにはそれほど目くじらたてません。

本作はその点、普通ならメインイベントになりそうな「おいしい」イベントをことごとくカット。本当に平凡な毎日を、淡々と続けます。そのくせ、ちっとも退屈しない。毎日の会話や態度の中でキャラクターを掘り下げています。

いわば事件のインパクトをもの凄く禁欲して、こつこつした日常の積み重ねでキャラを描こうとしているように見えました。実際問題としては『ピアチェーレ』のほうがその試みは成功していた感がある(つまり本作はいまいちだった)にしても、方向性としては好き。……更紗先輩でいろいろふっとびましたけど。

声の演技では星岡奏衣(山吹理央)さんと桐谷華(松沢由佳)さんのお二人が好きですね。ただ、他の方も非常に上手。このゲームをやったあとで別のゲームを起動すると、「うーん、声優さんいまいちだな」と思っちゃうくらい、声のクオリティ高いです。あと、アニメ版『僕は友達が少ない』の作画担当と噂されるMoo℃団さんの絵は、独特の味を出していて良い。いまのエロゲー業界でこういうタイプのバリバリにアニメっぽい絵・色遣いは貴重な気がします。

この辺はセールスポイントといえばセールスポイント。ただ、残念なことにそれだけで売れる要素にはなりきっていない感じもします。ハイクオリティな素材を持っているので、何とか活かして欲しいなぁ。

どうでも良いけど、折角フルプライス作品なのにユーザーアンケートとかは取らないんでしょうか。WEBアンケートも無かった気がするし。私みたいにヤヤコシイ奴じゃなくて、もっと素直なユーザーの生の声を集めても良いんじゃないかなとは思います。どうも全体的に職人肌の臭いがすると言うか……。もうちょっと何か、良い意味で泥臭いところがあっても面白いんじゃないかな、と。

まあ色々勿体ないと思いつつ、真紀ちゃんは健気だし遥先輩は可愛いし、基本的には満足です。あとは衣音ちゃんさえ攻略させてくれれば(血涙)。

てなわけで本日はこれで。また明日、お会いしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

攻略:『魔王のくせに生イキだっ!』

関連記事:レビュー:『魔王のくせに生イキだっ!』(2012年7月15日)

というわけで一日あきましたが、レビューも載せたので簡単に攻略記事を。なお、当記事は私がこうやったらEDにいけました、というものですので厳密な再現性を保証するものではありません。間違いなどあった場合はご指摘いただければ幸いです。

ED数は、ゲーム画面の「???」を見て貰えばわかるとおり4つ……と思っていたら、5つでした。確かにフキダシは5つありますね。右下のベルのこれも、ヒントになっていたとは……。

CG・シーン回収のためには4つのコマの内容を手掛かりにすればOKです。なお、EDの名称はOYOYOが勝手につけているものです。

(1)アンの個別ED
 たぶん、最初はロックがかかっています。2周目以降。
 キャラ選択でひたすらアンを選びつづければOK。

(2)魔王ED
 魔王2人とそのメイドさんと最後までHしていれば辿り着きました。
 たぶん、魔王間で優劣を付けたら良いのだと思います。

(3)メイドさんED
 メイドさん全員と最後までH。

(4)学園ED
 アンから順番に1回ずつ、メイドさんも含めてHをしていきました。
 アン→メイ→エレア→ベル→ジッタ→……という感じ。
 3サイクル目くらいで学園EDになりました。

(5)BADED
 ツイッターで教えて頂いて気づきました。highcampusさん、ありがとうございます。
 魔王とのHで全部外だしすればこのEDに。
 魔力を与えなければ……ということのようです。
 なお、イベントやCG類はナシ。

という感じでした。シーン、CG回収は各キャラをイベントが出なくなるまで(イベントストックが無くなるとキャラ選択画面で黒くなって選べなくなる)選び続ければOK。EDを除けば、複数のフラグをたてないと発生しない種類のイベントや、特定の順番でないと出ないイベント等はありませんでした。

CGの内訳などについては前回の記事で書いていますのでそちらをご覧下さい。

では、本日はこの辺で。また明日、お会いしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

バカな……『くのいちがイク!』の続編だと……?

【淫らに滅殺! 桃色くノ一忍法帖♪ ~陵姦将軍の淫棒!?~】応援中!!
タイトル:『淫らに滅殺! 桃色くノ一忍法帖♪ ~陵姦将軍の淫棒!?~』(softhouse-seal)
発売日:2012年8月10日発売予定
原画:のりたま
シナリオ:leimonZ / 池梟リョーマ
公式:http://softhouse-seal.com/product/069-kunoichi2/index.html
ジャンル:性技を駆使するくのいちの横スクロールACT

関連記事:『華麗に悩殺♪ くのいちがイク! ~桃色ハレンチ忍法帳~』(2012年1月30日)

ええっ、『くのいちがイク!』の続編が発売されるのかい!?


ははは、またまたご冗談を……と思っていたら、マジでした。あんびりーばぼー。

『華麗に悩殺♪ くのいちがイク! ~桃色ハレンチ忍法帳~』というのは、2012年1月27日に同ブランドから発売された横スクロールアクションゲームで、エロゲーなのにエロが無いというコンセプトのコペルニクス的転回、上にジャンプしているだけでクリアーできる画期的なアクション、ラスボスの名前が「敵頭領」という小学生にも配慮したわかりやすいシナリオで多くのエロゲーマーを魅了した、本年のエロゲー群でも屈指の話題作。

怒りの 感動の余り、批評空間様にこんなレビューを投稿したのが昨日のことのように思い出されます。何もかもが懐かしい……。

しかし、まさか続編出るとは思いませんでした。前作で唯一好評だった原画の「のりたま」氏は継続採用。「あの絵で普通にエロシーンを見せてくれるだけでもよかったんや……」と血の涙を流したことを考えると、これは嬉しい。他方シナリオは完全に入れ替わって、しかも2人体制になっています。二の轍を踏まないようにという配慮なのでしょうか。

ともあれ、これは期待が高まります。色んな意味で。高まる高まる。タカマル様(忍者繋がりで)。

まず、sealさんも前作の評判が大変だったことは把握しておられるでしょうから(してないようなら話になりません)、本作には「リベンジ」として結構力をいれてくるのではないかという期待。くのいちモノは大好物だし、横スクロールアクションは苦手とはいえ、お手軽に遊べるゲームなのにエロゲー内であまり開拓されてこなかったジャンル。数々の冒険を成功させてきたパイオニアであるsealさんが本気で取り組んでくれたなら、結構良い物ができるかもなあ、というストレートな期待があります。

もう一方で、これは大変失礼ながら、ぶっちゃけまたやらかしてくれるんじゃないかという期待も多少はある。実際には上記のような理由からその可能性は低く、中途半端に駄目なのが仕上がってネタとしても笑えない出来でした、となる可能性のほうが高い気がしますが、それでも前作の爆死っぷりを超える作品が出るとしたら後継である本作に……と思ってしまうのが人の常。

そんなこんなで8月の楽しみな作品が一本追加されました。日付が変わると同時にWEBマネーを握りしめ、げっちゅ屋さんあたりに特攻かまそうと思います(他のサイトさんは朝にならないと販売されないことが多いので)。

それでは、本日はこの辺で。また明日、お会いしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

レビュー:『魔王のくせに生イキだっ!』

775c48fa.jpg

タイトル:『魔王のくせに生イキだっ!』(Luxury/2012年6月29日)
原画:まはん。、ぎん太郎、かんたか
シナリオ:Re-born、小沢裕樹、草薙、柚坂みる、間粼俊介、葵樹
公式:http://luxury.nexton-net.jp/_product/lux001/index2.html
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無し
定価:6800円
評価:B(A~E)

※具体的な内容に踏み込んだ長文感想(内容紹介)は、批評空間さまにて投稿しております。ご関心あれば上記リンクよりご覧下さい。

関連記事:攻略:『魔王のくせに生イキだっ!』(2012年7月17日)

◆評価について
文句なしのB判定。Aじゃないのか! と言われそうですが、個別ルートが1キャラのみだったことが「キャラの魅力」を押し出した作品としてはやはり致命的だったと思うので、大幅に減点しました。それ以外の内容では、ほとんど文句なし。個人的好みとしては、鬼畜っぷりをもうちょっと発揮して欲しかったなあと思わないでもないのですが、明るく楽しいHで貫いたというのは作品として見た場合、加点こそすれ減点対象にはなりえないと思うのでこんな感じに。

◆雑感
魔王の勢力争いを精力争いにした、非常に平和的でスタイリッシュ(笑)な抜きゲーです。和姦メイン、シチュエーション的に無理姦りっぽいときがでてきますが、基本的にほのぼの。ドMポジションのベルも、「マゾプレイが好き」という設定で、自ら進んで縛られたりするので、一切悲壮感はありません。一部の人が期待するかもしれない異種姦は、メイドさんたちが担当。

正統派のムチムチさんからロリペタ娘まで幅広くフォロー。絵柄を考えても広い層をターゲットにとった抜きゲーなのは確か。ただ、非常に明確に「こういう人に使ってほしい!」というのが伝わってきて、その意味では的を絞っています。このバランスが良かったというか、「広く浅く」と「狭く深く」の中間を見事に貫いた良作でした。

ネタに頼った絵だけゲーかと思いきや、あらゆるところからネタを拾いつつ、中途半端に終わらさず、そのネタが脱色されるくらいギュウギュウに詰め込んでいる。普通ネタというのはその作品の中で異質で浮き上がっているから外側(ユーザー)にとってネタと意識されるわけですが、本作はネタのコンビネーションで作品世界を構築しちゃってます。つまり、ネタが同時に作品のベタとして定着している。これによって一過性の刹那的笑いに頼らず、全編通したコミカルな雰囲気ができあがっていました。

細かいことは投稿した感想に書いてしまった(今回はキャラ紹介とか付けてみました)ので省きますが、全体として満足度高め。

原画は三名ということでした。それほど違和感を感じず。SD原画がお一人で、残るお二人が主従ワンセットで担当されていたのかな? 良くわかりませんが、そんな気がします。

幕間のイベントは、ランダムなのか特定の出現条件に従っているのか、よくわかりませんでした。ただ、メインとなるHイベントはキャラクタークリック型の選択式。これはHシーンの前に必ずセーブができるということであり、一周目から事実上イベント回想を自分の手で作成できるわけです。1周にそこそこ結構時間がかかるので、この辺は抜きゲーとして親切。EDは5種類。作中のヒント機能で4種類(アン個別、魔界ハーレム、現実ハーレム、メイドハーレム)は表示されます。もう一つ、BADENDがあるのですが特にCG等も無くテキスト変化のみ。

OP曲がとても良かったのも印象的でした。最後に、投稿した感想からキャラクター紹介だけ抜粋しておきます。
アンジェリカ(アン) ★★★★ (10シーン、パッチ+1)
主人公への呼称:「蔵之助」
チャームポイント:たぶん胸
魔界の北を治める最強の魔王。クールビューティー。ムチムチボディー(死語)で主人公に迫ります。魔王としての責任感からビジネスライクに蔵之助と交わりますが、一生懸命Hに励むうち、いつの間にか蔵之助に惹かれて……という感じ。真面目で一途で、ちょっとズレているのですが、そこがまた良い。時々見せる照れた表情や甘えた態度が魅力的な、パーフェクト王道ヒロイン。

メイシャオ(メイ) ★★★★★ (9シーン、パッチ+1)
主人公への呼称:「ぬし」
チャームポイント:たぶん尻
西の魔王。九尾の狐。一人称は「わっち」。某賢狼様を思い浮かべるところですが、彼女と違い、メイはバカ。公式設定を見ると、MPゼロ(笑)。アンに対抗意識を燃やしてあれこれやるも、見事に全て空回り。プライドが高く威圧的で勝ち気な割に、とにかくチョロい。チョロすぎです。すぐに蔵之助に手綱を握られて、立場逆転。毎度適当にまるめこまれて露出プレイを強いられては、恥ずかしさに半泣きになりつつきゃんきゃん喘いじゃう。そこが可愛い! 私服がどえらい似合っていて、個人的には一番好き。公式の人気投票でも1位。ですよねー。

エレアノール(エレア) ★★★☆ (9シーン、パッチ+1)
主人公への呼称:「あんやん」
チャームポイント:小悪魔系ロリ
ふおおおおおおエレアちゃんかわゆい!! マジで踏まれたい! ロリマ○コ! アナルぺろぺろしたいお!! くんかくんかスーハースーハースーハースーハーぺろぺろぺろぺろエレアちゃん好きだああああああああ!! …………あ、失礼しました。東の魔王です。

アスセンシオン(ベル) ∞ (9シーン、パッチ+1)
主人公への呼称:「貴方」
チャームポイント:性格
南の魔王。ベルゼブブなので「ベル」。重度の厨二病に犯されており、「昏き魂の盟約者」(サヴァニスタン)こと蔵之助を我がものとすべく人間界へやってきた痛い奴。ち○ぽを「漆黒の欲望(ダークデザイア)」と呼ぶなど、センスは最先端。ロリキャラとしてはエレアとかぶっているのですが、かなりのアグレッシブ変態(マゾ)で、プレイ傾向は真逆。いたずら好きで攻め主体のエレアに対して、ベルは緊縛プレイや痴漢プレイを好みます。ただ自分から好んでそっちに走っているので、気分的には企画モノAVというかイメージプレイに近いかな。蔵之助が部屋に入ると、自分で自分を縛り上げて目隠し、ギグもセットして準備万端、濡れ濡れになったベルが布団に転がってる。そんな娘。

メイドさんズ ★★★ (計12シーン)
アンの参謀役、サキュバスメイドのジッタ。メイに振り回されるドジっ娘、自称「おとも」のスライム・タオ。エレアの世話役にして忠実な執事、蜘蛛女・レオ。ベルをからかいながらも暖かく見守る、「お守」の蛇女・メラの4人。それぞれのご主人と絡むHが1シーン、メイドさん単体との絡みが2シーンで合計3シーンずつ12シーンが用意されています。ジッタ以外は皆、人外要素を全面に押し出しており、Hシーンでは下半身が変化。恐らく、魔王様たちが基本人間形態なことに不満を持つであろう異種姦ファンへのフォローでしょう。それぞれのキャラや種族特性をうまく取り入れてはいるものの、分量がちょっと物足りない感は否めません。
というところで、本日はこれまで。お疲れさまでした。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

S100の話

というわけで、S95とS100の両方をひっさげて、色々撮影してきました。と言っても腕がへぼちんなうえに、何をどう比較して良いのか全くわからなかったので、ホントにただ撮影するだけ状態。まともなカメラのレビューとしてではなく、散歩記録のように読んでください。

S100-01
S100で撮影してみたズーム写真。結構綺麗。

という感じで、特に何の工夫もしなくてもズームだの何だのが綺麗に撮影できます。この辺はS95より高性能になっていた感じ。というかS95の時は焦点をあわせにくくて「おまえじゃねーよ」っていうのがアップになったりということがよくあったので……。それはカメラの性能ではなくて、単なるウデの問題と言います。

df9dc4bd.jpg
  939eea0a.jpg

左がデフォ設定のS95。右がデフォ設定のS100。あれ……全然違う(笑)。

比較しようと思ってS95の設定をデフォに戻して、お茶の水は聖橋からお茶の水橋のほうを撮影してみたのですが、上のように全然違いました。これじゃ、カメラの性能なのかデフォルトの設定の違いなのかサッパリわからない。同じ環境にしろといわれそうですが、どうやったら完璧に同じ設定になるのかがそもそもわからない程度には初心者なのです。なので、デフォ設定で比べるというだけに止めました。

屋外での撮影が苦手という印象は全然無かったので、どうしてこんな違うのか不明。もしかしたらホントにこれだけの差があるのかもしれません。うーん、S95で撮影しているときは結構満足していたのですが、なんだかんだで地味にカスタムしていたので、それで良い感じになっていたのかな? 逆に、何もしないまま(買った状態そのまま)でこれだけくっきり撮影できるS100は凄いと思います。私のようなドシロウトにはホントありがたい……。

ってな感じであっちこっち撮りまわっていたら、いつの間にか電池が無くなってきたので撤退。これからじっくりカスタマイズして、末永く使って行けたらと思います。

というわけで本日もカメラの話でした。専門的な話が何もないので参考にはならないと思いますが、ご容赦下さい。それでは、また明日。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

デジカメの話

私はわりと「テキトー」に生きるのをモットーにしているのですが、それでも人並みに見栄はあるので、あんまり面倒くさいことはしなくても、「そこそこ」の成果は欲しいなあ、なんて考える典型的俗物です。

で、ちょっと前まではデジカメとか全く興味も関心も無かったのですが、ここ数年一気に値段も下がり、性能も上がりで、写真が流行りだした。ブログをやろうと思ったら、わかりやすい「絵」が求められる場合もあり、その時に携帯のカメラだけではちょっと心許ない。それならコンデジ(コンパクトデジカメ)くらいは持っても良いなと思って写真を撮るようになりました。「1日1撮」をしています、というような話を、以前ブログでしたかもしれません。

さて、そんな感じで始めた写真なので、カメラを真剣に使いこなしている方には怒られるかもしれませんが、そんなに頑張って勉強する気は無い。人に訊ねられればよかったのですが、残念なことに周囲にそこまでカメラに詳しい人はいない。いや、実際にはいるのですが、困ったときにすぐ気軽に聞けるような関係ではない。

そうなると、まあ腕がめきめき上達する~なんてことは考えにくいので、道具で補うのが手っ取り早いかな、と、そんな風に考えました。もともと、写真の質にそこまでこだわるつもりもありません。とりあえず記念に残れば、という程度。なので、私が頑張らなくてもカメラが頑張ってくれる、そんなカメラを捜していたわけです。

で、いろいろ調べたり人に聞いたりした結果、どうもこれが良いのではないか、という結論になったのがキヤノンのPower Shot S90シリーズ。

一説によれば、「居酒屋でもキレイな写真が撮れるカメラ」というコンセプトで作られたというこのシリーズは、どこを見ても「文句なし」という評価を受けていました。お値段は5万円前後という定価ですが、だいたい実売3万。型おちしたものだと、もう少し安く買えることもあります。

で、まあ買ってみたわけですが、これがめちゃめちゃ良い。

思いきりステマしますが、とにかく暗いところだろうがブレようが、逆光だろうが問答無用でそれなりに綺麗な絵が撮れます。しかも、なーんもしなくてもカメラが勝手にやってくれます。凄い。ちょっと値は張りますが、10000円くらいでしょうもないの買うくらいなら、断然コイツをお薦めします。

今時のカメラって全部こんなものなのかと思って、知人友人が使っている他のカメラもためしてみたのですが、ちょっとS90シリーズは別格でした。私が購入したのは二代目のS95。ウハウハで使っていました。ところが半年ほど前、最新型となるS100が発売されたのです。

これ、かなりパワーアップしているという評判だったので凄く欲しくて、でもお金無くて、色々迷い、悩み。そんな中、思わぬ臨時収入があったので、本日とうとう買ってしまいました。現在進行形でいじりまわしております。明日くらいにはちょっと、レビュー的なものを書きたいな……。

それでは、また明日お会いしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加   

アニメ:『黒獣~気高き聖女は白濁に染まる~ アリシア×プリム 奉仕国家抗い編

e1c07657.jpg

『黒獣~気高き聖女は白濁に染まる~ アリシア×プリム 奉仕国家抗い編』
レーベル:魔人
発売日:2012年6月29日
紹介ページ:こちら
原作:Liquid 『黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~』

関連記事: 『黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~ オリガ×クロエ 黒の城、崩落編』

精液は爆発だ!

というわけで、買ってきました。アニメ版『黒獣』、第2巻。

今回は「黒の城」を乗っ取ったヴォルトたち黒犬傭兵団が、いよいよ「七盾同盟」に牙を剥きます。最初のターゲットは、「1の砦」を護る女騎士・アリシアと、「2の砦」の姫・プリム。アリシアはゲーム版で私の一番好きなキャラでした。

援軍を待ちながら必死の防戦を続けるアリシアですが、砦の内側から城門が爆破され、総崩れ。最後は捕虜となったシスターたちを公開凌辱され、降伏を決意します。

で、あとは牢屋に閉じこめられて犯されるエロアニメの黄金パターン。だいたい15分ほどぶっ通しでレロレロされます。花京院も満足間違いなし! レロレロレロレロ……。

公式の紹介なんかを見ると、前巻のヒロイン、オリガとクロエもまた出てくるかのように見えますが、ぶっちゃけすごく短い1シーンのみ。完全に堕ちきって猿のようにまぐわっている描写が5秒ほど見えて終わりです。あとはちょっと回想程度。なので、期待しないが吉。

プリムに関しても同様で、さも大量にプリムのシーンがあるかのようなスクリーンショットが配置されていますが、実際にはアリシアが凌辱されている合間に数秒のカットが入るのと、あとは最後に挿入シーンがあるだけ。凌辱の内容とか堕ちの過程とかはかっとばされています。

前半10分をシスター達の凌辱に使うくらいだったら、主要キャラに時間を割り振って欲しかったところ。どう考えても配分がおかしい。

ただ、ふんだんに時間を貰えたアリシアは異様に良い出来映えでした。

ヴォルトではなく大臣のベアズリーに犯され続けるのですが(この辺は原作準拠だったと思います)、このベアズリーがなかなかツボを心得たヤツで心憎い。

囚われのアリシアの心を丁寧に踏みにじり、へし折りながら、身体を凌辱していきます。手際もさることながら、極めつけは中盤のこのセリフ。
どんな高貴な女とて、一枚皮を剥けば肉の苦しみと悦びに悶える牝であり、だが、決してそれだけの女に堕することなく、姫としての毅然たる振る舞いを残しておる……儂は、あなた様にそのような高貴な牝になって頂きたいのですよ。ひぇひぇひぇひぇ……。
個人的に、ベアズリーとはとても仲良くなれそうな気がします。

相変わらず射精シーンは大爆発するのでちょっと笑ってしまう。ただ、今回は前回より露骨さが減っていたのと、アリシアの表情が爆発シーン(違)でよく動くので、エロさ的には前より良かったと思います。

問題は、エロ以外の部分。特にストーリーや設定をかなり端折っているのでキャラたちの盛り上がりについていけないのが痛い。また、今回に関してはプリムとアリシアの絡みを見せることも無く、精神的に支え合っていた二人をどう料理するか、という「おいしいところ」をカットされてるのは残念。最後の「うそつき」のインパクトも、過程がバッサリ無いのでインパクト半減でしょう。あと、前作までのキャラ使い捨てなのは、仕方ないとはいえ残念。まあちらっとでも出番があるだけマシなのかな……。

雰囲気をつくる重要な描写が弱いのも欠点です。たとえば、アリシアの気高さとか強さを示すエピソードもあんまり入らない。アリシアのプリムへの想いなんかも、セリフだけで、具体的にどんな強さなのかわからない。ストーリー部分はホントにエロシーンまでのつなぎという感じです。エロシーンの表情とか展開は光るものがあるのに、それを活かすための外堀を埋められていない感じ。エロの雰囲気を盛り上げる内容を考えて配置できていれば……。

てなわけで、正直構成は今ふたつか今みっつくらいという印象。いくらでも見せ場があるし、エロを盛り上げる仕掛けができるのに、マジで勿体ない。

ただ、それでも作画のレベルとエロシーンのレベルは異様に高いと思います。あまりエロアニメを見ないので偉そうなことは言えませんが、私がかつて見てきたエロアニメの中でもトップクラスの出来映え。見なきゃ損とまでは言いませんが、買って損はしないクオリティだと思います。

というわけで、どこまで出るのか知りませんが次も買う。カグヤとクラウディアを仕留めるまでは続けて欲しいな……できれば最終巻まで出て完結してほしい。切に願います。

というわけで本日はこの辺で。また明日、お会いしましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
 ▼OYOYOの新着レビュー

ご意見、ご感想があればメールフォームからお寄せ下さい。面白かったよ! という時は、彼女に拍手してくれると喜びます。


記事検索
応援バナー(1)
シルキーズプラス A5和牛 『バタフライシーカー』

あけいろ怪奇譚
バナー(3)
『その花が咲いたら、また僕は君に出逢う』を応援しています!
発売中応援作品
メールフォーム
Twitter
応援バナー(2)
『その花が咲いたら、また僕は君に出逢う』を応援しています!




情熱FX大陸