8a5b9356.jpg

タイトル:『瞳の烙淫3 ~双眸の洗脳調教~ 』(WendyBell/2013年6月28日)
原画:金目鯛ぴんく
シナリオ:charon、須々木鮎尾、卯月一葉、髪ノ毛座
公式:「瞳の烙淫3」OHP
定価:8800円
評価:D (A~F)

関連
批評空間投稿レビュー (ネタバレ無し) ※外部リンク

※具体的な長文感想・内容紹介は、批評空間さまにて投稿しております。



▼評価: コンセプトがややパンチに欠けるか
正直いまいちでした。やってることはこれまでと大きな違いがあるわけじゃないし、相変わらず金目鯛ぴんく先生の絵は抜けるし、実際私も何回かオカズにしたんですけど、まあそれ止まり。ヒロインのタイプやシチュエーションを器用に入れ替えていて、表面的な新しさは演出できているんですが、内容的にこれまでのシリーズをどこかで超えているかというと疑問。単体として見ても押し出しが弱く、「ただダラダラ陵辱してるだけ」の、残念な内容でした。もちろん絵柄やシチュが好みに合えばワンランク・ツーランクあがるのは抜きゲーですから当然でしょうが、数多ある催眠調教ゲームの中で、これを選ばねばならぬ、というだけのパワーは持ち合わせていないと思います。

▼雑感
「瞳」に宿る力を使って主人公がヒロインたちを支配していくシリーズの第三弾。今回は正統派の催眠能力でしたが、桁外れに強い力でした。それだけに、主人公が明確な意図をもって能力を使わない本作は、単に能力に振り回されているようにしか見えなかった。

かといって宗也(主人公)がハメを外して暴れまわる爽快な話になっているでもなし、場当たり的に能力を使っているようにしか見えません。ストーリーが弛緩しているせいで、陵辱のほうもモチベーションがあがらず、作業的にキャラを犯すだけになってしまいました。

Hシーン自体は主に数の面で強化されているし、前回やや不評だったと予想される、各キャラの個別ルート問題(前回はほとんどのキャラに個別ルートがなかった)も解消されている。また、キャラ自体は結構魅力的だし、シチュエーションもバラエティがあって悪くはないだけに、もったいない感じがします。

シリーズのファンとしては少し寂しい出来。次回に期待ですね。


このエントリーをはてなブックマークに追加