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タイトル:『魔法剣姫アークキャリバー ~魔族降誕~』(Triangle/2013年6月28日)
原画:斎藤なつき、夕暮ぱいろ
シナリオ:反事象桂林
公式:「アークキャリバー」OHP
定価:8800円
評価:B (A~F)

関連
批評空間投稿レビュー (ネタバレ無し) ※外部リンク

※具体的な長文感想・内容紹介は、批評空間さまにて投稿しております。


▼評価: 老舗メーカーの新機軸?
いや、非常に良かったです。今風にいうと、チョベリグって感じ? みたいな。正直前作『エクストラステージ』のときはもうダメかとも思っていたんですが(レビューは《こんな感じ》に書いてましたけど)、見事に復活。『セイクリッドグラウンド』以降、「魔法戦士」を含めた作品の中でもトップクラスじゃないでしょうか。相変わらず一歩物足りないのはご愛嬌。あと、ディスクレスは諦めました。もう好きにしてェ……。

▼雑感
批評空間さんへのレビューで書いたとおり、塗りの変化やシチュエーションの変化が目立ちました。

具体的に向こうで触れた部分を示すと(画像表示できるのはブログのいいところですね!)、たとえば瞳だとこんな感じ。ハイライトがはっきりと小さくなっているし、瞳の塗りもだいぶ変わっています。肌の塗りもぱっと見で判りますよね。

フェアリーカノン  アークキャリバー
左が『フェアリーメイズ』のフェアリーカノン。右が本作のアーク・エテルナ。

あと、乳首がどうこうって言ってたのは、このシーンです。比較で『ヴァンパイアクルセイダーズ』の時の画像を載っけます。左側が『VC』、右が本作。

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©Triangle (画像はTriangle様OHPに掲載されているものです)

全然違いますね。まあこんな風に描かれてる乳首は本作でも2枚くらいだったんですが、それでもやっぱり、だいぶ印象が変わります。構図も、キャラ全体を見せようとするのではなく、局部にクローズアップするようなものが増えていました(上の絵のように)。

トータルで見ると、妊娠・産卵のようなハード陵辱要素を導入したことと、それによって変身ヒロインが下品になるのではなく、屈辱に耐える強さや気高さを際立たせ、かえって魅力的に見せることに成功しています。以前のソフト陵辱路線が良いという人も少なからずおられそうですが、そっちは「魔法戦士」でやってもらうとして、これはこれで良いでしょう。

たぶん、別ブランドの『MONSTER PARK』あたりで掴んだ客層をこちらにも流そうという試みではないかと想像するわけで、だとすればかなりイイ線行ってると思います。

Triangle本家の作品については、ちゃんとした感想だけじゃなくていろんなところで話題にしているんですが、個人的に不満なのは、シナリオ面の力がやや弱く、キャラに愛着がわきにくい点。『スイートナイツ』くらい続けば、じわじわと魅力が伝わってくるものの、最近の単発完結型だと、どうもテンプレ的なキャラクター像しか見えてこず、キャラに魅力を感じない。

この魅力というのはもちろん、「こいつを屈服させたい」という感じの魅力です。単にかわいいから好きでもいいんですけど、それは絵だけである程度足りているので、追加で欲しいのはバックボーンのほうですね。本作についても、その点は相変わらずでした。

ただ、シリーズを続けていけば将来的に伸びそうな気配はするので、是非ともラグノ先生(※本作の主人公です)にはイブリルとアークキャリバーの三人を使って人間界を支配、法剣を奪って返す刀で魔界を滅ぼし大魔王として君臨した後、異次元への門を開いて魔法戦士たちの世界へ侵略を開始し、メッツァー卿(※魔法戦士シリーズにでてくる主人公の一人)あたりと派手にドンパチやらかして欲しいと思っています。

いやぁ、期待も股間も膨らみますねぇ。

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