またか、という感じではありますが、私の近辺で「エロゲーはたくさんやってるのが偉い」みたいな話が持ち上がりまして……。

いい加減この話題繰り返すのも我ながらしつこいかとは思いつつ、やっぱり言っておきたい。

エロゲーをプレイしている量に、大した意味が無いとは言いません。しかし、それ(プレイ量)だけで偉さが決まるわけでも、一定数以上プレイしていなければエロゲーについて建設的なことが言えないわけでもないでしょう。

量をこなしているからこそ言えることがある一方で、量をこなさなくても言えること、あるいは量をこなしたがゆえに言えなくなってしまうこともまたあるはずです。

そういうもろもろのことを無視して、「やってりゃ偉い。何本やってから言え」みたいなことを言っちゃうのは、やはりどうも、了見が狭いんじゃないかなあと思う。

そもそも、そう言うことで何になるというのか。みんながたくさんプレイするようになって欲しくて言ってるのでしょうか。経験値浅い人が会話に入り込むのが気に入らないいのでしょうか。それとも、単に自分を崇め奉って欲しいのでしょうか。いずれにしても私には、そこに建設的なポリシーがあるとは思えない。

別に、プレイ経験値至上主義であること自体は構わないのです。そのこと自体は一理も二理もある。私が問題にしているのは、それを振り回して他の人を攻撃する態度のほう。プレイ量(数)のようなわかりやすい尺度を持ち出すことで、その尺度で測った時に劣っている人に攻撃を加える必要が、どこにあるのか。

この業界、そんな大規模なものではなく、小規模だからといって安定しているわけでもありません。もちろん、「好き」を強く持った人たちが集まっているのだから、コダワリが発生するのは分かるんですが、それでも、内ゲバやってる場合じゃないと思うんですよね。身内でセクショナリズム発揮して威圧したり、馬鹿にしあったりすることの、なんと無益なことか。

建設的な内容で争うなら頑張りゃ良いと思うんですが、ポリシーに内容を与える議論をするんじゃなくて、ポリシーを都合よく使って殴り合いしてるだけですから、早晩どっちも疲弊してポシャるか、国交断絶によって無益な争いを生み続けるか……。いずれにしてもロクな未来が想像できません。

まあ、プレイ量多い人だけじゃなくて、少ない人も「数やってるからって偉そうに言いやがって」みたいに応戦するのもマズイのかもしれません。プレイ経験値について言うなら、たとえば、経験値少ない人は高い人に敬意を払い、高い人は自分にはもうできないような新鮮な見方を経験値浅い人の発言からとりあげて……みたいな関係が理想じゃないかとは思います。少なくとも、経験値高い人が「お前はモノ言うな」と押さえつけ、低い人が「うるせぇ黙れ」とはねのける図式よりは、よほど。

というわけで、本数自慢は自由だけど、それに基づいて攻撃するのはちょっとどうなのかなぁというお話でした。うーん、ホントなんでこんなことになるんでしょう。みんなバトルが大好きなのかしら。

このエントリーをはてなブックマークに追加