今日のお昼のこと。

喫茶店で海外から来たとおぼしきお客さんが「ヘヤツオイヌです、ヘヤツオイヌ」って繰り返し言っていました。女性の店員さん、訳がわからず困惑気味困惑。

日本語わからない相手は大変やね、マクドナルドよろしくメニュー提示しないと、とか思ってたら「今日のオススメの一番下です。ヘヤツオイヌ」って流暢な日本語で言ったからこちとらビックリですよ。思わず振り返って黒板を確認。するとそこには……「ハヤシライス」って書いてありました。

どこがヘヤツオイヌやねん、とがっくりきたんですが、よくよく目をこらすと、……おお、おお!! 確かに文字は「ヘヤツヲイヌ」に見える! わかりにくい人は、殴り書き風にハヤシライスって書いてみて下さい。「ラ」のときに、うえの「-」をちょっと下に傾けて、「フ」とひっつけるのがコツ(?)です。

文字って普段は思い込みというか予測で見ている部分があるので意識しないときは全く他の風には見えない。けれど、別にゲシュタルト崩壊なんぞしなくてもふとしたきっかけで、違った「何か」に見えてしまうから不思議です。日常の裂け目とかそんな難しい話ではなくて、私たちが普段、いかに思い込みでモノを見ているかという。

今回の場合だと、その外国人の方のほうがカタカナの形に忠実に文字を見ていた。日本語わからないとか言ってしまい、まことに失礼いたしました。

ちなみにこの記事のタイトルは、泣く子も おか 黙るエロ漫画・エロゲー紳士、imota師匠(@imota_eromanga)のこの発言から頂きました。そういやそんなのあったなぁ、と懐かしく。


意味が分かんないぞ! という方は、ニコニコ大百科参照のこと。

今日はそんなお話。それでは、また明日。

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