タイトル:『MONSTER PARK2』(Trois/2012年8月31日)
原画:置弓枷、偽おかゆ
シナリオ:天城悠理、桜庭丸男、他
公式:MONSTER PARK2 OHP
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無し
定価:8800円
評価:C(A~E)

※具体的な内容に踏み込んだ長文感想(内容紹介)は、批評空間さまにて投稿しております。ご関心あれば上記リンクよりご覧下さい。

◆評価について
スーパー期待作だったんですよ!!! しかしうーむ。期待が高すぎたのかどうなのか。ボリュームは満足、と言いたいのですが、量だけあってもなあ。肝心なのは質だろう、という気がします。確かにこれだけシチュエーションがあると、この作品を買おうと思う人なら2つ3つのシーンは引っかかると思う。でも、じゃあそのシーンを2ヶ月、3ヶ月使い続ける気になるか。あるいは1年経ってもこのゲームをPCの中にアンインストールせずに残しておこうという気になるか。私は否だと思います。所詮は量産型の、魂無きHシーン。描写は過激に、音声も気合いを入れて、モンスターにも色々工夫をしてはいるのはわかるけれど、肝心のヒロインが駄目。悪くはないけれど、それどまりという評価になりました。本当に、ほんっとうに残念です……。次に期待します!

◆雑感
スカーレットの駄騎士ぶりが何とも言えない感じ。もうちょっと主体的に考えて動かないと、ただのお馬鹿さんに。メイドのリアンは対照的に凄く良くて、自分の意志と目的を過酷な状況の中で貫こうとします。うんうん、こういうキャラをいぢめてナンボですよね。

だいたい、モンスターやら蟲やらに犯されるというのは、単に暴漢に襲われるとかそういうのとすこし趣が違うと私は思います。全く異質な存在、不気味な存在に抵抗も何もできずにやられる無力感みたいなものが醍醐味。それを出すには、ヒロイン側がもともと無力だったらあんまり魅力がありません。力を持った相手から力を奪って絶望させたり、あるいはその力を抑え付けて屈服させてこその異種姦凌辱。そしてその強さというのは、騎士身分だとか剣が上手いとかそういう表面的なことではなく、思慮深いとか諦めないとかいう内面的な部分に依るものです。本作は、そこを十分に出し切れなかった感がある。

まあサトウユキさんの御声は素晴らしいし、他の方も同様。これだけ良い素材を用意しておいて、最後の最後で全部のっぺりした味付けの料理にしちゃった感じだなぁ……。

システムがちょっと使いにくかったのは感想に書いたとおり。特に、スクリーン設定がゲーム終了のたびにリセットされるのは本当に何とかならなかったのでしょうか。私の環境依存の問題なのかもしれませんが、アクティベーションが3回までという制限ついてるせいで、他のマシンにインストールして起動を試すということがやりづらく検証はできず。アクチ制はホントに面倒です。

イベントの回想は、Hシーン以外も可能になっているのは好感触。ただ、どれがどのシーンか凄く判りづらいのと、Hシーンを見たいときに一発で飛べない(いちいち一般シーンの混ざった中から探さないといけない)のが最悪。いざ使おうときにパッと出てこないのでストレスがたまります。また、Hシーンについている「◆」マークがついていないイベントの中でもCG付きのHがあったりと、判別が曖昧。ただでもアホみたいにシーンが多いので、そういう混乱というかわかりにくさはできればない方が良かった。シーンが余りにも多いので、さすがに責めるつもりはありませんが。

ところで、「しぎゅううううぅぅ!」みたいな絶叫が何度か出てくるのですが、あれは「子宮」と言いたかったのか「死ぬぅ」と言いたかったのか、どっちなんでしょうね。

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