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『LOVELY×C∧TION APPEND LIFE/APRIL』
公式サイトリンク
配信:2012年4月14日

『LOVELY CATION』のアペンド、4月号が配信されました。今回は、優希、三朝、瀬良の3人。長かった彼女たちとのお付き合いも、とうとうこれでお終いかと思うと、寂しさがこみ上げます。・゚・(ノД`)・゚・。

優希は修学旅行に行く話。3年進級を前に、主人公と2人の関係をちょっと不安に感じ始めた彼女と、旅行先でこっそり逢瀬。ところがそこにクラスメイト(金田一とか)が帰ってきて、彼らのすぐ側でこっそり隠れてHすることに……。素晴らしいのはなんといっても、優希がブルマです。ブルマです。大事なことなので2回言いました。性に目覚める小学校低学年のころから、同学年女子のブルマ姿を見ると、妙にドキドキして目が離せなかった。あの衣装には、男を惹きつける魔性の力があります。間違いない。今の18歳だともしかすると、実物のブルマみたことない人がいるかもしれないんですよね。早く生まれて良かったと心底思います。ブルーマンデーとかいらないんで、ブルマデーを作ってください。

瀬良はお花見に行く話。夜桜の中でお酒を呑みながら、というのがオツ。そんな中彼女が、友人の結婚をうけて、「ただいま」と言う生活をしたい、と漏らします。キャリアウーマンばりばり、おひとりさま上等みたいに見える普段のイメージとのギャップが良いです。なんか話が進むにつれ、よりかかり系の女性になってる瀬良さんですが、そのぶん主人公が妙に大人っぽくなる恒例のパターン。主人公のくさい台詞で雰囲気がもりあがってそのまま外で……というのもお約束。2人の熱い夜をお楽しみ下さい。

三朝先生もお花見。ただしこちらはお昼のハイキング。周囲の風景は菜の花畑にしか見えないんですが、まあその辺はツッコミ無しで参りましょう。脳みそのほうもお花畑で、ラブラブ全開、いちゃいちゃしてそのまま青姦という何のヒネリもない展開でした。ただ、最後が良かった。「毎年来よう」という彼女との約束は、1年のアペンドを経たあとだととても良い感じ。ああ、アペンドが終わっても『LOVELY CATION』の世界は続いていくんだなという、じわりとした感慨と、楽しい気持ちが広がりました。

そして、全アペンド終了後再度ゲームを起動すると、「立ち絵鑑賞モード」が追加されます。いろいろな表情や衣装の彼女たちを堪能できるこのモード。普段のADVならそんなに気にもしないのですが、本作に関してはキャラとの付き合いも長くなり思い入れも出来たので、いろいろいじってしばらく楽しませてもらいました。

そして、ここでとても嬉しいお知らせが!!

なんと、『LOVELY×C∧TION』の続編制作が決定した模様! やったねお兄ちゃん! ぱうぱう~(テンションがおかしい)。

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コラじゃないです。マジです。公式HP参照。

別れは出会いの始まり。これから新しい生活が始まるんだ、とくり返していた主人公の言葉通り、また新しい出会いが来てくれるのかと思うと、ディ・モールト嬉しいです!

グランドフィナーレを迎えたことと、「2」の制作決定をうけて、スタッフブログも更新。2012年4月14日の記事に、γさん、insiderさん、唯々月たすくさんのお三方が揃ってコメントをよせておられます(スタッフブログはこちら)。

「LOVELY CATION 2」に関する気になる話を抜粋すると、やはりこれ。
新作のヒロインは4人。

1人減りましたが、これによって多大な利点が生じます。例えば――

・立ち絵の衣装バリエーションを増やせる。

・1ルートあたりのシナリオが増量。

・ラブリーコールを制御しやすくなり、呼んでくれる名前や、感情による音声のパターンも増やせる。

等々のメリットを考え、今回はヒロインを4人といたしました。

得た利点をできる限り作品に反映させるべく、たくさんのアイディアを詰め込んで『究極のADV』を目指します。
4人ヒロインにするぶん、密度を高める! ということで期待も高まります。ラブリーコールのバリエーションも増えるのでしょうか。名前呼んでもらえなかった皆さんに救いの手が差しのべられることを祈っております。しかし、シルエットを見た感じ、先生キャラいねーんじゃないのかという不安もあるのですが、ロリ先生というのもこの業界ではありがちなので、続報待ちですね。

私はあんまり「制作秘話」みたいなのを読まない(正確には読んでもそこまで気にしない)タチですが、今回のアペンドに関しては「企画段階で会社から「OK」を貰えた」とか、唯々月さんが「当初自分はアペンドの仕様を聞いた時、結構反対だった」とか、結構面白い話が載っていて興味深く読ませて頂きました。かなり特殊なシステムですから、いろいろあったんだろうなというのはなんとなく想像できます。1ユーザーの立場からすれば、これほどのユーザーサービスは無かった。それは、単にエロパッチを30本配布したからとかそういう即物的なことではなく、スタッフの方がそれだけ本気でこの作品の世界を作り、続けていこうとしていることが伝わってきたからです。

私はロマンチストなので、やっぱり作り手の方が作品を大事にしているとか、そういう精神論的なことに凄く弱い(エウシュリーさんに惚れ込んだのも、『戦女神』の不具合報告とシステムの問題を指摘するという大変失礼なアンケート葉書を送ったところ、丁寧なお返事と改善パッチをあててプレスしなおしたゲームディスクを送付してくださったからでした)。もちろん、ユーザーのことなんて関係なく自分たちが良いと思う作品を作り続けるという態度もありだとおもいます。でも、私なら自分が作った作品を多くの人に愛してもらいたいし、その為に心を砕いているのを見ると、「ああ、スタッフの人がこんなに頑張れる作品なんだ」と、好意的に見てしまいます。実際、それに値する素晴らしい出来映えでしたし。

「あかべぇそふと系列のタイトルとしては、赤箱を除いて初めて『2』を冠することが確定したL×C2」というinsiderさんのお言葉で気づきましたが、そういえばこのブランドの系列で「2」はほとんど無かったんですね。別に他の作品に関しては売上が問題だったとも思えないので、やはり本作は世界を続け、広げていくことを最初から目指していた作品だったということなのでしょう。これからの展開に、いっそう期待したいと思います。

さて、それでは本日はこれまで。楽しい気分で、また明日!

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