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タイトル:『性狂育 ~モンスターペアレントの理不尽な要求~』(CLOCKUP/2012年3月23日)
原画:りゅうき夕海/シナリオ:不二川“でぇすて”巴人、穂波衛一
公式:http://entacom.org/clockup/product/seikyouiku/index.html
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無し
定価:8800円
評価:D(A~E)


安くなっていたので衝動買いしました。速攻終わりました。拙文は批評空間さまに投稿しておりますので、ご関心があれば上記リンクよりご覧下さい。……しかし、低得点つけたのに反応を頂いてしまい、ありがたいですがメーカーさんに悪いかなとか、複雑な気分。まあ、7000円ぶんの怨みということで勘弁していただきましょうか。

こちらは感想を反省して、もうちょっと参考にできる話を書きます。多分。できるだけ。

▼攻略
選択肢は基本3箇所。斎藤母娘ルートにいくと、選択肢が追加で出ます。〈選択肢1〉と〈選択肢2〉は、それぞれ「美南に助けを求める」と「ちほりを気遣う」をチョイス。CGの差分については、中/外出し等で埋めてください。シーンは以下の選択肢で全部埋まります。

〈選択肢1〉
美南に助けを求める →美南フラグON
自分で何とかする →選ぶ必要なし

〈選択肢2〉
ちほりを気遣う → 斎藤母娘フラグON
見て見ぬふりをする →選ぶ必要なし


〈選択肢3〉
自分で何とかする → 理彩ED
美南先生に相談する → 美南ED
斎藤さんに相談する → 斎藤母娘ルート

〈選択肢4〉(斎藤母娘ルートのみ
奈々里を気にかける → 奈々里ED
奈々里のことは考えない → ちほりED

●備考
CG数: 差分込812枚、差分無54(理彩29、美南11、ちほり6、奈々里8)
シーン数: 62(理彩24、美南14、ちほり13、奈々里11)
属性
 理彩:処女。陥没乳首。おっとり系。恋人あり。寝取られあり。
 美南:処女。強気系。マゾ。
 奈々里:処女。ロリ枠。犬。ソロ少なめ。
 ちほり:人妻。寝取られあり。貧乳。3P多め。

▼雑感
以前紹介した『プリーズ・レ○プミー』(◆感想)のエッジの効き方と比べると、やっぱり格落ちする感じは否めませんでした。そもそもモンスターペアレントというのは、こんな甘っちょろくないです。その手の本でも読んで貰えばわかりますが、「おたくの学校の桜が今年は咲がよくない。それもこれも、生活指導が悪いからだ」とか、「野良犬が多いのはお前の学校の生徒が給食を残して犬にやるからだ」というような、とんでもない理屈で学校にクレームをつける人。モンペさんたちは、クレームを付けることが生き甲斐であり目標なので、代替手段によってみたされたりはしません。この作品の道夫さんなんかは人間のクズですが、その意味ではモンペじゃない。だからどうしたって話ですが、まあ『レイプミー』と比べると、世相に切り込んだ感じが無かった、ということです。

ということで普通に抜きゲーとしての話になるのですが、正直どうなのかなあ、という感じ。シーン数自体はそんなに少ないわけではない。けれど差分無しCGのほうが少ないことからも判るとおり、CGそのまま使い回してテキストだけ変えたシーンというのが結構あります。丁寧な抜き系作品だと、1シーンの中で何枚もCGが変わるのでCGのほうが多くなるので、この辺は「手抜き」と見られても仕方がない。もちろん差し引いても充分な量のHシーンは確保してありますが、ちょっと残念でした。

視点は、基本理彩の一人称。時々入れ替わります。シチュエーションは、快感系・羞恥系がメイン。お尻もあり。ただ、寝取られ(理彩には恋人がいます)、輪姦まで用意。縛ったり叩いたりという苦痛系は少数で、メインではありません。パターンはまんべんなく用意してあるものの、コスチュームのバリエーションは少なめ。学園ものにありがちな、体操服が無かったのはどうなのかという……。

テキストの分量はそこそこ多い。しかし、ストーリーがしっかりしているかというとそうでもなし。ぶっちゃけ、キャラはOHPのキャラ紹介に書いてある説明から特に深まったりしません。新しい性格の発見とかはなく、淡々と状況描写とエロシーンが積み重なるだけ。全キャラ、H2回くらいで速攻堕ちてブヒブヒ言い出すので、プロセスを楽しむこともあまりできず。そのぶん濃厚なエッチシーンだったとも言えますが、それなら低価格作品みたいにエロを数珠繋ぎにしてくれたらいいので、フルプライスとしては物足りなさを感じました。

別に質が低いわけではありません。ただ、高くもない。くわえてターゲットとするユーザー=狙いを絞り切れていないと思います。4人というヒロイン数は決して多くないので、ある程度属性を絞ってユーザーに訴えざるを得ないと思うのですが、ヒロインのラインアップはバラバラ。全員扱いが均等というわけではなく、明らかに理彩が優遇されているのですが、かといって理彩に複数EDがあるほどプッシュされているわけでもない。

陥没乳首で巨乳のおっとり系教師を堕とす、という路線で絞って押すなら、もう迷わず理彩に他の倍以上のスペースをとってもよかったと思うし、そうしないならもっとまんべんなく力をいれるべきでしょう。属性の満足度という意味では一点突破型の低価格作品に勝てないし、幅広い客層に満足を与えるという意味では、ヒロイン多数の作品に勝てない。いかにも中途半端という印象でした。プレイ時間もフルプライスにしては物足りない。

テキストに癖は少ないし(可もなく不可も無し)、グラフィックはクロックアップさんだけあってかなり綺麗。標準以上のクオリティは保っていると思います。ただ、上に述べてきたような理由により、絵が気に入ったとかキャラが気に入ったとか、巨乳先生属性持ちなどストライクゾーン高めに来た、というのでなければ無理にお薦めはしません。

そんなわけで、本日はこの辺で。それではまた明日。

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