先日、ちょうどバレンタインの日ですね。帰宅後エロゲーを起動してしばらくした頃、唐突にインターフォンが鳴りました。どうせ宗教か新聞勧誘だろうと思いつつも覗き穴から見たところ、なんか、でかい箱を抱えた宅配のおいちゃんが立っています。

今年はAmazon先生でチョコを発注してバレンタインに受け取るという作業を忘れておりましたので、チョコが届くはずもない。訝りながらも外に出て発注先も確かめず、サイン。荷物を受け取ろうとしたところ、おいちゃんが「あ、重いので気を付けてくださいね」とのこと。しかし、縦長の筒で、どう見ても金属とか入っていそうにありません。はいはい、と適当に返事をして受け取ったところ、体ががくんと傾きました。

重たっ……!

何入ってるんだよこれ、と驚きましたが、持てない程の重さではなかったので抱えて部屋へ。ただでも手狭でものが一杯の部屋に、どでかい段ボール箱がでーんと鎮座します。

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こんな感じの大きな箱でした。

はて、発送先は、と確認すると、「アスキー・メディアワークス」の名前。あれ、どっかで見たような……。ああ、なるほど、電撃文庫さんとかのところですね。しかし、一体何ごとか。重量5kgと書いてあり(実際はもう少し軽かった気がします)ますが、そんなものが届く覚えが全く無い。ただ、毎月読書カード送ったり、フェアの抽選に申し込んだりしていたので、何か景品が当選したのだろう、と開けてみました。

すると、中身は驚いたことに、紙。というか紙束。棒状に丸められた大量の紙束が中にぎっしりとつまっていました。世間でポスターと呼ばれているものだ、と気づくのに30秒ほどかかったでしょうか。事態を認識してようやく、これが何か判りました。

2011年8月10日~10月31日まで行われていた、「電撃文庫ぶっちぎり!メディアジャック!!フェア」の応募企画だった、読者プレゼントの賞品、「著者直筆サイン入りぶっちぎりポスター9枚セット」がどうやら当選した模様。って、特賞じゃないですか! 当時結構電撃で読みたい小説が目白押しで、トータル15冊くらい買ったので複数口応募したのですが、まさか当選するとは思っていなかったので、すっかりわすれておりました……。

サインポスターは、『アクセル・ワールド』、『新訳 とある魔術の禁書目録』、『デュラララ!!』、『ゴールデンタイム』、『境界線上のホライゾン』、『さくら荘のペットな彼女』、『ロウキューブ』、『シーキューブ』、『神様のメモ帳』。ほとんど全部読んでました。嬉しいなあ!! 特に『アクセル』は大ファンなので嬉しさ炸裂。小躍りして喜んだ……のですが、何か引っかかることが。

そう、ポスターにしてはこれ、サイズが異常にでかいのです。てか、ポスター9枚で5kgってどう考えても変。どんな大きさなのかと取り出してみて、笑ってしまいました。

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ごらんよこのサイズ。

となりにちっこく見えているのは、サイズ比較のためにおいた、『文学少女』の文庫本(電撃さんからいただいたプレゼントなのに、他社さんの文庫を並べるあたりが良い度胸してます)。遠子先輩がパンツくらいのサイズになってしまっています。いやちょっとでかすぎでしょう。嬉しいけど、嬉しいんですけど、どうやって飾ればいいのこれ……。

とまあ、そんなわけで折角頂いた賞品なのですが、現状飾る目処が立たず、汚すのも嫌なので再び段ボールの中に逆戻りして、押入でひっそりと鎮座しています。なんとか飾るなりしたいとは思うものの、普通のポスターカバーには絶対入らないし、ホントにどうしましょう。とりあえず、最悪これを飾るために引っ越すという選択肢も視野に入れつつ、こういうの詳しい人に聞いてみます……。

そういえば最近、ラノベやエロゲー関係で割と景品が当たるのですが、何でしょうね。これまでくじ運良かったことも無いので、急にモテ期が来た説は余り信じられない……。当選人数が多いものや、マイナーな作品を選んで送っているというのはあったのですが、これだけメジャーなのも当たるとなると、本格的に宝くじかロトあたり買うことを検討しようかな。

最後になりましたが、電撃文庫さん、いつも楽しい作品を世に送って頂きありがとうございます。これからも楽しみに読ませて頂きます。

というわけで、今回はほとんど自慢。失礼いたしました。

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