f1eb860c.jpg


タイトル:『華麗に悩殺♪ くのいちがイク! ~桃色ハレンチ忍法帳~』(softhouse-seal/2012年1月27日)
原画:のりたま/シナリオ:志田哉,
公式:http://softhouse-seal.com/product/054-kunoichi/index.html
批評空間レビュー投稿:済→ネタバレ有
定価:1995円
評価:E(A~E)

批評空間様への感想投稿は完了しておりますが、ちょっとはっちゃけてしまいました。ネタバレとしておりますが、バレるようなネタはほとんどございませんので、詳しい内容に興味がある方は、上記リンクから拙文をお読みください。

まあ、何というか凄い作品だったと思います。ツイッターでは「体験版が~」というツッコミを何度も頂きました。体験版をやっていなかったことは確かです。が、それとこれとは話が違う。体験版でHシーンがなくても、製品版ではあるだろうと思っていたのですが、まさかHシーンが無いとは。シーンなしで、ちょいHなCG閲覧だけって、ゲーセンの脱衣麻雀じゃないんですから……っ!!!

もしかしたら攻略スコアでテキストが変化するとか、そういうオプションが付いているんでしょうか? そんなことないですよね……? いやはや、マイッタマイッタ。これでゲームが面白かったらまだゆるせ……いや、これでゲームがどんなに面白くても許せませんね。ゲームがつまんなくても、Hシーンがあれば良かったんですが。

ちなみに感想本編でも書きましたが、テキストがちょっと雑というか悲しい感じ。たとえば冒頭の「今より昔の時代」というのが、「頭の頭痛が痛い」と言っているような感じで意味が重複しまくっている、というのが我ながら上手く言えたと思っているので、これで全部代弁させます。他にも色々ありましたが……。

伏線も完璧に投げっぱなしジャーマン。これ、広報の人本当に大変だっただろうなあと思います。むしろ社内で「こんなの絶対におかしいよ!」と声があがっておかしくないレベル。私がこれの紹介ページつくれって言われたら、間違いなく投げます。どこをウリにすれとおっしゃるか。

ちなみに、ゲームはもちろん、混じりっけなしのクソゲーです。大事なことなので何度でも言います。クソゲーです、くそg。要するに要素が少なすぎてやることが全部決まっているのと、敵が単調なルーチンでしか動かないので、本気でただの作業になるからです。

あ、一応ゲームパートにHシーンはあります。ドット絵っぽいのでこう、カクカクと。これは結構エロくて好みというか、この路線で押し切るなら押し切ってくれても良かったんですが、それならもっとバリエーションつけて欲しかったですね。あと、なんだかんだでこの場面のCGください……。

9f23e2b4.jpg

ゲームパートの交尾はこんな感じ。

低価格作品まで体験版をやっていたら時間がないわけで、低価格の場合は内容はともかく、エロシーンだけは何とかなるだろうという確信に基づいて絵の好みとシチュの好みでほぼ見切り購入していたのですが、絵が好み+私の大好きなくのいちシチュというコンボで、まさかこんな悲劇に遭うとは……。しばらく立ち直れそうにありません。マジショック。

ただ、中味があんまりにもあんまりだったおかげで、二千円ぶんの楽しさは体験できたかもしれません。突き抜けた駄作になると逆に、一見の価値が出てしまうというのがエロゲーの妙な奥深さかもしれませんね。

いやまあ、二千円だから言える台詞ですけど。これフルプライスだったら発狂してます。

このエントリーをはてなブックマークに追加