最終回です。

▼9月
【ランキング】
1位:VenusBlood ABYSS 2位:神咒神威神楽 3位:未来ノスタルジア
【短評】
『恋騎士』、『シュクレ』、『SuGirly Wish』などの強豪を抑えてのトップ3は上。どれもハイレベルでしたが、ゲーム性とストーリー性を備えた『VBA』をトップにしました。燃え系の完成度としては『神咒』が相当なレベルに達していますが、『Dies irae』のほぼ続編であることを除けば、避ける要素は少ないでしょうか。『みらのす』は、拳銃もった巫女さんとツインテールを楽しむ作品。萌えよりは読ませる系で、『明日の君に逢うために』以来のPurpleのスマッシュヒット。ただ、双子の不遇っぷりが泣けるというか、もうちょっと全体で各ヒロインに役割を持たせて、物語を有機的に繋げられれば、全体が引き締まったように思います。

凌辱枠では、カガミ氏からの原画交替で内容が懸念されていた『対魔忍ユキカゼ』が抜群のクオリティ。トップ3が強すぎたので今回は圏外ですが、他の月だったら食い込んでもおかしくないレベルでした。他はアイルの人気シリーズ『脅迫3』くらいでしょうか。『獣魔戦姫エクセリア』は雰囲気があったものの、物語もボリュームも今一歩大人しく終わった感じ。アイドルと家族の絆を描いた『D-EVE in you』など、他にも面白い作品がありましたが、どれも上記3本には及ばず。カントク氏を原画に起用した、話題の『your diary』は、「ほんとうの気持ち」を軽く扱いすぎた感じがあり、個人的にはNG。キャラクターが心情を全部セリフで説明しちゃうタイプは少々苦手です。

噂のトンデモゲー、『プリンセスX』がこの月発売ですが、幸か不幸か購入していません。各所で取りあげられた噂を聞くに恐るべき内容のようですが、余程のことが無い限り、私と接点を持つことは無いでしょう。

◎ピックアップ
『VenusBlood ABYSS』(公式) Dualtail/2011年9月30日
毎回システムを斬新に変更する『VenusBlood』シリーズですが、今回は『巣作りドラゴン』を思わせる迷宮構築SLG。迷宮に罠を張り巡らせて進軍してくる勇者や敵の魔族を捉え、調教していくというもの。罠の配置を考えたり、自軍のモンスターをブリーディングする育成要素が非常に楽しめた。調教モードと迷宮に建設する施設の関連が薄かったり、周回要素がやや希薄だったりと、やや詰め切れていない感じは受けるものの、ワンプレイで十分長く楽しめます。

また、ストーリーは『VenusBlood』シリーズ伝統の、価値転覆もの。魔王軍・魔族として迫害されている主人公たちのほうが、実は「まとも」な連中で、正義を振りかざしている方が本当は恐ろしいというのをアピールしています。こちらはいつもより捻りが無かったかもしれませんが、この手の物語が好きであれば問題ないでしょう。鬼畜凌辱に突っ走るルートもきちんとあります。ヒロインもよりどりみどり、シチュエーションがちょっと少ない気もしますが、全体で見れば十分すぎるくらい。総じて良くできた作品でした。

批評空間様に感想投稿済。興味があればご覧ください。→リンク



▼10月
【ランキング】
1位:ワルキューレロマンツェ 2位:恋愛0キロメートル 3位:プリーズ・レ○プ・ミー!
【短評】
私事ですがこの月からリアル生活が超絶忙しくなり、お金の都合もあって購入数が減り始めました。この他には『神聖にして侵すべからず』と『デイドリーム・ビリーバー』しか買っていません。どちらもそれなりに良かったです。低価格ゲーも総回避。いまリストを見ていたらやりたいの出てきたから、そのうち買っているかもしれません(笑)。『翠の海』や『せきさば!』など話題の作品をプレイせずのランクなのでちょっと自分では納得いっていないのですが、廉価版が出るのを気長に待つなりしたいと思います(せきさばはきつそうか……)。

『恋0』と『ワルロマ』は順番逆だろ、という人も多いでしょうか。好みの問題だと思いますが、明るくコミカルなほうが好きなら『恋0』、スポーツものの王道っぽい話が好きなら『ワルロマ』で。『恋0』は美咲の当て馬っぷりに涙。氷室屋は良いキャラだけに、(主に大人の事情で)FD等のルート追加も無さそうなのが残念ですね。『レ○プ・ミー!』は、過去にこのブログで記事作ったのでカットします。

◎ピックアップ
『ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語]』(公式) Recotta/2011年10月28日
こもりけい氏の美しいグラフィックが冴える、学園ラブストーリー。発売日の延期に次ぐ延期でいささか待たされすぎた感じもありますが、期待を裏切らない仕上がりのものを受け取ることができました。割とハードなHシーンに、お漏らし搭載は相変わらず。今回は「戦う女の子」がメインでしたが、プリンセスの時同様かそれ以上の羞恥心を演出して、肌色シーンの破壊力が上がっていたように思います。

基本的に陰惨な展開にはならないし、良くも悪くも少年誌の王道スポーツものという感じ。そう言い切るには成長の過程が省かれているかもしれませんが、ヒロインと仲良くなるステップがその分描かれていると考えれば等価交換で良いのではないでしょうか。

批評空間様に感想投稿済。興味があればご覧ください。→リンク


▼11月
【ランキング】
1位:無限煉姦 2位:テンタクルロード 3位:Strawberry Nauts
【短評】
他プレイ作品が『ポコ・ア・ポコ』、『彼女高天』のみ。アタリをひきまくった月です。実は、買った本数が少なかったため、全作品のレビューを投稿しました。手抜きになりますが、そちらでやっちゃいましたということで省略いたします。

見送ったメジャータイトルも多く、『お天気雨』と『真・NOZOKI魔2』、『ましろサマー』、『LEGEND SEVEN』あたりはいずれ買いたいです。……無理だろうなあ。『プリズムセイバー』をやたら友人が薦めてくるのですが、どうなんでしょう。


◎ピックアップ
『無限煉姦~恥辱にまみれし不死姫の輪舞~』(公式) Liquid/2011年11月25日
これについてはブログで以前書きましたので、やっぱり省略。良い作品だったと思います。『euphoria』と同様のテーマを扱いつつ、仕上がりはだいぶマイルドな味わいに。愛しさと切なさが交錯する、美しい物語。

考えるまでもなく、こちらのほうが『euphoria』より数段門戸が広いでしょう。ただ、ブランドイメージがネックになった感じもします。逆で出せば良かったんじゃないでしょうか。クロックアップから『無限』。リキッドから『euphoria』。これなら、誰もが納得だったような気がします。

詳細な内容紹介とレビューについては、興味がございましたら右記リンク先の記事をご覧ください。→リンク


▼12月
【ランキング】
1位:WHITE ALBUM2 2位:美少女万華鏡 3位:めばえ
【短評】
12月は個人的に楽しみにしていたライアーの『大機関』があったのですが、リメイクということで考察外。非常に満足できる内容でしたとだけ。『コロナ』、『フリフレ2』、『制服天使』、『聖麗奴学園』、『妹選抜』あたりを買いましたが、この三本には及ばず。特にコロナは初期不具合に低い自由度と、ちょっと前作比較で残念な感じがしました。

『フリフレ2』はパワーダウン。前作が神がかっていただけかもしれませんが、設定の甘さが目に付きます。実習先の教え子が制服着てたのに、どの学校か気づかないとかどれだけボケているのか。

他の話題作としては、『七つのふしぎ』や『真夏の夜の雪』、『天下御免』、『HOTEL』あたりでしょうか。前者二つは高評価をよく聞くので、いずれは……ってこればっかりですね。でも積むだけだと勿体ないし、お金と時間の目処がついたらということで。究極のNTRと話題の『ガテン系』も手を出したいのですが、明らかに買い時を逃した感。ツイッターとかでわいわい言いながらやるのが楽しそうだったなあと後悔。

なんだかんだで年末年始と年度末はエロゲーに使えるお金がガクンと減るのが悩みどころ。そろそろマシンも新調したいのですが……。そに子がまともに動かないとか、哀しすぎます。

◎ピックアップ
『WHITE ALBUM2 ~closing chapter~』(公式)Leaf/2011年12月22日
本作についても散々書きましたので、以下略ということで。月が下るについていい加減になったと思われそうですが、後期からは投稿を始めたということもあるのです。そのあたりはご理解頂けると嬉しいです。

ともあれ、全体的によくできた話。テキストもしっかりしているし、「IC」とあわせればボリュームも相当。音楽・CGのレベルも高いです。もっとも前編とあわせないといけないのがネックといえばネックなのですが。時間がある人にはお薦めできるものの、そうでない人にはちと厳しい。もちろん、それでもやるに相応しい価値はあると思います。

例の如く内容等について興味があれば右記リンク先の記事をご覧ください。→リンク


これで一応一年通して終わったかなー。やれやれ。お付き合い、ありがとうございました。次は年間通して総評みたいなことを書こうかと思っています。誰かの参考にというよりは、自分の好みとかがどういうものか、振り返ってみる機会になりつつあるかもしれません。日記だと考えれば、それも良し。

ただ、書いてる時間使えばエロゲーの積みが少しは減りそうで……と、段々面倒な気もしてきました。エロゲーマーでブログとか自サイトを更新し続けている人は、本当にそれだけで尊敬。凄いなあ。

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