前回(1)というナンバリングを振ったかどうかも既に怪しいのですが、とりあえず今回の同人誌を作ってみた反省などを簡単に。

1.編集は記事を書けない!
今回、私は編集担当の予定ではなかったのですが、7月末に急に編集長が投げまして……まあこんな小さくて地味なサークルが新刊を落としたら何一つウリどころがなくなるじゃないかということで、私が手を挙げました。まあやったことといえば全方向土下座祭りくらいで、いろんなところにお願いして同人誌を仕上げて「いただいた」という感じなのですが……。なんかこの展開デジャブ感が。

実は今回の「クソゲー」ネタは冬コミ用に用意していたもので、幸か不幸か形があったのと、前回の冬コミ終了時にメンバーやゲストの人に構想だけ話していたので、直前スタートでなんとかゴールまで走り切れた感じです。

まあそういう忙しい状態だったこともあって、今回はほとんどまともな記事が書けず……お手にとられた方は、なにやらいっぱい書いてるように思われるかもしれませんが、私のオリジナル記事は殆どヤケクソみたいなもんです。お恥ずかしい話ろくに推敲もしておらず、自分でも何が言いたいのかよくわからんという。 

逆に、テープおこしだとか月別採点表のまとめみたいな、まさに「編集」っぽい作業のほうはサクサクいったし、それなりにうまく乗り切ったんじゃないかと思っています。まあ、自分でゼロから何かを作るタイプの記事は、おちついて書けなかったということです。

で、これ今回が(も)余りにばたばただったとかそういうのとは関係なく、編集をやるとどうしても自分のことはやりづらいだろうなぁと思います。前回もそうですが、今回もいろんなところにメールしたり、印刷所の予定調整したり、ページ数調整したり、誤字脱字チェックしたり……。そういうので、凄い時間がかかる。

しかも、こういう作業って事実上終わりがなくて、何というか「締切の時間が終わりの時間」なんですよね。つまり、時間があったらあったで、どこまでも完成度を追求できてしまう。すると、結局自分が何かを書いたりする時間というのはあんまりとれなかったんじゃないかなぁと思うわけです。

今回の本の編集は、お世辞にもクオリティが高いとは言えないのですが(最低限はがんばったつもりなんですけどね)、それでも自分が思っていた以上に時間と労力と精神力を消費しました。んで、もっと時間があればなぁ……と思うことがたくさん。編集をきっちりやるというのはなかなかたいへんだと思います。世の編集役の人はほんと偉いですわ……。


2.ありがたいのは締切を守ってくれる書き手
されど編集ばかりでは本はできないわけで……。今回の同人誌、ありがたいことにツイッターやメール、あと直接のお話などで、感想を頂いていたりします。もちろん身内の気遣いで褒めてくれているというのもあるのでしょうが、比較的好意的なご意見が多くて、まあ作って良かったなと。

その功績はぶっちゃけ、今回記事を書いてくれた同人やゲストの皆さんに帰することは間違いないわけですが、本当にありがたかったのはかなり無茶なスケジュールであったにもかかわらず、皆さんきちんと原稿を仕上げてくれたこと。タイムオーバーしたの1人だけでしたからね……。

これはもう、予定が異常に組みやすかったです。もちろん本来ならそこから皆の原稿を読んで、クオリティアップに努めるために話し合いとかもしたかった――実際、同人の1人の記事は論旨が余りにブレていたのと、結論が陳腐ではないかということで編集会議でリジェクトして書き直しにしたのですが――というのはあるものの、 とりあえず弾が揃って「絶対出せる」という状態になっているということは編集にとって非常にモチベーションを高めてくれましたし、校正を含め最後にドタバタすることを極力防ぐことができました。

どんなに面白い内容であっても――もちろん同人誌ですからそういうこだわり、自由さも保障されているとは思いますが――とりあえず「形にする」ことなしに表現が成立しないのだとしたら、やっぱり書き手の最も優れた能力の1つというのは、「締切を守ること」だと痛感しました。

本当に、真面目な同人とゲストの皆さんに感謝感謝です。 


3.カラーの表紙は意外と目立つ
これは売れ行きの話になりますが、いままで白黒。今回カラー表紙にしました。値段は、今回500円。評論系の同人誌、50p弱で500円ってたぶんすげー高いというか強気な設定なんですが、過去最多で売れました。

もちろん同人や私のお友達パワーが炸裂した(ブースに来てくださった皆さん、本当にありがとうございます) 部分はあったのでしょうが、見知らぬ人が手にとって見てくれる率は白黒のそれより高かったです。やっぱりカラーでぱっと見目立つ表紙なのは大事なんですかね。

というくらいでしょうか。なんか他にもいろいろあった気がするんだけど、うまくまとまらないので本日はこの辺で。また思い出したら何か書きます。