宣伝です。

コミケで頒布予定の新刊のサンプルが完成しました。
あらためて内容を紹介しつつ、一部サンプルを公開いたします。
サークルE-LOGOS
 8月17日(日) 西地区 「に」 13a

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『E-LOGOS』 Vol.3 (新刊) 頒布価格 500円

▼内容紹介&執筆者 (→目次サンプル画像はこちら
 (1)2014年上半期オススメエロゲー  [サンプル]
「上半期オススメエロゲー」としていますが、実際には複数の同人による月間エロゲー採点ランキング表です。総評本文は私(OYOYO)が担当いたしました。個人的にはあまり面白みがない(世間的な評価からあまりズレがないので、同人誌としてのオリジナリティがない)のですが、読んでくださる方からは意外と好評かどうかはともかく、数少ない「感想と要望を貰えた記事」となっております。そういえば、サンプルに早速誤植が。もうなおしてる暇ありませんが。

 (2)特集 :僕らの愛すべきクソゲー
  ◆論攷
   ・ G-hunter「クソゲーを思いっきり楽しもう!」
「クソゲー」を性質ごとに6種類に分類し、その楽しみ方について論じられており、特にクソゲー入門者は「カオスゲー」から入るべし、との提言がなされています。数多くのクソゲーを楽しんできた論者にしか書けない面白い内容だと言えましょう。
   ・houtengageki「クソゲーをレビューするということの難しさについて」
「Erogamescape~エロゲー批評空間」で長年エロゲーのレビューを続けてきた論者による、「クソゲー」をレビューする難しさに関する論。豊富なレビュー経験を背景に、「クソ」という認定につきまとう主観性の問題に原理的アプローチがなされており、「クソゲー」について語ることに関する理論と実践が融合した論述です。
   ・つばめ「クソゲー極北巡りツアー ~主成分分析によるクソゲーマッピング」
「データ解析」を18番とする論者による、「クソゲー」の指標を客観的に求めようという意欲的な試み。「Erogamescape~エロゲー批評空間」のデータを利用してかなり細かく主成分分析を行い、「Erogamescape」における「クソゲー」の傾向を分類・整理。もっともクソゲーらしいクソゲーの上位作品に言及しています。論点を限定しつつ、誠実に書かれた、クリアーな論攷。
   ・膠有人「クソゲーを笑い飛ばせ! ~聳え立つクソを越えて~」
「クソゲー」とは何かではなく、「クソゲー」に当ってしまった時にどうするか、というアフターケアの問題に関する議論がなされています。「クソゲー」と出会ってしまったときにとってはいけない行動についてユーモラスに論じながら、明るく「笑う」ことこそが重要なのだというポジティブ・シンキングのススメ、といったところでしょうか。

  ◆作品論
   ・fz「私の愛するクソゲーブランド・ZERO」
数多くの優れた(?)クソゲーを輩出してきたブランド・「ZERO」の作品を10本紹介。特徴や内容が丁寧にまとめられており、「プレイしたものにしか分からない苦悩」が伝わってくる名レビュー。ZEROの作品をやりたいような、やらないほうがいいような、実に悩ましい気持ちにさせてくれます。
   ・えび「クソゲー愛」
最新作であるXuseの『新世界黙示録』、昨年の『クオリアフォーダンス』、「知る人ぞ知る」2008年の『The Rising Sun』の3作品をピックアップし、「予想の斜め上を行く」できばえによって論者が足を吹き飛ばされたときの感想を語っています。内容紹介だけではなく、「KOTYe」における一般的な評価などにも言及があり、その作品がなぜ・どう「クソ」なのか、そこにその作品があるかのように伝わってきます。
   ・keropie「『ありす3+』」
一部ユーザーの間でカルト的人気を誇る「超空間」の一角、GAIAブランドの『ありす+』シリーズについてのレビュー。一般に言及されがちなグラフィック的な特徴よりも、独特の世界観やメッセージ性に着目し、丁寧にその可能性について掘り起こしを試みています。内容的な面白さはもちろんのこと、論者が次第にハイパースペースに巻き込まれていく様子が、まるでバイオハザードの日記を読んでいるかのようにうかがえて、パフォーマティブにも魅力的なレビューっでした。
   ・houtengageki「2000年代の(ダメな)エロ麻雀ゲームの思い出」
エロゲーにおける「クソゲー」の温床とも言うべき麻雀ゲーにフォーカスし、『おまたせ!雀バラや♪』『M's ~If it is true...~』『ぴあ雀』『聖白薔薇学園プチ☆MAHJONG』の4本を紹介。他作品に関する幅広い知識を援用しつつ、ダメさの方向性が説得的に描写されています。プレイしたことのない人でも、「麻雀をやるだけのはずが、なぜこんなことに……」という暗澹たる気持ちになれること請け合いの、王道的「クソゲー」レビュー。
   ・孫山「MINK今昔物語~13人の麗しきケダモノ」
MINKの20周年記念作である『13人の麗しきケダモノ』がお題。ほんとうにつまらなかったらすぐやめる、というスタンスの論者が、そういう自分があえてやりきった作品の中から「クソ」を認定すればどうなるか、という実験的な試みであるという宣言のもとに書かれたレビューです。記憶に残るか否かこそが「クソ」とそうでない作品との分かれ目であるとして、なぜ印象が薄かったかについてコメントされています。
   ・OYOYO「sealさんこんにちは」
sealの作品を幾つかあげながら、「クソゲー多いけど何か憎めないよね」という話をしています。

  ◆特別企画  [サンプル1] [サンプル2]
   ・クソゲーGDGD座談会 (fz、keropie、houtengageki、こーしんりょー、OYOYO)
参加者5人が都内某所に集まり、めいめいのクソゲーを持ち寄って、一緒にプレイするという「クソゲー会」のレビュー。実際にプレイした作品は、『おまたせ!雀バラや♪』、『京都』、『吐溜』、『EVE雀』、『やきにくくりぷうぴ』、『M’s If it is true』の6本。なお、完全な再現(いわゆるテープ起こし)ではなく、実際の記録をもとにOYOYOが内容をフィクションとして再構成し、「読み物」にしております。

 (3)その他
   ・OYOYO「『レーシャル・マージ』的世界観の限界」(コラム)
   ・赤戌「夜道」(短編小説・オリジナル)

以上。
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ご関心があれば、是非ブースにお越しください。

なお、昨日より告知しておりますが、既刊の取り扱いについては保証ができません。ついでだしほしい、という人はTwitterかメール等でご連絡いただければ、印刷して取り置くように致します。また、今回の新刊は500円といつになく強気価格のため、売れ残りを予想してあんまり刷っていません。絶対ほしい! という奇特な方がおられたら、あらかじめご連絡いただければ取り置くようにいたします。

別に品薄商法とか、受注をうけて人気あるように見せたいとかそういうのでは全くなくて、そもそも100も刷ってないから基本1回のコミケで売り切れるんですよね……。

あ、17日は朝から最後までブースに入ることになりそうです。お昼ちょっと抜けるかもしれませんが、もし私と会ってもいいよ~という方おられたら、ご連絡ください。


(サンプルデータ)
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「2014年上半期オススメエロゲー」


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特集「僕らの愛すべきクソゲー」 クソゲーをみんなでやってみる企画 (2P)