よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

ボタンを付けてみようと思ったけれど

今のところ私はツイッターしかやっていないのでツイッターボタンだけでも良いかなと思っていたのですが(そんなにアクセス数も無いし)、集客増やそうと思うならボタンつけなきゃ! と強く言われ、そりゃそうだなーと思いました。ついでに、ツイッターボタンの表示がちょっとおかしいのもこの機に直そうかと考えたのですが、めんどくさいからいいや……。

とりあえず、「はてブ」「Google」「facebook」あたりが主流だと聞いたのですが、私の記事でfacebook系の人は来ないだろうという読みから(あと、個数が増えると単純にめんどくさい)、前者2つを増設しようかと思います。

といっても、本人がその手のボタンをツイッター以外押したことがないので、どういう効果があるかサッパリ解っていないのですが。皆さん、どういう基準でどういうボタンを付けているんでしょう。ま、やっていればそのうちわかるのかもしれないし、何ごともやってみてからですね。

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レビュー(ラノベ):冴木忍『メルヴィ&カシム』

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冴木忍『メルヴィ&カシム』1~6巻
(1991年~ 富士見ファンタジア文庫 イラスト:幡池裕行【1,2】→竹井正樹【3~6】)
シリーズ一覧
『幻想封歌』:1991年
『銀の魔女』:1993年
『いかなる星の下に』:1994年
『未来は君のもの』:1995年
『明日はきっと晴れ!』:1996年
『六花の舞う頃に』:2000年

以前紹介した『カイルロッド』の作者、冴木忍さんのデビュー作。それが、『メルヴィ&カシム』です。また古い本、しかも未完というダブルパンチで需要が低い気もしますが、こういうほうが逆に新しいだろう! という意味のわからない言いわけをしつつ、紹介させていただきます。

全世界に名を轟かす大魔法使いメルヴィと、その弟子・カシムが主人公。語りは、カシムの一人称です(冴木氏の作品の中では結構めずらしい)。魔法使いというのは基本的に誰かの依頼を受けて厄介事を解決するなどして生計を立てており、メルヴィは容姿端麗なうえに並ぶもの無しの実力者。さぞや繁盛しているだろう……と思いきや、二人は毎日塩スープ(要するに具が無い)をすするしかないような貧乏ぐらしを強いられていたのでした。

それもこれも、原因はメルヴィ。なにせ、傲岸不遜、美女には優しいが男に対してはゴミ以下の扱いというフェミニスト。ひとたび動けば強大な魔力で気に入らないものを全て吹き飛ばすというありさま。おかげで、轟くその名は悪名ばかり。依頼人もほとんど来ない。曰く、「依頼しに行くときの暗い表情が、帰る時はさらに暗くなる」、「最悪が二乗になる」、「依頼しないほうがマシ」……。本当にどうしようもなくなって、大博打に出た人か、とんでもない陰謀にメルヴィを利用しようとする人しか依頼には訪れない、という状況。カシムはそんなメルヴィに拾われて弟子入りしたものの、魔法は一切教えてもらえず、専業主夫として家事にいそしむ毎日を送っているのでした。

そんなメルヴィ一家ですから、ひとたび依頼が舞い込むと、さぁ大変。とんでもなく厄介な依頼だったり、とんでもなく胡散臭い依頼だったりと、行く先行く先で金田一少年やコナン君も真っ青のトラブル連発。基本的には全てメルヴィが解決するのですが、その過程で、「なんでもできる」魔法の力というのが決して無邪気に幸せをもたらすものではないということや、魔法では解決できない(してはいけない)問題があるということなどをカシムが学び、少しずつ成長していく、という物語です。

シリーズものではあるのですが、基本的に1話完結の物語が続いていて、全てを紹介してもうっとうしいだけ(私としては苦痛ではないのですが)でしょうから、デビュー作である『銀の魔女』(単行本2冊目ですが、第一回ファンタジア大賞で佳作をとったのが『銀の魔女』)のお話をしておきましょう。

発端は、都市国家《青の都》の大臣からの依頼。王子二人による王位争いのさなか、シルディールという謎の美女が突如あらわれ、王の遺言状と王冠を手に王位を簒奪。王子ともども大臣をたたき出した……。と、そこまで聞いたところでメルヴィがぶち切れ。「お家騒動なんぞにつきあってられるか!」と、大臣を殴り飛ばし、酒場を吹き飛ばしての大惨事。挙句の果てに大臣のふところから金銀宝石を盗んでいたということで警備隊に囲まれ、あわや大捕物の大ピンチに。その後なんだかんだあって、シルディールに面会したカシムは、《青の都》にまつわるある大きな秘密と、彼女の意外な正体を知ることになるのでした。

50ページほどの短編で、(加筆修正されているとはいえ)デビュー作。テーマ先行というか、途中経過や心理描写がすっとばし気味で唐突なのは否めません。他の作品や、2巻に収録されている「月の雫の降る都」や「君に吹く風」と比べても、完成度はやや劣るというのが正直なところです。

しかし、それにもかかわらずなのか、それゆえになのか、後半怒涛の展開に含まれるエッセンスは、いかにも「冴木節」という感じ。全てを見届けた後のシルディール。カシムの叫び声。そして、「俺だとて夢をいつまでも残してはおけん」という、メルヴィの重く、悲しい一言。

人は誰もが、どうしようもないできごとに直面して、どうしようもない想いを胸に生きて、結局どうすることもできないままに死んで行く。冴木忍の描く世界は、そういうやりきれないキャラクターたちが大量に出てきます。本作には、そういう「冴木ワールド」のエッセンスが、びっしりと詰まっている。

昨今のエロゲーだったら、「鬱エンド」とか言われていたかもしれません。けれど、『メルヴィ&カシム』が人気なのは、鬱だから、というわけではないでしょう。多くのレビューが「悲しくも美しい」という表現を好んで用いているように、この物語は、どこかで「救い」があって、綺麗に落ちがつく。確かに悲しくて、哀しくて、やりきれない想いが渦巻くのだけれど、どこかでこのキャラたちは救われたという感じがする。

それ(救われた感)はたぶん、メルヴィが「なんでもできる」魔法使いと称されているからこそ、それでもどうしようもないできごとを前に本気で苦悩していることと、無力なカシムが自分の無力と世の理不尽に対して本気で嘆き悲しんでいることとが、読んでいる私たちに伝わるからだと思います。カシムやメルヴィは、きっとこのどうしようもないことを、ずっと覚えているだろう。そして、読み手である私たちも同じように、このできごとを悲しみ、記憶にとどめておこう。そう思えるということが、作中のキャラクターにとって何よりも強い慰めや救いになるのだと思います。

ここまでしてきたような説明からだとちょっと青臭いというか、冴木作品の引力が劇的に働く年代というのは、思春期の真っ只中という印象をうけるかもしれないのですが、そんなことはありません。私自身の経験で言えば、昔はカシムやメルヴィに重ねていた想いを、いまは依頼人のほうに重ねて読むことができる。違った視点で読むことで、また違った面白さが見えてくる作品です。

今回は『メルヴィ&カシム』のお話でした。一部同年代のオッサンとか、コアなファン狙い撃ちと言われそうですが、実際その通りなので言いわけはしません。でも、手に入るならぜひ読んでみてほしいなーと思います。富士見さん、復刊してくれませんか……。というか、続刊はもうでないかなあ(泣)。

というわけで、本日はこれにて。また明日、お会いしましょう。それでは。

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グリザイアミュージアムに行ってきた

グリミュ
秋葉原ぷちげま前。中は撮影禁止なので、入り口のみ。

ちょっとお昼に時間ができたので、気になっていた「グリザイアミュージアム」に特攻してきました。場所は、秋葉原のぷちげま。中央通りに面した建物の地下一階です。開催期間は2012年3月10日(土)~4月8日(日)。時間は、11時~19時。

3月10日には限定グッズ販売があったそうですが、残念ながらそこには行けなかった(´・ω・`)。こんな中途半端な時に行くのもどうかなーと思いつつ、平日の昼間ならそんなに人も居るまいという読み。

で、入ったところお客さんは2、3名。カップルもいました。デートで美術館とはなかなか良いご趣味で……。まあこちとら天音さんとかとの時間を過ごす為に来ているので、爆発しろ! なんてことは思いません。むしろ二次元の恋人に集中できない彼に、哀れみの視線を投げておきました。フッ……。

それはさておき、階段を降りて左手がミュージアム。ゲーム内CGや、雑誌・ポスター用イラストの特大パネルが展示してありました。でかいだけあって綺麗だし迫力はある! 凄く良い……のですが、ちょっと枚数が少なくて拍子抜けしたのも正直なところ。スペースの都合上、そんなに大がかりなものではないと解っていましたが、じっくり見ても30分かからないと思います。それ以上居られると、人数が飽和しちゃうので仕方ないのでしょう。

あとは、物販スペースと大画面で流れるグリザイアのムービー。店内BGMも当然テーマソング。キャラクター人気投票スペースには、学園の制服が展示してありました。3000円以上購入で、豪華賞品(直筆サイン入り特大タペストリーや、OPアニメフィルムなど)があたるガラポンが引けるようでしたが、特賞がまだ残っているのかどうか、確認するのをすっかり忘れて、なんにも買わずにそのまま帰ってきてしまいました。一回くらい引けば良かったかな……。でも、新作ラッシュ控えているし我慢我慢。

3月24日には、限定グッズの「絵馬」が発売されるそうで、それを2つ購入のうえ、でじこ神社に奉納すると、特製ブロマイドが貰えるそうです。気になる方は、24日に行かれると良いかと。私もちょっと覗いてみるつもり。

すごい展示を期待して行くと肩すかしかもしれませんが、グリザイアが好きで、雰囲気にどっぷり漬かりたい! ということなら行って損無し。限定グッズも購入できるので、話の種にはなるし、お土産やプレゼント(笑)にも良いかもしれません。

というわけで、本日はグリミュに行ってきたという話でした。それではこの辺で。また明日お会いしましょう!

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『WHITE ALBUM2 ORIGINAL SOUNDTRACK ~setsuna~』収録曲投票

数日前から、Leafさんの公式サイトで、『WHITE ALBUM2』のOSTに関する告知が始まっています。どうやら、ユーザー投票によって収録するヴォーカル曲の一部を決定する模様。
第3弾「WHITE ALBUM2 ORIGINAL SOUNDTRACK ~setsuna~」 2012年夏頃 発売予定
予価 3,150円(税込)

本編で歌っている曲以外に、他作品の曲を4~5曲ほど新規収録します!
下記バナーよりあなたが雪菜に歌ってほしい曲をお聞かせください。
WA2OST

現在は「Feeling Heart」(To Heart)と、「I hope so」(天使のいない12月)、「舞い落ちる雪のように」(アニメ版WHITE ALBUM)の3曲でしのぎを削っている様子。その下も団子ですが、先日までは「I hope so」がちぎっていたので、追い上げてきた「Feeling Heart」のほうが強そうに見えます。しばらくは目が離せない戦いになりそう。

しかし、この上位三曲、ファンのセンスの良さが光る一方で、ある意味非常に解りやすい選曲。古参のLeafファンは「Feeling Heart」、アニメから入った新しいWHITE ALBUMファンは「舞い落ちる雪のように」。そしてその辺のバックグラウンド無しに『WHITE ALBUM2』の雰囲気が好きなファンは「I hope so」、という図式ではないかと思われます。まあそのしたには『うたわれるもの』関係も控えているし、単純な図式ではないのでしょうが、純粋に曲の良し悪しだけではなく、作品への思い入れが強く反映されてそうなアンケートだな、という気はします。

まあ、良い曲ですからどれが入っても文句なし。そうなると当選しそうなのは放っておいて、自分の好きな他の曲を応援したくなるのが人情。『君をのせて』とか『Hello』も好きなのですが、あまり同じ作品からばっかりとっても(『Routes』からは本編で既に2曲はいっていますし)どうかなーと思うし、それならSuaraさんの『花詞』(リメイク版『痕』のOPテーマ)は……と探したのですが、残念ながら無し。・゚・(ノД`)・゚・。 他に何があるかな、と見ていくと、『まじかる☆アンティーク』のEDテーマ、「歩み」がありました!
今思えば懐かしくて胸が痛むけど、頑なな心があなたを苦しめていた
昔くれたあなたの優しさ抱きしめたら、新しい道歩みだせる明日のために
というサビが非常に印象的な、私がとても好きな曲です。雪菜の雰囲気にもよくあっているんじゃないかと思います。『まじアン』自体が古い作品ですし、特に大きく取りあげられる機会が少ないのでご存じない方も多いだろうなあとは思いつつ(あ、でもサントラとか買っている人はわかるか……)、私はこの曲押しで行くことに決めました!

一緒に投票しましょう! などとは言いませんが、ぼちぼち好きな曲に投票しつつ、結果を楽しみに待ちたいと思います。

それでは、また明日。

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レビュー(ラノベ新刊):『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!3 』

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村上凛『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』3巻
(2012年 富士見ファンタジア文庫 イラスト:あなぽん)

ファンタジア文庫の新刊が発売されていたので、購入。楽しみにしていた『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』の続きが出ていました。早速読了。今回かなり薄くて、流して読んだら1時間ほどで終わってしまい、もう1周。じっくり読んでも(途中で恥ずかしさのあまり悶えるとかしなければ)2時間かからないと思います。

まだシリーズが始まったばかりということで、これから読もうかと考えている人もおられるかもしれませんから、簡単に2巻までのあらすじを説明していきましょう。オタクの主人公・柏田直輝は高校で「リア充」になろうと決意。オタク趣味をひた隠し、あれこれチャレンジしようとはするものの、どれも「思う」だけで実行に移せず、思い切って行動すると全部的外れで空回り。思い人の長谷川さんに想いを告げることもできず、悶々とした日々を送っていました。

ところが、ふとしたきっかけで超イケメンにして重度のアニヲタ・鈴木くんと仲良くなった直輝。それが縁となって、鈴木に惚れている美少女の恋ヶ崎桃と親しく話すようになります。桃は、直輝が最も苦手とするギャル系女子で、直輝曰く浮ついた「ビッチ」かと思いきや、実は色々斜め上の方向に勘違いをしているだけで、実は清純派のお嬢様。気性が荒いのが玉に瑕だけど、面倒見も良い「女の子」でした。

で、二次元にしか興味のない鈴木を振り向かせるべく、直輝は桃がオタクになる協力を。逆に桃は、直輝が長谷川をゲットできるよう脱オタ指南をするという協定を結びます。その後は色々あって桃と鈴木・直輝と長谷川がうまくいきそうだったり駄目だったりしながら物語は進行。2人に桜井小豆というコスプレ大好き巨乳少女の友人が出来たところが2巻までの概要。

本巻は、いよいよ直輝が長谷川とデートします。

詳しい内容には触れませんが、なかなか良い感じになったり、思ったより進展しました。小豆と直輝の関係もはっきりしてきましたし、長谷川さんの「意外な」(むしろ読者からするとほぼ予定調和ですが、直輝的には意外な)過去も少しずつ見えてきた。ほとんどが点線だった人間関係が、実線で描かれる部分が増えてきた、という感じです。

今回の直輝は、桃・小豆らと夏コミに出かけたり、クラスの花火大会にでかけたりと、一気にレベルアップ。前回はスライムを倒すのもやっとだったのが、今やキラービーくらいなら瞬殺できるのではないかという成長ぶり。相変わらずヘタレてはいるのですが、モテ期到来を予感させる、ニヤニヤ巻でした。

構成としては、これまで曖昧だった桃以外のヒロイン・長谷川と桜井の2人と直輝の距離感をやんわりと固めてしまおうという形だったと思います。桃と直輝との関係は最後の方まではっきりさせるわけにはいかないでしょうから、脇で釣るパターン。セオリー通りですが、それだけに揺るがぬ面白さがあります。ついでというと失礼ですが、直輝の妹、あかりも色々態度がはっきりしてきて、これは今後台風の目も期待して良いのでしょうか。全然関係ないですがあかりちゃん、p.75のパンチラがヤバいです

気になる新キャラ、同人作家のムラサキさんも登場。私としてはカラオケボックスのあの人の関係者じゃないかと思っているのですが、どうでしょう。完全MOB気味のくせになぜかイラストがあった渡辺さんともども、今後の出番に期待ですね。

最後はまたちょっと気になる終わり方。恐らく一悶着したあと、実は妹だったとか従姉妹だったとかいう話になりそうですが、次巻は桃の恋が描かれる巻になることが予想されます。なかなか楽しみなヒキでした。「非常にちょうど良かった」とか「受容がある」(需要)のような微妙な表現、誤字などが散見されましたが、まあ許容範囲。総じて良い巻だったと思います。

さて、3巻の話はこの辺にして、ちょっとだけ作品全体についての話を。

あらすじでおわかりの通り、本作は『とらドラ』と『俺妹』と『はがない』を足して割ったような感じがします。その辺は発売当初から、ネット界隈で言われていました。私も、そんな印象を受けます。

ただ、そういう有名作品群から本作を区別できるものがあるとすれば、ひとえに主人公・直輝の「痛々しさ」に尽きるかと思います。京介はもともと常識人という設定ですし、竜児も思考回路はマトモ。顔面のせいで差別迫害されているといっても、直接そういう描写はほとんど無いし、作品の中ではイケメン主人公と大差なし。小鷹は確かに残念な奴ですが、周りに更に残念無双している連中がわんさかいるせいで、相対的に真人間に見える(※)。

ところが直輝は、間違いなく作品内で差別迫害されているし、一番の非モテキャラ。考え方の後ろ向きさ加減なども割と等身大に描かれていて、笑えると同時にちょっと身につまされて痛い(とくにオタクには)ところがあります。女の子の反応に一喜一憂したり、メールの返事の仕方一つでうんうん悩んだり。もちろん物語用にデフォルメされていますが、最もかっこわるくて、でもだからこそ応援したくなる主人公が出てくるのが、この作品でしょうか。複雑に絡んでくる恋愛模様もそうですが、直輝の心の揺れ動きを見るのが楽しい作品ですね。

高校生であるにもかかわらず主人公がエロゲーしますし、あとクラスメイトが飲酒する場面が出てきたので、そういうのが気になる人は(あまり居ないとは思いますが)ご注意ください。このご時世になかなか思い切ったことをやるな、と個人的には賞賛したい気持ちもありますが、エロゲーはともかく飲酒のほうは、作品的に必然性が無いばかりか、これまで描かれてきたプラトニックな恋愛を「酔った勢い」に転換することにもなりかねない、マイナス要素の方が多い仕掛けだったと思うので、使うならもっと効果的に使って欲しかったです。ご時世を考えればせめて、苦情が来たときに「作品にどうしても必要だから」と突っぱねられるような使い方が求められるかもしれません。

目下の不満としては、単に「リア充」の象徴として、直輝の真逆という相対的ポジションのキャラとしてしか描かれていない鈴木くん。彼が、今後どのくらいスタンドアロンに動くのかがポイントでしょう。三角関係になるのか、我が道を行き続けるのか……はたまた、別の女性があらわれるのか。期待したいと思います。

と、言ったところで本日は失礼します。それでは、また明日。
(※)…小鷹の場合は「リア充」の要素が恋愛ではなく「友達」なんですよね。この辺は『はがない』最新刊でどうして「恋愛」関係を嫌うかという話が出てきて、『はがない』的には消化されそうですが、普通にリア充の定義としてモテ要素が入っているぶん、直輝の場合は非モテ的痛さが増幅されています。


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《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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