よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

レビュー:『りぞばレポート』

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(c)カイコクソフト、2011 当ブログに掲載した画像は全てカイコクソフト様HPより転載した素材です。
タイトル:『りぞばレポート』(カイコクソフト/2011年12月31日) ※同人
原画:osa/シナリオ:上原明人・廣瀬一貴
公式:http://kaikokusoft.com/resoba/
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無
定価:2800円
評価:C(A~E)


批評空間さんに感想を投稿しております。ご関心ございましたら、上記リンクより拙文をご覧下さい。……というか誰も登録していなかったので、今回初めて自分でゲーム登録してみたんですが、うまくいってるのかちょっと不安。しかし、こんな良いゲームでも埋もれてるんですね。同人業界恐るべし。

なお本作の価格はパッケージ版のもので、DL販売ぶんについては2000円台前半。公式からアップデートパッチが配布されているので、プレイ前にはそれを充てられることをお薦めします。

▼攻略
一本道です。サブヒロインとのHを選ぶと、Hシーン後そのヒロインとのEDになってお終い。メインは愛莉とのお話。

▼物語
宮下恭也(みやした・きょうや)、18歳。高校時代最後の夏を迎えて、彼は焦っていた。――このままでは、「ひとなつの経験」すら味わわずに高校時代が終わってしまう!! 普通はじゃあ友達とナンパにでも行くか、くらいがせいぜいだと思うのですが、恭也くんはひと味違う。彼は、バイトでの出会いを夢見て、求人広告を漁り始めたのでした。そんな折、昨年バイトしたリゾート地の旅館から「今年も来てくれないか」という電話が。はじめは乗り気でなかった恭也も、「かわいい子が来る」と聞いて心変わり。意気揚々と旅支度を調え、船に乗り込んだのでした。ちなみにタイトルの「りぞば」とは、「リゾートバイト」のこと。

到着した旅館・海景館にはなるほど、かわいいどころ・きれいどころがズラリ。昨年からのスタッフで恭也とも顔なじみなのが2人。仲居頭の頼れるロリ型お姉さん、加瀬桜(かせ・さくら)。年下の見た目クール、中身お子様な地元娘、吉川碧(よしかわ・あおい)。そして今年初顔合わせのスタッフが、関西のおっとり女子大生(巨乳)、仲峰操(なかみね・みさお)と、北国出身の元気な同学年生、神代紗弥(かみしろ・さや)。テンションあがりまくりの恭也の前に、最後の1人があらわれます。それはなんと、同じ学校に通う隣のクラスの美少女、皆本愛莉(みなもと・あいり)でした。

離島のリゾート地で顔見知りと出会って驚く2人。気まずい空気が流れます。それもそのはず、愛莉は学校では「人を寄せ付けない才色兼備」なキャラで通っており、恭也からすれば近寄りがたい高嶺の花。一方愛莉は、人見知り+男性への苦手意識を克服するため、頼み込んでやらせてもらったアルバイト。お互い微妙な腹のさぐり合いを続けますが、やがてうち解けていくうちに、なんとなく仲も深まっていきます。さて、恭也の「最後の夏」には、どんなドラマが待っているのでしょうか。

▼感想
離島のリゾート地、旅館とくれば、Mielさんあたりの作品だったら、経営難に陥った旅館を金満富豪が買い取って、「肉姦溢れる接待」を展開するところですが、幸いにも本作の旅館・海景館は非常に繁盛している模様。凌辱モードには流れませんのでご安心あれ。

内容としてはありがちなボーイ・ミーツ・ガールもののですが、良い意味でシンプル。妙なヒネリ方をせず、恭也と愛莉の一途な恋愛という中心軸をずどんと通し、その周辺に魅力的なサブキャラクターを配置するという形で非常にスッキリとまとまっていて楽しめます。

片手では数えられないほどの告白を断り続けてきた難攻不落の要塞女・愛莉さんですが、実は夢見る普通の少女。ただちょっと、単に男が苦手なだけだったというベッタベタな設定が激しく良いですね。背後にはいじめやDVのように、特に重たい過去が無いのも、この手の作品としてはプラスポイント。

そんな彼女が苦手を克服しようと思い立ったところに、たまたま主人公が居合わせた。恭也としても、特に愛莉を狙っていたというわけではない。たまたま行ったバイト先にやってきた可憐な同級生を、なんとなく良いなと思いながら眺めていたという程度。そこには運命も、劇的なきっかけも無し。ボーイ・ミーツ・ガールだと言ったのは、そういう意味も含めます。描かれているのは等身大の若者の、甘酸っぱい恋。

女の子とつきあいたいのにつきあえない。ロマンチックな恋に憧れているけど男が苦手――それは、自分を受け容れてくれる相手を求めているのに、うまく自己表現できていないということです。そんな2人が、バイトでの交流を通してお互いに支え合いながら、理解しあって行く。他人に理解され、求められる喜びによって少しずつ距離が縮まっていく様子は見ていて微笑ましく、思わず応援したくなります。

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メインヒロイン・愛莉。不器用で人見知りで、ちょっぴりやきもち焼き。ほんまええ子やで……。

主に恭也の視点(時々視点は入れ替わります)でじっくりと描かれる日常からは、愛莉の新たな側面が次々に浮かび上がり、ユーザーとしても「おお、愛莉タンかわいいにゃあ」という気分になること請け合い。日常のシーンに応じて髪型を変えたCGを出すなど、細部への心憎い配慮も欠きません。また、サブキャラの魅力が高め。恭也と愛莉というしっかりした軸があるので、サブキャラたちがフラフラすることなく、バッチリ作品内での役割を果たしています。そして、きちんと役割を果たしているキャラというのは、えてして魅力的。「これ以上やったらくどくなるな」という絶妙のラインで、さっと身を翻してユーザーの手をすり抜けていくので、思わず追いかけたくなります。追いかけるとHした後、一応個別EDがあるのですが、基本は愛莉とのラブ・ストーリーなのでBADEND扱い。とはいえ別に誰が不幸になるわけでもないので、安心して浮気できますが。

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仲居バイト3人衆。朝なのでみなさんすっぴんでぬぼーっとしています。

というわけで、愛莉との恋でがっちり軸を固定し、魅力的なサブキャラ(Hシーンつき)を配置することで外枠を固めた盤石の構成。途中でHをするとアウトというのが象徴的で、清く正しいプラトニックな恋愛を楽しみたい人向けの、前向きでさわやかなストーリー。くり返している通り「シンプル」なので飛び抜けて目立つ脚本というわけではありませんが、キャラクターの魅力を丁寧に膨らませることで、充分楽しめる出来になっています。ストーリーよりもキャラクターを追いかけるタイプの作品だと言えるでしょう。

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クール系かと思いきや、小動物系だった碧ちゃん。本人自覚ありませんが、とってもものに釣られやすいタイプ。

キャラの見所としては、なによりosa氏のグラフィック。氏の描く少女たちは非常に可愛らしい。テキストだけよりも、何倍も魅力を高めていると思います。個人的に小さな難があるとすれば、CV。特に操役の佐倉いのさん。フォローではなく、雰囲気は合っていたと思います。ただ、演技がどうこうではなく関西弁がいまいち(関西出身の方だったらごめんなさい!)。

関西人は関西弁にうるさいと、「コナン君も言っているでおまんがな」状態なわけですが、これは多少テキストのせいもあるかなあ。関西は「そうじゃなくて」の「じゃ」とかを「や」と言う(そうやなくて → せやなくて/せやなしに)とか、結構細かい関西弁のスタンダードから外れていたように思いました。いや、勝手に操さんが京都の人だと決めつけてるんですが、関西つっても広いので違う地域の方だったら大変失礼と知りつつ、やっぱり関東弁と関西弁がイントネーション的にもテキスト的にも混ざっていた感じに違和感が拭い切れませんでした。作品的には非常にどうでもいい部分なので、だからこの作品がダメだとか大きく評価下げるということは無いのですが、何となく操に乗り切れなかったのはたぶんその辺が原因です。うるさいのは関西人の特徴でおまんがな(笑)。

まあ、その辺の瑣末なことを措けば全体的にしっかりまとまった良作。特に、奇抜なことをせず地に足をつけた描写と演出で、やるべきことを絞って作られているところがポイント高いです。劇的なストーリーを求める人に薦めることはさすがに出来ませんが、のんびりしたラブ・ストーリーを堪能したいという人には迷わずお薦めします。

というわけで、先日の『柊鰯』に引き続いて、良い同人作品と出会えました。感謝感謝。しかし、これどう考えても夏の作品だと思うのですが……冬コミで出たのは、大人の事情なのでしょうか。

それでは、また明日。

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レビュー:『僕らはみんな河合荘』

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宮原るり『僕らはみんな河合荘』(少年画報社、平成23年)

『恋愛ラボ』などの4コママンガで知られる宮原るりさん初のストーリーコミック。北高に通う男子高校生、宇佐(うさ)くんが視点人物(名前はたぶん、まだ出てきていません)。

両親の転勤によって安アパート「河合荘」で一人暮らしをすることになった宇佐。クラスの「変人」たちの担当をさせられ、「変ショリ」とあだ名をつけられた中学時代の思い出を払拭すべく、「自由な新生活」で青春を謳歌することを夢見るものの……。たどりついた河合荘は、変人たちの巣窟だった。穏やかな暮らしを求め、河合荘を出て行こうとする宇佐。しかしそこには、一目惚れした可憐な先輩、河合律(かわい・りつ)も暮らしていて――。結局、入居を決めた宇佐と、河合荘の愉快な住人たちが織りなす、心温まる(あと、ちょっと下品な)物語です。

ストーリーものなのですが、4コマ出身という出自ゆえか、1話のうちでツカミ→オチがくり返され、こまめに場面が展開します。かといって4コマを繋げてストーリー仕立てにしたようなブツ切れ感はありません。全体的にとても読みやすく、歯切れの良いテンポで進行します。

絵柄は見ての通り(カバー絵との乖離はあまりありません)。少女漫画よりの線の細さで、あまり描込みをしないタイプ。多くのコマはキャラ中心で、背景無しかトーンのみというのが結構多いです。そのぶん、勝負所のキャラの表情や態度はわかりやすく表現されていて好印象。第4話のシャボン玉のシーンと、第8話の麻弓がキレるシーンがとても好き。

人によってはタルい恋愛に感じるかも知れませんし、宇佐が律に惚れるのもほぼ一目惚れのように見えます。けれど、ありがちなボーイ・ミーツ・ガールとはちょっと違う。宇佐は一度は律についていけないと思うし、律も最初は宇佐と距離をとっている。そんな2人が、共同生活の中で少しずつ接近していくわけです。それを支えているのは、相手のことを「知りたい」という想い。

「変ショリ」の宇佐の良いところは、相手にただ「変人」というレッテルを貼るだけではなく、そのうえでなお、相手の真意をくみ取ろうとするところです。「一人は嫌いじゃないのに、「一人だ」って思われるのは嫌で……」。そう呟く律は、誰かの理解を拒んでいるようで、むしろ理解してほしいと願っています。彼女は、ただしく自分をわかってくれる人を求めている。そして、宇佐は彼女を理解しよう、理解したいと思う。好きだから知りたいのではなくて、ただ知りたくて、知っていくことが恋として描かれています。『僕らはみんな河合荘』に描かれているのは、そんな穏やかで優しい気持ち。

他の見所としては、余り穏やかではない下ネタの数々も挙げておくべきでしょうか。ヘタレMのロリコン、社会的には真っ黒だけどあだ名はシロこと城崎(しろさき)の変態ネタはかなりトバしてます。管理人・住子さんとのタッグが絶妙。あんまりずっとこの調子だとさすがにお腹いっぱいになりそうですが……。

軽やかに流れる日常と優しい気持ちを楽しみながら、下ネタに舌鼓を打つ。そんな、ちょっとした息抜きに最適の作品です。現在まだ2巻までしかでていないので、追いつくのも簡単。ハードな日常に疲れたナー、軽いタッチのラブコメ無いかナー、という方はどうぞお試しアレ。

それでは本日はこの辺で。また明日お会いしましょう。

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懐かしいものを発掘した話

部屋の片づけをしようと押し入れをいじっておりますと、ずいぶんと懐かしいものを発見しました。エウシュリーさんの記念すべき第一作、『戦女神』の初回版紙箱。保存のためにぺったんこに折りたたんでしまったので、金銭的な価値はあんまり無いと思いますが、私の思い出的な価値はプライスレス。いやあ、懐かしいです。
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こんな感じの表裏でした。今とそんなに変わらないですね。

あの当時は全く無名の(そりゃまあ処女作ですから知名度低くて当然ですが、特段有名なスタッフが移籍してつくったわけではなかったということです)ブランドでしたが、箱から独特なオーラを感じて購入を決定。特に目立つパッケージでもないだろうと思われるかもしれませんが、全面黒塗りでキャラ絵が小さめというのは、当時でも結構珍しいパターンでした。ちなみに『WHITE ALBUM』は真っ白な台紙に雪の結晶が描いてあるだけで、キャラ絵一切無しというロックなパッケージ。エロゲーらしからぬ、という言い方をすると物議をかもしそうですが、要はエロゲーにおきまりのパターンを崩してでも主張したい内容がある、または、それに乗っからなくても惹き付ける魅力がある、といった自信(自己主張)のあらわれなのだと思います。後に大ヒットを遂げるNitro+の処女作、『Phantom of Inferno』もコマーシャルで最も力を入れていたのは銃火器の宣伝でしたし。あれは何かいろいろ間違っていた気もしますが、でもまあ同じことが言えると思います。

ついでに、今はもうなくなってしまいましたが、エウシュリーのファンクラブ会員証も発掘。

エウ会員証
厳重にラッピングされていたお陰で、綺麗なまま残っていました。

ユーザーはがきを送ると自動で登録されるシステムでした。ずいぶん若い番号だったので、「ああ、あんまり売れなかったのかなー」と悲しくなって、知人友人に宣伝しまくったのを覚えています。ただ、その時は「RPGとしては微妙だけど、すごく雰囲気がいいゲーム」として紹介しました。まさか、こんなに「ゲーム性のあるブランド」として勇名をはせることになるとは……。

エウの『戦女神』と『幻燐の姫将軍』シリーズについては、結構いろいろ言いたいこともあるので、今回の「発掘」を機にレビューとか書きたい気持ちが高まってきました。時間はかかるかもしれませんが、ぼちぼち案を練ることにします。

他にもパッケージをいろいろ発掘しまして、『Natural2 DUO』とか、『めいどいんばに~』とか、『ロマンスは剣の輝き2』とか……。2000年以前の懐かしいタイトルがざっくざく。なんかもう掃除どころじゃない。嬉しくなってニヤニヤしちゃうの、わかってください。

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我が青春とでも言うべき、懐かしの作品群がいっぱい!ちょっと載せきれないくらいあります。

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こんなのまで。ある意味レアなのですが、個人的には黒歴史……。

ご想像通り、他にも昔のグッズやら何やらが大量に発掘されて、まったく片付けが進んでいないのが大問題。とりあえず思い出はどこかの箱に退避させて、さっさと整理しないと、月末が大変なことになりそう……。

トレカ
トレカも発掘。アリスの銀カードは、1998年、コミケット55の限定版SPだったと思います。多分。

ってなわけで、本日な懐かしいモノを発掘したお話でした。こんなものとっておいて何になるのかと昔は思っていましたが、10年も経つと邪魔だったようなものが意外と懐かしく貴重なものになったりすることって多いですね。何でもかんでも残しておくのは無理かもしれませんが、思い出に残る品はちょくちょく保管しておこうと改めて思った次第。

では、また明日。

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レビュー:『LOVELY×C∧TION APPEND LIFE/APRIL』

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『LOVELY×C∧TION APPEND LIFE/APRIL』
公式サイトリンク
配信:2012年4月14日

『LOVELY CATION』のアペンド、4月号が配信されました。今回は、優希、三朝、瀬良の3人。長かった彼女たちとのお付き合いも、とうとうこれでお終いかと思うと、寂しさがこみ上げます。・゚・(ノД`)・゚・。

優希は修学旅行に行く話。3年進級を前に、主人公と2人の関係をちょっと不安に感じ始めた彼女と、旅行先でこっそり逢瀬。ところがそこにクラスメイト(金田一とか)が帰ってきて、彼らのすぐ側でこっそり隠れてHすることに……。素晴らしいのはなんといっても、優希がブルマです。ブルマです。大事なことなので2回言いました。性に目覚める小学校低学年のころから、同学年女子のブルマ姿を見ると、妙にドキドキして目が離せなかった。あの衣装には、男を惹きつける魔性の力があります。間違いない。今の18歳だともしかすると、実物のブルマみたことない人がいるかもしれないんですよね。早く生まれて良かったと心底思います。ブルーマンデーとかいらないんで、ブルマデーを作ってください。

瀬良はお花見に行く話。夜桜の中でお酒を呑みながら、というのがオツ。そんな中彼女が、友人の結婚をうけて、「ただいま」と言う生活をしたい、と漏らします。キャリアウーマンばりばり、おひとりさま上等みたいに見える普段のイメージとのギャップが良いです。なんか話が進むにつれ、よりかかり系の女性になってる瀬良さんですが、そのぶん主人公が妙に大人っぽくなる恒例のパターン。主人公のくさい台詞で雰囲気がもりあがってそのまま外で……というのもお約束。2人の熱い夜をお楽しみ下さい。

三朝先生もお花見。ただしこちらはお昼のハイキング。周囲の風景は菜の花畑にしか見えないんですが、まあその辺はツッコミ無しで参りましょう。脳みそのほうもお花畑で、ラブラブ全開、いちゃいちゃしてそのまま青姦という何のヒネリもない展開でした。ただ、最後が良かった。「毎年来よう」という彼女との約束は、1年のアペンドを経たあとだととても良い感じ。ああ、アペンドが終わっても『LOVELY CATION』の世界は続いていくんだなという、じわりとした感慨と、楽しい気持ちが広がりました。

そして、全アペンド終了後再度ゲームを起動すると、「立ち絵鑑賞モード」が追加されます。いろいろな表情や衣装の彼女たちを堪能できるこのモード。普段のADVならそんなに気にもしないのですが、本作に関してはキャラとの付き合いも長くなり思い入れも出来たので、いろいろいじってしばらく楽しませてもらいました。

そして、ここでとても嬉しいお知らせが!!

なんと、『LOVELY×C∧TION』の続編制作が決定した模様! やったねお兄ちゃん! ぱうぱう~(テンションがおかしい)。

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コラじゃないです。マジです。公式HP参照。

別れは出会いの始まり。これから新しい生活が始まるんだ、とくり返していた主人公の言葉通り、また新しい出会いが来てくれるのかと思うと、ディ・モールト嬉しいです!

グランドフィナーレを迎えたことと、「2」の制作決定をうけて、スタッフブログも更新。2012年4月14日の記事に、γさん、insiderさん、唯々月たすくさんのお三方が揃ってコメントをよせておられます(スタッフブログはこちら)。

「LOVELY CATION 2」に関する気になる話を抜粋すると、やはりこれ。
新作のヒロインは4人。

1人減りましたが、これによって多大な利点が生じます。例えば――

・立ち絵の衣装バリエーションを増やせる。

・1ルートあたりのシナリオが増量。

・ラブリーコールを制御しやすくなり、呼んでくれる名前や、感情による音声のパターンも増やせる。

等々のメリットを考え、今回はヒロインを4人といたしました。

得た利点をできる限り作品に反映させるべく、たくさんのアイディアを詰め込んで『究極のADV』を目指します。
4人ヒロインにするぶん、密度を高める! ということで期待も高まります。ラブリーコールのバリエーションも増えるのでしょうか。名前呼んでもらえなかった皆さんに救いの手が差しのべられることを祈っております。しかし、シルエットを見た感じ、先生キャラいねーんじゃないのかという不安もあるのですが、ロリ先生というのもこの業界ではありがちなので、続報待ちですね。

私はあんまり「制作秘話」みたいなのを読まない(正確には読んでもそこまで気にしない)タチですが、今回のアペンドに関しては「企画段階で会社から「OK」を貰えた」とか、唯々月さんが「当初自分はアペンドの仕様を聞いた時、結構反対だった」とか、結構面白い話が載っていて興味深く読ませて頂きました。かなり特殊なシステムですから、いろいろあったんだろうなというのはなんとなく想像できます。1ユーザーの立場からすれば、これほどのユーザーサービスは無かった。それは、単にエロパッチを30本配布したからとかそういう即物的なことではなく、スタッフの方がそれだけ本気でこの作品の世界を作り、続けていこうとしていることが伝わってきたからです。

私はロマンチストなので、やっぱり作り手の方が作品を大事にしているとか、そういう精神論的なことに凄く弱い(エウシュリーさんに惚れ込んだのも、『戦女神』の不具合報告とシステムの問題を指摘するという大変失礼なアンケート葉書を送ったところ、丁寧なお返事と改善パッチをあててプレスしなおしたゲームディスクを送付してくださったからでした)。もちろん、ユーザーのことなんて関係なく自分たちが良いと思う作品を作り続けるという態度もありだとおもいます。でも、私なら自分が作った作品を多くの人に愛してもらいたいし、その為に心を砕いているのを見ると、「ああ、スタッフの人がこんなに頑張れる作品なんだ」と、好意的に見てしまいます。実際、それに値する素晴らしい出来映えでしたし。

「あかべぇそふと系列のタイトルとしては、赤箱を除いて初めて『2』を冠することが確定したL×C2」というinsiderさんのお言葉で気づきましたが、そういえばこのブランドの系列で「2」はほとんど無かったんですね。別に他の作品に関しては売上が問題だったとも思えないので、やはり本作は世界を続け、広げていくことを最初から目指していた作品だったということなのでしょう。これからの展開に、いっそう期待したいと思います。

さて、それでは本日はこれまで。楽しい気分で、また明日!

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レビュー:『この大空に、翼をひろげて』(体験版)

この大空に、翼をひろげてカバー
タイトル:『この大空に、翼をひろげて』(体験版)(PULLTOP/2012年5月25日発売予定)
原画:八島タカヒロ、基井あゆむ、田口まこと(SD)/シナリオ:紺野アスタ、七烏未奏、奥田港
公式:http://konosora.jp/
定価:8800円
期待:B(A~E)


以前の記事でお伝えした通り、現在PULLTOPさんの最新作『この大空に、翼をひろげて』の体験版が配布中。レビューコンテストが行われています。この企画、何が太っ腹ってレビュー者への景品より、「レビュー記事内に限り、体験版のキャプ画像掲載可」というところ。権利関係から日頃はどうしても文章に頼らなくてはならないことを思えば、この条項はパラダイスへの切符! というわけで、私も体験版をプレイして感想を書いてみることに。

▼プレイ時間 : 約5時間
まず、体験版に関して気になるであろう所要時間について。私は地の文を読むスピードと会話文を読むスピードを一定にしたいので、音声は時々スキップしました。全部の音声をきちんときけば、6時間くらいかなと思います。一晩で一気にやりきりました。

▼操作性 : そこそこ快適
お次は、コンフィグ関係。これについては画像を見て貰うのが手っ取り早いと思うので、キャプしてみました(楽ちんでいいなー)。

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コンフィグ画面を4つ並べ。

割と細かい部分まで設定できる親切設計。特に、マウスショートカットの調整が可能なのがありがたい。システムの親切さ、カスタマイズの幅では最強の呼び声高い「戯画システム」には及ばないものの、「結構いろいろできるな」というくらいには揃っています。

素晴らしいのは、直観的に調整しやすいということ。細かい設定をいじることができる作品は他にも色々とありますが、そういうのは得てして、とにかくわかりづらい。エロゲー慣れした人ならともかく、初心者は何をどういじれば良いやらわからず、結局デフォルトのまま……という、「親切があだになる」タイプのコンフィグも多い。けれどこの画面であれば、戸惑うことは殆ど無いでしょう。操作画面がMS-DOSプロンプトからWindowsになったくらいのわかりやすさがあります。その意味で、ユーザーフレンドリー。

ただ、最近割と多くのブランドが搭載している「シーンスキップ」や「前の選択肢に戻る」が無いのは残念。周回プレイのお友達ですし、後で日常シーンを見たくなったときやレビューを書く際などには非常に便利な機能なので、この手の長い作品には標準搭載してほしいなあ、などと思います。

画面は、16:9のワイド。この調整はさせてほしかったところですが、まあもう他の作品も軒並みワイドっているので、贅沢は申しますまい。時代の流れということで、ワイドに慣れる方向で行きます。

▼物語 : あらすじ紹介
ロードレース(自転車)の有望な選手だった水瀬碧(みなせ・あおい)。レース中の事故によって選手生命を断たれた彼は、心機一転をはかるべく故郷の風ヶ浦に帰ってきます。5年間離れている間に開発が進み、すっかり様変わりした故郷でしたが、知人や友人は暖かく碧を迎え入れてくれます。

働いていたら余計なことを考えずに済む、という母親の配慮もあって、通学しながら恵風女子寮の寮母(寮父?)として働くことになった碧。紆余曲折を経て碧は、帰ってきたその日に出会った、見た目可憐・中身残念な少女・羽々音小鳥(はばね・ことり)、久しぶりに再会した親友・姫城あげは(ひめぎ・あげは)、学園一の天才でありながら、ある理由のために規定年限を超えて留年し続けている「超」留年生・望月天音(もちづき・あまね)らと共に、廃部寸前だったソアリング部を立て直し、グライダーで「雲の回廊」を見るという目標に向かって、再び走り出したのでした。

体験版で描かれるのは、碧たちがソアリング部に入り、天音が引退するまでの間。「雲の回廊」を目指して駆け抜ける、〈最後の夏〉が舞台です。1つの大きな山場が終わるまで公開してくれるというのは非常に太っ腹。

▼演出(音楽・音声・エフェクト等) : 良好
音楽、音声はどちらも良い感じ。エフェクトも気合い入っています。私は映像や音楽関係を専門的に語れるほどの素養がないのですが、雰囲気を壊すような要素はありませんでした。むしろ概ねプラス要素と考えて問題ないかと。特にCVについては、「読むスピードの為に音声途中でもカットします」と言い持って、あんまりカットしなかったくらい良かったです。いや、良いか悪いかはわからないと言っているのに何だそれはと言われそうですが、要するに私の好みだったということで……。あげはちゃんの声好かったなー。あと、アヒルが茶谷やすらさん! ガァーしか言わないけど、何故か妙な雰囲気というか存在感があります。

演出に関してはそこまでど派手ではないものの、凝ってるな、という感じ。特に、キャラクターの視点の動きが視覚的にわかるよう、丁寧な工夫がしてあって良かった。また、ここぞというシーンにこまめに差し挟まれるちょっとしたムービーは雰囲気を盛り上げてくれています。

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こんな感じで風の動きや空の色など、インパクトが求められる場面で演出がこまめに挿まれます。

▼キャラ : あげはタン(*´Д`)ハァハァ
体験版でのメインヒロインは、同学年の2人と天音の3人。下級生である双子の出番は少なめ。描写が多いのは圧倒的に小鳥ですが、魅力的で奥行きを感じさせたのは、あげはでした。どっちかというと男前に見えるところも含めて、「いい女」。誰よりも気配りができて、他人の痛みに敏感で、それゆえに一歩引いてしまう健気な感じがにじみ出ています。

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マジいい女ッス、あげはさん!

小鳥と天音はキャラが固まってる感じがして、あとは彼女たちをとりまく外側の環境次第で印象が確定されるのを待つしかないでしょうか。特に天音は外的状況にひっぱられている様子が非常に強いので、今後の展開待ち。小鳥はフツーにギャップが可愛い娘でした。

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へっへっ……おねがいされちゃあしょうがねぇな……。

サブキャラも、ウザ系はほとんど無し。某ロボット部顧問教師を除き、主人公たちに好意的だし、大きな波風は立ちそうにありません。サブキャラの中で人気を二分しそうなのは、生徒会副会長の朱莉さんと、あげはの妹、ほたるちゃん。佳奈子さんもイベント次第では人気急騰のポテンシャルを秘めていそうですが、いまのところはちょっと慎みが足りない。

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なぜこの人がメインじゃないのか……。

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ほたるちゃん、お姉ちゃんに遠慮することはないのよ。三角関係発動に(無理だろうけど)期待したい。

近づくだけで正気を失いかねないような、SAN値直葬の名状しがたい萌えキャラ(たとえばこんな娘)は残念なことに見あたりませんでしたが、全体的になかなか高いレベルでまとまっていると思います。

▼感想 : 期待大
体験版をプレイし終え、かなり期待が高まっています。良いところできりやがって畜生! という感じ。『君が望む永遠』の体験版、俗に言う「遙クラッシュ」の衝撃ほどではないにしろ、なかなかインパクトのある劇的な幕切れと、これから先を楽しみにさせる力強いメッセージで締めくくられています。

そもそも5時間もかかる体験版というのは、Hシーンが無いとかそういうことを除いて純粋に量だけで考えれば、その辺の低価格作品一本分くらいのボリュームがあるわけですから、こりゃもう出血大サービス。序章をまるごと無料配布しました、という具合です。雰囲気が合わない人は間違いなく回避可能だし、気に入った人は続きが気になって仕方ない。体験版としては成功しているのではないでしょうか。

全体の雰囲気は、コミカル。明るく楽しい学園生活がテンポ良く展開されていきます。ただし、シリアスな場面も差し挟まれ、物語の軸はシリアスな方を中心にして動きそう。気になるのはバランスですが、目下どちらが浮いちゃうこともなく、メリハリがついている。悪くないと思います。

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田口まこと氏のSD絵も冴えまくり。いやぁ、かわいいですね。

また、1つの事象やキャラを多面的に描くことで、一定の深みを与えています。たとえば、小鳥とあげはの間の確執。小鳥の過去や、あげはが語っていなかった事実によって、滑稽を通り越してやや聞き分けのない子どものように見えていた小鳥の態度が、決して理由なきものでない、ということがきちんと語られる。

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しゅ、修羅場じゃ……! 主人公完全に空気。

しかし直後、きちんとフォローというか、小鳥が単にあげはを突き放したいだけではないという面も語られます。楽しかった。でも、それを態度にだせない。そのことは、単に小鳥が「素直じゃない」という性格を与えられているからではなくて、小鳥のおくってきたこれまでの生き方の、やむを得ざる帰結としてこんな性格になったんだ、という語り方ですね。テンプレの性格設定を用意して、こんな性格だからこういうこと言いますよ、という「キャラ付け」ありきの作品が多い中、きちんと登場人物を作る姿勢が見えて好印象。

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思いがけない、小鳥の内心の吐露。彼女だって、楽しくない訳がなかった。

ただそうなると、内面に沈んでいく暗いキャラの描写が全体の雰囲気にかみあわないのではないか、という心配も出てきます。主人公である碧は、事故によって夢やぶれたという暗い過去を持つわけですが、えてしてこの手の「悲惨な」過去を持つキャラというのは、ことあるごとに過去の話をしては「かわいそうなボク/ワタシ」に閉じこもる。もちろんそういった形で内面を掘り下げるというのはアリだし、その深みによって感動的な物語を紡いだ作品はいくつも思い当たりますが、度が過ぎるとそのあふれ出る悲壮感と自意識が重石になって、作品の雰囲気が沈んでしまう。明るい調子が急激に損なわれる可能性もあるわけです。

と、煽ってみましたが体験版の限り、そちらのほうは心配無さそう。

碧くんは、体験版時点では過去に対して結構きちんと向き合っている。少なくとも向き合おうとしています。必要以上に落ち込んだり自虐的になったりせず、深刻にうけとめつつも前向きに生きる、という好青年。足が動かない小鳥も、ちょっとネガ入っていますが、基本は同じ。登場人物たちは前向きさや芯の強さを発揮して、爽やかな雰囲気を損なわずにいると思われました。

あと、丁寧にキャラを描いていながら、テンポがかなり良い。一晩でやりきったと書きましたが、正直やめどころを見失っていました。不必要なイベントが余り無いんですよね。ボリューム確保のためのひきのばし工作みたいなイベントも無く、情報密度が高い。この後も同様であれば、非常に楽しみです。

▼不安点とか気になったところ
序盤から思わせぶりに謎を配置しすぎるきらいがあり、緊張感が分散してしまっています。特に、関連するのかしないのかよくわからない謎がどんどん新しく出てくるため、ストーリーに関心を絞りきれない。ソアリング部の目標という大目標に向かって進むという芯はズレないものの、小出しにされる伏線が多すぎて、段々意識が薄れていく可能性が……。

また、結構盛大に風呂敷を広げたぶん、オチが尻すぼみになると評価が急転直下の大暴落になる可能性もあります。その辺は怖いかなぁ。

細かいところですが表現というか内容というかでちょっとおや? と感じるところもありました。たとえば冒頭、地元の街並みを見て「それは、過去と未来が同時に姿を現したような光景」と碧が感想を言い直すのですが、言い直したのに抽象的になって余計わかりにくくなるという。もともとこういう文学的な表現を使って説明したなら良いのですが、「ような」と具体的にわかりやすくするための言い換えを用いてこれというのは、ライターさん的には後者のほうがわかりやすいと思って書かれたのでしょう。結構感性重視に文章を書いておられるのかな、と(私も人のことは言えませんが)。ライターさんの感覚についていけるうちは良いのですが、ついていけなくなると厳しくなる可能性はあり。まあこういうのは、普通余り気にしないし私もたまたま目に付いただけなので、物語に没頭するとどうでもよくなるレベル。

あと、一部料理好きの間で物議を醸していたのが次のシーン。

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ナポリタンは思いっきりトマトソース系じゃないか(参考:Wikipedia)、ということでした。これについては、ショウガ焼きと並べていることから、べったりした重たい食べ物ということでニュアンスは非常によくわかるし、Wikipediaにも記載されているように今で言うところのナポリタンはトマトケチャップ、トマトソースを使ったあっさりパスタは一般のナポリタンとは違うという認識が広く通用しているので、このような言い方になっても別に良いんじゃないかなと思います。

▼補足
・本作の略称
「ころげて」になりそうなのでしょうか。個人的にはツイッターでネタ的に言われていた「大空翼」も捨てがたく……まあ、集○社さんが怖いし、無いか。

・気になる伏線
寮の行く末と、飛岡先生の態度。この2つが気になっています。特に飛岡先生は不自然なくらいイヤな奴になっているので、実はこの人がソアリング部OBでした、くらいの仕込みはあるのかなと思っています。そうでないと、他のキャラとのバランスとれないような……。

・「好きになるって、こういうこと。きっと」
キャッチコピーは非常に素敵だと思うのですが、いまのところまだ届いた感じはしません。なんとなく、「与えられるもの」という序盤の一言との繋がりが気になっているのですが、今のままだと一緒の目標に向かって歩いていたらなんとなく好きになっちゃいました、みたいな普通のノリに落ち着くのでしょうか。製品版でどうアプローチされるのか、楽しみです。

・副題「Extend the little wings which fly in this sky highly.」
これが非常に気になります。extendは普通、領土なんかを拡張する時に使うので、「翼をひろげる」のように《閉じたものをひらく》という意味の「展げる」とはかなりニュアンスが違う。英語だと「spread」か「expand」を使うのが一般的です。また、wings which fly...を直訳すると、「空飛ぶ翼」(空を飛ぶための翼ではなく、翼が空を飛んでいる)という意味でしょう。恐らくはグライダーのことを指しているのだと思いますが……。

つまり、英語のタイトルから意味を拾えば、《空飛ぶ翼を大きくしよう!》という意味合いになるのでしょうか。「この大空に、翼をひろげて」という日本語タイトルだと、「自分が」翼を広げる感じしかしませんが、英語タイトルのほうは「みんなで」飛んでいくという感じがして、考え過ぎかもしれませんが、とてもよく練ったもののようにも思われるのです。

という感じで、色々述べてきましたが、以下のあげはちゃんの一言をもって〆にいたします。ほんと、発売が楽しみ! もちろんあう・あわないはあると思いますが、それを判定するには体験版は充分な内容だと思うので、興味のあるかたは是非プレイされることをお薦めします。

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画像をぺたぺたはりまくったせいでかえって見づらくなったかしら。でも、一度やってみたかったんですよね。楽しく感想をかけて、割と満足です。それでは、本日はこれまで。また明日お会いしましょう。

『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに― 姫城あげはVer
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