よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

愛無き罵倒に意味はあるや否や

先週末にひらかれた、月に一回くらいでお邪魔させて頂いているとある研究会でのこと。外部から(私も外部だが)来ていた参加者の一人が文字通りプッツンする一幕があった。

脇道から入るが、このところ研究会参加者の低年齢化が著しく進んでいる。まあ、大学院に進学しようという人文系の学生の数が年々減っており、上の世代は少しずつ就職するなり「行方不明」になるなりで、関東圏で活動する機会が激減――となると読書会にせよ研究会にせよ、参加者が足りない。それは寂しい。だから学部生でも呼ぶか、というのが聞くならく多くの研究室のパターンの一つであり、私がお世話になっているところも、そんな感じで手を広げたらしい。

ただ、自分を棚に上げて言うが、若い参加者というのは往々にして不勉強である。

いや、もちろん中には非常に熱心に勉強し、私などより余程本を読んでいる人もいる。とくに語学が堪能な人にはその傾向が顕著だ。私がもといた研究室でいえば、やたら難しい西洋哲学者の名前を挙げるから、どうせ名前を知っている位だろうと軽い気持ちで少々いじわるな(いじめるという意味ではなく、あまり話題にならない概念などをとりあげて)質問をしてみたら、逆にこちらがやりこめられてタジタジになった、などということもある。藪をつついたら大蛇が出てきて丸飲みにされた感じだが、しかしそういう例は数少ない。大半は、私程度の付け焼き刃の知識でも、「サスガハ先輩デゴザル、我不勉強ヲ悟リタリ、請フ、以後我ヲ教導セムコトヲ」ってな感じで騙されてくれる可愛い後輩たちである。

これは、別に若い世代が本を読んでいないとかそういう問題ではなくて、研究室に入ってすぐの4月に、突然先輩から声をかけられて研究会に行きます、などという人間はおよそ2種類くらいしかいないせいだろう。1種類目は本当に熱心な学生。もう1種類は、研究会=飲み会と勘違いして、ここで行かないと先輩や先生のお覚えがめでたくないかな、などと算盤をはじくことのできる社交的かつ調子の良い学生。そして、前者は5月くらいまでだいたい家に引きこもって好き勝手に本を読むなりしているので、投網に引っかかるのは後者のほうが多いという寸法だ。

そういう参加者はえてして、自己アピールが強い――少なくとも研究会なり読書会なりに出たら何か喋らなければいけない、と考えているものだし、大学受験を突破したという自負も少なからずある。そこで、知識を総動員してあれこれ言う。ただ申し訳ないことに、その発言は的を外していることが多い。もっともそれは当然のことだ。専門分野の学問には固有の対象や方法についてのノウハウがあるものだが、それを全く知らずに喋るのだから、ピントが合うほうがおかしい。いきなりズバっと核心をつくようなことが言えたら、それは立派な化け物である。そんなわけで、多くの先輩も先生も、外すのをわかったうえで喋らせ、拾えるところ、拾えないところを伝えながら自分たちの「やり方」を伝えていく。読書会や研究会には、そういう一種指導的な側面もある。

とはいえ中には、口汚い言葉で遠慮会釈なく新人を叩く人もいる。今回も例に漏れず。特に、ある学部生があきらかに課題テクストを読んできておらず、にもかかわらず他人の意見に異を唱えるという態度をとったことが許せなかったのだろう。ひとりの先輩(私より先輩なのでこう呼ぶことにする)が、私なら泣いてしまいそうな罵詈雑言を浴びせかけてその新人氏を撃沈せしめた。真珠湾も真っ青になる鮮やかなお手並みであったが、こういった「洗礼」もまた指導の一環であるという意見があるのはさておき、とにかくこれによって会の雰囲気はかなり悪くなった。

そんな少しぴりぴりした雰囲気を和らげようと思ったのか、あるいは叩きの雰囲気に乗っかろうとしたのか。意図は定かではないが、その研究会のテーマテクストであったある近代作家の作品を、主催者の1人である教授がボロクソにけなしはじめた。事件が起こったのは、その時である。

教授の「ご高説」が山場を過ぎ、締めにさしかかろうかという頃、ある学生がキレた。円卓の対面、彼から最も遠いところにいた私にも、何かが切れる音がするのが聞こえるくらい派手にプッツンとキレた。起こったことをここで詳細に述べるつもりはないが、要は「そんな批判に何の意味があるんですか」みたいなニュアンスのことを大声で喚き、彼は部屋を退出。一同唖然としてその様子を見守った後も研究会は続いたが、さすがに誰も集中できていないことが(もちろん私も)わかる内容で、結局その気まずい空気を引きずったまま解散とあいなった。(私は飲み会には出なかったので、その後どういうフォローがあったかは知らないが、出て行った彼はまた次回から参加する方向に落ち着いたらしい)。

後で聞いたところによると、彼はまさに教授が批判していた作家の、その作品で卒論を書いた他大の修士学生だったそうな。なるほど、それならばあの怒りっぷりも納得である。日頃「キレたら負け」を標榜している私としては、やはりいかなる事情があるにせよキレることは無かったと思うのだが、今回の件に関して言えば教授もかなり酷かった。責任比率で言えば、教授7に学生3と言ったところだろうか。というのも教授は、まるでその作家や作品に入れ込んでいる人は(実際世間的には評価が高く、だからこそ研究会のテーマにもなったのだが)もののわからないバカだとでも言わんばかりの勢いで――たとえば、「まともに読めば、読む価値の無い本だとわかる」だとか(つまり、評価している人間は「まともに」読めていないと暗に言っている)、あるいは「真っ当な知識があれば馬鹿らしさがいくらでも見つかる」のように(つまり、この本をすらすら読める人間は真っ当な知識を持っていないと言いたいのだろう)――作品を批判していたからだ。少なからず愛着をもって研究対象としている学生であれば、たとえ相手が誰であれ反発したくなるのも当然だろう。

ここで、どちらの主張が正しいかとか、そういう話はさしあたり控えることにする。私にはその能力が無いし、また今回の目的はことの正否について考えるところには無いからだ。考えたいのは、作品に対する批判・批評のありようについてである。

今回のできごとから、2つの「教訓」を見たい。まず1つ目は、本件がアカデミックな場で起こった「事件」であることを差し引いても、作品自体と作品以外のものとを軽々と結びつける態度がよろしくないということである。今回の教授の発言のように、作品への批判を超えて一足飛びに作品を評価している相手までも批判――ないしは非難――するというのは、いささか行きすぎであると言えよう。

そりゃまあ、そういうことをする人の言い分もあろう。くだんの教授にしても悪気があったわけではなく、本気で(だからこそ余計にたちがわるいとも言えるが)その作品を褒める人間は勉強が足りないと思っていたのだろうし、極端な話をすれば、ヒトラーの『我が闘争』を褒めている人にユダヤ人が良い感情を抱かないのは当然といえば当然である。それはわかる。

わかるのだけれど、たとえそうであったとしてもやはり、作品に対する評価とその作品を好む人に対する評価というのは、原則別であるべきではないだろうか。もしかすると、低い評価を付けるに値する理由をすべて承知の上で、それでもやっぱりその作品を好きだと言っているのかもしれない。または、どんな駄作でも良い部分を見つけようという論者の誠実さを見つけることだってできる。そういった諸々の判断をすることなしに、簡単に評価と評価者とを直結するような言説を振りまくというのは、はなはだ思慮と配慮に欠ける。誰かに意図的に喧嘩を売りたいというのなら別だが、そんな威圧的なことがしたいだけなら全体の場でやらずに個別にやってくれ、という話。

しかし、以上の話はあくまで前座。もう1つの「教訓」のほうがより根本的で重要なことに思われる。それは、そもそも罵倒すること自体がよろしくなかったのではないかということである。これに関しては作品をけちょんけちょんに貶した先生の問題だけではなく、冒頭述べた学部生を叱った先輩某氏のことも、根っこが同じところにあると思うのだ。

ある作品を低く評価すること自体は、むろん何の問題もない。それは個人の趣味趣向の表明の場合もあれば、客観的事実に基づいて(たとえば、歴史考察が間違っているとか)そう判断している場合もあるが、どう評価するかは人それぞれだと思う。しかし、それは同時に、その作品を好む(肯定的に評価する)人も同じように存在するということでもある。自分の意見と別の誰かの意見が相反するのは仕方ない。そして、自分の意見の表明によって別の誰かが不快感を覚えるというのも、ある程度は仕方がない(多少は気遣うべきだと思うが)ことだ。

ただ、その上で訊ねたい。公的な場で何かを罵倒することには、いったいどんな生産的な意味があるのだろう?

ある作品を口汚く罵ることで、罵った本人のストレスは解消されるのかもしれない。あるいは、何か権威のある対象をこっぴどく貶してみせることで相対的に自尊心がみたされることもあるのだろう。だが、それでは単なる愚痴と変わらないではないか。日記や独り言や、あるいは飲み屋の隅っこで気心の知れた友人相手にやるならまだしも、ある程度公共性を持った場でそのような「自己アピール」をされても、はっきり言って反応に困る。それとも、政治的な動員のつもりなのだろうか。それは、はっきりと迷惑なだけ。「どんな生産的な意味があるのか」という問いはつまり、それが公共の場で誰かに向けて発信される情報であるということに、どれだけ自覚的かということである。

いやいや、批判的な視点をきちんと提出したうえで罵倒するのだから意味はある、と人は言うかも知れない。でも、それなら罵倒である必要は全く無い。単に、「ここがこう悪いと思う」と意見を言えば良いだけで、ことさらに個人的な負の感情を過剰なまでに上乗せしてすることのプラスの意味が、私にはどうも思いつかない。逆にマイナスの意味ならたくさんあるだろう。たとえば今回出て行った院生のように、聞いている人が不快になる。自分が議論に対して感情的な人間だと思われる。ひいては、自分のあげつらった欠点が、理性的な判断ではなく感情的な好き嫌いによってもたらされた歪んだ解釈だと思われる……等々。無意味な賞賛も同じことだと思うが、賞賛のほうは、聞いて不快な気分になる人が少ないだけまだマシである。

あるいは、次のような言い方のほうが正確だろうか。語り方とは、聞き手を選ぶものだ。どのような語り方をしてみたところで、その語り方が好かれる可能性もあれば、嫌われる可能性もある。そこはもう、言葉を紡ぐ以上はひらきなおるしかない。逆に言えばだからこそ、私たちは語り方によって、ある程度伝えるべき相手を選ぶことができるはずだ。しつこいまでに理屈にこだわった語り方をするなら、同じように理屈にこだわる人には響くだろう。では感情的に激しい怒りを丸出しにして語る人は、その怒りを付け加えて語ることで、果たしてどんな人に聞きとどけて貰いたいと思っているのだろう? 誰かの罵倒を聞いて、やんややんやと喝采する人に集まってきて貰いたいというのなら別段止めはしないけれど。

もちろん、単純に怒るな、罵倒するなと言っているわけではない。そこは勘違いしてほしくない。伝えたい怒りが、本当にどうしようもなく抑えられない、自分の根源に根ざしたものであるならば、その怒りの表明によって自分を本当の意味で理解してくれる人を探すことができることもあろう。それはそれで意味がある。けれど、それ「だけ」しかないのなら、オフィシャルな場でやる意味が無い。とりわけ研究会や読書会というのは、参加者がそれぞれに自分にとって有益な情報を求めて集まる場なのだから、まずは聞く相手にとっての意味を第一に考えるのがスジではないのか。

学生の話にしろ、作品の話にしろ、良くないと思うところがあれば普通にそれを指摘して、あるいはこうすればよかったという改善案なども込みで発言すれば、角も立たないし聞いている全体にとっての利益にもなりやすい。少なくとも私は、そのような配慮であったり生産性を持たせる意識であったりというものが、公共の場での発言には求められると思っている(それこそがある種の「公共性」だと言っても良い)。

結論だけだと、なんだか「TPOをわきまえて喋りましょう」みたいな話になってしまったが、ここまで長々と書いてきた内容の真意がそれだけではないということはおわかり頂ければと思う。どのような場で、どのような語り方を選択するかということは、発言する人のスタンスと――何を、どのような人に伝えたいのかということと――密接に結びついている。公共の場での発言というのはその意味で、一種戦略的であることが当たり前のように求められる。不幸にして不毛な争いというのは、往々にしてそのような戦略を軽視したために生じた誤解によってもたらされることが多い。面倒ごとを避けるためにも、そういう意識は持っておくに越したことはないだろう。

根っこの意識は「俺の話の内容をわかってくれる人だけ聞いてくれれば良い」で勿論良いのだが、その「俺の話の内容をわかってくれる人」が聞きやすい話し方・書き方というのは確実にある。キレ芸や罵倒芸をすれば、そういうのを見て楽しみたいウォッチヤー的性格を持った人や、どんな相手でも包み込む優しさを持った菩薩然とした人を選別することはできるかもしれないが、冷静で発展的な話をしたい人、生産的な取り組みに力を注ぎたい人は離れていってしまう可能性が高い。それはとても勿体ないことのように思うのだ。

身内感覚で結びついていれば良かったこれまでの時代とは違い、インターネットが普及した現在、多くの人が望む望まないにかかわらず公的な場で発言する機会が劇的に増えた。身近なところではAmazonのレビューやネットゲーム。ツイッターやブログは微妙なラインかもしれないが、それにしたって気を付けるに越したことはない。もう少し踏み込んで言えば、私的な発言と公的な発言との距離が、かつてないほど縮まってきている。そんな時代だからこそ、私たちは適切なパッケージングによる意図の伝達を求められるのではないだろうか。語る内容だけでなく、語り方にも配慮しておく必要がある。それは伝達効果(どう受け取られるか)自体もさることながら、こちらの言うことを誰に伝えたいかという積極的な選別の意味合いも含めて。

なお、最後に少々蛇足を。今回の件は、まるで全て事実のように書いてきた。当初はそのつもりだったのだが、さすがにそれでは私の身元がバレていろいろ拙いことになると思い直し、途中で方針を変更し、細かい部分は大幅に変更を加えた。結果、この文章の内容は事実に基づいて換骨奪胎したものになっている。つまり、以上述べてきたことはまったくのフィクションなのであって、「あれ、この前の話じゃね?」と思った人がもしおられたとしたら、それは大いなる誤解である。そもそも、ご自分が通っている研究会の中に、毎日エロゲーとエロ漫画と触手のことしか考えていないような人間がいるだろうかと想像してほしい。たぶんきっと、いないはずである。そもそもそんな真面目な研究会に出ている人が、当ブログを読んでいるなどという可能性は億に1つも無いとは思うのだが、念のためお断りをいれておく。

というわけで、今回はノンフィクション「風」の記事にいたしてみました。まあちょっと色々あって考えを整理したかったというのもあり、自分の感じたモヤモヤを、ここで述べてきたような単なる個人的感想ではなく誰かにとって意味のある発言にできるかという問題意識もあり……。そんな諸々がうまくいったかはわかりませんが、久しぶりに割と真面目なお話をしてみました。

さて、明日はいよいよエロゲー発売! 楽しみですねー。眠れないGWがやってきそうです。それでは、本日はこの辺で。また明日、お会いしましょう。

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三国志やってた話

コンシューマネタばっかりですが、三国志新作やってました。随分久々だし、ちょっと楽しみにしていたのです。ボックス版もきになりましたが、お金がないのと店頭で見たら余りにデカかったため、通常版を購入。

割と難度低めかなあ。シナリオ3の劉備(上級)でさくっとクリア。ただ、細かく難度をいじれる(COMだけ金が多くはいるようにする設定などもあり)ため、懐は深そう。無理ゲープレイをしたいひとにも門戸は開かれています。

全体的に本作は女性武将多めでした。私的にはウハウハでござる。とはいえ全体的にそこまで強くはないんですけど。まあ女性武将は色合い的にもやっぱり華がありますからね。特に夫人系は基本、スキルも武力も低すぎて戦闘に使えないから未練もないし、僻地の内政要員としてはパーフェクト(あれ)。

CVがどっかで聞いたことあるなあと思い、EDクレジットで確認。牛田裕子さん、斎藤佑圭さん、三上枝織さん、佐々木愛さん……。うん、あんまりわかりません。あ、三上さんはわかります。アッカリーンさんですよね! 皆さん青二プロダクションの方のようで、まあなるほどという感じでした。

今回は武将モードが無い純粋な戦略SLG。私的にはこっちのほうが好みなので嬉しいです。ただ、その中でも結構武将はよく描かれているな、と思いました。「4Gamer.net」さんのこちらの記事で武将の顔グラフィックが一部公開されていますが、男も含めてなかなか雰囲気が出ています。本作は『三国志大戦』を意識したのか、キャラが全身像。各キャラのキーとなるアイテムなどもグラフィックに表示されていて(たとえば曹節は玉璽を持っています)良い感じ。イベントも、カットインやボイスによって各キャラの個性が今まで以上に出るように工夫されていました。

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(C)コーエーテクモゲームス
小喬たん。美人っすなあ……。個人的には蔡叙イが好き。あと、樊氏はエロすぎです。

能力があがりやすいのも良いし、能力があがると目に見えて成果がでるのも良い。内政は、自由度も高いし各地方の特色もでているし、なによりストレスが無いのが好感触。歴代三国志シリーズの内政と比べても、かなり良いデキじゃないでしょうか。単純なようで、建てる配分や配置する武将など、ちょっと考えるところがあるのがニクいです。後半はちょっと作業気味になりますが……。隣接する建物とのコンビネーションで効果が上下する、みたいなのがあってもよかったという(信長の野望みたいに)話も聞きますが、この単純さが逆に後半ダレてくる頃にはありがたかったです。

劇的に変化していたのは、一騎打ち。これまでは武力で20も30も差があるとほぼアウトでしたが、今回は読みと工夫によって凌ぎきることができます。もちろん、武力が高いほど有利だし効果も大きいですよ。ただ、戦法でステータスを一時的にドーピングしたり、反撃や必殺を盛り込むことで一騎打ちに緊張感と幅がでました。これは嬉しい変更。戦闘が楽しい三国志は久々です。

また武将の話にもどりますが、目にはさやかに見えねども、細かいセリフやスキルによって武将の「個性」を、これまでの作品の中では一番しっかりとだしているように感じました。先述したとおりゲームとしては相変わらずCOMの戦闘AIがあまり賢くないせいでヌルゲー気味とはいえ、三国志の世界を楽しむ、という意味ではかなり良くできた仕上がりかな。しばらく楽しめそう。しかし、明後日には月末エロゲーが……。どうしよう。

まあちょくちょく楽しんでいこうと思います。個人的には待った甲斐があったとまでいえるかどうかはさておき、割と楽しめる作品でした。

それでは、また明日。いよいよGW前のエロゲー祭り、カウントダウンやで……!

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相変わらずGoogle先生がすごい話

たまには時事ネタもありだろうと言うことで、本日はコレ。多くのGoogleユーザーは気づいたでしょうか。4月24日にあわせてGoogleのトップがまた変わっていました。今回は、ファスナーでひらくタイプ。

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これがデフォルト。このファスナーをクリックすると……。

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うぃいぃんとひらいて、中から検索結果が! いつものことながら手が込んでいます。

相変わらず面白いですね。形状から容易に想像が付きますが、どうやら線状ファスナーの生みの親、ギデオン・サンドバックさんの誕生日だった模様。1880年生まれらしいので、生きていたら今年で132歳。

「生みの親」と書きましたが、正確には「改良を加えた」人のようです。世界の発明家に関するこちらのサイト(英語)によれば、ファスナー(ジッパー)の発明者は、Whitcomb Judson(ウィットコム=ジャドソン)。彼の発明した「Clasp Locker」と呼ばれるカギ状のファスナーはしかし、非常に複雑で、あまり実用的ではなかったようです。

これに改良を加えて、現在流通しているような線状ファスナーを開発したのが、サンドバック。ユニバーサルファスナー社で開発に着手したのだそうです。私はファスナー大好きで、マジックテープの次くらいに身の回りのものにファスナー付き製品が多い人間なので、なるほど彼がいなければいまのような生活は無かったのかと思うと、感慨深いものがあります。「ジョジョ」もファスナーがなかったら違う展開になっていたかもしれない!

しかしファスナーといえば、とにかく壊れやすいのが玉に瑕なので、是非誰か壊れにくい新型を開発してください……。切実にお願いします。

てなわけで、本日はGoogle先生に教えて貰ったお話でした。それでは、また明日。

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聖なるかなPSP、やってみたけれど……

先日、楽しみにしていた『聖なるかな』PSP版を購入しました(予約チケットを間違えて別のゲームを予約していたという大ポカをやらかしたのですが)! ソフマップさん予約特典版が残っていたので何とか購入。デスクマットと先輩のテレカ付きでした。

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綺麗なデスクマット。正直これが欲しかったので満足。

初回特典版についている2枚組のサントラCDは本当に素晴らしくて、これだけでお金を払った価値があるというもの。作業しながら聞きまくっています。

で、肝心のゲームの中味。これがちょっと残念な感じに……。とりあえず期待していたシナリオの書き直しについては、まだ序盤なのでハッキリしたことは言えませんが、今のところあんまり変わっている感じがしません。望の朴念仁ぶり……というか、不自然なくらい自分への好意「だけ」に鈍感で、トボけたことを言い続けるどうしようもなさとか、サブキャラたちとの小学生の学芸会もかくやというわざとらしいやりとりなど、完全に昔のままで保存されています。漠然と苦痛だった記憶が残っていただけでしたが、鮮明に思い出しました。そうだ、こういう会話だった……。

ただ、ストーリー部分はPC版でアキラメの境地なので仕方ないとしても、PSPになって戦闘が明らかにダメになっています。読み込みが遅い遅い。戦闘アクションがかかるたびにディスクの読み込みが入って、面白いようにゲームが止まります。お陰でテンポ良い戦闘シーンが台無しに。1つの戦闘の中では、同じ行動は記憶されるらしくアクションの度にとまることはないのですが、次の戦闘にはいるとまたやりなおし。私だけの現象でしょうか。

こんだけ重たいならせめてデータインストールさせて欲しいのですが、どこを見てもインストールの文字がありません。結論、インストール不可。というわけで、恐ろしく爽快感が削がれてしまいなかなか進みません。セーブが早いのとコメントが付けられるのは良いのですが、メインの戦闘がこれじゃあなかなかキツイ……。

懐かしさと、なんだかんだでゲームは非常に面白いこと、あと色々設定が付け加わっているらしいこと(まだそこまでいけてないのですが)もあってぼちぼちプレイしていますが、未プレイの人はPC版が良い気がします。さすがに気にしないのは難しいレベルの止まりっぷり。

というわけでまだ途中経過ですが、ちょっと残念かもしれないPSP版なるかなでした。うーん。のんびりやります。

というわけで本日はこれで。また明日。

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レビュー:『かくしデレ』(18禁)

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ひょころー『かくしデレ』(ヒット出版、2012年) ※18禁

エロ漫画のレビューは初めてですね。わるい子のみんな向けです。よい子はみないでネ。

2008年にデビューした、氏の4年ぶんの作品をまとめた単行本。正直あんまり期待してなかったのですが、ビックリするほど良かったです。女の子がかなり可愛らしく、特に2011年以降はぐっと綺麗に。表紙のイラストも良いのですが、中身のほうも負けず劣らず。線がはっきりしていてスッキリした絵なのに、肉感とか質量が薄っぺらになっておらず、基本画力の高さがうかがわれます。カバー裏にある「あとがき」(印刷スペースが無かったらしいです)によれば、デビュー後に「商業誌でコレはいかん」と思い、修行しなおしたとか。なるほど初期と比べると、随分メジャー受けしそうな絵柄に。

ただ、絵もさることながらストーリーが面白い。それほどひねった話ではないけれど、導入・展開・オチとしっかりしています。今回要約をしてみると、凄くやりやすかった。

勿論エロ漫画ですから、それぞれの話で中心となる軸がストーリー漫画のようにばしっと決まっているわけではありません。しかし、魅せたい女の子のキャラクターとシチュエーション、それにあわせた枠組みの固め方が上手だな、という印象。たとえば痴漢ものの「誰恋トレイン」なら、単に痴漢をすればいいとか痴漢を盛り上げるためのシチュエーションを盛り込むだけでなく、「誰か判らない相手に痴漢を迫られる」という部分をうまく絡めて、展開に起伏を付けています。それを最後は、スッキリした落ちにもっていくので、読後感が良い。本巻中唯一、ちょっと暗めの話だった「うわきなトコロ」も、ほどよいダークさに仕上がっていました。ライトコメディで押すという作り手のコンセプトに、「寝取り」のようなシチュエーションですら、その本質的な背徳さを損なわずに引き込んでいるのが見事でした。

上にちらりと書きましたが、和姦中心。というか無理犯りはほとんど無し。ただ、シチュエーション的にはそういうのもうまく取り入れていました。女の子達はどっちかというと巨乳気味で貧乳は無し。ロリ系も1人と、割と成長したキャラがお得意みたいです。掲載雑誌のカラーかもしれないので何とも言えませんが、頭身高め、大人っぽいキャラのほうが生き生きとしていた感じ。

まあ、何にしてもエロいしカワイイし面白いしで、言うこと無し。

後は、収録された各ストーリーがどんなものだったか簡単に紹介して終わりたいと思います。

◆かくしデレ
滝沢家にやってきた、弟・弘明のクラスメートは、ポニーテールがトレードマークの美少女、野ヶ浦ののか。妙に滝沢(兄)に挑発的で突っかかってくる。売り言葉に買い言葉で2人の喧嘩はエスカレート。結局最後は、ののかをベッドで犯すことに……ってあれ、なんでそうなるの?? どうやらののか、滝沢(兄)に惚れていたようで、犯してもらいに来ていた模様。ベッドの上で必死に快感と嬉しさをこらえながら、ツンツン強がってみせる姿が最高にかわいいののか嬢。強がり娘が照れながら悶える姿が好きな人は必見です。

◆誰恋トレイン
残業を終えて帰宅途中の会社員・亮。終電を待つ駅で遭遇したギャル系の可愛い女の子。電車を待つ姿を後ろからのぞき込むと、なんと彼女は痴漢ものの携帯小説を書いていた。しかも彼女は、なぜか亮のことを知っているようで……? 知り合い「らしい」なぞの謎の彼女に請われるまま、亮は「取材」と称した痴漢プレイをすることに。謎のかわいこちゃんと車内で背徳プレイ。燃える展開に、オチもきっちりついてなかなかの良作にしあがっています。

◆いっしょに!
卒業を控え、最後の作品の完成に執念を燃やす漫研部の部長。そんな彼を好きな後輩の副部長・市井ハナ(メガネっ娘)は、去ってしまう部長に寂しさを感じつつ手伝いを申し出る。深夜の部室で互いの想いを告白しあった2人は盛り上がってそのままお楽しみに突入。途中顧問の教師に見つかりそうになりつつも、想いを遂げた2人の行く末やいかに。

◆妹チョコH
容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群のツインテール女・高岡美咲。ただし、性格に難アリ。彼女の義理の兄・高岡誠は日頃から性格の悪い美咲にバカにされ続けてきた。ところが2月14日、バレンタインのムードを嫌って部活をさぼって誠が帰宅すると、誠の部屋で美咲がひとりエッチをお楽しみの真っ最中。驚く誠に、テンパった美咲が勢いで本心を告白して……。ベタベタの展開ですが、それだけに破壊力は高め。ひねらない話でもきっちり仕上げれば楽しめるという好例です。

◆初×初シンドローム
一学年上の黒髪美少女、三橋ちづると付き合いはじめた大樹。期末テストの勉強を見て貰うことになって、彼女がひとり暮らしをするアパートに招かれる。彼女の部屋に招かれてウキウキのはずが、大樹の心を占めるのは学校のイケメン教師、池田先生とちづるが不倫関係にあるという噂。噂の真偽を確かめようと思い切って話を切り出した大樹にちづるは――。タイトル通り、「ウブ」な2人の微笑ましいラブストーリー。「ファーストキスだったのに、大樹君のせいで鼻水の味になっちゃったよ」というセリフが魂を揺さぶります。

◆花と豚と定食と
定食屋チェーンでアルバイトをする巨漢デヴ、鈴木。バイトの帰り道、常連のロリ系花織桜子に、格闘ゲーム「ストリート的ファイティングPortable」(ストポー)で勝負を挑まれる。曰く「これで対戦して私が勝ったらお付き合いしてもらえませんか」。罠か夢か美人局かと疑う鈴木だったが、どうやら本気らしい桜子と勝負。男らしく負けた鈴木は、桜子とHすることになるのですが……。お互い初Hで純愛物語のハズなのに、トロルがロリ魔女を無理犯りしているようにしか見えないのは、私の心が汚れてしまったからなのか。まあ、そんなこんなでアンバランスな2人のお話。ちなみに桜子は、ロリだけど結構胸があります。というかここまでつるぺたキャラいないですね。

◆シス☆コン
ドジで可愛い義妹の結衣。父母が海外旅行に行ったタイミングで、「バージンはおにいちゃんにあげるって決めてたもん!!」と義兄(目つきが悪くてエロゲー大好き)に衝撃の告白。モテなく、さえなく、ひねくれ者の義兄でも、結衣にとってはかっこよくてやさしくてたのもしいお兄ちゃん――。という告白に胸を打たれたのか、エロゲー大好きな義兄的にエロゲーシチュエーションに燃えたのかは定かでないが、そのまま結ばれたきょうだい2人。オチはまんま昼ドラでした。

◆みゆき~漫画道~
部費に窮した漫研部。起死回生を図り、即売会でエロ同人を売ることに。問題は、経験の無いみゆきには何をどう描いて良いか解らないこと。そこで、同じ部でエロ漫画大好きなあゆとエロ漫画合宿をひらくことに。ところがあゆは、他の男子部員たちも合宿に招待して、全員に媚薬を盛る暴挙に。そのまま合宿は大乱交パーティーに発展、というお話。2008年と収録作中で一番古いためか、線も太く、絵柄はちょっと違います。エロシーンの躍動感とかコマ割りは現在に通じるものがあるので、多少の違和感に目をつぶれば充分楽しめる内容。

◆うわきなトコロ
恋人・宗太郎に浮気されたと勘違いした貞淑な美女・梢。動揺と不安で正常な判断を失ったところに変な勢いがついて、宗太郎の友人で大嫌いなチャラ男、英二とラブホへ行くことに。「本番はダメ」という約束のハズが、胸、お尻と責められて蕩けさせられ、とうとう……という話。浮気した宗太郎を怒るより、浮気相手の女性が自分と真逆であることを不安がったり、恋人を想いながら間男に抱かれる梢の描写が秀逸。特に、途中で宗太郎から電話がかかってきてフラフラしながら携帯を取りに行くところはすっごいエロかったです。後味もそこまで悪くなく、これまで体験してきた寝取りものの中でもトップクラスに好きかもしれない。個人的には本巻の中で一番のお気に入り。

◆デレ隠し
最後に載っているおまけカラー漫画。「かくしデレ」の2人が動物園デートに向かう途中、バスの中で盛り上がってしまって途中下車。そのままトイレで一仕事。4Pですが充分起承転結がついていて、ひょころー氏の構成の上手さがにじみ出ている一本です。

ということでまとめでした。販売店舗によってはオリジナルの小冊子が付いているので、目当てで何冊か買うのも良いかも。私はメロンで購入したのですが、とらでも買おうか真剣に悩んでいます。キャラとしては「初×初」のちづる先輩か「かくしデレ」のののか嬢が好きなのですが、漫画的に一番良かったのは「うわきなトコロ」かなあ。引け際も抜群。作風はこの中では異質なのですが、このタイプの話を今後も是非続けて欲しいと思います。

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こんな感じの小冊子が特典でついています。内容は収録作の後日談的エロ漫画。

というわけで本日はこれで。また明日お会いしましょう。あー、明日は月曜日か……。

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《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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