よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

いろいろ違いを痛感した話

gooランキングに先日、「最強のNHKアニメは「これしかない!」と思うものランキング」というのが掲載されていました。結果はご覧の通り。(10位までを引用しましたが、リンク先には45位まで掲示されています)

1位 忍たま乱太郎
2位 おじゃる丸
3位 ふしぎの海のナディア
4位 火の鳥
5位 メジャー
6位 ニルスのふしぎな旅
7位 カードキャプターさくら
8位 おさるのジョージ
9位 バクマン。
10位 十二国記


えっ、マジですか……。いや、どれも有名だし人気があるのはわかる……観たことがないのでわからないのもありますが、まあ大体わかります。わかりますが、私の中の「これぞNHKアニメ!」というイメージと食い違いがありすぎて、しばし愕然といたしました。

私の好きな他の作品でいえば、「電脳コイル」は14位。「アニメ三銃士」は15位(いつでも、心に冒険を!)。「コレクター・ユイ」は35位。おいおい、「モンタナ・ジョーンズ」がいないぞ! と思ったら、43位の「冒険航空会社モンタナ」。これですか……。再放送で名前変わっていたんですね。「青いブリンク」入ってないし、そうかぁ、という感じ。

何より、「ジーンダイバー」が入っていないとは!(笑)

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私の世代ならみんな知ってる(嘘)、名作アニメ『ジーンダイバー』。シンプルながら優れたセンスが光ります。

「ジーンダイバー」というのは、「天才てれびくん」の中の1コーナーとして1994年ごろに放送されたアニメ。世界観や設定には何の関係も無いのですが、実写とアニメを組み合わせるという手法ゆえか、「恐竜惑星」(93年)、「救命戦士ナノセイバー」(97年)とあわせてファンの間では「バーチャル三部作」と呼ばれていました。ある意味NHK(教育)でしかありえないタイプのアニメなので、「最強」かどうかは知らないけれど、NHKらしさは炸裂しています。

「天才てれびくん」は子ども向けの夕方番組で、たしか18時ごろに放送しておりました。当時もう高校生になろうかといういい年をしていたにもかかわらず、このアニメのために録画して見ていました(部活あったので帰れなかったのです)。いや、ホントに面白かったんですよ。いわゆるNHKのお勉強アニメで、進化について勉強(も)できるよ、というのがウリのはずなのですが、その辺の事情は完全にかっとばしたSF設定が素敵でした。

ヒロインは、芳賀唯ちゃん。なんかどっかで聞いたような名前ですね……。当初は「現実世界と仮想世界を行ったり来たり」しながら(つまり、実写の女の子・唯とアニメのユイがかわりばんこに登場するかたちで)進行していたのですが、次第に「バーチャル世界が独立した進化を遂げようとしている」と、完全にバーチャル世界中心にシフトしていきます。要するに、実写の子たちはほとんど出なくなります。たぶん、大人の事情というヤツです。

残酷描写上等、人死に上等と、NHKお子様向けアニメにしては随分頑張った感じだったので二度と日の目を見ることは無いかと危惧していましたが、10年ほど前(2003年)にDVD化されまして、大喜びで予約購入いたしました。

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DVDボックスのパッケージ。真ん中の子が唯ちゃん。左手の黄色いのが相棒兼マスコットのパック。

「ジーンダイバー」の話はどっかでできたらやりたいなぁ。いやあ、「てれびくん」枠だからアニメとしてカウントされていないのかもしれませんが、私の世代は結構見ていたと思うんですけど……ああいうの見て育ったからいまの主流とは違うタイプになっちゃったのかしらん。

まあ、あとはやっぱり納得いかないのが、「CCさくら」ですよ! 7位ですか。7位ですかぁ……。「総務省が公共放送で、日本人をオタクにしようという方針を明確に打ち出した」とまで(主に私の近隣で)大騒ぎだった超有名作品が、野球バカのノゴロー君に負けているだなんて……(ファンの方すみません。メジャー良いアニメですよね)。

NHKといえば萌え御用達、というのは多少歪んだ認識であるにせよ、何かこれじゃない感というか、ううむ、という感覚に襲われるランキングなのでした。ま、gooランキングだからそこまで一般的なものじゃないのかもしれないんですけど。だから、実際にはこのランキング結果が意味するものとか、そういう話には全然興味ありません。単なる話題のネタです、と身も蓋もないバラシ。ランキングに入っていないのでも良い作品がいっぱいあるあたり、さすがNHKさんは半端無いッスね! というオチにしておきます。

とりあえずgooランキングってリサーチ対象がどういう母集団なのか、調べたけどあんまりよくわからなかったので、ご存知の方がいらしたら是非おしえてください。

といったところで本日はこの辺で。また明日、お会いしましょう。それでは。

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すてきなサントラ(カタハネ&ヴァニタス)

先日言っていた、『カタハネ』(新装版)と『ヴァニタスの羊』のサントラが届きました! 凄い豪華で良いです。まだ聴いていないのですが、このパッケージだけで買った甲斐があります。ちなみに向かって一番右端のヴァニタスは、昨日ソフマップ前でサントラ販売を記念して配布されていたイラストカード。

サントラ
物語はココから始まった――寒いギャグじゃないですよ! 公式です!

RococoWorksさんの活動停止は本当に残念でした。こうして最後の仕事を目の当たりにすると、余計にそう思います。言いたいことは後から後から出てくるのですが、今日のところは独り黙して語らず、懐かしい思い出に浸ろうかと。『カタハネ』は本当に良かった……。

飽きっぽい性格の私がどのくらい保つかはさておき、しばらくの間、作業の折のBGMに困ることは無さそう。また、こんな作品と出会えたらいいなぁ。

それでは、本日はこの辺で。また明日お会いしましょう。まだ知らない行く末夢の果て終わりを知らず……。

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新作の引き取りはソフマップ1号店のほうが良い話

ただしくは、「ソフマップアミューズメント館は微妙」という話なのですが、直接そう書くとなんかトゲトゲしいので、やんわりしたタイトルにしました。

駅から近いという理由で、先月からアミューズメント館での予約にしてみたのですが、ぶっちゃけ失敗したなぁと前回思いました。その理由は、とにかく長く待たなくてはならなかったことと、予約引き換えと新作購入が別で面倒なこと。2フロアにわけてレジが設置され、基本的に館内で自足している1号館と違い、アミューズメント館は8階で新作とチケットの交換のみがおこなわれます。なんか複雑な言い方をしていますが、要するにアミューズメント館で予約していた以外の新作が欲しい場合は、別フロアに移動しなければならない、ということです。

予約無しで新作を購入する人にとっては、予約で並ぶ鬱陶しい連中がいなくなるのですから良いと思うのですが、私のように予約ぶん以外にも新作を買おうという人間にはちょっと使いにくい。また、フロアに収まりきらない人数が殺到し、8階まで階段に列がつくられるのがデフォなので、単純に並ぶのが苦痛です。そして、回転速度も遅い。原因は単純にレジの台数もあるのでしょうが、店員さんの不慣れも一つの要因ではないかと思います。1号館のスタッフさんはだいたい毎度同じ人がいらっしゃるうえに、「ケツ」だけで『お尻っ娘ヴィーナス』を持って来る辺り、タダモノではありません。他方アミューズメント館の店員さんは、『この大空に、翼を広げて』と『青空と雲と彼女の恋』を頻繁に間違えるなど、あまりエロゲー慣れしていない様子。私も今日行くのが2度目だったので、たまたま2度ともそういうトラブルが続いただけかもしれませんが。丁度新しいスタッフが入る時期ですしね。

だとしたら、月末の戦場にそんなスタッフが駆り出されているあたり同情を禁じ得ない……のですが、受け取る側からすると知ったこっちゃないので早く回して欲しいというのが本音。あるいは1号館は専門スタッフが揃っているだけに手際も良いだけかもしれません。

ただ、その辺は先月も味わっていたので、そこまで驚くには値しない。今日萎えたのは、新作引換えのレジの出口に、「査定0分」と書かれた買取カウンターが置かれていたこと。

そりゃまあ、現実問題として初回特典目当てで複数購入する人もいる。そういう場合、すぐに現金化できるというのはとてもありがたい措置でしょう。荷物も減りますし。この際ちょっと、中古の販売はどうなのとかそういうことは一旦抜きにして話をしています。

しかし、大多数の人は普通にエロゲーを手に入れるために来ているのだし、待ち望んでいた予約商品を手に取った喜びを胸に帰途につくわけです。それを、何がかなしゅうて売りさばくのを求められなければならないのか。しかも、ひっそりと設置してあるのではなくて大声で呼び込み(いまなら買取お得です!みたいな)もされていて、正直ぇーっておもいました。

中古買取が良いの悪いのという道徳的な話ではなくて、どういえば良いんでしょうね。粋じゃないというか、風情がないというか。美味しいご飯を食べに言ったら、出口の所に「トイレはこちらですよ」って呼び込みがあった感じ。その配慮がありがたい人もいるんでしょうけど、もうちょっと夢見させて欲しいなあと。

あと、アミューズメント館の8Fは本来イベントホールなので、すごく殺風景。ぶっちゃけ何もないです。一応、申し訳程度に特設会場っぽくしてありますが、デモムービーがガンガン流れ、一面エロゲーのポスターとパッケージで埋め尽くされた1号館7Fには勝てない。ホントに事務的にチケットを引き換えて、おしまい。ある意味無駄をそぎ落としたシステムなのかもしれないし、携帯ゲームとかを待ちながらやる人には良いのかなぁ。

スタッフの人も朝早くから頑張ってくださっているのでフォローというわけではありませんが、スピード面以外はほとんど言いがかりにちかい好みの問題。アミューズメント館がどう考えてもダメってわけではなく、私にはあんまり性に合わなかったです。やっぱり1号館が好き。ああ、なら記事のタイトルこれで良かったです。

他の商品を買おうという気にもあまりならないし、階段上り下り疲れるし、今日はちょっと辛いスタートでした。これから新作やりまくって解消したいですね! あと、『ヴァニタスの羊』と『カタハネ』サントラ発売を記念して、無料でイラストカードが配布されていました。ペラい紙かとおもったら、ポストカードみたいにしっかりしているやつで、しかも笛氏の絵がまたとてもよくて、大満足です。これをゲットできただけでまあ、一応朝から秋葉原に赴いた甲斐はありました。

といったところで本日はこれにて。それでは、また明日。

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2012年5月の陣(エロゲー)

さて、毎月恒例、月末金曜日が迫って参りました。

予約分は良いとして、予約していないけれど買うかもしれないソフトについて、うんうん悩む時間です。現在気になっている作品を自分の整理がてらピックアップ。各タイトルにげっちゅ屋さんへのリンクを貼りました(リンク先18禁)。

この大空に、翼をひろげて (PULLTOP)
本命。予約済みです。体験版をプレイした感じでは期待できそう。内容がかなりちゃんとわかる無料体験版が公開されているので、肌に合わない人は買わずに済みます。そういう意味では博打をしないで済む、ユーザーに優しい作品。

冬馬小次郎の探偵FILE ~オペラ座の怪人殺人事件~ (softhouse-seal)
予約はしていませんが、買います。パッケが欲しいですね。非常に面白いか、このゲームが一番の「悲惨な事件」扱いになるかの二択という気がしますが、それも含めて楽しみにしています。『EVE』、『サイファー』、『不確定世界』、『ドM男探偵』に『Holmes!』などなど、探偵ものは好きなので。大昔にActiveさんから出た『ガンブレイズ』みたいな雰囲気を期待していますが、明後日の方向にファールフライ打ち上げてくれても全然構いません。

おしえて☆エッチなレシピ -アナタとワタシのあま~いせいかつ!- (ひよこソフト桃組)
5月期待の抜きゲー枠。体験版アリ。ダマされてもええねん! 惚れたぜ乾杯!

巨乳ファンタジー2 (WAFFLE)
予約済みです。肩の力を抜いて楽しめる、おやくそく成り上がりストーリー。まず間違いなく大ハズレは無いでしょうから、総崩れへの防波堤。5月戦線の殿軍として、大いに期待しています。おっぱいぷるんぷるん。

ベロちゅー! ~コスプレメイドをエロメロしちゃう魔法の舌戯~ (シルキーズ)
サトウユキさんが出ておられないのが残念すぎるけど、色々楽しそうなので期待大。

神がかりクロスハート! (うぃんどみる)
うぃんどみる10周年記念企画。フロントウイングの『グリザイア』と比べると、ターゲットとしている層のちがいがはっきりします。大当たりも大ハズレも無さそうで、安定枠かなという。

ここまでは購入を決めているもの。以下、悩み中のが数本。金銭的にはあと1本……頑張れば2本。

しあわせ家族部 (パープルソフトウェア)
打率2割台前半だけど、ホームランが妙に多くて扱いに困る紫さんの新作。原画の悠樹真琴さんが今作でパープルを退社ということもあり、記念作的な扱いになるのでしょうが、はてさて。ストーリーは、天涯孤独の主人公が「家族部」で日替わりで役を交替しながら、疑似家族を演じるというもの。……学校という「公」の場に私的な家族空間を創るという発想はおもしろそ……なワケがなくて、とにかく正直厭な予感がマッハ。水野春男も真っ青の超特急。体験版もやれてないし、様子見ます。

桜ノーリプライ (onomatope*)
結構派手にCMしていて面白そうだと思っていましたが、ゲーム紹介文、「将来に対して、漠然とした不安と漫然とした日々に希望も持たず」という微妙な日本語の箇所を読んで、にわかに不安になってきました。「甘酸っぱくも、優しい」小さな奇跡、というキャッチフレーズなど、雰囲気を伝えようという意気込みは伝わってくるものの、ものすごくテンプレ的で具体性に欠けるあたりがなんとも……。予約無し。これから間に合えば体験版を1つだけでも終わらせて、余程じゃなければ特攻予定。「OYOYOノーリプライ」状態になっていたらお察し下さい。

白コキ黒コキ ~黒タイツに責められるがそれぐらいでは白ニーソをあきらめない俺~ (アトリエかぐや)
ニーソ好きの私としては買わざるを得ないか、と思っていたのですが、色々見てやめました。まず、サンプル画像で乳が押されてるのはさすがにタイトル考えてどうなのよという話。あと、白ニーと黒タイツの差というよりは、単にヒロインのキャラの違いで勝負しているように見えたから。それなら単なる抜きゲーと変わらない気がします。評判次第では手を伸ばすかもしれませんが、そうならない可能性の方が高そうです。

青空と雲と彼女の恋 (KLEIN)
『DRACU-RIOT!』との競合を避けて発売日をズラしたという評判の作品。『re-laive』、『勇者と彼女』あたりが厳しめだったので当日買いはしないつもりでしたが、話は結構好みにあってそうなので迷いどころ。告白をけんもほろろに断るヒロインの二つ名に「鋼鉄のスカート」と名づける斜め上のセンスには、別方面の面白さを期待してもいいのかもしれません。

大穴で期待しちゃうのは「イブキノキセキ」。いま買う気メーターが急上昇中なのですが、予約は見送ったので特典は残念ながらもらえそうになく。ソフで運が良ければおいてるかな……?

『キミの声がきこえる』や『ドラクリウス』の再販もあり、超大作は見えないけれど、そのぶん中堅で粒が揃っていて、かえって購入作品を迷うところです。いずれにしても、明日が楽しみですね。


【余談1】
実は25日には、『カタハネ』と『ヴァニタスの羊』のサウンドトラックが発売されます。内容の詳細はこちら。※購入手続きについては、サウンドトラック販売ポータルから詳細が見られます。

かなり特殊な状況で発売されることになったので、ご存じない方もおられるかもしれないと思い、一応描いておきました。『カタハネ』はRitaさんの歌う「Alea jacta est!」が大好き。倍プッシュです。

特殊な事情で出ると申し上げた通り、恐らく今後の再販等は無く、この機会を逃すと手に入らないのではないかと言われていますので、関心のあるかたはご購入を検討されてはいかがでしょうか。以上、ステマでした。


【余談2】
この記事を書くにあたって事実関係を確認しておこうと「悠樹真琴」「退社」でグーグル検索をかけたところ、なぜか香港かな? の方の書いておられるッ中文サイトがヒットしました。その中で、悠樹氏のコメントが翻訳されていて(しかもマシン翻訳ではなくて、きちんと指示語の内容を補ったりと、説明しながら翻訳されていました)、なんかちょっと感動しました。私、ヲタ文化の国際化事情にはてんで疎いのですが、中国でも人気の絵師さんなのでしょうか。だとしたら凄いですね。


それでは、今日は早めに失礼して明日への英気を養おうと思います。お疲れさまでした。

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レビュー:『パニックドールズ』

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PC9801版:1996年7月19日
Win版:1998年7月10日
原画:角井陽一
シナリオ:矢部光吉
開発:すたじお実験室
販売:日本プランテック
種別:18禁
ジャンル:ややリアルな美少女調教シミュレーション
※3.5インチ 6枚組
※640KB以上のメインメモリが必要です。
※ハードディスクの空き容量が8メガバイト以上必要です。


押入の整理をしていたら、すごく懐かしいものが出てきたのでご紹介。PC98時代の名作、『パニックドールズ』です。残念ながら箱は無くなっていたので画像はその辺で拾ってきたものですが(左はマニュアルです)、これ1996年。バッチリ覚えています。カクテルソフトの『Piaキャロットへようこそ!!』のPC98版が発売されたのが、同じ年の7月26日。96年6月号のパソコンパラダイス誌は、青髪ショートのアイドルみたいな女の子のキャラ絵が表紙(松原秀典さんが描いておられました)で、これがめちゃめちゃ可愛かった。いま手元になくて画像等でお見せできないのが残念です……。

パソパラは18禁指定も無かったので表紙一目惚れで購入して中身をパラパラめくっていたら、トップ記事が『デリシャスらんちぱっく』と『Piaキャロ』。その他で目に付いたのが、『妖女乱舞』とこの『パニックドールズ』でした。当時から触手成分大好きだったんだなぁ……。

とはいえ残念なことに、まだ18歳になっていなかった私は一日千秋の思いで誕生日を待ち望み、日付が変わったその日に地元だと誰かに見つかったら恥ずかしいという思いから電車で約20分はなれた加古川(兵庫県)にある遊コンにおもむき、そこで『Piaキャロ』を購入したのです…………。

『パニックドールズ』どこいったんだよっていう話ですが、1年待っている間に店頭から消えていました。・゚・(ノД`)・゚・。 あと、当時からエロゲーはだいたい8800円定価。学生あがりの我が身には高すぎて、そんなホイホイ買えるものでもなかった。あとぶっちゃけ、他にやるべきゲームが多すぎた。『ドラゴンナイト4』や『遺作』、『同級生』などelfの主要な作品は教養としておさめておくべし、という雰囲気がありましたし、同じく96年にはLeafから『雫』が発売され、一部地域では非常な盛り上がりをみせていました。丁度、Windows95への移行期だったこともあり、そんな激流の中で、変身ヒロインモノという当時としてはニッチなジャンルは忘却の彼方へとおきざられていったのでしょう。
余談ですが同じ年、戦隊系ヒロインエロゲーのはしりとして有名な『聖少女戦隊レイカーズ』の最終作、『聖少女戦隊レイカーズ3』も発売されていました。攻略記事を見ながら、「乳でけーな……」と感心したことを覚えています。やはりこちらも、売上は伸び悩んだ模様。後にWin版が発売されて、それを購入しましたが、結構面白かったです。
で、なんか96年の終わりには『鬼畜王ランス』発売とか色々あって大騒ぎ。私もすっかり『パニックドールズ』のことなんて忘れていたのですが、これがなんとビックリ、98年にWin版としてリメイクされたんですよ! やったねぱうぱう~♪

というわけで、発売されると同時、Win版のほうを購入いたしまして、やりました。ヤりました。犯りました。まあ、なんでもいいんですが、とりあえずこう、野生に帰ったかのように毎日遊びまして、ぶっちゃけやりすぎてすぐに飽きたんですが、とても満足いたしました。

ゲームの内容は「ややリアルな美少女調教シミュレーション」。ただ、いわゆる調教モノではありません。迷宮型のMAPに召喚したモンスターを配置し、トラップに誘い込んだりしながら、「パニックドールズ」という変身ヒロインたちを倒して捕縛する、というもの。「ドールズ」たちは勝手に動き回り、放っておくと主人公の所属する悪の秘密結社「マヴゥ」を壊滅させるので、動きのパターンを見極め、うまいこと誘導する作業を楽しむゲームです。

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ゲーム画面。このMAPで動き回るドールズたちを誘導します。

今で言うと『巣作りドラゴン』とかの系列に近いかな。というよりは、コンシューマでテクモの『刻命館』を連想する人が多いですか、多分。

『刻命館』も1996年の7月発売ですから、『刻命館』とタメをはるゲーム! などと当時私の友人(年上)は言っておりましたが、『パニックドールズ』にはダンジョンをカスタムするようなアイディアは無かったので、実際にプレイした感覚としては、『レミングス』とかに近かったです。

ヒロインは、フェニックスローズ(赤いの)、タイガーリリー(白いの)、トータスチェリー(青いの。なぜ陸亀……)に、彼女らの上官である銀河警察のエージェント、マスター・ドラグーン。まあドラグーン(龍川)さんは戦闘には参加しません。怪我してたんだったかな。学校でフラフラしてるのを主人公に良いようにコマされるサービスキャラ的役回りでした。

冒頭の選択肢群で「はい」の回数が多いと鬼畜モード、「いいえ」の回数が多いとラブラブモードでゲームが進行します。基本モンスターは完全な噛ませ犬で瞬殺されるんですが(50種類近くいたはず)、時々H能力を持ったのとかがいて、うまく当てるとHイベントが発生したり捕獲できたりします。ローズがサイクロプスみたいなのに宙づりにされて下から……とか、主人公バラード様とHより、どっちかっていうとモンスターのHイベントが良かったです。

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「着せ替えモード」など当時としては比較的斬新なサービスモードも搭載。

さすがにマイナーゲーすぎるかと思っていたのですが、こちらこちらでとりあげられているなど、ネット上ではそんなにマイナーでも無い様子。意外と人気があったのでしょうか。まあ、結構面白かったんですよね。ゲームパート。

ストーリー部分に関しては、上記サイト様でも言及されていますが、割と破綻気味です。いや、一応きちんとした一本の物語になってはいるのですが、「悪の秘密結社マヴゥ本部の最上階をめざし」と言ってるのに本部は地下にあったり、調教の設定がマニュアルと違ったり。この辺はさすがに私も「ぇー?」と首を傾げたものです。そもそも「パニックドールズ」ってヒロイン達をパニックにして人形にするというコンセプトでつけられた名前だったと思うのですが、それが戦隊ヒロインの名前で良いのかという……。あれ、でも相手をパニックにするからこの名前になったんでしたっけ。作中なんか説明されていた気がしないでもないですが、細かいところは忘れてしまいました。でもヒロインたちのコードネームから考えると、「アニマル戦隊フラワーズ」あたりが妥当ですよね。

原画は角井陽一さん。『ヤマモト・ヨーコ』のようなコミカライズのほうが有名でしょうか。良いイラストを描かれる方です。大好きでした。あと、開発が「すたじお実験室」ときいて「おおっ!」と思われた方もおられるでしょうか。先に挙げた「パソコンパラダイス」誌で「学園トライアングル」という読者投稿企画をやったり、あとは『ばにぃはんたぁ零』、『ぷりんせす・でんじゃあ』、『くるみちゃん・にんじゃあ』などの大変個性的で楽しい作品群を出しておられた、名スタッフ揃いの会社。『ぷりんせす』や『ばにぃはんたぁ』は『クロノクルセイド』の森山大輔(森山犬)氏が原画をしておられました。

メインメモリ(コンベンショナルメモリ)640KB解放とか懐かしくて涙がでそう。Win版でプレイしたのでDOSの苦痛は味わわずに済みましたが、戯画のゲームとか、メインメモリあけるのが本当に大変でした。「DOSプロンプトは切れ」というエロゲーマーの鉄則を久々に思い出して背筋を悪寒が。

容量8メガバイト、3.5インチフロッピーというのも時代を感じます。今となっては古くさいだけの作品かもしれませんが、ちょっと週末にでも折を見て再プレイしてみようかな。ああ、でも今週末は新作ラッシュ……。なんて間の悪い。・゚・(ノД`)・゚・。 いや、新作ラッシュにむけて押入整理していたから必然だったのかもしれませんが。

でもそのうち再プレイしたいです。今やったらどんな感想になるのか、怖いような楽しみなような。

というわけで八割くらい思い出話の記事でした。それでは、また明日。

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《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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