よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

弥生晦日の戦い

2012年3月30日、それは過酷なるエロゲーデスマーチ始まりの日であった……。

というわけで、お昼前くらいに秋葉原へおもむき、予約していたエロゲーの類を購入して参りました。お目当ては、ゆずソフト期待の新作『DRACU-RIOT!』、地域制圧型SLGと大槍葦人氏の絵が話題を呼んだ天狐『英雄戦姫』。そして、ヴァンパイアものなのに完全にドラクリオットに食われた形となったTriangle『ヴァンパイアクルセイダーズ』の3本。基本は全部ソフマップ。『英雄戦姫』は、タペストリーとテレカも欲しかったので、メッセサンオーで2本目を購入しました。余るぶんのソフトは、例の如く布教用に。

『&』とかその辺も検討していたのですが、どうもピンと来なかったので回避。かわりに評判の良い『水の都の洋菓子店』を購入。青山ゆかり&金田まひるという強力タッグですし。メッセサンオーに初回特典テレカつきのが残っていたのはラッキーでした。テレカの表面が独特の手触りで面白いです。

さて、『ドラクリオット』の人気が圧倒的。12時過ぎにはソフマップで一般販売の特典が切れていました。一般販売ぶんが少なかった可能性もあるのですが、それにしても見ている限り予約者のほうが多かったのに、わずか2、3時間で品切れとは。まあ当日の13時頃には紙風船さんで5000円台の未開封新品が販売されていたりもしましたが、店舗特典目当てだろうがなんだろうがそれだけ本数がはけている=もりあがっていると考えれば、凄いことでしょう。ソフマップには、ドラクリオットのキャラTシャツを着て並んでいる人もちらほら見うけられ、キャンペーンとコマーシャルの成功ぶりがはっきりと目に見えました。

あと、とにかく初回特典がデカいことも良い宣伝。B2サイズのお風呂ポスターは多くの場合鞄に入りきらず(私は入りきる鞄で行きましたが)、みんなちらっと袋から先が見える状態で歩いている。普段なら「あー、またポスター買った奴が歩いてるな」くらいで済むのですが、今日に限ってはそんな人がダース単位で秋葉大通りを歩き回っているわけです。これは目立つ。道行く人は珍しそうに視線を送っているし、興味があったけど買わなかったという人なら、『DRACU-RIOT!』のポスターだと一発で判る(色とかで)。私も経験がありますが、そうやってたくさんの人が買っているのを間近で見ると、妙に欲しくなってくるんですよね。実際、予約していなかった人が大量に買いに来たから、速攻特典もハケたわけですし、かなりの集客効果があったのではないでしょうか。店頭配布していたメッセージペーパーも、普通のペラペラの紙ではなく、結構しっかりした厚紙で2種類。割と目立っていました。

まだゲームやってないのでこれでハズれていたら目も当てられないのですが、コマーシャルとしては当日の販売戦略も含めて結構成功しているなあ、という感じ。気合いの入り方も半端無いし、楽しい気分でプレイすれば評価も良くなるでしょう。『のーぶる☆わーくす』の成功を即座に起爆剤に切り替えるあたり、商売上手だなあという感じがします。

とりあえず今日はお祭り気分の中に身を浸せて楽しい一日でした。またコツコツ新作をやっていくことにしましょう。

それでは、また明日。皆さま良いエロゲーライフをお送りください。

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レビュー+攻略『性狂育 ~モンスターペアレントの理不尽な要求~』

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タイトル:『性狂育 ~モンスターペアレントの理不尽な要求~』(CLOCKUP/2012年3月23日)
原画:りゅうき夕海/シナリオ:不二川“でぇすて”巴人、穂波衛一
公式:http://entacom.org/clockup/product/seikyouiku/index.html
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無し
定価:8800円
評価:D(A~E)


安くなっていたので衝動買いしました。速攻終わりました。拙文は批評空間さまに投稿しておりますので、ご関心があれば上記リンクよりご覧下さい。……しかし、低得点つけたのに反応を頂いてしまい、ありがたいですがメーカーさんに悪いかなとか、複雑な気分。まあ、7000円ぶんの怨みということで勘弁していただきましょうか。

こちらは感想を反省して、もうちょっと参考にできる話を書きます。多分。できるだけ。

▼攻略
選択肢は基本3箇所。斎藤母娘ルートにいくと、選択肢が追加で出ます。〈選択肢1〉と〈選択肢2〉は、それぞれ「美南に助けを求める」と「ちほりを気遣う」をチョイス。CGの差分については、中/外出し等で埋めてください。シーンは以下の選択肢で全部埋まります。

〈選択肢1〉
美南に助けを求める →美南フラグON
自分で何とかする →選ぶ必要なし

〈選択肢2〉
ちほりを気遣う → 斎藤母娘フラグON
見て見ぬふりをする →選ぶ必要なし


〈選択肢3〉
自分で何とかする → 理彩ED
美南先生に相談する → 美南ED
斎藤さんに相談する → 斎藤母娘ルート

〈選択肢4〉(斎藤母娘ルートのみ
奈々里を気にかける → 奈々里ED
奈々里のことは考えない → ちほりED

●備考
CG数: 差分込812枚、差分無54(理彩29、美南11、ちほり6、奈々里8)
シーン数: 62(理彩24、美南14、ちほり13、奈々里11)
属性
 理彩:処女。陥没乳首。おっとり系。恋人あり。寝取られあり。
 美南:処女。強気系。マゾ。
 奈々里:処女。ロリ枠。犬。ソロ少なめ。
 ちほり:人妻。寝取られあり。貧乳。3P多め。

▼雑感
以前紹介した『プリーズ・レ○プミー』(◆感想)のエッジの効き方と比べると、やっぱり格落ちする感じは否めませんでした。そもそもモンスターペアレントというのは、こんな甘っちょろくないです。その手の本でも読んで貰えばわかりますが、「おたくの学校の桜が今年は咲がよくない。それもこれも、生活指導が悪いからだ」とか、「野良犬が多いのはお前の学校の生徒が給食を残して犬にやるからだ」というような、とんでもない理屈で学校にクレームをつける人。モンペさんたちは、クレームを付けることが生き甲斐であり目標なので、代替手段によってみたされたりはしません。この作品の道夫さんなんかは人間のクズですが、その意味ではモンペじゃない。だからどうしたって話ですが、まあ『レイプミー』と比べると、世相に切り込んだ感じが無かった、ということです。

ということで普通に抜きゲーとしての話になるのですが、正直どうなのかなあ、という感じ。シーン数自体はそんなに少ないわけではない。けれど差分無しCGのほうが少ないことからも判るとおり、CGそのまま使い回してテキストだけ変えたシーンというのが結構あります。丁寧な抜き系作品だと、1シーンの中で何枚もCGが変わるのでCGのほうが多くなるので、この辺は「手抜き」と見られても仕方がない。もちろん差し引いても充分な量のHシーンは確保してありますが、ちょっと残念でした。

視点は、基本理彩の一人称。時々入れ替わります。シチュエーションは、快感系・羞恥系がメイン。お尻もあり。ただ、寝取られ(理彩には恋人がいます)、輪姦まで用意。縛ったり叩いたりという苦痛系は少数で、メインではありません。パターンはまんべんなく用意してあるものの、コスチュームのバリエーションは少なめ。学園ものにありがちな、体操服が無かったのはどうなのかという……。

テキストの分量はそこそこ多い。しかし、ストーリーがしっかりしているかというとそうでもなし。ぶっちゃけ、キャラはOHPのキャラ紹介に書いてある説明から特に深まったりしません。新しい性格の発見とかはなく、淡々と状況描写とエロシーンが積み重なるだけ。全キャラ、H2回くらいで速攻堕ちてブヒブヒ言い出すので、プロセスを楽しむこともあまりできず。そのぶん濃厚なエッチシーンだったとも言えますが、それなら低価格作品みたいにエロを数珠繋ぎにしてくれたらいいので、フルプライスとしては物足りなさを感じました。

別に質が低いわけではありません。ただ、高くもない。くわえてターゲットとするユーザー=狙いを絞り切れていないと思います。4人というヒロイン数は決して多くないので、ある程度属性を絞ってユーザーに訴えざるを得ないと思うのですが、ヒロインのラインアップはバラバラ。全員扱いが均等というわけではなく、明らかに理彩が優遇されているのですが、かといって理彩に複数EDがあるほどプッシュされているわけでもない。

陥没乳首で巨乳のおっとり系教師を堕とす、という路線で絞って押すなら、もう迷わず理彩に他の倍以上のスペースをとってもよかったと思うし、そうしないならもっとまんべんなく力をいれるべきでしょう。属性の満足度という意味では一点突破型の低価格作品に勝てないし、幅広い客層に満足を与えるという意味では、ヒロイン多数の作品に勝てない。いかにも中途半端という印象でした。プレイ時間もフルプライスにしては物足りない。

テキストに癖は少ないし(可もなく不可も無し)、グラフィックはクロックアップさんだけあってかなり綺麗。標準以上のクオリティは保っていると思います。ただ、上に述べてきたような理由により、絵が気に入ったとかキャラが気に入ったとか、巨乳先生属性持ちなどストライクゾーン高めに来た、というのでなければ無理にお薦めはしません。

そんなわけで、本日はこの辺で。それではまた明日。

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レビュー:『LOVELY×C∧TION APPEND LIFE/MARCH』

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『LOVELY×C∧TION APPEND LIFE/MARCH』
公式サイトリンク
配信:2012年3月14日

というわけで、『LOVELY CATION』のアペンド、3月が配信されました。23日には「イチャラブボイスCD」も発売され、絶好調、という感じ。「イチャラブボイスCD」については、ゆず茶さんのサイト「すときゃすてぃくす」さん、3月23日の記事でも紹介されていました。

ゆず茶さんがおっしゃっているとおり、「Love'n Love'n♪」(by月岡三朝・CV:まきいづみ)は破壊力満点! 作中のあの曲に歌が付いているので、ゲームをプレイされた方は、必聴です。プレイしていなくても溶けると思います。ちなみに、当然私もタペストリー付きのを予約購入。お部屋のインテリアとして早速飾りました。

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こんな感じです。

そしてタペストリーをじっくりと見て気づいたのですが、瀬良先生、メガネとってるじゃないですか!? 私的には好みなのですが、「緑メガネ」として人気投票でも上位だったのに、全国のメガネ瀬良ファンは大丈夫なのでしょうか。それだけが心配……。

▼アペンドの話
さて、アペンド3月。今回の終わり方を見れば判りますが、おそらく由仁と綾の配信はこれで終わりになると思います。二人とも、ちょうどつきあい始めてから一年が経ち、新しい生活が始まる……というかたちで物語は終了。最後にオマケのCGとメッセージが掲載される、というEDになっていたからです。おそらくこの流れで、瀬良、優希、三朝も来月で終了でしょう。ゲーム発売が6月だったし、もしかしたら一周年ということで五月には最後に全員セットの何かが配信されるかもしれないなー、してほしいなー、などと期待していますが、とりあえずは一旦これでお別れになりそうな気配。寂しい(´・ω・`)

いやまあでも、ゲームが終わってから、まさかこんなに長い間彼女たちとつきあえるとは思ってもいなかったですし、しかもリアルタイムと並行でイベント(今回3月14日配信の二人は、ホワイトデーネタでした。綾はこたつの守護者《ガーディアン》化していましたが)も味わえて、本当に良かったです。「ゲームの恋人」とは名ばかりの作品が多い中、こんなにサービス満点で遊び心も持たせたパッチ配布をしてくれた作品が、かつてあったでしょうか、いや無い(反語)。

私(と、あえて言います。いわせてー)とヒロイン(綾・由仁)の幸せな現在と、きっと幸せだろう未来が予感される、とても素晴らしいパッチでした。特に、綾はよかった。なにこの主人公のかっこよさ。あ、主人公って言っちゃった。でも、こんなにかっこいいのは私じゃありえないので、主人公でいいです。

とにかく、こんな作品を送り出してくださった暁WORKS-響-さんに、最大級の感謝を。まだ4月のパッチが残っていますが、それも堪能したあと、改めて感想を書こうと思います。批評空間さんに投稿したやつも、点数UPしようか迷うレベル。良いとか悪いとか、面白いとか面白くないとか、そういう話ではなく、この世界とキャラたちが好きになれる、そういう作品でした。4月のパッチに期待しつつ、本日はこれまで。

楽しい気分でまた明日!

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レビュー:『ぜったい猟域☆セックス・ロワイアル!! ~無人島犯し合いバトル~』

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タイトル:『ぜったい猟域☆セックス・ロワイアル!! ~無人島犯し合いバトル~』(softhouse-seal GRANDEE/2012年3月23日)
原画:2-G、あにぃ、show/シナリオ:水無月セツオ、上遠乃きつぐ
公式:http://softhouse-seal.com/product/g-003/index.html
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無
定価:8800円
評価:C(A~E)


批評空間さまにて、感想を投稿しております。内容について興味のある方は、上記リンクから拙文をご覧下さい。

▼攻略
書くのが非常に面倒なので省略! すみません……。ただ、それほど難しいことはなく、ひたすら1キャラ追跡、中か外か(勝利条件)をテキストで確認していれば問題ないはずです。先生とのHは、その日の勝負に負けると「特訓」してくれます。梗子、蛍、菫の3人は残念ながら個別EDなし。時速70kmで高速飛行する、空飛ぶチ●コことセバスチャンも、あんまり出番がありませんでした。残念。

▼雑感
書きたいことは感想のほうで書いてしまいました。まあ、何というか非常に惜しい作品であると同時に、sealブランドのある意味はっきりした課題を突きつけた作品だったと思います。課題というのは、「ネタ」以外の部分でどれだけ魅力を出せるか、という部分ですね。持続力がない、という言い方をしましたが、あながち的外れでもないと思います。爆発力のあるギャグとネタでスタートダッシュをするし、それをフルプライスぶん続けることはできることは証明されたのですが、最初がトップスピードなのであとは頑張っても勢いが萎んでいくだけ。さすがに延々ギャグだと飽きます。30分番組だと面白かったバラエティが、120分スペシャルで同じことを延々やっているとつまらなく思えてくるのと同じ原理。特にsealのように「落差」で勝負するギャグのところは、「落ちた」状態がデフォルトになってくるとしんどいですね。

そうなると、どこかでメリハリをいれるか、別の動力(ユーザーを作品にひきつける要素)が必要となりますが、前者をとる選択肢はほとんど無い。なぜなら、メリハリなんぞつけようものなら、ユーザーが正気に返ってしまい、折角おバカなノリで盛り上げたボルテージを下げてしまうから。できれば、ギャグのほうは一本調子で行きたい。

となると後者、別の魅力を出すしかない。エロで押す、という手はあるのですが、現状でも結構完成されたエロを誇っているので、これ以上の底上げというのはなかなか考えにくい。というか、エロは完全に個人の趣向に依るところが多いので、どんなクソゲーでもお気に入りキャラのものすごいエロがあればやってしまいますし、その逆も然り。そう考えると、エロで底上げというのはあまり現実的ではない。

そこで、sealブランドが四苦八苦していたゲーム性を導入するか、シナリオ的に魅力を付けるか、という話になるのでしょう。そう考えると最近のsealさんは自分たちの行き先を見定めた上で、殻を破ろうとしていたのかもしれません。だとすると、勤勉なsealブランドのこと、そのうち私達をあっと言わせるような画期的なシステムを開発してくれるかもしれない、そんな風にも思います。

ただ、本作に関して言えば少々熱意が空回り。セックスバトルは『最終痴漢電車』のようにやりがいもなく、単に適当にクリックしていれば終わる作業。中盤以降は単なる邪魔になるので、ボタン一発でバトルに自動勝利/敗北できるような工夫が欲しかったところです。それがあれば、ゲームパートが邪魔に感じることは無かったでしょう。牽引力にもなりませんが……。

どうすれば牽引する力になるか、ということに関しては、もちろんはっきりしたことは言えないのですが、たとえば蓄積要素を増やす。落とし切った女の子を仲間的に使えるようにして、3Pイベントを増やすとか、主人公の経験値が増えて使える技が多くなると、見られるイベントが変わるとか、そういう要素があればゲームパートにやりがいが出たと思います。難度を高くする、というのも考えたのですが、抜きゲーで変にゲームが難しいと却って不人気の場合もありますから。ただ、脱衣麻雀などの経験上、理不尽なくらい強い相手のほうが実際倒したとき燃えるので、もうちょっと難しくても良かったかなとは思います。

批評空間さんでは、「バトルファック」「セックスバトル」ものという観点から非常に面白い感想を投稿しておられる方もおられました。たとえば、mezamashiさんや、houtengagekiさんのものがそれです。お二人とも同人業界に精通しておられ、「バトルファック」ものへの並々ならぬ愛と知識を感じられます。なるほど、そういう視点でみると負けシーンの不足やルールの不統一、というところが目に付いてきます。

「先入観が過ぎるかも」とhoutengagekiさんがおっしゃっていますが、それはそうかもしれません。実際、本作にバトルファック(セックスバトル)ものを期待しなかった人もいると思います。公式のジャンルは「犯るか、犯られるかの犯し合いロワイヤルADV」という、意味の分からないジャンル区分であり、そもそも同人界で流通している「バトルファック」ものを出すという意志があったのかどうかまず判りません。また、「バトルファック」ものを出すつもりだったとしても、それがお二人の言っておられる内容でなければならぬ、ということも無いでしょう。

とはいえ、「バトルファック」ものを出すつもりが無かったのなら非常に紛らわしい名前ですし、狙ってあえて違う路線の「バトルファック」ものを出したなら、既存のファンからこのような誹りを受けるのは至極当然であり、それを納得させるだけの説得力を作品に持たせられなかった時点で、本作は失敗ということになると思います。その意味で、お二人のような指摘は的を射ている。

ただ、ジャンル区分にそれほど関心がなかった、あるいは知らなかった人にとっては本作は単なる「ゲームっぽい何か」がひっついたADVであり、実際問題そういう視点で評価される可能性も少なからずあるのではないかと思います。ですので私のほうは、「プロ」の視点ではなく素人の視点で、フツーのADVとして評価をしました。結論は、やっぱり「微妙」ということになったのですが。

sealブランドの「らしさ」は非常に出ていたし、良くも悪くもギャグに特化した潔い作品なので、ブランドのファンなら買って損無し、そうでなくてもひとしきりは楽しめると思います。やった後、何かが残るかと言われれば何も残りそうにありませんが、そういう後腐れの無さも良いところと考えれば、味わいがいのある一品かもしれません。

というわけで、本日はこれで。では、また明日。

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レビュー:『超光戦隊ジャスティスブレイドZERO』

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タイトル:『超光戦隊ジャスティスブレイドZERO ~大首領の敵は大首領~』(MAIKA/2012年3月23日)
原画:パパイヤ純,桜ロマ子,椋木尋,沖田つばさ,ハセガワトオル/シナリオ:実験機八号,たまごやき工場長,めたるex8
公式:http://www.media-box.ne.jp/line/JB_ZERO/top.html
批評空間レビュー投稿:済 → ネタバレ無
定価:8800円
評価:B(A~E)


批評空間さまにて、感想を投稿しております。内容について興味のある方は、上記リンクから拙文をご覧下さい。

▼攻略
攻略については、基本一本道……というか間違った選択肢を選ぶとBADEND直行なので、省略します。普通にプレイしていればCG、回想とも全部埋まります。終盤の調教は、Hシーンの音楽が変わってラブラブイベントがくり返されるまで、同じキャラを選び続ければOK。ただ、現時点(2012年3月26日)で一部回想シーンが正常表示されない場合があります。

▼雑感
「ジャスティスブレイド」シリーズも、とうとう4作目。『NOZOKI魔』と並ぶMAIKAの看板シリーズになった感がありますが、積み重なっていよいよ良くなってきました。MAIKAブランドのテキストといえば、

ごりゅゅん、ごりゅりゅぅぅんっっ・・・! ぎしっ! ぎしぎしぎしぃぃぃっ! おあはははぁぁぁんっ・・・! あおおおおおおおんっ・・・! ――くわはははああああぁぁぁぁぁーーんっ・・・!

みたいなHシーンが最初の頃はもの凄いインパクトでしたが、最近はもう何とも思わなくなりました。慣れって怖いです。まあ、『姫騎士』シリーズとか他にもスゴいのが出てますしね。

本作は、「続く!」的に終わった前作(『JB3』)の続編であり、『JB1』ときちんとストーリーを繋げたという意味では古参のファン向けであり、逆に本作をやればこれまでのシリーズがざっと飲み込めるという意味では新規ファン獲得にも向いているという、なかなか気の利いた構成。問題は、この手の企画モノっぽいローカル列車に途中から乗ってくる人がどのくらい居るのかというところだとは思いますが、変身ヒロインものはそこまでニッチな市場でも無いから、多少の集客は期待できるのでしょうか。

特典の、「ジャスティスブレイド大全」は正直、ちょっと期待はずれ。もうちょっといろんなデータがあるのを期待したのですが、ネタバレを恐れてか、本当に申し訳程度のオマケでした。ただ、設定とか絵の細部に凄くこだわっているということは伝わってきて、シリーズファンには満足できるものだったかと思います。どうもシリーズが続くのか、これで一段落なのか良くわかりませんが、次はソルディバンの2が予定されているということで、期待したいです。ソルディバンのほうが人数少ないぶん、一人頭のHシーンが濃くなって好みなので。

投稿感想のほうでも触れましたが、この作品は戦隊モノを戦隊ヒロインものとしてエロゲー用にチューンナップした作品であり、大量に盛り込まれた「お約束」の連鎖で構成されているのが特長です。その意味では戦隊モノのお約束文化を理解している人向けで、様式美をわかればわかるだけ楽しめるネタが散りばめてある、という具合。

凌辱色が濃いというかほとんど凌辱・洗脳というHシーンの傾向も相俟って一般向けとは言いづらいですが、この手のが好きな人には笑いもエロも高レベルでまとまっていて、割とお薦めできるかなと思います。私としては、前作のほうが好みでしたが(ラシェットちゃんマジ天使)、人妻からロリ幼女まで、幅広くフォローしている本作はまさに戦隊モノとエロゲーの王道の夢の競演。作品の真髄とは変わったパターンを用意することでも、有名な素材を用意することでもなく、素材を深く理解し、愛情もって作品に仕上げることだという、良いお手本ではないでしょうか。

……しぐれ隊員の出番、もうちょっと欲しかったですけど。

というわけで、本日はこの辺で。また明日、お会いしましょう。

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《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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