よい子わるい子ふつうの子2(仮)

18禁PCゲームをメインに、ラノベや漫画についてもダラダラ話を書きます。長文多いです。

集団行動のトレーニング

何かの観光にきていたのか、制服姿の学生集団が、東京駅の地下あたりで集まって、先生に怒られていました。

私はどちらかといえば集団で一律同じ行動をしましょう、みたいなのが苦手だったし、あまり意味もないと思っていました。昔は。どうせ、言うことを聞かせたい学校の思惑によるものじゃないか、と。軍隊にでも入るなら必要なこともあるのでしょうが、何十人、何百人という学生に画一的な動作を強いることにいまいち意味を見いだせませんでした。

しかし、災害時の避難やコミケの整列など、世の中には意外と集団行動の必要性が高い場面が多いし、そういうところできちんとした動きができるのは、学校で「訓練」を行うからなんだなーというのが、最近ようやっとわかってきた感じがあります。

集団行動が絶対の善ではないけれど、集団行動もできないと立ち行かないことは多い。学校教育でそれをやるのは、非常に実用的なスキルの習得のように思えています。全体主義的な、集団の利益こそが何より優先される、という思想は必要ありませんが、自分と集団のバランスをとるトレーニングみたいなものは必要で、現状それは、学校がいちばん適当な場所なのかなと、そんなことを考えていました。

ほんとかよ……?

なんかもうワクワクもしませんけれど……。

▼「映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は2020年公開 特報解禁」(ねとらぼエンタ)
 映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(本来は右縦線が太字)」の特報が7月20日、全国の劇場で解禁されました。特報によると、2020年公開予定。2007年に始まった「新劇場版」シリーズがついに完結します。

ほんとにでるんですかねぇ。まあ、時期がそのとおりになるかどうかは別として、終わらせる段階に入ったのは事実なんでしょうか。何にしても、最近はオウム事件も麻原氏の刑罰執行でひと区切りみたいなところがありますし、時代に区切りがつきはじめてる感がするなぁ。

やといどめ。

派遣切りというか、正社員回避の雇い止めみたいな話が出ています。

 ▼「ベテラン派遣切り横行 「3年超せば正社員」回避か 9月「義務化」前に“雇い止め”相次ぐ」(西日本新聞)
 改正労働者派遣法の施行から9月30日で3年を迎えるのを前に、ベテランの派遣社員を中心に「雇い止め」に遭うケースが相次いでいる。改正法では、同じ職場で働くのは最長3年で、超える場合は派遣元が派遣先に直接雇用を依頼する-などの雇用安定措置が義務化された。その義務が発生する前に契約を解除すれば、企業側は高待遇の正社員などに登用しなくて済む。労働者側からは「法の趣旨に反する派遣切りだ」と批判が出ている。

 大分県内の製造会社に勤めていた40代のAさんは、専門書類の作成業務を15年以上担ってきた。今年2月、契約は夏までと告げられた。3カ月更新で働いてきて、法改正から2年9カ月での雇い止め。あと1回更新すれば、希望していた正社員への道が開けるはずだっただけに「十数年を無駄にした」と肩を落とす。

 同じ会社で秘書として10年勤めるBさん(42)も今夏で雇い止めになった。仕事量は正社員と同等で残業もこなしてきたが、時給は1030円。昇給は10年で10円だった。次の仕事を探すため、前倒しで春に退職を願い出たが、上司には「ちゃんと引き継がないと正社員の新人がかわいそう」と聞き入れられなかった。

 法改正は派遣労働者のキャリアアップなどを目的としている。ただ、派遣元から直接雇用を依頼される派遣先にとって、受け入れは努力義務にとどまるため、当初から実現の可能性は低いと指摘されてきた。

 労働問題に詳しい井下顕弁護士(福岡市)は、9月末までに2人のようなケースがさらに増えるとみており、「派遣社員を切り捨てないための改正だったはずなのに、大量の派遣切りにつながっている。ただ、違法とはいえず、間接雇用の救済措置も少ない」と指摘する。

 弁護士らでつくる「非正規労働者の権利実現全国会議」(堺市)は昨年9月から、派遣労働者を対象にアンケートを実施。5月12日までに95人から回答があり、うち43件は「法律を言い訳に雇い止めになった」などの相談だったという。事務局は「既に諦めている人も多いのではないか。声を寄せてほしい」と呼び掛ける。

ただこれ、私の調査不足かもしれませんけれども、確か「正社員」にしろというんじゃなくて単年契約やめろ、みたいな話だった気がするんですけれど、どうなんでしょう。

今回の件で発生している「雇い止め」が実際にどのくらいなのか、43件という数字が多いのか少ないのか、そのへんもよくわからないけれど、「雇い止めがいっぱい出てきてひどい!」みたいな流れができているのはどうなのかなーと思います。

というのは、実際私がいま働いているところでは、今回の法律をタテにとって何人かの非正規雇用の人を正社員か準社員にするよう組合がかけあい、成功していたりもするからです。権利を訴える側からすれば、ある程度の線引きができたことでやりやすくなった側面もあるといえばあると思うんですよね。

「もっと実効性のあるルールつくれ」というのはわかりますけれども、この改正自体がマイナスだ、みたいな話にまで広げちゃうのは悪手ではないかなーという気がしています。
 

発売日未定?

エロゲーといえば、「発売延期」が風物詩みたいなところがあります。

先日、『未来ラジオと人工鳩』の発売延期をネタにした看板が微妙に物議を醸しておりましたが(その後、体験版のできのほうが話題になってどこかに飛んだ感)、なんというかメーカーさんもユーザー側も、「延期はしゃーない」みたいなところは若干あり、それがおおらかでいいことなのか、ふつうにわるいことなのかはちゃんと考えておくべきだとも思っています。まあ、普通に考えて良いことであるわけはないんですけども。

jinkobato

そんな中、下のような記事を見かけました。

 ▼「「近日発売」はアウト!?ドイツで発売日未確定での予約販売が禁止―消費者保護団体の訴訟が認められる」(GamePark)
これは、ドイツの消費者保護団体が行った提訴が発端(当初はドイツの小売Media MarktとサムスンのGalaxy S6がきっかけだった)となったもので、裁判の結果、リリース日未確定状態での予約販売が「ビデオゲーム」を含め禁止になりました。また、ミュンヘン高等裁判所は、「消費者は予約購入後、いつ配送されるのかを知るべきである」としています。

国内でも、2018年中や2019年春、または近日発売予定といった、非常にざっくりとしたリリース時期が示されることがありますが、この判決によりドイツのゲーマーたちは、発売日に関する悩みを減らすことはできるのでしょうか。

また、この動きを受けた他国の動向も気になるところですが、Eurogamerは、イギリスでは発売日が確定していなくとも、問題なく予約ができる、と伝えています。

海外でのことではありますが、注目すべきは「リリース日」のような情報とその確度が消費者の権利として認められている、という点です。

海外でやってるから偉いわけでもないし、ドイツと日本の社会制度、文化的背景が必ずしも一致するとは限りません。また、発売日延期云々の話とは、厳密には問題にしていることがずれているのでここで取り上げるのは若干我田引水かなぁという気もします。

とはいえ、発売日がわからないことによって被る消費者の具体的な損失というのが勘案されなくても、商品の製造過程や原材料などと同様に「消費者が知るべきこと」の1つに発売日が含まれているのだ――上の話が、つきつめるとそういう解釈で良いのだとすれば、これはなかなかおもしろいように思います。

実際、たとえばエロゲーの発売日が2ヶ月遅れたことで具体的にどういう損害がでるかといわれれば、きちんと定量的に示すのは難しい。使うはずだったお金はそのままとっておけばいいし、スケジュールの調整みたいな話にしても積みゲーがどんだけあるんだいとか、有給や何やを使ってまで調整してプレイしている作品がどれだけあるのかっていう話になります。

発売日を延期すれば製作コストもかかるからクオリティが相対的に落ちるだとか、生産ラインのスケジュール管理がしっかりしていないから駄メーカーなんだとかいうことも言えますけれど、それにしたって発売延期がもたらす直接的な被害というわけではありません。 その意味で、「まあまあ、発売延期くらいでンな目くじらたてなくてもいいじゃん」という層がいることも、わからなくはないんですよね。

ただ、そういう態度は消費者の権利を侵害するという意味で不誠実なのだということをバシっと言っちゃう国・社会があるというのが今回の話なのかなと。それに乗っかれば、やっぱり発売延期についてはあんまり寛容でなくても良い気がします。不寛容すぎる必要もないとは思いますけれども。

『シルキーズプラス5周年記念豪華BOX』予約キャンペーン当選していた話。

タイトルどおりですが、あじ秋刀魚さんのサイン色紙当選してました。『バタフライシーカー』の、早乙女羽矢でご出演されてます。暴言と傘が武器のお嬢さんですね。

haya

あじ秋刀魚さん、個人的に凄いファンだし(たしか、『キスアト』の有紗あたりから良さに気づいた記憶が)、羽矢は『バタフライシーカー』の情報公開されたときからお気に入りのキャラだったので、ダブルで嬉しいです。あ、あと応援しているメーカーであるシルプラさんの記念の色紙をいただけたというのも嬉しいんで、トリプルかな。

gahaku

ともあれそんなわけで、とてもラッキーでした。画伯、シルプラさん、ありがとうございました。大事に飾っておきたいと思います!
《自己紹介》

エロゲーマーです。「ErogameScape -エロゲー批評空間-」様でレビューを投稿中。新着レビューのページは以下。
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